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素敵な喫茶店コミュの軽井沢のサッチモ

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 軽井沢に行った。軽井沢に入ったのは8月20日の昼過ぎ。 素敵な喫茶店を求めて、車でうろついていたが、見つけたのが、南軽井沢のサッチモという店である。43号線のローソンの角を入り、車で2,3分の所にある。
このサッチモ、サカモトという店の愛称であるようだ。店の看板にはっきりとSAKAMOTOと書いてある。


 このお店はジャズ喫茶であるようだ。入ると、ジャズではないが、ベサメムーチョを誰が歌っているのか知らないが、この歌が部屋に流れていた。小さな店で、外のベランダも席があるが、10名程度で一杯になる感じであった。 



お店の主人がゆったりとした方で、白のワイシャツに黒いズボンを穿いて、ノーベル賞を受賞された東大の小柴昌俊さんに似たような人である。 名前は吉野というらしい。


 壁には様々なLPレコードのジャケットなどが掲げられていた。一枚はキングレコードのシャンソン歌手の高英男、江利チエミ、中原美紗緒、ペギー葉山の若いころのセピア色の写真があった。


 常連の方一人も加わり、昼過ぎの店で、僕と三人で色々と話をした。

この常連の人、開催中の軽井沢の骨董祭りで、鑿を買った。それを三人で眺めながら、色々話をしていた。ジャズの話はしなかった。

ソフビの話
1) 吉野さんは、この骨董祭でソフビを買った。
2) ソフビとはソフトビニールの略で、仮面ライダーなどの人形をビニールで作ったものだ。レアなソフビはマニアの間では高値で取引されているらしい。吉野さんが買ったのは、ウルトラファイト20体である。値段は失念したが、安く買えたらしい。親戚の方のコレクターに譲ったという。
3) この常連さん、美術の方面の人で、円谷プロでアルバイトをしたという。撮影用のゴジラの彩色を担当し、またその中に入って撮影に参加したという。このゴジラは大人が一人入って、操作できるほどの大きさであったという。

猿のこと
1) 軽井沢には猿が出没するという。
2) 大きいものでは、人間位の大きさのものになり、人を恐れないという。
3) この喫茶店の隣のブチックに猿が侵入して、女性用のパンツとか、台無しにされたという。

キャビン・ローストブレンドのこと
1) 吉野さんが風変わりなタバコを吸っていたので、聞くと、それはJTのキャビン・ローストブレンドであるという。2009年4月から販売開始されたものである。珈琲に合うタバコということで、サイトの説明では「こんがり焦がしたような茶色のグラデーション。味わい深さを感じさせるフィルターが、キャビン・ローストブレンドの香ばしさをさらに引き立てる。たばこを一本取り出した瞬間に、『香ばしい時間』がゆっくりと広がっていきます。」となっている。
2) このタバコにはキャンペーンとして賞品プレゼントがあるという。タバコのケースの一部を20枚集めて、送ると抽選で真空管のアンプがあたるという。
3) 吉野さん、この真空管のアンプ欲しくてしようがないから、何箱もキャビン・ローストブレンドを買っているという。まだ、当選していないらしい。
4) このジャズ喫茶の店内に、真空管のラジオがあった。これはかなり古いもので、今でも現役であるという。フレームが木であるから、年代物であるらしい。父(?)から譲られたものだという。

弓道の話:
1) 吉野さんは、信越化学に以前勤めておられた。弓道部におられ、大会に何度も出られた由。
2) 弦は麻の糸を数本捩って作るという。弦は空打ちすると切れるらしい。
3) 弓を打つ時は、右手で離す時の瞬間、左手(ゆんで)を少し緩めるという。すると、弓の糸は外側から丸い軌道を描いて、手を外側から回ってくる。このゆんでの緩めることをしないと、しなった糸が左手の腕を直撃し、怪我をするという。また、耳を削がれるリスクもあるという。
4) 和弓の威力は鋭く、人の頭がい骨を貫通するほどの威力だ。信越化学の弓道部の練習場で、的の向こう側が食道で、何度かその食道の料理人が的の後ろを歩いていたという。その時に運悪く、的の上を矢が飛び、この料理人の頭の近くを通ったという。射た人は、「死ぬ」と叫んだという。なんとか悲劇は避けられたが、何度かこうしたことがあったという。
5) 弓の作法は、的に向かって、順番に射ていくが、四人が後ろに順番に並ぶ。ここで、順番で待つ人は、独特の坐り方をする。両足の親指を立てて、坐る。これがきついという。何故、こうした坐り方をするかと言えば、吉野さん曰く、これは武士が敵に襲われて時、直ぐに立ち上がれるためだという。四人が順番に射ていくと、最後尾の人は40分近く、この姿勢で待つという。これが厳しいらしい。

喫茶店のお隣のブティックの女主人が裏口から顔を見せられて、僕にも「コンニチワ」と挨拶された。素敵なマダムという感じ、常連さんとも飲み友達のようである。このマダムと常連さん、吉野さん、そしてここに居ない俳優さんを含む何人かの写真が雑誌かなんかの記事に写真に一緒に写っていて、それが店内の壁にかかっていた。

1時間半ほどここで過ごし、軽井沢にまた来た時はサッチモに行こうと思った。

Jazz House サッチモ
0267・48・1273  

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