ロシア映画以外でロシアの俳優が出演している映画の情報トピックです。
◎「魔笛」（2006 イギリス） 新宿・テアトルタイムズスクエア他でロードショー公開中
ケネス・プラナー監督がモーツァルトのオペラを映画化した作品です。
夜の女王役にリューボフ・ペトロヴァ（公式サイトの表記）が出演しています。俳優ではありませんが、ノーヴァヤ・オペラ出身のソプラノ歌手です。
夜の女王の美しさと強さ、アリアでは憎しみを見事に表現していました。
http://
◎「魔笛」（2006 イギリス） 新宿・テアトルタイムズスクエア他でロードショー公開中
ケネス・プラナー監督がモーツァルトのオペラを映画化した作品です。
夜の女王役にリューボフ・ペトロヴァ（公式サイトの表記）が出演しています。俳優ではありませんが、ノーヴァヤ・オペラ出身のソプラノ歌手です。
夜の女王の美しさと強さ、アリアでは憎しみを見事に表現していました。
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コメント(91)
「カティンの森」を観ました。
セルゲイ・ガルマシュは、49で後遺症患者さんが紹介しているように、主人公の妻と娘を助けるポポフ少佐を演じています。
ソ連軍による虐殺を描いていて、よく出られたと思いますが、タブーだった事件をアンジェイ・ワイダが正面から取り上げた作品は、モスクワでの上映でも評価されたそうです。
それにしても岩波ホールのパンフレットは、キャストにセルゲイ・ガルマシュの名前さえないし、採録シナリオには「ロシア人大尉」と間違って書いています。ひどい扱いです。
「シャネル＆ストラビンスキー」も観ました。
ストラビンスキーを演じたマッツ・ミケルセンはデンマーク人ですが、家族同士の会話はロシア語なので、がんばってしゃべっていました。
妻を演じたエレーナ・モロゾヴァのほか、セルゲイ・ディアギレフ役を演じるグリゴリイ・マヌコフなど何人かのロシア人俳優が出ていたようです。マヌコフはモスクワの出身で、「イースト/ウェスト 遥かなる祖国」（1999）に出演していました。
セルゲイ・ガルマシュは、49で後遺症患者さんが紹介しているように、主人公の妻と娘を助けるポポフ少佐を演じています。
ソ連軍による虐殺を描いていて、よく出られたと思いますが、タブーだった事件をアンジェイ・ワイダが正面から取り上げた作品は、モスクワでの上映でも評価されたそうです。
それにしても岩波ホールのパンフレットは、キャストにセルゲイ・ガルマシュの名前さえないし、採録シナリオには「ロシア人大尉」と間違って書いています。ひどい扱いです。
「シャネル＆ストラビンスキー」も観ました。
ストラビンスキーを演じたマッツ・ミケルセンはデンマーク人ですが、家族同士の会話はロシア語なので、がんばってしゃべっていました。
妻を演じたエレーナ・モロゾヴァのほか、セルゲイ・ディアギレフ役を演じるグリゴリイ・マヌコフなど何人かのロシア人俳優が出ていたようです。マヌコフはモスクワの出身で、「イースト/ウェスト 遥かなる祖国」（1999）に出演していました。
フランス映画「オーケストラ！」（2009）が4月17日（土）より、渋谷ル・シネマ、シネスイッチ銀座など全国ロードショー公開されます。
ニセのボリショイ交響楽団がパリに乗り込み、コンサートを開くという話なので、ロシア人の俳優も多数出演します。
主演のアレクセイ・グシコフ（写真左）――1958年生まれ。「タンカーアタック」（DVD、2007）、劇場公開された「ストリートレーサー」（2008）に出演。
ドミトリー・ナザロフ――1957年生まれ。「黄金の仔牛」（2005）に出演。
ヴァシリー・バリノフ（写真右）――1945年生まれ。NHK「坂の上の雲」に出演します。
アンナ・カメンコヴァ――1953年生まれ。出演作は多数ですが、日本公開はなし。
http://orchestra.gaga.ne.jp/
ニセのボリショイ交響楽団がパリに乗り込み、コンサートを開くという話なので、ロシア人の俳優も多数出演します。
主演のアレクセイ・グシコフ（写真左）――1958年生まれ。「タンカーアタック」（DVD、2007）、劇場公開された「ストリートレーサー」（2008）に出演。
ドミトリー・ナザロフ――1957年生まれ。「黄金の仔牛」（2005）に出演。
ヴァシリー・バリノフ（写真右）――1945年生まれ。NHK「坂の上の雲」に出演します。
アンナ・カメンコヴァ――1953年生まれ。出演作は多数ですが、日本公開はなし。
http://orchestra.gaga.ne.jp/
>>55
「オーケストラ！」をやっと観に行くことができました。
突っ込みどころもありますが、笑えるシーンもいくつかありましたし、最後のチャイコフスキーがすべてを吹き飛ばしてくれました。やはりバイオリン協奏曲は名曲だ。
公式サイトでは「ボリショイ交響楽団」と書いてありますが、映画の中ではちゃんと「ボリショイ劇場オーケストラ」になっていたので、よかったです。
