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ドイツ便りコミュのブンデスリーガ第19節

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※ レバークーゼンがホッフェンハイムに完勝
レバークーゼンが首位のホッフェンハイムに4-1と完勝した。レバークーゼンはホームでもホッフェンハイムに5-2と勝利しており、相性の良さをうかがわせた。FWのパトリック・ヘルメスは水曜日のノルウェー戦での鬱憤を晴らす2ゴールの活躍。ホッフェンハイムは今シーズンホーム初黒星。14節以来ホッフェンハイムは首位を守っていたが、明日2位のバイエルンと3位のヘルタが戦うために、どちらかのチームに首位を受け渡すことになりそうだ。

ルディ・フェラー「今日は(タイトルに向けて)背水の陣だった。素晴らしいサッカ-で勝ち点差を縮めることができた。全ての点において満足。」

パトリック・ヘルメス「僕らは今日スーパーな試合を披露して、勝つべくして勝った。後2,3点多く取っていたとしても、ホッフェンハイムは文句を言えなかっただろう。」

ティモ・ヒルデブランド「0:2のときのゴールはファールだよ。早い段階で0-2とされてしまったけど、僕らは戦った。でも1-3とされてポキッと折れてしまった。今日のような試合はどんなチームでも起こりえることだ。」

ブルーノ・ラバディア「冬の休暇中にやってきたことを証明することができて嬉しい。今日の試合はホームでの試合と全く別のものだった。われわれは幸運にもいい時間帯にゴールを重ねることができた。こうしたい試合では些細なことが試合を決定付ける。われわれは今日なんとしてもホッフェンハイムにホーム初黒星をつけてやりたかった。」

ラルフ・ラングニック「今日のレバークーゼンの勝利は妥当なもの。レバークーゼンにおめでとうといいたい。今日我々のサッカーはよくなかった。12分から45分の間だけ試合に入り込めていた。0-2とされた後の時間帯でしっかりとゴールチャンスを決めていれば、まだ何とかなったのかもしれないが。きめられたくない時間帯に失点を重ねてしまっては、もちろん難しいものになってしまう。次のシュツットガルト戦でしっかりとしたりアクションを示さなければならない。」

※ ヘルタがバイエルン撃破!首位浮上。
ヘルタベルリンはホームのベルリンオリンピックスタジアムにバイエルン・ミュンヘンを迎えた勝ったほうが首位に立つというトップゲームで見事に勝利を収め、単独でブンデスリーガ首位に立った。満員のスタジアムでは試合後そこらじゅうでファンが抱き合い、素晴らしい試合とその結果に酔いしれた。監督のルシアン・ファブレも「ファンタスティック!パーフェクト!」と興奮を隠さずに語った。ヘルタは今シーズンこれでホーム8連勝。逆にバイエルンは首位浮上のチャンスを残し3位止まり。2ゴールをあげヒーローとなったウクライナ代表FWアンドリュー・ボロニンは「バイエルンはこっちが思っていたほどよくはなかったよね。」とチクリ。38分ヘルタのエッベルトが長いセンタリングを入れると、エリア内でボロニンのマークをしていたバイエルン右サイドバックのクリスティアン・レルはボールの処理をGKのミヒャエル・レンジングにゆだねた。ところがレンジングはボールに向かって走り出した途中で足を止め、レルに任せようとした。その隙を逃さずにボールに飛び込んだボロニンがヘディングで決めてヘルタが先制。バイエルンも一度は同点に追いつく。61分オーバーラップしたルシオのミドルシュートをヘルタGKのドロブニーがセーブ、こぼれだまをシュバインシュタイガーが2度至近距離からシュートを放つがこれもセーブ、さらに飛び込んだクローゼがヘディングで押し込んで同点。バイエルンはその後もチャンスを作るが放つシュートは全てドロブニーにセーブされる。77分カウンターからラファエルがボロニンにスルーパス、マークについていたルシオがあわてて追うが間に合わずにヘルタが勝ち越し。試合後にはボロニンがバイエルンキャプテンのマルク・ファンボメルを口撃。「やつは一人だけ試合前も後半開始前にも3-4分遅れてピッチに現れた。ピッチ上でも俺がこれまで見た誰よりも傲慢だったよ。あんなやつがキャプテンをやっているチームが優勝したりはしないね。」とばっさり。ファンボメルは反対に「ボロニンが俺ほどに優勝することができたら、祝福してやるよ。」と返していた。

