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CAN(韓国)コミュの(必ずお読みください) 2003厚生年金LIVEレポ "Good time is spring"

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2003年3月、新宿の厚生年金会館ホールで行なわれたCANのライヴレポート。 どうしても書かずにいられなくなって、帰宅するなり一気に書き上げました。 最初腰抜け外交さんサイトのBBSにアップしたものに若干の手直し・情報追加を入れてここに再アップします。 行間から彼等の汗を感じてください。
(う〜ん微妙に今と文体が違うなあ)



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『キングOFつっこみどころ』 こと 『俺達のロックの証言(あかし)』 こと CAN の熱気(あせ)と男気(ダンディズム)を感じに、新宿のライヴハウス「厚生年金」まで行って来ました。 

『絶句という名のブラックホールがもしこの世にあるならば、それは君の美しさか、CANのギグだろう』 と詠ったのはアポリネールかランボオだったか忘れましたが、その言葉も決して大げさではない、つっこめてつっこめてきりが無い、奴等のステージが、確かにあの夜おいらを呑み込んだんだ。 

Good time is spring ..

少し遅れて新宿に着くと、明治通りではCANが来たせいか一足早く桜の花も満開で花見客がごったがえし、CANのイメージカラーである濃いえんじ色の風船が町中に飛び交っていました(嘘)。

既に「お嫁サンバ」のカヴァ「秘密の想い出」が始まっている中(これは2曲目で、オープニングは昔の小ヒット曲(?)「親不孝者が泣いています」だった模様)、当日券を風の様にゲットしてフロアに入ると、満員! 二階席も一杯なのが音で分かりますが何故か左右端の縦5列分ぐらいの座席だけ全部がら空き。 そしてステージ左に大きなモニタースクリーンがまるでドームコンサートの様に! お客さんの顔もバンバン映ります。 しかしデカすぎて会場のサイズとアンバランス!!

そしてみんな、韓国TVでよく見る通り、「風船」やペンライト(全体が光るヤツ)などを振り回して応援。 噂通り女子人気が高いらしく、客のほぼ7割ぐらいが若い女性。 在日韓国人がほとんどらしいためか日本の標準より長身の女子が目立つ。 何気なお洒落さん多し。 特に仕事で写真を撮りに来てたフォトグラファーのお姉さん、貴女(キミ) はなかなかハクいスケとお見受けしたぜ。 そういやギグの最中にやたら通路を歩き回ったり会場から出入りする客が多かったけど、その中にもSugarやDejavuのメンバーにいそうなアイドルぽい女のコもちらほらと。

で、肝心のおっさん二人の方ですが、31歳(2003年当時)のイ・ジョンウォンの方は写真で見るよりすっきりして格好いいイケオジ(40歳ぐらいに見える)風なんだけど、問題のまだ29歳のペ・ギソンの方が。。 どう見ても新宿ゴールデン街で飲んだくれてる五十路(いそじ)間近の弱小出版社のロックな編集者と言った雰囲気で、いやあ想像以上のむさくるしさ爆発!! このおっさんがいかにもお約束の黒の革ジャンをちょっとはだけて黒のタンクトップから出た腕をのぞかせる「チラリズム」をやるだけで女子達がキャーキャーさわぐのは一体どうした事か!?!?  あと彼の悪い癖で、気が付くとお尻振り振りや腰振りダンスをやってんだけどその度に女子達の歓声と笑い声が。前の席の女子2人なんか。奴がちょっとヘンな動きを見せたり変な顔をしたりする度にゲラゲラでかい声で笑い転げてました。でもキャーキャー歓声も確実に多い。

