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ドイツ便りコミュの6/23-26

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※ レーマン、人生をかけて
トルコとの準決勝を前にGKイエンス・レーマンがビルト紙のインタビューに答えた。「トルコとプレーできるのはうれしい。相手の強さ云々ではなくて、トルコとドイツに関係でだよ。トルコは立派な人の多い素晴らしい国。多くのトルコ人がドイツに渡り、ドイツの発展を助けてくれた。エッセンでのユース時代には、多くのトルコ人と一緒にプレーをしていたな。(ポルトガル戦の)4-2-3-1システムは戦術的に見て守備がこれまでより安定した。でも周りのいけいけムードには流されたくない。あの試合でもゲームの組み立ててで多くのミスがあった。繰り返してはいけない。僕自身はトーナメントの初戦からいい感触を持っていた。プレッシャーはもちろんどんどん多くなってきているけど、僕はこうしたK.Oゲームが好きなんだ。(今後の代表でのキャリアについて)今は次の準決勝の試合にだけ集中している。決勝に進出することになったとしても、決勝戦後の今後の進退を発表するという考えはないと思う。時間的なプレッシャーはない。準決勝は僕にとって大事な試合だ。2大会連続で準決勝で敗退するのはごめんだよ。プレーヤーだから勝利を約束することはできないけど、ピッチ上では気合を入れて、自分の人生をかけて戦うことを約束する。」

※ バラックがゴメスにカツ
ベルト紙の取材でバラックがゴメスの移籍交渉に関して苦言をした。「こんなに大事な欧州選手権の間に移籍の交渉をするなどおかしいとおもう。選手にとってよくないし、集中を邪魔する。」ゴメスの代理人ウリ・フェルバーは欧州選手権後の移籍はありうると発言し、バイエルン代表取締役のカールハインツ・ルンメニゲはゴメスに興味を持っているとコメントするなど騒がしい。バラックはゴメスと個人的に話をした。ゴメス本人は現状をくぐりぬけると話していたそうだが、「自分の経験からもわかるのだが、世間でうわさが走り回り、自分の名前が各メディアに現れていたらいろいろと影響されてしまう。」とバラックは話していた。いずれにしてもエースとして期待されたゴメスの欧州選手権は終わりを告げそうだ。ポルトガル戦では90分間ベンチに座ったまま。トルコ戦でもベンチスタートとなる。

※ フリンクス、トルコ戦に間に合いそう
オーストリア戦で肋骨を骨折したトルステン・フリンクスはカーボン製のプロテクターを負傷箇所に装着し、全体練習に参加。フリンクスは「試合には間に合うと思っている。」と話している。代表マネージャーのオリバー・ビアホフは「彼は熱く燃えている。トルステンが間に合うように、われわれは努力する。」とコメント。監督のレーヴは「トルステンが競り合いのシーンでどれだけの負荷に耐えられるのかを見てみなければならない。100%フィットな選手を起用する。」とコメント。最終的な決断は水曜日当日に行われそうだ。

※ メルテザッカー、テレビの前でポドルスキ勧誘
昨日行われたDFBの記者会見に姿を現したのはDFのペル・メルテザッカーとFWのルーカス・ポドルスキ。テレビで生中継されている中メルテザッカーは「ポルディは今回の欧州選手権でも、彼に何が出来るのかを証明した。彼の能力をチャンピオンズリーグでも示すべきだ。ブレーメンならプレーする機会が与えられる。」とコメント。すると隣のポドルスキはにやっと笑い「ここで移籍に同意することを発表します。」と話した。ブレーメンマネージャーのクラウス・アロフスは「(メルテザッカーの発言を)いいことだと思う。選手がチームのことを考えてくれている。ポドルスキはミュンヘンを出たがっているように見られている。まずはバイエルンがポドルスキが出て行くことに同意しなければならない。そうなれば、われわれは必ず交渉に当たる。」と話していた。しかしバイエルンもリベリーが負傷で序盤戦の出場が見込めず、ゴメス獲得も失敗に終わった。ポドルスキを手放すだろうか。ポドルスキは「いまは欧州選手権だけに集中している。それ以外のことは今はどうでもいい。」とコメントしていた。

