ドイツ便りコミュのファンフェスタ

※　ブランデンブルク門へ集結
FIFAによるワールドカップ開会式のキャンセルを受けてベルリン市長のボーベライト氏は「ベルリンのためではなく、ドイツ全土のためにも行う。オリンピックスタジアムでの開会式がキャンセルされたことへの私の怒りは収まっていない。まったく信じられないことだ。しかし私たちはホストカントリーとしてすべきことをしようと思う。FIFAが参加しようとしまいと、関係ない。ベルリン市には自意識があるのだ。」とコメント。６月７日にブランデンブルク門前でファンのためのイベントを行うことを決めた。このことをきいたFIFA会長のブラッター氏は「謝罪の意を込めて、１００万ユーロの支援をしようと思う。」とコメント。また開会式を指揮していたアンドレ・へラー氏はミュンヘンのイベントにのみ参加。ブランデンブルク門前ではショーは行われずに、２ｋｍにわたってファンが集い、パーティゾーンとなる予定だそうだ。

２５００万ユーロを投じて行われるはずだったベルリンオリンピックスタジアムでの開会式。関係者はみなFIFAの勝手な決定に怒りをあらわにしているが、芝のことを考えるとそもそもあまりにもぎりぎりのスケジュールだった。ただもう少し前に開会式の中止を決定出来ていればよかったのに、とも思う。イベントのためのリハーサルはかなりの段階まできていたようだし。うーん、もったいないとも思うしな。ワールドカップですばらしい試合がたくさん行われて、芝を根付かして良かったな、と思えればそれが何よりだね。