アレクセイ・グシコフ（公式サイトの表記が「グシュコブ」なのが気に入らない）は主人公の指揮者。「タンカーアタック」や「ストリートレーサー」とは全然違う役柄で、さすが役者です。
ドミトリー・ナザロフはとても温かな親友でした。
ヴァシーリー・バリノフは共産党の幹部役で、笑いをとっていました。
アンナ・カメンコヴァはしたたかな妻を演じていました。
「オーケストラ！」をやっと観に行くことができました。
突っ込みどころもありますが、笑えるシーンもいくつかありましたし、最後のチャイコフスキーがすべてを吹き飛ばしてくれました。やはりバイオリン協奏曲は名曲だ。
公式サイトでは「ボリショイ交響楽団」と書いてありますが、映画の中ではちゃんと「ボリショイ劇場オーケストラ」になっていたので、よかったです。
アレクセイ・グシコフ（公式サイトの表記が「グシュコブ」なのが気に入らない）は主人公の指揮者。「タンカーアタック」や「ストリートレーサー」とは全然違う役柄で、さすが役者です。
ドミトリー・ナザロフはとても温かな親友でした。
ヴァシーリー・バリノフは共産党の幹部役で、笑いをとっていました。
アンナ・カメンコヴァはしたたかな妻を演じていました。
Katzさん、こんばんわ！
＞ドイツ・ポーランド映画「ベルリン陥落1945」（2008）
情報ありがとうございます。
映画のタイトルがいかにも彩プロ風のいい加減なタイトルですが、しらべてみるとドイツ語タイトルはANONYMA EINE FRAU IN BERLIN、英語タイトルはA Woman in Berlinすなわち「或るベルリンの女」というような意味でしょうね。youtubeにはいくつか映像が出ています。
ロシア兵のしゃべっているロシア語がちょっとぎこちないのと、ロシア兵がみんな垢抜けているのはドイツ・ポーランド映画ならでは、でしょうね。
映画の内容は真面目でかなり深刻なテーマのようですね。↓はドイツ語トレイラーです。
＞ドイツ・ポーランド映画「ベルリン陥落1945」（2008）
情報ありがとうございます。
映画のタイトルがいかにも彩プロ風のいい加減なタイトルですが、しらべてみるとドイツ語タイトルはANONYMA EINE FRAU IN BERLIN、英語タイトルはA Woman in Berlinすなわち「或るベルリンの女」というような意味でしょうね。youtubeにはいくつか映像が出ています。
ロシア兵のしゃべっているロシア語がちょっとぎこちないのと、ロシア兵がみんな垢抜けているのはドイツ・ポーランド映画ならでは、でしょうね。
映画の内容は真面目でかなり深刻なテーマのようですね。↓はドイツ語トレイラーです。
今日からロードショー公開のアメリカ映画「プレデターズ」に、ロシア人俳優オレグ・タクタロフが出演しています。
オレグ・タクタロフは1967年生まれ。ロシアで柔道のチャンピオンとなり、1994年に格闘家と俳優を目指してアメリカに渡りました。
「エアフォース・ワン」（1997）で映画デビュー。「15ミニッツ」「ナショナル・トレジャー」などにも出演しています。
ロシア映画にも2002年から「レッドデビル」（露・米合作）などに出演。このほか日本でDVDが出ているのは、「シティコネクション」(2005)、「デッド・オア・ウェイブ」(2006)、それから8月6日発売の「エリート・フォース」(2009)です。
オレグ・タクタロフは1967年生まれ。ロシアで柔道のチャンピオンとなり、1994年に格闘家と俳優を目指してアメリカに渡りました。
「エアフォース・ワン」（1997）で映画デビュー。「15ミニッツ」「ナショナル・トレジャー」などにも出演しています。
ロシア映画にも2002年から「レッドデビル」（露・米合作）などに出演。このほか日本でDVDが出ているのは、「シティコネクション」(2005)、「デッド・オア・ウェイブ」(2006)、それから8月6日発売の「エリート・フォース」(2009)です。
7月31日（土）から渋谷・シネマライズでロードショー公開されるフランス映画「フェアウェル さらば哀しみのスパイ」(2009)は、1981年のソ連を舞台に、KGBの幹部がフランスに情報を漏らしたというスパイ事件を描いています。
そのKGB幹部を演じているのが、なんと有名監督のエミール・クストリッツァ。
ロシアの俳優もインゲボルガ・ダプクナイテ（写真左）、アレクセイ・ゴルブノフ（写真右）のほか何人か出演しています。
インゲボルガ・ダプクナイテについては、独立のトピックがあるのでそれを参考にしてください。
アレクセイ・ゴルブノフは1961年ウクライナ生まれの俳優。「ソード・ハンド」(2006)、「12人の怒れる男」(2007)などに出演しています。
http://www.farewell-movie.jp/
そのKGB幹部を演じているのが、なんと有名監督のエミール・クストリッツァ。
ロシアの俳優もインゲボルガ・ダプクナイテ（写真左）、アレクセイ・ゴルブノフ（写真右）のほか何人か出演しています。
インゲボルガ・ダプクナイテについては、独立のトピックがあるのでそれを参考にしてください。