またバイエルンは現在アーセナルのアレクサンダー・フレップ獲得に動いている。フレップはあるインタビューで「僕は大都市に住む人間じゃない。ゆっくり休める環境が必要なんだ。シュツットガルトは僕の第二の故郷だから、今でも良く訪れる。」と話しており、ロンドンから離れたがっている。しかしチャンピオンズリーグではプレーしたいのでシュツットガルト移籍はない。そこで代理人のウリ・フェルバーがバイエルンに紹介した。バイエルン代表取締役のカール・ハインツ・ルンメニゲがそこで交渉に動き出した。バイエルンサイドは1900万ユーロを準備しているが、アーセナルサイドは2400万ユーロを要求しているという。

※ フリンクス、出場にゴーサイン
全体練習に参加したトルステン・フリンクスについて、監督のヨアヒム・レーヴは「彼はもう大きな問題を抱えていない。水曜日に試合に出れる状態であると考えている。今後数週間ある動きをしたときに痛みを伴うこともあるだろうが、それは普通のことだ。」と話す。しかしフリンクスが回復したからといって即スタメン復帰とはならないかもしれない。「彼が回復してくれたことは嬉しい。大事な選手だからね。しかし、勝っているチームは動かさない、という可能性もある。」とレーヴ。

※ レーヴ、トルコ戦に向けて
代表監督のレーヴは1998-1999年トルコのフェネルバチェフで、2001年にはアダナスポーで監督をしていたこともある。そんなレーヴがトルコ戦に向けて語った。「ドイツにおいてドイツ人とトルコ人の関係は良好だ。ファンは互いにサポートしあい、盛り上がるだろう。多くのトルコ人がここドイツで隣人として暮らしている。挑発行為などがないことを祈っている。外国人としてトルコで体験したことはどれもとてもポジティブなものだった。フェネルバチェフ時代からものすごく多くのことを学んだ。チーム関係者、メディア、ファンとすばらしい関係を築けた。この時期にチームと一体になるとはどういうことかを身をもって経験した。この誇りとアイデンティティは他の場所にはないものだ。一度チームのファンになるともう一生物だ。ファンはチームによってアイデンティティを獲得する。代表チームに対してもそうだ。そうした自分の経験からトルコのことを知っている。トルコ人の振る舞いを知っている。トルコのチームは上手くまわりだすと非常に熱狂的になる。そうなると特別な力が解放される。技術力にとんだ選手ばかり。最後まで戦うだろうし、われわれはそれに対抗し続けなければならない。謙虚さを忘れないことが非常に重要になる。」

※ バラック、トルコには気をつけろ
代表キャプテンのミヒャエル・バラックがベルト紙のインタビューに答えた。「選手全員がはっきりと認知しなければならない。トルコがクロアチア戦で失点したあとわずか1分で同点においついたのは、幸運以上の何かだ。彼らは自分たちを信じきっているし、実際に延長戦でやってのけた。あんなことが出来るチームは他にはドイツしかいない。トルコ代表はドイツのメンタリティを持っている。非常に危険な対戦相手だ。彼らにとって準決勝進出は既に大きな成果だろう。われわれは予選リーグのクロアチア戦で必要な戦う気持ちが緩んでいた。いい雰囲気は大事だが、よすぎるのはよくない。周りから褒めらたり、持ち上げられたりして、最後の重要な数パーセントを失っていた。」

※ トルコには気をつけろ
ブックメーカーbwinがはドイツ勝利に1.4倍、トルコ勝利に7倍のオッズをつけるなど、オッズ状況はドイツが明らかに優勢だ。世論もけが人が多いトルコではドイツに勝てないという雰囲気も生まれている。しかしドイツが最後にトルコに勝った試合は16年前までさかのぼらなければならない。1992年の5月30日、監督はベルティ・フォクツ。当時のドイツはまだ世界王者で、トルコは2流国だった。試合はルディ・フェラーのゴールで1-0勝利。その後ドイツは2000年ギリシャ欧州選手権の予選でトルコと対戦。エリッヒ・リベック監督の元19998年10月にアウェーで1-0で敗れ、一年後ミュンヘンでは0-0の引き分けだった。そして2006年ワールドカップ前の2005年10月、ユルゲン・クリンスマン監督はイスタンブールで行われた親善試合を2-1で落とした。このときゴールを決めたのはオリバー・ノイビル。監督のヨハヒム・レーブは「トルコはここまで非常に力強く戦い、レベルを超えた試合を披露している。彼らは最後の最後まで戦い続ける。」と警戒。それでもドイツはここ17試合で負けはわずかに3、ゴール数で見ても得点40:失点10と抜群の安定感を誇っている。16年ぶりの勝利を祝える時期に来ている。

