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ドイツ便りコミュの6/7-11

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今日スイス対チェコの試合で開幕する欧州選手権2008。ドイツ代表は明日ポーランドと初戦を迎えるが、戦いを前に前監督のユルゲン・クリンスマンから全選手の携帯に激励のショートメールが送られた。そしてコーチングスタッフには別の秘密のメールが送られているという。メールには歌のデータも添付されていた。ドイツ人RAPグループのクンストラーゼンが歌うNummer4(ナンバー4)で、ドイツ代表の欧州選手権応援ソングとなっている。「ヨーロッパに告ぐ。サッカーはポーカーとは違う。ベストチームが優勝カップを手にする。それがどこかは明らかなこと。そうドイツさ。」と言うような歌詞になっている。試合前の控え室で流して、気合を入れるのに使われるだろう。


※ スイス代表、監督夫人のために
今日開幕を迎える地元スイス代表は難敵チェコを相手に勝利を目指す。監督のケビ・クーン夫人のアリス・クーンさん(63)が月曜日てんかん性の症状を起こし、チューリヒの大学病院に運ばれ、未だに緊急治療室で治療に当たられている。脳内出血をおこしており、命の危険性もある。しかしクーン監督は選手に対し動揺した態度を見せずに、チェコ戦に向けて全力で挑む姿勢を貫いている。練習以外はすぐに病院に向かうため、ここ2日間の記者会見にはアシスタントコーチのミヒェル・ポンが出席している。ポンは「我々コーチングスタッフは常に一緒に仕事をしているので問題はない。」としているが、スイスサッカー協会は最悪の場合クーン抜きで試合に臨むことも考えている。「我々にはクーンだけでなく、ポン、ピエルイジ・タミルらもいる。」と代表団のエルンスト・レムリ。選手の気合も充分だ。ハカン・ヤキン(31)は「全てのスイスのために戦うよ。でも僕らが初戦で勝利することが、クーン夫人を助けるのに必ず役に立つはずだ。」とコメント。

※ ポルディ、ポジションはどこ?
明日開幕を迎えるドイツ代表。監督のレーヴは「基本となる布陣は既に頭の中にあるが、まだ1-2つのポジションが決まっていない。」と明かす。頭を悩ませているのはルーカス。ポドルスキのポジション。フォームのあがらないシュバインシュタイガーに代わり左サイドハーフで使うか、怪我上がりのマリオ・ゴメスにかわり2トップをクローゼと組むか。レーヴは「ルーカスは我々のチームでFWだ。しかし彼が左サイドハーフとしても攻撃にアクセントをつけれることは証明されている。」と一定の評価。今日行われる最後の全体練習を見てスタメンは決めるという。キャプテンのミヒャエル・バラックは「最後までポジション争いが続くのはいいことだと思う。」とコメント。ポドルスキは「コンディションはいいよ。僕はFWでMFでもプレーできる。決めるのは監督さ。僕とシュバイニィが一緒にプレーすることもありうるしね。確実なのは僕らが100%の力をしっかりと発揮できれば、ドイツが100%勝つということさ。」とコメントしていた。

※ レーヴ、優勝への6か条
1:勇気を持て「自分を信じろ。相手に反応するのではなく、自分から行動を起こせ。相手を壊そうとするな。自分の長所を出せ。リスクに挑め。」
2:目標を見失うな。「つらいときでも目標は絶対に見失うな。決勝に進出すること。ベストチームであること。常に100%を尽くせ。」
3:責任感を持て「自分のために全力でプレーしなければならない。チームのために仲間を助けなければならない。ミスを修正するために仲間と話し合わないといえない。応援してくれるファンのために。彼らのハートは我々チームにかかっている。そしてドイツのために。」
4:規律を守れ。「代表のようなグループが常に一緒に行動するときは規律をしっかりと守らなければならない。でないとカオスだ。それはグラウンド上でもそうだ。ベスト選手になりたいものは、規律を守りながら戦わなければならない。不必要な挑発や文句には私は怒る。自分たちの力を消費するだけだ。」
5:リスペクトを忘れるな。「代表チームは23人の選手、監督・コーチからだけで成り立っているわけではない。フィジカルトレーナーや用具係も、共通の目標を達成するためにそれぞれの役割を果たしてくれている。彼らに対しても同様のリスペクトを持たなければならない。」
6:感情を見せろ。「楽観的でポジティブなオーラを出していかなければならない。疑惑は誤まりだ。真剣に取り組みながらも楽しみや喜びを忘れてはいけない。昨日までに全ての専門的なこと派はなしてきた。今日控え室で叫ぶ言葉は私の腹のそこから出てくる感情そのものだ。」

