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ドイツ便りコミュのブンデスリーガ第21節

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※ シャルケ、ドルトムントと引き分け
133回目のルールダービーは1対1の引き分けに終わった。常に盛り上がりを見せる永遠のライバル同士のダービー戦だが、今期は両チームとも不調で8位と9位での中位対決。前節もともにふがいない戦いぶりを見せている。それでもスタジアムを満員に埋め尽くしたファンが望むのはこのダービーに勝利をし、そこからまた上昇気流に乗ることだ。先制点はシャルケ。20分アルティントップのセンタリングをゴール前でケビン・クラーニが右足ジャンピングボレーでファインゴール。一時期はシャルケからの移籍を希望していた男が大事なゴールをきめた。しかしその後が続かない。チャンスを作りながら生かせずに、じょじょに消極的なプレーになっていく。初めてのダービーに臨むドルトムントのユルゲン・クロップは後半開始からモハメッド・ジダンとネルソン・バルデスの2人のFWを投入。勝利への意欲を見せる。これが実ったのが81分。バルデスのセンタリングをジダンが左足でねじ込んで同点。ジダンは85分にも強烈なミドルシュートを放ったがこれはGKのマヌエル・ノイヤーがセーブ。シャルケは勝てる試合を落とし、"引き分け王者"のドルトムントは勝ち点を拾ったがこれで今シーズン11試合目の引き分けとなった。

フレッド・ルッテン「非常にがっかりしている。試合を掌握していたのに。もし2点をしっかりと取れていれば、最後に不運について語らなくてもすんでいた。」
ユルゲン・クロップ「シャルケが長い間試合を支配していた。信じられないくらいダイナミックだった。」

※ ボアティン、また悪質なファール
ドルトムントのケビン・プリンス・ボアティンはバイエルン戦で故意にクローゼの足を踏みつけたかどうかで議論されていたが、昨日のシャルケ戦でまた問題のプレー。開始僅か4分シャルケキャプテンのセルビア代表DFムラデン・クリスターイッチに悪質なファール。幸運にもボアティンはイエローカードどまり。クリスターイッチは筋肉系の問題で途中交代。元シャルケでこの試合の解説を務めていたおラフ・トーンは「明らかにわざと。明らかにレッドカード。」と憤慨。しかしこれに懲りないボアティンは24分にもジャミアン・ジョーンズに危険なタックル。審判からは最後の注意を受け、監督のクロップは前半終了と同時に交代させた。試合後クロップは「毎試合毎試合ボアティンのことで議論されなければならないのはばかげている。」とコメントしていた。

※ ピサロ、遅刻でメンバー外に
ここまでシーズン11ゴールをあげているブレーメンのクラウディオ・ピサロだが、今日行われるコトブス戦でメンバー外になった。原因は昨日行われたチーム練習に大幅に遅れてやってきたため。ピサロは前日ミュンヘンで暮らす弟のディエゴを訪ねていた。ディエゴはバイエルンのU19でプレーしている。 ピサロは昨日の昼には飛行機でブレーメンに到着する予定だったが、天候不良のために出発が1時間半遅れ、ブレーメンに到着したのが既に練習の始まっている14時過ぎだった。監督のトーマス・シャーフは「彼のミス。」とばっさり。チームマネージャーのクラウス・アロフスは「軽率な行動。彼ほどの経験豊富な選手が。」とコメント。

※ バイエルン、ケルンにホームで敗れる
勝てば首位浮上のチャンスだったバイエルンは、ホームでケルンにまさかの敗戦。水曜日のリスボン戦に向けてブラジル代表DFのルシオを温存、怪我のルカ・トーニに代わり、ルーカス・ポドルスキが181日ぶりに先発。しかし序盤から積極的なプレーを見せるケルンにちぐはぐな試合展開。13分クローゼのゴールがオフサイドの判定で取り消されるという審判のミスもあったが、22分にフリーで走りこんだエーレットがゴールをきめられると、34分右サイドをブチチェビッチに突破され、折り返しをこの日がデビュー戦のダニエル・ボロシンスキ(20)にきめられて0−2。後半ポドルスキを下げて、ドノバンを投入。後半反撃に出るが、84分にハミト・アルティントップのセンタリングをダニエル・ファンボイトンがヘッドで合わせた一点のみ。クローゼのヘディングシュートをケルンGKのモンドラゴンにファインセーブされたり、ドノバンがペナルティエリア内で引きずり倒されたシーンが見逃されたりという不運も合ったが、王者らしからぬミスの連続と試合運びで、カーニバルで盛り上がるケルンに勝利をプレゼント。元バイエルンキャプテンのシュテファン・エッフェンベルクは「攻撃性に欠けていた。ひどいミスばかりがあった。しっかりと守備がなくては勝てない。デミチェレスは最初の失点のシーンであまりにも怠惰でゆっくりに見えた。」と批判。バイエルン代表取締役のカールハインツ・ルンメニゲは「悪い試合というのは今日が初めてだ。次のリスボンでの試合では改善され、そこからまた調子が戻ってくる。」と強気のコメント。

ケルン監督のクリストフ・ダウムにとっては昨日がケルン監督として150試合目のメモリアルゲーム。そしてそのメモリアルゲームで始めてミュンヘンでバイエルン戦に勝利を上げることができた。「20年間もかかったよ。個人的に素晴らしい出来事だ。」と喜んでいた。

ユルゲン・クリンスマン「今日は上手くいかなかった。1-0とされた後あまりにもあせって前に攻めてしまっていた。特に今日はボールの奪い合いに勝たなければならないということを忘れてしまっていた。今日の敗戦は気持ちのいいものではない。またしても首位に立つチャンスを逃してしまった。チームとして闘っていき、困難でがっかりしている状況を乗り越えなければならない。」