アレクセイ・ゴルブノフは1961年ウクライナ生まれの俳優。「ソード・ハンド」(2006)、「12人の怒れる男」(2007)などに出演しています。
http://www.farewell-movie.jp/
7月にアテネフランセ文化センターで行われた「フォーカス・オン・カザフスタン」を見てきました。新旧のカザフ映画長編6本と短編4本が上映された映画祭です。
このうち新作の「パッチワーク」(2007)、「ギフト・トゥ・スターリン」(2008)、「マイ・ディア・チルドレン」(2008)の3本を観ました。
「ギフト・トゥ・スターリン」（カザフスタン・ロシア・ポーランド・イスラエル」は、1949年にスターリンによる命令で強制移住させられるユダヤ人の少年が列車から逃げ出し、助けてくれたカザフスタン人のおじいさんの村で暮らす話です。
ほのぼのとしたカザフの田舎の暮らしを描いた「パッチワーク」と同じ監督（ルステム・アブドラシェフ監督）の作品とは思えないほど、重い歴史を見つめた映画でした。
この映画の中で、村に住む罪人の女ヴェーラを演じたのが、エカテリーナ・レドニコヴァです。 >>19で紹介していますが、「パパってなに？」や「アークエンジェル」に出演していました。この映画では、つらい人生を送りながらつかの間の幸せをつかみかけた女性を演じています。
写真はロシア版のポスターで、右上がエカテリーナ・レドニコヴァ。
このうち新作の「パッチワーク」(2007)、「ギフト・トゥ・スターリン」(2008)、「マイ・ディア・チルドレン」(2008)の3本を観ました。
「ギフト・トゥ・スターリン」（カザフスタン・ロシア・ポーランド・イスラエル」は、1949年にスターリンによる命令で強制移住させられるユダヤ人の少年が列車から逃げ出し、助けてくれたカザフスタン人のおじいさんの村で暮らす話です。
ほのぼのとしたカザフの田舎の暮らしを描いた「パッチワーク」と同じ監督（ルステム・アブドラシェフ監督）の作品とは思えないほど、重い歴史を見つめた映画でした。
この映画の中で、村に住む罪人の女ヴェーラを演じたのが、エカテリーナ・レドニコヴァです。 >>19で紹介していますが、「パパってなに？」や「アークエンジェル」に出演していました。この映画では、つらい人生を送りながらつかの間の幸せをつかみかけた女性を演じています。
写真はロシア版のポスターで、右上がエカテリーナ・レドニコヴァ。
>>63「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」を観てきました。
63に書いた通り、1981年のスパイ事件を描いた作品です。
主人公のKGBのグリゴリエフ大佐を演じたエミール・クストリッツァは、映画初主演。旧ユーゴスラヴィア出身だけあって、ネイティブほどではないですが、ロシア語の発音はよかったです。
妻を演じたインゲボルガ・ダプクナイテと上司役のアレクセイ・ゴルブノフについては、63に書いた通り。
KGBの同僚で愛人のアリーナを演じていたのはジーナ・コルズン（写真左）。「聾唖の国へ」(1998)で聾唖の主人公を見事に演じた女優です。この映画で共演したチュルパン・ハマートヴァとともに、小児ガン基金「Подари жизнь(命をください)」を創設したことでも知られています。
息子のイゴール役はエフゲーニー・ハルラノフ（写真右）。1988年生まれの若手俳優で、「Garpastum」(2005)でデビューしました。今回の映画では、すばらしいエア・クイーンを見せてくれます。
パンフレットによると、最初にグリゴリエフ大佐にキャスティングされたのは、ニキータ・ミハルコフだったそうです。スケジュールの都合で降板した後もプロデューサーとして参加が決まっていましたが、文化大臣からの圧力でプロデューサーも降り、ロシアロケができなくなったそうです。
でも赤の広場やモスクワ大学の映像をうまくつないで、当時のモスクワらしく見せていました。
63に書いた通り、1981年のスパイ事件を描いた作品です。
主人公のKGBのグリゴリエフ大佐を演じたエミール・クストリッツァは、映画初主演。旧ユーゴスラヴィア出身だけあって、ネイティブほどではないですが、ロシア語の発音はよかったです。
妻を演じたインゲボルガ・ダプクナイテと上司役のアレクセイ・ゴルブノフについては、63に書いた通り。
KGBの同僚で愛人のアリーナを演じていたのはジーナ・コルズン（写真左）。「聾唖の国へ」(1998)で聾唖の主人公を見事に演じた女優です。この映画で共演したチュルパン・ハマートヴァとともに、小児ガン基金「Подари жизнь(命をください)」を創設したことでも知られています。
息子のイゴール役はエフゲーニー・ハルラノフ（写真右）。1988年生まれの若手俳優で、「Garpastum」(2005)でデビューしました。今回の映画では、すばらしいエア・クイーンを見せてくれます。
パンフレットによると、最初にグリゴリエフ大佐にキャスティングされたのは、ニキータ・ミハルコフだったそうです。スケジュールの都合で降板した後もプロデューサーとして参加が決まっていましたが、文化大臣からの圧力でプロデューサーも降り、ロシアロケができなくなったそうです。