ウリ・へーネス「われわれは特に後半多くあったチャンスを生かしきることができなかった。今日は負けたがそれによってリーグにおける自分たちのポジションが悪くなったとは思わない。他のチームにしても不安を与えられるようなプレーをしているところはない。今のところは何の心配もしていない。」

ユルゲン・クリンスマン「がっかりしているし、首位浮上のチャンスを逃したのに怒りもしている。選手は控え室で"こんなはずじゃなかった。"といっているが、これがサッカーだ。しかし遅かれ早かれ首位の座に立つのは我々だと思っている。今日は決定的なゴールをきめるために最後の爆発がかけていた。」

ディーター・へーネス(ヘルタ・チームマネージャー)「激しい戦いだったが、最後は勝つべくして勝ったと思う。バイエルンはプレーの質からすると優勢だったが、我々のチームは彼らのチャンスを拒み続け、ファンタスティックに戦ってくれた。われわれはインターナショナルな舞台で戦いたい。そのために今日は前進を遂げることができた。」

ルシアン・ファブレ「私がヘルタに来てからで最も素晴らしい一日だった。ファンタスティック。非常に満足している。今日の勝利は偶然ではない。」

アンドリュー・ボロニン「バイエルンに勝つというのは常に特別なものだ。僕らは首位に立ったし、そのことをベルリン中の人々が喜んでいると思う。ポジショニングよくゲームを進めることができた。ルカ・トーニが怪我で交代してくれたのは僕らにとってはラッキーだった。」



※ シャルケ、ボーフムにも負けた
チャンピオンズリーグ出場圏が目標だった。しかしそれも既に遠い夢の話になってしまった。ボーフムにアウェ−で1−2で敗れたシャルケのフォームはどん底。70人のファンは試合後バスに向かう選手に「このくそったれ百万長者が!」「ルッテン辞めろ!」といったブーイングを浴びせた。監督のルッテンがバスに向かうときには無数のビアグラスが飛び交っていた。試合会場ではゲルゼンキルヒェンから訪れた10000人のファンが「ミュラー辞めろ!」と合唱。試合中には「俺たちはお前たちの闘うところが見たいんだ!」とコールするが、フィールド上ではいつもと同じシャルケがいるだけだった。クラーニのゴールで先制はするものの44分アザウアのゴールでボーフム同点、57分ダブロフスキが逆転ゴールをきめた。

※ ブレーメン、相手GKの壁を崩せず
グラッドバッハGKのベルギー人ロガン・ベイリー(23)は冬の移籍でベルギーのゲントから250万ユーロの移籍金でやってきた。そしてここまで素晴らしいプレーで降格危機と戦う最下位のチームを支えている。昨日のブレーメンとの試合でもブレーメンの12個のビックチャンスをことごとくはじき返し、ブレーメンを絶望させた。監督のハンスマイヤーは「ワールドクラス!」と絶賛。ブレーメンのチームマネージャー、クラウス・アロフスは「彼は全てを素晴らしくセーブした。でもだからといってわれわれが彼の獲得に乗り出すということはない。」とコメント。どうしても勝ち点がほしいブレーメンだがこの日もチャンスを生かしきれず。トルステン・フリンクスは「今の僕らはミドルクラスの力しかない。それは認めなければならない。」とがっくり。