※ ベッケンバウアー「バラックが決勝に導いてくれる」
フランツ・ベッケンバウアーがビルト紙に心境を語った。「トルコのこれまでスイス、チェコ、クロアチアと3試合でのラストミニットゴールの後4試合目もあるとは思えない。監督のレーヴはチームにあったシステムを見つけた。トルステン・フリンクスの復帰は微妙だが、KOラウンドは予選グループと違う。少しでも疑念があったら、怪我をしている選手はベンチに置くべきだ。そしてバラックが決勝にチームを導いてくれる。彼は本当のキャプテンで、決定的なゴールを奪うことが出来る。チェルシーで本当に成長した。ドロクバやランパートといったトップスターとしのぎを削って戦ってきた結果だ。ルーカス・ポドルスキはトーナメントの間2倍成長した。バイエルンでは見せなかった存在感が代表チームでは出せている。」

※ フリンクス復帰は?
昨日行われた非公開練習で、トルステン・フリンクスは全力でシュート練習を行った。紅白戦では最初Bチームで、途中からAチームに移り、シモン・ロルフェスと2人で守備的MFの位置に入った。怪我をしているようには見せない動きだったという。キャプテンのミヒャエル・バラックは「トルステンはフィットだ。もう痛みもない。彼がプレーすることに何のリスクもない。」とサポート。監督のレーヴはそれでも慎重な姿勢を崩さない。何度もメディカルチームと話をし、怪我の様子を確認。もし試合中に激しい競り合いで患部にひじが入ったら、開始数分で交代しなければならないかもしれない。交代枠1を捨てるようなものになってしまう。

「決勝!」
なんとドラマティックな準決勝だっただろう。90分にラームがゴール。残すはあと一勝。そして優勝ポットを手にする。決勝の相手はスペインかロシアだ。

ドイツ代表は勇敢なトルコ代表を3-2で撃破し、決勝進出を決めた。なんという神経の強さか。先制点を奪われても、終了5分前に同点に追いつかれても、あきらめずに戦い、そしてすぐにゴールという答えを出した。ファンタスティック。これだけのモラルと気持ちがあれば、欧州王者になれる。しかし問題点もたくさんあった。多くの時間帯でトルコにボールキープを許し、とりわけ序盤は完全に眠っていた。処分が解け再び、サイドライン際で90分間声をかけ続けたレーヴ。ボール保持者に当たらないシーンが目立つと「当たれ、当たれ!」と怒鳴っていた。今日の倍くらいのパフォーマンスを決勝で発揮するようにしなければチャンスはない。中盤でプレスをかけきれず、奪ってもミスパスでリズムを崩すシーンが多かった。守備陣はマークの受け渡しが曖昧で、ピンチを何度も迎えた。センターバックコンビのメルテザッカーとメッツェルダーはともにビルト紙採点で最低の6。前半のシュート数はドイツ3に対してトルコは15。5得点シーンは素晴らしかったし、チャンスをものにする勝負強さは見せたが、それ以外で作り出したチャンスは少なかった。

ドイツの戦いぶりに同調したのか、突然テレビ放送も途絶えた。後半が始まり57分15秒突然画面が消え、音声も途絶えた。画面上には「バーゼルからの回線が途切れました。しばらくの辛抱を願います。」と現れた。ビルトがZDFにといあわせると「我々も何が起こったのかまだわからない。」との返事。2分間映像も音声もないまま。その後まず音声が回復。リポーターのベレ・レシーがラジオリーポーターのように実況。ZDF関係者は「おそらく分厚い雲がバーゼルを覆い、どこかで雷が落ちたのではないか。」と推測。そのご6分20秒間映像が途絶えたままだった。63分35秒ようやく回復。幸運にも試合に大きな動きはなかった。しかし76分28秒またしても映像が途絶えた。今回は44秒後に復旧。スイスのテレビ局SFスポーツの映像を借りることが出来たため。映像はスイスから、音声はリポーターのレシーが続ける。しかし音声と映像に3秒のずれがあったために、クローゼのゴールシーンではテレビのファンはまだクローゼが競っている段階でレシーの喜びのこえをきくはめになった。ZDFのスポーツ局部長のディーター・グルシュビッツは「ウィーンのインターナショナル放送センターで停電が起きた。全ての映像はバーゼルのスタジアムからウィーンに送られ、そこから世界中に配信されていた。そのため世界中の国が映像なしの状態となった。スイス以外は。」と話していた。ZDFはスイスの映像を流し、リポーターのレシーは電話で解説を続けた。