でも赤の広場やモスクワ大学の映像をうまくつないで、当時のモスクワらしく見せていました。
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部の放送が終了しました。
日露戦争に向かう時期が描かれたので、ロシアの俳優も多数出演しました。
第1部に出演した俳優は>>50で紹介していますが、それ以外の出演者です。
ウィッテ大蔵大臣…ヴァレリー・バーリノフ 1945年生まれ。>>55「オーケストラ！」に出演（ヴァシーリーは間違い）。
ベゾブラゾフ宮廷顧問官…アンドレイ・メジュリス（写真左） 1968年生まれ。モスソビエト劇場所属。マリーナ・アレクサンドロヴァが主演した「時代の星」（2005）に出演しています。
アレクセーエフ極東総督…ゲンナジー・ベンゲーロフ（写真中） 1959年ベラルーシ生まれ。「スターリングラード」（2000）、「バレットダウン」（2004 米・露）に出演。
マカロフ旅順艦隊司令長官…バレリー・ジャコフ 1949年生まれ。日本公開作なし。
ラムズドルフ外務大臣…セルゲイ・シェルグノフ
クロパトキン陸軍大臣…セルゲイ・パールシン（写真右） 1952年エストニア生まれ。ロシア人民芸術家。「アンナ・カレーニナ」（1997 米）、「アルティメット・ウェポン」に出演。
日露戦争に向かう時期が描かれたので、ロシアの俳優も多数出演しました。
第1部に出演した俳優は>>50で紹介していますが、それ以外の出演者です。
ウィッテ大蔵大臣…ヴァレリー・バーリノフ 1945年生まれ。>>55「オーケストラ！」に出演（ヴァシーリーは間違い）。
ベゾブラゾフ宮廷顧問官…アンドレイ・メジュリス（写真左） 1968年生まれ。モスソビエト劇場所属。マリーナ・アレクサンドロヴァが主演した「時代の星」（2005）に出演しています。
アレクセーエフ極東総督…ゲンナジー・ベンゲーロフ（写真中） 1959年ベラルーシ生まれ。「スターリングラード」（2000）、「バレットダウン」（2004 米・露）に出演。
マカロフ旅順艦隊司令長官…バレリー・ジャコフ 1949年生まれ。日本公開作なし。
ラムズドルフ外務大臣…セルゲイ・シェルグノフ
クロパトキン陸軍大臣…セルゲイ・パールシン（写真右） 1952年エストニア生まれ。ロシア人民芸術家。「アンナ・カレーニナ」（1997 米）、「アルティメット・ウェポン」に出演。
「EUフィルムデーズ」で上の4つの作品を観てきました。
「ドゥスカ」
オランダの脚本家のボブはすでに引退して、近所の映画館で毎晩映画を見るのが楽しみ。若い受付嬢も気になる存在。あるきっかけで彼女が自分のアパートに来るが、そこへ言葉の通じないドゥスカが押しかけてくる。
映画の開始から20分間、まったくセリフがなく、やっと受付嬢のセリフがあって、23分後に主人公のボブのセリフがあります。これ以降もセリフが少なく、演技力が要求されます。ドゥスカを演じるセルゲイ・マコヴェツキーはボブにとって邪魔な存在だけど、気になる存在を見事に演じていました。
受付嬢のシルヴィア・フックスはとても美しい女優で、この作品でオランダ映画祭助演女優賞を受賞したそうです。雨上がりの道路を横切って、ボブのアパートへ行くシーンは甘いメロディーのBGMとともに、まるでミュージカルのような素敵な場面。その直後、アパートに入ったドゥスカは「私はあなたを愛していました」という詩を一気にしゃべりますが、これはプーシキンの有名な詩です。
「ドゥスカ」
オランダの脚本家のボブはすでに引退して、近所の映画館で毎晩映画を見るのが楽しみ。若い受付嬢も気になる存在。あるきっかけで彼女が自分のアパートに来るが、そこへ言葉の通じないドゥスカが押しかけてくる。
映画の開始から20分間、まったくセリフがなく、やっと受付嬢のセリフがあって、23分後に主人公のボブのセリフがあります。これ以降もセリフが少なく、演技力が要求されます。ドゥスカを演じるセルゲイ・マコヴェツキーはボブにとって邪魔な存在だけど、気になる存在を見事に演じていました。
受付嬢のシルヴィア・フックスはとても美しい女優で、この作品でオランダ映画祭助演女優賞を受賞したそうです。雨上がりの道路を横切って、ボブのアパートへ行くシーンは甘いメロディーのBGMとともに、まるでミュージカルのような素敵な場面。その直後、アパートに入ったドゥスカは「私はあなたを愛していました」という詩を一気にしゃべりますが、これはプーシキンの有名な詩です。
「渦」
ソビエト時代のリトアニアが舞台の白黒映画。リトアニアの田舎育ちのユジクの少年時代、そして青年になってから都会に出て働く日々が描かれます。ぜひ一般公開してほしい青春映画。
主人公ユジク役のギエドリウス・キエラはリトアニアの俳優でこれがデビュー作のようです。当時のリトアニア人のようにリトアニア語とロシア語をしゃべります。職場の採石場で最初に出会う女性が、男勝りにトラックの運転がうまいクラヴァ。演じているエフゲニヤ・ヴァレニツァのプロフィールは見つかりませんでしたが、ロシア語をしゃべっていました。