※ ドルトムント、ホームでコトブスに引き分け
雪のちらつく0度のスタジアムでの降格争いをしているコトブスとの試合という悪条件ながら67000人のファンがドルトムントのベストファーレンスタジアムには集まった。しかしファンが得たものは失望だけだっただろう。31分にコトブスのアタンに先制ゴールを許すと、36分CKのシーンでケールがアタンに押さえ込まれて得たPKをアレクサンダー・フライが決めて同点。しかしそれ以外は見所の少ないゲーム展開。ドルトムントではGKのロマン・バイデンフェラーが唯一好セーブを連発するなど及第点の出来。後の選手は動きが重く、アイディアのないサッカーに終始した。ロスタイムに韓国代表のリー・ユンビョウがカンフーキックの状態で浮きだまの処理に向かい、競り合いに来たコトブスのパビチェビッチの左胸に激突。リーはレッドカードをもらい退場。リーは試合後「あのシーンで僕は相手選手に気づいていなかったんだ。絶対にレッドではないよ。」と憮然としていたが、このシーンが得点シーン以外で唯一スタジアムが沸いたというのはさびしい話。ドルトムントはこれでホームで8度目の引き分け。未だに負けはないがそれでもファンが見たいのはやはり勝利だろう。

※ HSV、元バイエルン組の活躍で勝利
ホームにビーレフェルトを迎えたHSVはエースのムラダン・ペトリッチを出場停止で欠きながらも、元バイエルン組の活躍で2-0の勝利。これでホーム10戦で8勝。32分にゴールから30mの位置からのFKをトロコフスキがけると、ビーレフェルトGKのアイルホーフが目測を誤り後逸、ボールはそのままゴールに吸い込まれHSV先制。アイルホーフは「ファールはなかった。完全に自分のミス。」と試合後にコメント。ビーレフェルトも54分にFKのこぼれだまの競り合いでHSVのアレックス・シルバが危険なタックルでPKを得る。しかしエースのビヒニヤレクのけったボールはGKのフランク・ロストがはじき返した。ビヒニヤレクは「キックの精度が悪すぎた。あれはきめなければならない。」とがっかり。60分左サイドからのセンタリングをこの日から復帰のイビチャ・オリッチが競り勝って落とすと、パウロ・ゲレーロが胸とラップから3タッチで左足シュートに持っていき、ボールは見事にゴール左上隅に吸い込まれた。トロコフスキ、ゲレーロは共に元バイエルン組。この日左サイドからたびたびチャンスを作ったマルセル・ヤンセンも元バイエルン。元バイエルン組の活躍で、昨日敗れたバイエルンを抜きHSVは3位に浮上。タイトル争いが面白くなってきた。

※ ベッケンバウアー「バイエルンはもはや優勝候補ではない。」
ビルト紙のインタビューでフランツ・ベッケンバウアーが今後のブンデスリーガの行方についてコメントした。「今シーズンどこが優勝するか?残念だがそれには答えることが出来ない。後半戦がスタートする前には、バイエルンがダッシュを欠けて優勝を手繰り寄せると思っていたのだが、ここ3試合で2敗。バイエルンはもはや優勝候補ではない。現在上位にいる5、あるいは6チームすべてに優勝の可能性はある。バイエルンはドルトムント戦では多くのチャンスを逃しながら最終的には勝ったが、ヘルタ戦ではあまりに少なすぎた。リベリーとゼ・ロベルトの調子が悪く左サイドは機能せず、右サイドはいつもどおり少なすぎる。この調子ではブンデスリーガもチャンピオンズリーグのスポルディング戦もものに出来ない。ヘルタはバイエルン戦では監督のルシアン・ファブレの戦術がはまり、カウンターが聞いたが、優勝を狙うにはあのサッカーでは少し物足りない。ホッフェンハイムは怪我で離脱のイビセビッチの穴をどこまで埋められるか、昇格からの勢いを取り戻せるのかがかぎ。HSVとレバークーゼンは好不調の波が激しい。数チームがタイトルを競ういあうのはスリリングで楽しいが、それが果たしてリーグのレベルを助けているかというと疑問の余地はある。」

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