※ ポルディ先発、シュバイニィは?
今日クラーゲンフルトでのポーランド戦に挑むドイツ代表。監督のレーヴはポドルスキのスタメンを決めた。ホテルで個別に行われたというミーティングで知らされたそうだ。レーヴは「ポルディはしっかりと自分のプレーを理解している。最初からバリエーションをつけれる。」とコメント。ポドルスキは左ハーフで出場。2トップはクローゼとゴメス。右サイドハーフはクレメンス・フリッツとバスティアン・シュバインシュタイガーで迷っているようだ。ここまでの流れだとフリッツがスタメンを飾ると思われていたが、ここ数日でシュバインシュタイガーはコンディションを上げてきた。レーヴも「シュバイニィはここ数日いいトレーニングをし、コンディションも週の頭に比べるとだいぶあがってきた。」とコメントしている。

※ ベッケンバウアー『89分、バラックのゴールで勝つ』
皇帝フランツ・ベッケンバウアーがビルト紙のインタビューで今日の試合について語った。「開幕戦はいつでも難しい。プレッシャーは大きい、非常に大きい。負けてはいけないということを皆が知っているからね。それでも私は勝つと思っている。われわれは勝つにふさわしいクオリティを持っている。89分バラックのヘディングシュートで1-0の勝利。そして予選は3戦とも勝利する。私は25年間オーストリアで暮らしている。半分オーストリア人といってもいいくらいだ。だからオーストリアが勝ち残ることを期待しているよ。」

※ 『2:0!ポドルスキがポルスキを一掃。』
欧州選手権優勝に向けて最高のスタートを切った。難敵ポーランドを相手に2-0。ヒーローはルーカス・ポドルスキ(23)。試合前に合ったポーランド紙の挑発に対する答えをピッチで出した。

ドイツ代表が欧州選手権で勝利するのは実に12年ぶり。優勝した1996年大会決勝のチェコ戦でオリバー・ビアホフのゴールデンゴールで勝利したとき以来。その後2000年、2004年はともに未勝利で予選リーグ敗退。ゴールも2大会でわずかに3だった。しかし今回は違う。優勝への夢を抱けるチームだ。監督のレーヴはこれまで22試合で16勝を上げてきた。監督としてのビックトーナメントは昨日が始めて。しかし左ハーフのスタメンにポドルスキを起用し、これまでレギュラーだったシュバインシュタイガーをベンチスタートさせ、右ハーフスタメンで起用したフリッツが素晴らしい動きを見せる。そのフリッツを55分ベンチに下げたときはスタジアムからブーイングが上がったが、代わりに入ったシュバインシュタイガーが2得点目を演出。選手のモチベーションを巧みに向上させる手腕を見せた。ただ手術上がりで不安がられていたメッツェルダーをスタメンに固定する守備陣はまだ調子を上げていく必要があるが。

※ クローゼとポドルスキ、俺たちのポーランド人がポーランドを破った
ポーランド生まれのルーカス・ポドルスキとミロスラフ・クローゼがポーランド戦で躍動。何度もポーランドDFの裏に抜け出しチャンスを演出したクローゼ、左サイドハーフで起用されながらも持ち前の得点力を発揮したポドルスキ。1点目を決めたときポドルスキは笑顔を見せずに小さく喜び、アシストをしたクローゼも小さくガッツポーズをしただけだった。クローゼはオッペルン、ポドルスキはグレイビッツ生まれ、故郷の前では大喜びできなかった。それでも試合を決定付ける2得点目を決めると今度はポドルスキも満面の笑顔で家族の座るブロックAに向けて人差し指を向けていた。

※ コメント
ヨアヒム・レーブ「初戦に勝つというのはいつでも特別に大事だ。チームに安心感と自信をもたらしてくれる。チームは今日、勝利で報いられる戦いをしてくれた。ルーカスは2得点のほかにもいいプレーを見せてくれた。チーム全体がいいパフォーマンスを披露してくれた。何度も素晴らしい攻撃をみせてくれた。前半の終盤、後ろに下がってしまい、上手くコンビネーションが取れなかったが、後半にはまた上手く改善してくれた。」