クラヴァに紹介されて出会う繊細なマシュカを演じるのは、オクサナ・ボルバト。リトアニア人だけど決してロシア語しかしゃべらないという設定で、名前からしてたぶんロシア人。1984年生まれというのはわかりました。DVDが出ている「TATARI/呪いの館」（2007 アメリカ）に小さな役で出ているようです。
あとはリトアニアの俳優が多いようでしたが、ウラジーミル・エフレーモフという1942年カザフスタン生まれの俳優が出ていました。「ステルスＸ」（2007）に出演しています。この映画の後、2009年にビリニュスで亡くなりました。
ソビエト時代のリトアニアが舞台の白黒映画。リトアニアの田舎育ちのユジクの少年時代、そして青年になってから都会に出て働く日々が描かれます。ぜひ一般公開してほしい青春映画。
主人公ユジク役のギエドリウス・キエラはリトアニアの俳優でこれがデビュー作のようです。当時のリトアニア人のようにリトアニア語とロシア語をしゃべります。職場の採石場で最初に出会う女性が、男勝りにトラックの運転がうまいクラヴァ。演じているエフゲニヤ・ヴァレニツァのプロフィールは見つかりませんでしたが、ロシア語をしゃべっていました。
クラヴァに紹介されて出会う繊細なマシュカを演じるのは、オクサナ・ボルバト。リトアニア人だけど決してロシア語しかしゃべらないという設定で、名前からしてたぶんロシア人。1984年生まれというのはわかりました。DVDが出ている「TATARI/呪いの館」（2007 アメリカ）に小さな役で出ているようです。
あとはリトアニアの俳優が多いようでしたが、ウラジーミル・エフレーモフという1942年カザフスタン生まれの俳優が出ていました。「ステルスＸ」（2007）に出演しています。この映画の後、2009年にビリニュスで亡くなりました。
「雨夜 香港コンフィデンシャル」
舞台は香港ですが、桃井かおりは出ているし、ポール役のアンドリウス・マモントヴァスはリトアニア生まれの人気歌手だし、いろいろな国籍の俳優が出演する映画。過去と現在が入り混じる手法は、映画では珍しくありませんが、それでもちょっとわかりにくところがありました。
ポールの元婚約者のロリは、確かイギリスから来たというセリフを言っていましたが、演じているクリスティーネ・ネバラウスカはラトビア生まれの女優。
マッサージの仕事を求めて押しかけてくるジャスミン役のモニー・トンは、かわいい女の子だと思ったら、1980年生まれと知ってちょっとびっくり。「傷だらけの男たち」（2006）に出演しているそうだけど、どの役だったか覚えていません。
講習受講者と間違えられるフランス人の客は、イギリス人俳優のデクスター・フレッチャー。「エレファント・マン」（1980）や「日蔭のふたり」（1996）などに出演しています。
舞台は香港ですが、桃井かおりは出ているし、ポール役のアンドリウス・マモントヴァスはリトアニア生まれの人気歌手だし、いろいろな国籍の俳優が出演する映画。過去と現在が入り混じる手法は、映画では珍しくありませんが、それでもちょっとわかりにくところがありました。
ポールの元婚約者のロリは、確かイギリスから来たというセリフを言っていましたが、演じているクリスティーネ・ネバラウスカはラトビア生まれの女優。
マッサージの仕事を求めて押しかけてくるジャスミン役のモニー・トンは、かわいい女の子だと思ったら、1980年生まれと知ってちょっとびっくり。「傷だらけの男たち」（2006）に出演しているそうだけど、どの役だったか覚えていません。
講習受講者と間違えられるフランス人の客は、イギリス人俳優のデクスター・フレッチャー。「エレファント・マン」（1980）や「日蔭のふたり」（1996）などに出演しています。
「聖トニの誘惑」
主人公のトニはエリートビジネスマンだが、白黒の映像にシュールな場面が表れる。冒頭に語られるのはダンテ「神曲」の一篇。そしてヒエロニムス・ボス「聖アントニウスの誘惑」という絵がモチーフになっているそうだけど、いろいろな引用がありながら、ちょっと日本人にはなじみが薄いからわらりにくい映画でした。
トニを演じるターヴィ・エエルマーは1971年エストニア・タリン生まれの俳優。謎めいた美少女ナジェージュダ役のラフシャナ・クルコヴァは1980年タシケント生まれ。
クラブ「黄金時代」にいる“伯爵”役にドゥニ・ラヴァン（「ツバル」）が出演していて、何気に豪華。
日本人ダンサーの若松萌野が、空飛ぶ女性の役でワンシーン出演しています。
主人公のトニはエリートビジネスマンだが、白黒の映像にシュールな場面が表れる。冒頭に語られるのはダンテ「神曲」の一篇。そしてヒエロニムス・ボス「聖アントニウスの誘惑」という絵がモチーフになっているそうだけど、いろいろな引用がありながら、ちょっと日本人にはなじみが薄いからわらりにくい映画でした。
トニを演じるターヴィ・エエルマーは1971年エストニア・タリン生まれの俳優。謎めいた美少女ナジェージュダ役のラフシャナ・クルコヴァは1980年タシケント生まれ。