2曲目もJカヴァでサザンASの「旅姿七人衆」(っていうタイトルだったかな?)。 これはやっぱり名バラードですね。 
3曲目でやっとオリジナル曲、昔のアルバムからのミディアム曲でタイトルはたしか「FOREVER」か「GOOD BYE」とかそんな感じだったと思う(うろ憶え上等!)、ステージ左の巨大スクリーンに当時のMVが映るんだけど、これが別人みたいに若いの!
昔から金髪だったジョンウォンがちょっとGacktっぽいのはなんとなく納得だけど、ギソンが「ぎりぎりアイドルと呼べなくもない」風情だったのはそれだけでゆうこりんびっくり。
MVによると彼は昔はギターも担当してたらしいですね。 そのせいか彼はしきりにステージでも「ギターをかきならすポーズ」をやるんだよね、例によって顔をゆがめて左右に降りながら。 それがまたたんまらなくおっさん臭くって。。。
4曲目が「FOREVER LOVE」(X-JPNのとは異曲)っていうバラードだったかな。 (ってゆっかこれ3曲目と混同??) 

客席にいたTubeの前田亘輝氏(すっかり太ってヨッちゃん状態)を「恩人だぜ」と紹介したり、「歌手(カス)って、日本語だと「カス(チッコギ)」の意味になるんだよねえ」とか、最近太っちゃってさあ(ここでギソンの腹部がスクリーンに大写し)とか随所におもしろトークを交えながら、

いきなり「メドレーをやります。」と言って始まったのがなんとコステロの、というか彼がカヴァして有名になった"SHE"。 これは意外な選曲をと思ったら2曲目がロネッツの"Be My Baby"(独裁者つながりでフィルとサダムを引っ掛けたか? ← 後でヨンでこれなんのボケかと思ったら、丁度第二次湾岸戦争が始まってサダム・フセインがまだブイブイ大言壮語してた頃なんだよね)、3曲目に聞き憶えのある割と最近のアメリカン・ロックのヒット曲を持って来て(後で調べたらメタリカだった)、最後は「君の瞳に恋してる」! この曲をライヴで聴いたのは去年ベガスでのフランキー・ヴァリ本人のステージ、それも一列目ほぼど真ん中(自慢しても自慢しきれないです)、そして去年初体験だったフジロックのPET SHOP BOYS以来。 まさかCANのギグでも聴けるとは、長生きはしてみるもんですな。

メドレーが終わった途端ギソンが何やら叫んで遂に革ジャンを脱ぎ捨てた! 
ついでにグラサンも投げ捨てた! そして「ロックの固まりだぜ」みたいな音が爆裂(バースト)! 五分刈りに黒いタンクトップ(というかランニングというか)のほとんど山下清状態のギソンがおにぎりの代わりにマイクを掴み、ステージ上段に仁王立ちしてギンギンに歌いまくるその姿は、はっきり言ってめちゃくちゃ変(笑)!
ああ、このシーンを是非腰抜け外交さんに見せてあげたかった 。。 とハートの底からあの時は思いました。 もし見てたら翌朝は夢精してた事間違い無し(いい意味で)。

ここで唐突に前半終了。 おもむろにゲスト・コーナーへ(笑)。
おぼっちゃん風歌手(むしろ俳優で有名)チョン・テウがありがちという名のラヴバラードを歌い上げ、ラッパーDigiryがありがちというジャンルのラップを2曲披露。 K-POPSの弱い部分ばかり凝縮して見せられた感じで正直言ってこの二人でちょっとテンション下がったけど、後ろの席にいた女子二人はこのラッパーのファンだったらしく(ゲストに来る事は知らなかったみたい)
「ディギリダァ、ディギリダァ」とまるでスキャットマン・ジョンのスキャットの様にしきりに騒いでました。(ちなみにこの「ダ」は日本語ではなくて韓国語。「○○イムニダ」のカジュアルな形「○○イダ」の「イ」が省略された形)