ミヒャエル・バラック「非常に集中できていたし、ミスも少なかった。あと何点か取ることもできた。ポーランドにボールを支配された時間帯もあったが、正しい時間帯にまた盛り返すことが出来た。全体として今日は勝つべくして勝った。クロアチア戦は予選突破を決める試合になるだろう。この試合も勝ちたい。」

ルーカス・ポドルスキ「僕らは今日いいゲームをすることができた。試合前に与えられた課題をしっかりといかすことが出来た。でも僕らはゆっくりしていてはいけない。今日の勝利はまだ第一歩に過ぎない。1-2日体を休めたらまた攻撃的にやっていきたい。」
クリストフ・メッツェルダー「非常にいい試合への入り方をし、先制点をあげた。チームにとって大事で、自信を与えてくれた。いい開幕を迎えることが出来て嬉しい。しかしこれからさらに気合を入れてやっていかないと。」
レオ・ベーンハッカー「試合の大部分はドイツのレベルでプレーできた。最初のゴールが決定打になってしまった。その後引き分けに持ち込むためにオープンな試合をせざるをえなかった。もちろん非常にがっかりしているが、普通のことだ。試合中に引き分けに持ち込めるかもしれないと思った。精神的に非常に強いチームだ。トーナメントはまだオープンな状態だ。ドイツがクロアチアを下し、我々が自力で予選突破を果たせることを祈っている。」
フランツ・ベッケンバウアー「パーフェクトなスタート。今大会これまででベストの試合。もちろんまだフランス、イタリア、オランダの試合を見ていないが。しかしこの戦いぶりならば、誰をも恐れる必要はない。ヨアヒム・レーブ率いるチームは、優勝候補の一つだということを見せてくれた。熱狂した。ポーランドも強いチームだった。勝ち点3は簡単に手にしたものではない。」

※ ポドルスキ「ゴールのとき息子のことを考えていたんだ。」
ポーランド戦で2ゴールの活躍を見せたポドルスキがビルト紙のインタビューに答えた。
「嬉しかったよ。でも疲れたね。今日は10時まで寝ていた。ゴールできたことは誇りに思うよ。大事なゴールだったから。喜ばなかったのは相手に対するリスペクトから。僕は半分ポーランド人だ。年に2−3回はポーランドの家族や親戚に会いに行くんだ。」

ゴールのときに泣いていたようだけど。
「泣いていたっていうのは大げさだよ。なんていうのかな、涙が目に溜まったんだ。とても感情的な瞬間だった。ゴールを決めたとき、息子のルイスのことを考えたんだ。毎日彼と恋人のモニカのことを考えて幸せな気分になっているんだ。」

今後のこととか考えてる?
「今は欧州選手権のことだけだよ。今度のクロアチア戦のことだよ。来期ユルゲン・クリンスマンのもとでプレーできないようだったら、考えなければならないよね。僕はベンチに座るためのサッカー選手じゃないんだ。」

※ 「ポドルスキの国籍を剥奪しろ」
ポーランド戦で2得点を挙げたルーカス・ポドルスキに対して、ポーランドのカトリック系政党LPRのミロスラフ・オルセチョブスキがラジオ局のインタビューでポドルスキのポーランド国籍を剥奪すべきだとコメント。ポドルスキはドイツとポーランドの2重国籍を所得しているが、オルセチョブスキはポーランドでは2重国籍が法的に認められていない点を強調。とはいえほとんどのポーランド人はこの意見に反対。大概の人はむしろ、なぜポドルスキがポーランド代表としてプレーせずにドイツでのプレーを選んだのか、という理由をポーランドサッカー協会に求めているようだ。

※ ゴメス「国家は負けたら歌う。」
ビルト紙のインタビューでドイツ代表FWのマリオ・ゴメスがなぜ国家を歌わないのかについて答えた。「それは僕の迷信から来ているんだ。僕が歌わないとチームは勝っているから。クロアチア戦でも歌わない。だからチームが負けたら歌うよ。」さらにバイエルン移籍がうわさされていることについては「ぼくは欧州選手権のためにここに来ているんだ。所属クラブのこととかを話すために来ているのではない。うさわについては話したくない。今は完全に試合に集中したいんだ。」と話していた。

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