クラブ「黄金時代」にいる“伯爵”役にドゥニ・ラヴァン（「ツバル」）が出演していて、何気に豪華。
日本人ダンサーの若松萌野が、空飛ぶ女性の役でワンシーン出演しています。
現在、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の「三大映画祭週間」(8月13日〜26日)で、ロシア映画が2本上映されました。全国でも順次公開予定。
「宇宙飛行士の医者」(2008 ロシア) ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞（監督賞）受賞
1961年、カザフスタンで人類最初の宇宙飛行が行われる6週間前からのお話。しかしそんな高揚感のある雰囲気ではなく、空はいつも暗く、地面はジメジメ、主人公のメラブ・ニニーゼ扮する専門医はいつもうつ気味。そして愛人とモスクワの妻（チュルパン・ハマートヴァ）との板ばさみ。
アレクセイ・ゲルマンJr監督の「Garpastum」もロシアのDVDで見たのですが、これと同じようにたんたんとした雰囲気です。
原題の「Бумажный солдат（紙の兵隊）」は、別荘で妻のチュルパンと友人たちが歌う歌から。調べたらブラート・オクジャワが同名のCDを出していました。
ガガーリンも出てきますが、「ユーリー」としか出てこないので、知らないとわからないかもしれません。
チェーホフの「ワーニャ伯父さん」や「三人姉妹」のセリフが引用されるところが、演劇大国ロシアらしいと思いました。
主演のメラブ・ニニーゼ（写真左）は1965年グルジア生まれ。デビュー作の「懺悔」(1984）が2008年に岩波ホールで公開されました。ほかに「ルナ・パパ」（1999）が日本公開されています。
妻を演じたチュルパン・ハマートヴァ（写真右）については、「ルナ・パパ」や「グッバイ、レーニン!」で日本でもおなじみなので、詳しくは書きません。メラブ・ニニーゼとは「ルナ・パパ」で初共演したほか、日本未公開の「Англия!」（2000）、「The Rainbowmaker」（2008）でも共演しています。
http://sandaifestival.jp
「宇宙飛行士の医者」(2008 ロシア) ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞（監督賞）受賞
1961年、カザフスタンで人類最初の宇宙飛行が行われる6週間前からのお話。しかしそんな高揚感のある雰囲気ではなく、空はいつも暗く、地面はジメジメ、主人公のメラブ・ニニーゼ扮する専門医はいつもうつ気味。そして愛人とモスクワの妻（チュルパン・ハマートヴァ）との板ばさみ。
アレクセイ・ゲルマンJr監督の「Garpastum」もロシアのDVDで見たのですが、これと同じようにたんたんとした雰囲気です。
原題の「Бумажный солдат（紙の兵隊）」は、別荘で妻のチュルパンと友人たちが歌う歌から。調べたらブラート・オクジャワが同名のCDを出していました。
ガガーリンも出てきますが、「ユーリー」としか出てこないので、知らないとわからないかもしれません。
チェーホフの「ワーニャ伯父さん」や「三人姉妹」のセリフが引用されるところが、演劇大国ロシアらしいと思いました。
主演のメラブ・ニニーゼ（写真左）は1965年グルジア生まれ。デビュー作の「懺悔」(1984）が2008年に岩波ホールで公開されました。ほかに「ルナ・パパ」（1999）が日本公開されています。
妻を演じたチュルパン・ハマートヴァ（写真右）については、「ルナ・パパ」や「グッバイ、レーニン!」で日本でもおなじみなので、詳しくは書きません。メラブ・ニニーゼとは「ルナ・パパ」で初共演したほか、日本未公開の「Англия!」（2000）、「The Rainbowmaker」（2008）でも共演しています。
http://sandaifestival.jp
もう1本は「夏の終止符」です。
「夏の終止符」(2010 ロシア) 2010年ベルリン国際映画祭銀熊賞（男優賞/芸術貢献賞）受賞
北極圏で気象観測をしているベテランと新人の話。登場人物は、全巻を通してほとんど2人だけ。所長のセルゲイは長年観測に携わるベテランで、一方のパーシャは仕事の合間にコンピューターゲームをする今時の若者。
前半は北極圏の観測所の生活という珍しい描写に興味を持って見ていましたが、後半は一転してサスペンス調。でもパーシャの行動はどうしても理解できませんでした。あやまればすむことなのに。
原題の「Как я провёл этим летом（この夏、僕はどのように過ごしたか）」は、避暑気分のパーシャに対し、セルゲイが「Как я провёл этим летомというエッセイでも書いてろ」というセリフから。
パーシャを演じたグリゴリー・ドブルィギンとセルゲイを演じたセルゲイ・プスケパリスは、ベルリン映画祭で2人とも男優賞を受賞しました。
経歴などについては、「ベルリン映画祭」トピックに書いてあります。
「夏の終止符」(2010 ロシア) 2010年ベルリン国際映画祭銀熊賞（男優賞/芸術貢献賞）受賞
