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玉葱コミュのたまねぎ栄養

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■玉葱(たまねぎ)の栄養・効能
●玉ねぎは野菜の中で最も糖質が多く、果糖、ブドウ糖、ショ糖がほぼ同量ずつ含まれます。糖類はほとんどがエネルギー源として消費されます。

●カリウム、亜鉛、リン、ビタミンB1、B2、Cなどを含みますが、栄養素として期待できるほどではありません。

●特筆すべき成分は、玉ねぎの刺激成分である硫化アリルなどのイオウ化合物です。硫化アリルは非常に揮発性の高い成分で、玉ねぎを切った時に涙がでるのはこの成分が原因です。硫化アリルは加熱すると非常に糖度の高いプロピルメルカプタンという物質に変化します。玉ねぎを加熱すると甘くなるのはこのためです。

●高血圧や糖尿病に
硫化アリルは動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があります。最近よく言われる「血液がさらさらに」というのはこの効果です。この作用で、高血圧、糖尿病、動脈硬化、脳血栓、脳梗塞などの予防に効果があります。

●疲労回復、精神安定に
硫化アリルはビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留め、ビタミンB1の吸収を促進するはたらきがあります。ビタミンB1は、糖質を素早くエネルギーに変える栄養素で、不足すると、疲労、食欲不信、不眠、イライラなどの症状がおこります。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉やハム、かつお、大豆などなので、これらと一緒に料理すると上記症状の予防に効果大です。

●栄養成分「ケルセチン」と「ブロメライン」
この2つは一般的にはあまり聞かない名前かもしれませんが、実はとても身近な栄養素なんですよ。
ケルセチンは、玉ねぎに最も多く含まれているフラボノイドで主に抗酸化作用があります。血行を促進し、目・鼻の粘膜を安定させ、花粉症や喘息などのアレルギー症状を抑えるために有効な、天然の抗アレルギー物質です。ブロメラインは、パイナップルに多く含まれる植物性酵素で、抗酸化物質・抗炎症性分として働きます。また、消化酵素の代用として消化を促進して消化器系の働きを助けてくれるものです。食欲のないときや胃もたれが続くときに効果的な成分です。




●食欲増進に
硫化アリルは、胃の消化液の分泌を高め、胃のはたらきを改善し、食欲を増進させる作用があります。

●硫化アリルは、アミンという肉や魚の生臭みの成分と反応し、生臭みを緩和します。また、「西洋のかつお節」と呼ばれるほど、旨み成分であるグルタミンが多く含まれ、肉や魚料理をおいしくしてくれます。

●硫化アリルには強い殺菌力があります。辛みの強い玉ねぎほど傷みにくく、病害虫に強いのはこのためです。

●硫化アリルは、加熱により消失しますので、上記の効果を期待する場合には、生食するのが一番良い方法です。ただし、これらの化合物は、玉ねぎ内に含まれる酵素の作用により、熱に強い成分に変質します。玉ねぎを炒めるなど、火を通す調理に使う場合は、切ったあと1時間ほど放置したあとで火にかけると良いでしょう。

●硫化アリルは水溶性ですので、水にさらすと大半が流れ出てしまいます。辛みは酢を使ってやわらげるといいでしょう。

●がん予防に
玉ねぎにはケルセチンというポリフェノール成分が含まれています。ケルセチンは、特に外皮に多く含まれています。ケルセチンには抗酸化作用があり、がんや老化などの活性酸素が引き起こす病害の予防になります。また、ケルセチンには体内に摂取した脂肪の吸収を抑制するはたらきがあり、ダイエットにも有効です。

■玉葱(たまねぎ)の民間療法
●かぜの初期症状に
玉ねぎには発汗作用や解熱作用があり、玉ねぎをたっぷりと使ったスープや味噌汁を飲んで布団に入ると、汗がドンドン出て熱が下がります。また、咳(せき)や痰(たん)をしずめる効果があると言われ、玉ねぎの絞り汁を5〜6倍にお湯で薄めてうがいをすると症状が緩和されます

●高血圧に
玉ねぎの皮を煎じて飲むと、高血圧によく効き、また毛細血管を丈夫にします。飲みつづけると1週間ぐらいで効果があらわれます。


●不眠解消に
玉ねぎの揮発成分は神経を安定させるのに役立ちます。よくきざんだ生玉ねぎをガーゼに包んで枕もとに置いて寝ると安眠に効果があります。

●その他、生玉ねぎを食べると利尿、便秘、虫下しに効果があると言われています。

■玉葱(たまねぎ)の歴史・由来
●原産地は中央アジアから地中海沿岸に至るあたりとされています。

●栽培の歴史は古く、古代エジプトやメソポタミア文明の昔から始まっていたといわれています。

●エジプトのピラミッド建設に従事した労働者の給料は玉ねぎで支払われたという説もあり、人夫たちが腰に玉ねぎやニンニクをぶら下げている姿が壁画に描かれています。重労働に耐えるための強壮剤として用いられました。

●エジプトからヨーロッパ各地に早くから伝わり、肉や魚料理に合うために16世紀頃には広く普及しました。

●日本には1770年代に南蛮船によって長崎に持ち込まれましたが、すぐには普及しませんでした。日本ではねぎが普及していて玉ねぎの入りこむ余地がなかったからです。

●本格的に栽培されたのは明治時代からです。明治始めに導入された数多くの西洋野菜の中で最も早く定着しました。

●アメリカから導入された種子が北海道の札幌農学校で栽培に成功して札幌黄が生まれ、ついで大阪の泉州で泉州黄が作られたのを機に全国で広く栽培されるようになりました。第二次世界大戦以降は急速に消費量が伸びました。

■玉葱(たまねぎ)の豆知識
●玉ねぎの語源
英語の[onion]は、ラテン語で真珠を意味する[unio]に由来します。玉ねぎの薬効が広く認められていて、真珠のように神秘的なパワーを持つと信じられていたためだと言われています。

●食べているところは茎?根?
玉ねぎは茎や根の部分を食べていると思っている人が多いのですが、実は葉の部分を食べているのです。葉の下の部分が成長と共に厚みを増し、重なり合って球形になったものです。この部分は、1枚ずつはがすと魚の鱗(うろこ)のようになるので、鱗葉(りんよう)と呼ばれています。

●日本で普及した理由
明治時代、日本で玉ねぎが導入された頃は、なかなか一般には普及しませんでした。ところが明治初期に関西地方にコレラが発生し、玉ねぎはコレラに効き目がある、と言う噂が広がり、言わばその薬効が買われて爆発的に売れたのが普及のきっかけになったのです。

●犬に玉ねぎをあげてはダメって本当?
犬や猫などほとんどの動物は、玉ねぎが体内に入ると、その成分のイオウ化合物が中毒を引き起こし、血液中の赤血球が破壊されます。そのため溶血性貧血となり、ひどいときは死んでしまうことも。愛犬や愛猫には絶対に食べさせないように。
不思議なことに、人間には赤血球の破壊を防ぐ物質があるので、玉ねぎを食べても大丈夫なのです。

●玉ねぎは芽も食べられる
じゃがいもとは違い、玉ねぎは芽も食用になります。芽がでてしまったら、芽の下1cmのところを切って小鉢などに水を張った上にのせてみましょう。どんどん芽がのびて緑色になったら食べごろです。味噌汁やそばなどにちょっとした薬味として使えますので試してみてください。

コメント(2)

ケルセチンの抗酸化を利用したお茶、 たまねぎの皮茶っていう製品がありました。なんだか捨てちゃうようなものなのに、、高級っぽい。。へ〜ってかんじ。

きくのかなぁ〜。

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