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ドイツ便りコミュの超新星☆超快速!

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ドイツ代表のワールドカップメンバーには誰もが予想しなかった新星の名前がありました。ダビド・オドンコ(22)。ドルトムントの右ウイングでガーナ人の父を持つハーフ。爆発的なスピードとセンタリングが魅力の生粋のウインガー。

<ビルト紙>
ワールドカップドイツ代表メンバーが発表された。ビルト紙のホームページ上では「大きな驚き!」と見出しを出して、クリンスマンの選んだメンバーを伝えた。今日13時クリンスマンは5分間のフィルムを使って代表選手を紹介した。その中には代表発選出のドルトムントの快速FWダビド・オドンコ(22)の名前もあった。クリンスマンは「彼はすごい才能を秘めている。彼は代表チームに早急に必要な要素を持ち合わせている。スピードがあるし、相手を驚かすことができる。そしてゴールラインまでドリブルで進入し、センタリングを上げる能力を持っている。彼の加入はチームに新たなバリエーションをもたらしてくれるだろう。彼のことは半年ぐらい前から注目していた。これまで招集しなかったのは彼に大きなプレッシャーをかけたくなかったからだ。今回が初めての彼とのコンタクトだが、彼の情報は特にU21代表監督のディーター・アイルツからきいていた。セバスチャン・ダイスラーの欠場を何とかしなけばならなかったというのもある。」とコメントしていた。

当のオドンコが一番驚いたことだろう。今朝クリンスマンからの電話で知らされたそうだ。「ものすごく嬉しい。本当に信じられないよ。代表召集はすごい名誉だ。大きな刺激になる」と興奮のコメントしていた。もう一つのサプライズ人事はこれまでずっと代表入りし続けていたパトリック・オボモエイラ(ブレーメン)、ファビアン・エルンスト(シャルケ)そしてこれまで10ゴールをあげているケビン・クラーニー(シャルケ)の落選。代わりにFWにはメンヒェングラッドバッハのベテランFWオリバー・ノイビルとボルフスブルクのマイク・ハンケがノミネートされた。DF陣にはベテランのイエンス・ノボトニーがクリンスマン政権下で初の代表入り。クリンスマンは「彼は大事な役割を果たすことになるだろう。」と弱体振りを懸念されているDF陣の柱としての期待をかけている。

<ダビド・オドンコ>
U21代表レギュラー選手。本来は同時期にポルトガルで行われるU21ヨーロッパ選手権の主力として期待されていた。ドルトムントのホームページで「監督は今シーズン、ドルトムントのユース上がりの若い選手の活躍を気にかけてくれていたんだと思う。だから僕も最後の数分でワールドカップ行きの電車の飛び乗ることが出来たんだと思うよ。」とコメントしている。
オドンコは1998年の夏、14歳の時に東ベストファーレン州のビュンダーSVからドルトムントのユースチームに入った。2002年春、18歳の若さでFCザンクト・パウリとのホームゲームでブンデスリーガーデビュー。これまでブンデスリーガで73試合の出場2ゴール。U21代表では15試合で3得点。今シーズンはドルトムントの右ウインガーとして34試合中33試合に出場。武器は類まれなスピードを生かしてのサイド突破とセンタリング。今シーズンオドンコが上げたセンタリング数は229回で、これは2位のシュツットガルトのデンマーク代表MFグロンキアの115回のほぼ二倍に値する。FW出場の割にゴール数が圧倒的に少なく、またセンタリングにも正確無比な精度があるわけでもない。しかしボルシアパークのドルトムントファンはオドンコが右サイドを疾走するとそのボルテージを大きく上げる。彼には何かをしてくれるんではないかと期待を抱かせる何かがある。

※ オドンコの一日
「朝8時45分、U21監督のディーター・アイルツが電話をかけてきたんだ。彼は僕に、U21ヨーロッパ選手権にはつれていかない、というのを伝えてきた。なんだか世界が真っ白になったよ。『え?なんで?俺はそんなに悪いのか?』ってね。他には思い出せない、なにが起こったのか。彼がその後、代わりにワールドカップに行くんだぞ、と説明したことはさらに思い出せない。」その後8時57分にクリンスマンから電話がかかる。「Mr.クリンスマンが僕に電話をかけてきたんだ。僕はテレビの中の彼しか知らなかったんだよ。クリンスマンは僕に『普通にやってくれればいい。』といってくれた。僕は『どうもありがとうございます』って答えたよ。」オドンコの代理人コン・シュラム氏にも驚きだった。「ダビトの夢が叶ったよ。本来オドンコにとって2008年の欧州選手権が目標になるはずだったんだ。」オドンコの父はガーナ人。彼の元にはガーナサッカー協会からの話もあったそうだ。「1月にガーナの代表監督とサッカー協会の会長が僕のところにきたんだ。僕を代表に呼びたいって。でも僕は自分をドイツ人だと感じているし、2,3年後にはドイツ代表でプレーしたいって祈っていたんだ。
オドンコは代表に間違いなく新鮮な風を吹かす。しかしワールドカップにはそれだけではたらない。ファンは彼に注目するだろう。「ヘイ、やってやれよ。」と。


代表レギュラー候補だったセバスチャン・ダイスラーの欠場が特に大きく影響していると思います。現代表ではサイドから正確なクロスをあげたり、サイドで打開することが出来る選手がいない。荒削りながらも自分の武器を持っているオドンコが代表入りしたのはそのためだと思われる。イメージとしては1998年時の日本代表FW岡野に近い気がする。
全力でボールを追いかける姿に観客は興奮し、スタジアムのボルテージは上がる。その声をバックにホームのチームはより積極的に戦える。ムードメーカーとして、チャンスメーカーとして、オドンコは大きな可能性を持っていると思う。
ドイツ代表、楽しみになってきました。


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