coupe & open : cabrioletコミュの日産、GT-Rの12年モデルを発売

日産自動車は"GT-R"の12年モデルを11月24日に発売すると発表

　12年モデルでは、エンジンの効率アップにより最高出力と燃費を同時に向上させたほか、サスペンションの左右非対称セッティングなどにより、速さやドライビングプレジャー、乗り心地のさらなる向上が図られた

　まずエンジンは、エンジンの効率を高めることで、最高出力550ps/6400rpmと従来比で20psのパワーアップを実現したうえで、燃費を従来の8.6km/Lから8.7km/L（JC08モード）へと向上させた

　またエンジン出力の向上に伴い、エンジンルーム後部、ダッシュパネル周辺を中心に強化し、より運転操作へのレスポンスと限界域での踏ん張り感を向上させるなどの改良も施された。

　サスペンションには、新たに"左右非対称セッティング"が導入

　モデル別の改良点としては、Premium editionとEGOISTにNCCB（ニッサン・カーボン・セラミック・ブレーキ）をメーカーオプションで設定。またよりスパルタンな走りを楽しみたいユーザーのために、Pure editionにカスタマイズオプション"For TRACK PACK"が新たに設定。この"For TRACK PACK"では、NordRingと共同開発した専用サスペンション、ブレーキ冷却用エアガイド（フロント、リヤ）、レイズ製アルミ鍛造ホイール（ブラッククオーツクロームカラーコート）、カーボン製エアダクト付きフロントスポイラーをセットで装備したもの。さらに軽量化のために2シーター化し、ドライバーの身体をシートクロスのグリップ力でサポートする新開発の専用ハイグリップファブリック・本革コンビシートも採用

GT-R Pure edition：869万4000円
GT-R Black edition：947万1000円
GT-R Premium edition：961万8000円
GT-R EGOIST：1500万300円