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バイヤーへの道コミュの日本が誇るユニクロの優位性と弱点

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日本で最も売上の高いユニクロを運営しているファーストリテイリングのオペレーションは非常にユニークなものがあります。ユニクロも最も強い点は、素材と縫法がしっかりしている点です。また、生産価格を極力抑えている点も優れています。この強みを発揮するために数々の秘策を行っています。
一つ目は、低価格を維持する為に、ほぼ独占的に大手繊維メーカー契約して、大量にオーダーを出しています。パーチャスパワーを最大限に生かしています。
二つ目は、製品化する際にすべて、白色で製品化を行い、白色で在庫をキープします。そのシーズンの色や各店舗の色毎の売上を性格に把握して、白色の在庫に色を付けて出荷します。そのために流行色の違いに左右されず、売れ残りのリスクを最小限に回避しています。
三つ目は、製品の出来上がりのチェックを非常に細かく行うことによって、品質を高めています。
四つ目は、下着等のファッション性の低いもので、粗利を稼いでいます。流行性の高いものと低いもののバランスが取れている点もかれらの強みです。

ザラやH&Mとは、対照的な戦略をとっているといえます。

唯一、欠点があるとすれば、今回海外に進出した事によって、生産体制での不備が出てくる可能性があることです。ユニクロ自体は、工場を持っていないですが、外注している大手繊維メーカーの生産能力(キャパシティー)が追いつかなくなった時に、品質面での位不備が出てくる可能性があるかもしれません。他の繊維メーカー等にも、外注はできますが、分散する事によるパーチャスパワーの低下と品質面での不統一等が出てくる可能性もあります。そこをどのように乗り切れるかも今後のユニクロの対応次第だと思います。ユニクロの生命線は、品質高さと価格にあります。この部分は海外でも非常に高い評価を得ています。この品質を保ち続ける限りは、インド等のアジアを含め、非常に高い可能性があります。ユニクロの今後に期待したいと思います。

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