がやがやハーフタイム。


後半キックオフ! 
バンドが何故か「マイ・ジェネレーション」のイントロを演奏する中、エルヴィス姿のギソンが登場。 なんだこの意外な組み合わせは!!
しかしエルヴィスルック自体はもう気が遠くなる程ありがちで吐き気がする程むさ苦しくて逆に嬉しい限り。 一気にテンションが盛りかえします。
例の白いヒラヒラ付コスチュームで歌うは一曲目が「ハウンッド・ドッグ」、続いて高速スカパンクにアレンジされた「好きにならずにいられない」(これはなかなか音楽としてカッコ良かった)、続いて「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」、「バーニング・ラヴ」とベガスィーな曲が続き、最後はしっとりと「やさしく愛して」。
続くジョンウォンのソロコーナー(バラードばかり)はちょっと退屈で、雨の日の加護亜依ちゃんにでもなった気分(意味不明)。 やっぱCANは笑わせてナンボだっしょ、みたいな。 

ここでなんと、スポンサーであるNTTコミュニケーションズの(韓国人の)おじさん(こちらは50ぐらいの本当のおじさん)が登場。 チケットの席番号で豪華プレゼントの抽選会をやりますだと!
おいらは急いで当日券買ったんで間に合わなくてダメだったんだけど、チケットの半券に自分の名前を書いて渡して、それをCANの二人が箱の中から無作為に選んで、
「S席14列37番のパク・スカトロ氏!(注:そんな長い名前は韓国人には普通いない)とシャウトすると、当選したお客さんがおもむろに立ち上がってステージまで
出て行き、景品をもらう、いう嗜好。 「辛拉麺(シンラーミョン)」やLGの電子レンジ、そして日本国内&ソウルまでの旅行など。 二位の日本国内旅行が日本人に当たっちゃった時は一瞬ヤベッと思ったけどみなさんあたたかい拍手で迎えてくださってほっといたしました。司会者もその時だけは日本語で「おめてっとうっこっじゃぃます。」と。  一位のソウルまでの旅は無事在日韓国人の若い女性の手に渡りました。 自分のすぐ近くの人だったのでどっきり。 

「いとしのエリー」の達者な日本語カヴァなどもありつつ、いよいよギグも終盤戦! 「オジャパメン」にそっくりなイントロの、だけどマイナーキーでもっとハードなフィールの「カッコいいオジャパメン」みたいな曲が始まった! 場内は再び総立ち! この曲マジカッコエエわ、アルバム買っちゃおっかな、と思う瞬間がそこに。 (後にこの曲は韓国ポップクラシックの定番、「アパトゥ」である事が分かった。 キムゴンモもイントロをガラリと変えてカヴァ。)  
後で分かったんだけどこのあたりは韓國曲のカヴァメドレーだったんだね。


「さて、いよいよ最後の曲です」 二人がステージ上段に登り、眩しい火柱が噴き出す!! そして日本人には昔からおなじみのあのイントロが、、
♪ チャララッ チャララッ チャララーラッ
Tube「ガラスのメモリーズ」カヴァー 「我が人生の春は往く。。」 が始まった!
巨大スクリーンにはあの、ギソンのむさ苦しさ爆裂のMVまでシンクロして映される。 どっちを見たらいいんだ(笑)! ギグはずっと盛り上がってたけど、この曲になると爆発の度合いが違うね。 ちょっと取って付けたかの様でもあるけど唐突に猛烈なラスト・スパート。 みんな揃ってサビの大合唱が凄い!! これは確かにこの前のストーンズよりも熱い(これほんと)。

「最後の曲」が終わると、いや本当は終わる前からぞろぞろと帰り始める客の多いこと多いこと。 おいおい盛り上がってんじゃなかったのか(笑)??
帰る客が大勢いる中、一方では「アンコール・アンコール(援交・援交と聞こえる)」の大合唱という二極分裂の異様な雰囲気の中、、戻って来ましたおっさん二人!!
そしてゆったり系のあまり印象に残らない曲を一曲だけやってあっさり退散。 客電が付くと流れ出した曲は 。。。。 



な、なんとロッバート・ジョンソンの曲が次から次へと(実話っすよ)!  一体何のために 。。  しかし場に合わな過ぎ。。    最後の最後の大オチに腰が抜けたぜ!




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