ルーカス・ポドルスキ「今日は僕らの出来がよくなく、ケルンが勝つべくして勝った。ぼくにとってはケルン戦は特別な試合だし、気合を入れてプレーしようとしたんだけど、上手くいかなかった。」

※ ホッフェンハイム、首位浮上
シュツットガルトのホームに乗り込んだホッフェンハイムは何度もリードを奪われながらもそのたびに追いつき、さらに最後の最後で逆転のチャンスまでつかんだが、ロスタイムのPKを失敗し引き分けどまり。それでもこの日負けたヘルタに代わり、再び暫定ながら首位に座に帰り着いた。激しい点の取り合いになった試合だった。先制点はホッフェンハイム、この日初めて1トップとしての起用となったデンバ・バが相手マークを背負いながら振りむきざまのシュートをきめた。しかし直後にシュツットガルトのカカウがドリブルシュートを決めて同点。シュツットガルトはさらにCKのこぼれだまをタシチィがセンタリング。ピンポイントで飛び込んだマリオ・ゴメスがヘッドであわせて逆転。後半開始直後にホッフェンハイムはまたしてもバ。スルーパスから抜け出すとおいさがるマークをものともせずに左足でゴール。シュツットガルトはマリオ・ゴメスがスルーパスから芸術的なループシュートで勝ち越し。追いすがるホッフェンハイムは三度バがスルーパスからの鋭い反応でゴールを決めて同点。そしてロスタイムにカルロス・エドゥワルドがペナルティエリア内でルードビッヒ・マニャンに倒されてPK。しかしこのPKをスペシャリストのサリホビッチがゴール上に外して試合終了。サリホビッチは試合中に相手選手と交錯してスパイクが脱げるという一幕があった。その落ちたスパイクをシュツットガルトGKのレーマンが拾うとサリホビッチには返さずに、ゴール裏へと投げ捨てた。これに激怒していたサリホビッチはPKのシーンで冷静にけることができなかった。「ゴール右隅を狙ったんだけど、頭の中に残っているのがあって。整理するのに少し時間が必要。」とがっくり。ホッフェンハイム監督のラルフ・ラングニックも「これまでイエンス・レーマンのことを尊敬していたが、あの行いは完全に反スポーツマンシップなものだ。審判はイエローを出すべきシーンだよ。」と激怒。

マルクス・バッベル「観客は今日すばらしい試合を目にした。戦いも感情的なプレーも6つのゴールも生まれた。残念だったのは、チームとしてハードに戦っていたのに、いくつかの個人的なミスで勝利を逃したこと。最終的に負けなくて良かったといえるだろう。もちろんホームで3ゴールもあげたら、勝たなければならないものだが。」

ラルフ・ラングニック「観客はチケットに見合う試合が見れたのではないか。すばらしい戦いだった。最後の15分で同点に追いついたのは、チームがなんとしてでも勝つんだという強い気持ちを示してくれたからだ。」

※ ブレーメン、コトブスにも負けた
悪い流れに歯止めをかけることができない。UEFAカップでミラン相手に1:1と上々の試合をしたブレーメンだったが、アウェーのコトブス戦でまさかの敗戦。46分右サイドバックのクレメンス・フリッツのセンタリングをポルトガル代表FWのフーゴ・アルメイダが高い打点のヘディングで合わせて先制。しかしコトブスは54分にセルビア人FWイリエフが、そしてロスタイムにブルガリア代表FWのランゲロフがゴールを決めて逆転勝利。ブレーメンは全ての選手の動きが悪かった。DFのペル・メルテザッカーも「ミラン戦ではもっと積極的で、攻撃的に戦えていたのに。今日のような出来では勝てないよ。」とがっかり。監督のトーマス・シャーフは「試合に勝てるんだという自信を持たなければならない。」とコメント。水曜日には再びミランとのUEFAカップの試合が待っている。いつ浮上のきっかけを作ることができるのか。

※ HSV、首位浮上
ヘルタ、バイエルン、ホッフェンハイムと今節勝ち点をのばせなかったライバルチームを尻目にHSVは強豪レバークーゼンをアウェーで撃破。立役者はドイツ代表のマルセル・ヤンセン。ボール支配率はレバークーゼンがリードしていたが、18分ゲレーロの右サイドからのセンタリングが流れてくると、大きなシュートフェイントで相手DFのマヌエル・フリードリヒをかわし、苦手の右足でゴール右隅にゴール。これがHSVでの初ゴール。5位のレバークーゼンもホームで負けるわけにはいない。29分右サイドでボールを奪ったフリードリヒがゴール前に低めのクロスを入れると、代表FWのパトリック・ヘルメスが相手DFよりも早く飛び込んで右足でダイレクトボレー。GKは一歩も動けず。67分右サイドからのクロスをゲレーロが競り勝ち、後ろに流すと、そこにはまたしてもヤンセンが。今度は得意の左足を振りぬくと、ボールはゴール右隅につきささり、試合はHSVが2:1でせいした。

マルセル・ヤンセン「今日の試合は大事だった。ゴールをきめられたことは嬉しいよ。でも首位になったからと喜んでばかり入られない。まだまだフルプログラムが待っているからね。」

マーティン・ヨル「レバークーゼンのような強豪チームをアウェーで破ることができたら、もちろん満足だ。今日われわれは中盤を少し変えた形でプレーした。レバークーゼンは特に中盤が強力で、ワンツーパスなどのスペースを与えないようにした。後半開始から15分はサッカーを忘れていたが、その後はまたコントロールすることができた。」

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