コメント
フランツ・ベッケンバウアー「決闘だった。確かに美しさを求めるファンのための準決勝にはならなかったが、どちらかが屈するまでの戦いだった。まずはトルコ代表に賛辞を贈りたい。彼らはまたしても最後の最後まで戦い、またしてもそれを成し遂げる寸前まで行った。それに対してドイツ代表は?ますます不可思議なチームだ。ポーランド戦でいい試合をしたと思うと、クロアチア戦はダメで、ポルトガル相手に素晴らしい試合をしたかと思うとこの出来だ。最初から動きが少なすぎた。バラックはハードマークにあい、クローゼは前線で孤立していた。シュバインシュタイガーだけが動きにプラスを加えられていた。4-2-3-1システムが最終系統なのだろうか。何はともあれ決勝進出だ。日曜日にウィーンで行われる試合は、全く別なものになるだろう。トルコ戦の出来はタイトルを取るのに充分なものではなかった。2002年ワ ールドカップ以来の決勝戦だ。ようやくタイトルを取れるところまで来ている。ポルトガル戦のパフォーマンスを出せれば夢は実現できる。ファイナルにたつ者は全てを出し切らなければならない。」

アンゲラ・メルケル「何度も息を止めるシーンがありました。我々のチームにお祝い申し上げます。今日は最後まで神経戦でした。トルコもとても強かった。素晴らしい試合でした。」

ヨアヒム・レーヴ「2-2と追いつかれた後もあきらめずに戦い、素晴らしいモラルを示してくれた。彼らは勝利を信じていた。非常にハードな戦いで、信じられないくらいの緊張感があった。上手く機能していない時間帯があったが、決勝点は素晴らしいコンビネーションプレーから生まれた。控え室で選手たちは皆疲れているよ。相当の力を出し切ったからね。もちろん猛烈に喜んでいるよ。彼らのモチベーションを高めるために、今日は試合前にファンの映像をみんなに見せた。決勝戦ではすべてがありうる。もちろん決勝で勝利したい。我々には必要な勝者のメンタリティがある。トルコは今大会ファンタスティックなパフォーマンスを見せてくれた。」

オリバー・ビアホフ「幸運にも我々は強靭な神経を持ち合わせていた。トルコには驚かされた。6日間の中休みはあまり良くなかったというのが見て取れた。しかし最後にまた力を出し切りチームのモラルを示してくれた。決勝戦ではもっと力を出し切らなければならないし、そうなるだろう。」

ミヒャエル・バラック「今日僕らは力を出し切って戦った。非常にハードな戦いで、神経戦だった。前半はよくなかったが、後半もいいサッカーが出来なかった。チームが最後の最後でゴールを決めたのは偉大なことだ。」

ミロスラフ・クローゼ「いつでもすぐに試合を振り出しに戻し、少ないチャンスから多くのゴールを決めるのは僕らの強みだ。今日はミスが多かった。相手選手から3-4mも離れてしまっていた。」

ルーカス・ポドルスキ「今トルコの控え室に行ってきた。彼らはフェアな敗者だよ。」

フィリップ・ラーム「今日はベストゲームなどではなかった。それでも自分たちの徳とするものが僕らの勝利を決定付けた。トルコは準決勝進出で非常にモチベーションが高かった。とても苦しめられた。決勝進出は僕の人生においてもっとも素敵な瞬間の一つだよ。僕らの目標はもうタイトルを取ることだ。」

ファティ・テリム「非常に悲しい。決勝まであと少しのところまで辿り着いたのに。勝つに値するプレーをしてくれた。申し訳ない。何とかわが国民に決勝戦をプレゼントしたかった。しかしここまで辿り着けただけだった。」

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