北極圏で気象観測をしているベテランと新人の話。登場人物は、全巻を通してほとんど2人だけ。所長のセルゲイは長年観測に携わるベテランで、一方のパーシャは仕事の合間にコンピューターゲームをする今時の若者。
前半は北極圏の観測所の生活という珍しい描写に興味を持って見ていましたが、後半は一転してサスペンス調。でもパーシャの行動はどうしても理解できませんでした。あやまればすむことなのに。
原題の「Как я провёл этим летом（この夏、僕はどのように過ごしたか）」は、避暑気分のパーシャに対し、セルゲイが「Как я провёл этим летомというエッセイでも書いてろ」というセリフから。
パーシャを演じたグリゴリー・ドブルィギンとセルゲイを演じたセルゲイ・プスケパリスは、ベルリン映画祭で2人とも男優賞を受賞しました。
経歴などについては、「ベルリン映画祭」トピックに書いてあります。
東京国際映画祭は11月27日に終わりましたが、natural TIFF部門の「失れた大地」を観てきました。フランス・ドイツ・ポーランド合作映画ですが、チェルノブイリ原発近くのプリピャチ村が舞台で、ほとんどがロシア語のセリフです。
主演が>>21で紹介しているオルガ・キュリレンコ。チェルノブイリで事故のあった1986年4月26日に結婚式を挙げた花嫁の役です。花婿は消防士で結婚披露パーティーの最中に呼び出され、そのまま帰らぬ人になりました。
上映後のQ&Aでミハル・ボガニム監督（イスラエル人女性）が「原発事故よりも故郷を失われた人々を描きたかった」と言っていたように、故郷を追われた住民たちが、福島県の人々と重なり、身近に感じる映画でした。
花婿を演じたニキータ・エムシャノフ（写真）は28歳の若手男優で、「72M」(2004)や「ストームゲート」(2006)などロシア映画にも多数出演していますが、今年8月に交通事故で亡くなりました。ボガニム監督も「有望な俳優だったのに、とても残念」と嘆いていました。映画の最後に「ニキータ・エムシャノフに捧ぐ」と出てきます。
主演が>>21で紹介しているオルガ・キュリレンコ。チェルノブイリで事故のあった1986年4月26日に結婚式を挙げた花嫁の役です。花婿は消防士で結婚披露パーティーの最中に呼び出され、そのまま帰らぬ人になりました。
上映後のQ&Aでミハル・ボガニム監督（イスラエル人女性）が「原発事故よりも故郷を失われた人々を描きたかった」と言っていたように、故郷を追われた住民たちが、福島県の人々と重なり、身近に感じる映画でした。
花婿を演じたニキータ・エムシャノフ（写真）は28歳の若手男優で、「72M」(2004)や「ストームゲート」(2006)などロシア映画にも多数出演していますが、今年8月に交通事故で亡くなりました。ボガニム監督も「有望な俳優だったのに、とても残念」と嘆いていました。映画の最後に「ニキータ・エムシャノフに捧ぐ」と出てきます。
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」が12月に放映され、全3部が完結しました。
第3部はほとんど日露戦争が描かれていたので、ロシア側の軍人が何人か出演していました。
>>50と>>67で紹介している以外の出演者は次の通りです。
ロジェストヴェンスキー・バルチック艦隊司令長官…アレクサンドル・チューチン
コンドラチェンコ東部シベリア軍司令官…リュボミラス・ラウチェービチェス
シタケリベルグ…リマス・モルクーナス
アレクサンドロヴィッチ…アレクセイ・シェフチェンコ
ミハイロヴィッチ…ゲオルギー・シュベチコフ
トレチャコフ…サウリュス・バガリューナス
イグナチウス…アレクサンドル・ポリシューク
コロン…ダリウス・メスカウスカス
セミョーノフ…アンドリュス・ジューアウスカス
スウェントルジェッキー…アレクセイ・スカトフ
レドキン…ドナタス・シムカウスカス
スミルノフ…ルボミール・ミサック
ネボガドフ…ボリス・ブラジク
あまり有名な俳優はいないようでした。
ロケ地のエストニアや、リトアニアの人らしい名前もありますね。
第10話の演出協力にアレクサンドル・ミッタ監督の名前がありました。
第10話のアクション指導はオレグ・ボーチン、第13話（最終話）のアクション指導はルボミール・ミサックでした。
第3部はほとんど日露戦争が描かれていたので、ロシア側の軍人が何人か出演していました。
>>50と>>67で紹介している以外の出演者は次の通りです。
ロジェストヴェンスキー・バルチック艦隊司令長官…アレクサンドル・チューチン
コンドラチェンコ東部シベリア軍司令官…リュボミラス・ラウチェービチェス
シタケリベルグ…リマス・モルクーナス
アレクサンドロヴィッチ…アレクセイ・シェフチェンコ
ミハイロヴィッチ…ゲオルギー・シュベチコフ
トレチャコフ…サウリュス・バガリューナス
イグナチウス…アレクサンドル・ポリシューク
コロン…ダリウス・メスカウスカス
セミョーノフ…アンドリュス・ジューアウスカス
スウェントルジェッキー…アレクセイ・スカトフ
レドキン…ドナタス・シムカウスカス
スミルノフ…ルボミール・ミサック
ネボガドフ…ボリス・ブラジク
あまり有名な俳優はいないようでした。
ロケ地のエストニアや、リトアニアの人らしい名前もありますね。
第10話の演出協力にアレクサンドル・ミッタ監督の名前がありました。
第10話のアクション指導はオレグ・ボーチン、第13話（最終話）のアクション指導はルボミール・ミサックでした。
2月14日から全国ロードショー公開されている「ダイ・ハード/ラスト・デイ」を観てきました。
ロシアの警察に捕まった息子を救うため、モスクワに降り立ったブルース・ウィリスが陰謀に巻き込まれるというお話。とはいっても、ロケは主にハンガリーで撮影されたそうです。
ロシア人役も出てきてロシア語のせりふもしゃべっていますが、ドイツ人俳優だったり、セルビア人俳優だったり。
その中でもロシアの俳優はいます。ヒロインのイリーナを演じているユリヤ・スニギリ（写真）は、昨年12月に日本でも公開された「プリズナー・オブ・パワー」に出演しています。1983年生まれで、モデルとしても活躍。
大物政治家チャガリンを演じたセルゲイ・コレスニコフは1955年モスクワ生まれ。日本公開作はほかにありませんが、ロシア功労芸術家の称号を持つ俳優です。
ロシアの警察に捕まった息子を救うため、モスクワに降り立ったブルース・ウィリスが陰謀に巻き込まれるというお話。とはいっても、ロケは主にハンガリーで撮影されたそうです。
ロシア人役も出てきてロシア語のせりふもしゃべっていますが、ドイツ人俳優だったり、セルビア人俳優だったり。
その中でもロシアの俳優はいます。ヒロインのイリーナを演じているユリヤ・スニギリ（写真）は、昨年12月に日本でも公開された「プリズナー・オブ・パワー」に出演しています。1983年生まれで、モデルとしても活躍。
大物政治家チャガリンを演じたセルゲイ・コレスニコフは1955年モスクワ生まれ。日本公開作はほかにありませんが、ロシア功労芸術家の称号を持つ俳優です。
今週土曜10月18日からロードショー公開される「誰よりも狙われた男」（2014 アメリカ・イギリス・ドイツ）に、ロシアの俳優グリゴリー・ドブルィギン（写真）が出演しています。
グリゴリー・ドブルィギンは「夏の終止符」（2010）でベルリン国際映画祭銀熊賞（男優賞）を受賞したことは上の��76で紹介しています。
「誰よりも狙われた男」はジョン・ル・カレのミステリ小説を映画化した作品。
そういえばジョン・ル・カレ原作の「裏切りのサーカス」（2011 イギリス・フランス・ドイツ）には、コンスタンチン・ハベンスキー（「ナイト・ウォッチ」）、スヴェトラーナ・ホドチェンコワ（「メトロ42」）が出演していました。
http://www.nerawareta-otoko.jp/
グリゴリー・ドブルィギンは「夏の終止符」（2010）でベルリン国際映画祭銀熊賞（男優賞）を受賞したことは上の��76で紹介しています。
「誰よりも狙われた男」はジョン・ル・カレのミステリ小説を映画化した作品。
そういえばジョン・ル・カレ原作の「裏切りのサーカス」（2011 イギリス・フランス・ドイツ）には、コンスタンチン・ハベンスキー（「ナイト・ウォッチ」）、スヴェトラーナ・ホドチェンコワ（「メトロ42」）が出演していました。
http://www.nerawareta-otoko.jp/
はじめまして。
先日WOWOWでロシア映画『ターゲット・ダウン ミッション１、２』を見ました。
ロシア版ミッションインポッシブル？？でもスケールは小さめ。
話の内容はわかりやすくて、几帳面なイケメンめがね男子アルチョム・クリロフと色気があるのに大雑把なアンナ・ポポーヴァのコンビを組んで事件を解決。
映像は手振れ手法なのか、画面がぶれて見づらい感じがしましたが、コマ割りとかは好きでした。
なんといっても主役の男の人！！素敵ー(*^_^*)
ロシア映画を見ることがないので、このイケメンメガネ俳優さんは誰？？ってネットで調べてみたけど、
この映画に出ていることぐらいしかわかりませんでした。
ロシアではどんな活躍をしている人なのか気になります。
続きがでないかなぁ〜。
先日WOWOWでロシア映画『ターゲット・ダウン ミッション１、２』を見ました。
ロシア版ミッションインポッシブル？？でもスケールは小さめ。
話の内容はわかりやすくて、几帳面なイケメンめがね男子アルチョム・クリロフと色気があるのに大雑把なアンナ・ポポーヴァのコンビを組んで事件を解決。
映像は手振れ手法なのか、画面がぶれて見づらい感じがしましたが、コマ割りとかは好きでした。
なんといっても主役の男の人！！素敵ー(*^_^*)
ロシア映画を見ることがないので、このイケメンメガネ俳優さんは誰？？ってネットで調べてみたけど、
この映画に出ていることぐらいしかわかりませんでした。
ロシアではどんな活躍をしている人なのか気になります。
続きがでないかなぁ〜。
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