ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ドイツ便りコミュのブンデスリーガ第19節

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
※ ヘルタ、首位取り失敗
昨日のビーレフェルト戦で勝利を収めれば、念願の首位浮上だったヘルタベルリンは13分ウクライナ代表のアンドリュー・ボロニンが決めて先制。しかし首位の座を保てたのは僅か27分間だけ。40分元ヘルタのポーランド代表アルトゥール・ビヒニヤレクにヘディングシュートをきめられて同点。その後両者ともに決定力を欠き引き分けに終わった。監督のルシアン・ファブレは「結果は問題ない。」と平静を装っていた。一方ヘルタ時代には44試合で僅か4ゴールと結果を残せずに、ビーレフェルトに売られたビヒニヤレクは前半戦でもヘルタ戦でゴールをきめ、古巣いじめをしている。「今日はナイスゴールだった。仕事は仕事さ。」とクールにコメントしていた。ヘルタは来週もう一度首位取りにチャレンジしたいところだが、対戦相手はバイエルン・ミュンヘン。もう一度夢を見ることはできるだろうか。

※ ブレーメン、シャルケに敗れる。
シャルケ対ブレーメンといえばブンデスリーガにおけるトップゲームの一つだった。しかし今シーズンは両チームともに低迷。この試合は9位チームと10位チームの対戦に納得する平凡な内容の試合になってしまった。両者ともにミスパスのオンパレード。すばらしいスペクタクルなプレーはまったくなく、勝負を決定付けるのはセットプレーしかなかった。48分ジェファーソン・ファルファンのけったフリーキックにDFのベネデクト・ヘベーデスがヘッドであわせて決勝点。監督のフレッド・ルッテンは「今日がどんな試合であっても関係ない。今日の勝利はものすごく重要だ。」とまくし立てた。ヘベーデスは「ハーフタイムにファルファンにいったんだ。"ジェフィ、もう一度僕に素晴らしいボールをあげてくれ"ってね。うまくいったよ。100%証明することができた。今日の勝利でまた上位を目指してたたかっていける。」とコメント。一方敗れたブレーメンは意気消沈。監督のトーマス・シャーフは「またしても非効率に多くの労力だけを要してしまった。決定的に大事なものが足らない。勝利が。」とコメント。チームマネージャーのクラウス・アロフスは「少なくとも今日両者は互角だった。しかし相手選手をしっかりとつかまえないという小さなところで、全ての仕事を危険に晒してしまう。」とコメント。またMFのトルステン・フリンクスは「大事な場面でのセットプレーで寝てしまうなんてありえない。」とヘベーデスにフリーでヘディングを許したFWのウーゴ・アルメイダを非難。 

※ HSV、カールスルーエにまさかの逆転負け
前節バイエルンに勝利し、上り調子と見られたHSVは降格争い真っ只中のカールスルーエにまさかの逆転負けを喫した。立ち上がりは完全にHSVのペース。7分パウロ・ゲレーロが相手のミスに乗じてダビット・ヤロリンとのらくらくとワンツーから先制ゴールをきめる。48分にはコーナーキックからの攻撃をつなぎ、最後はコリン・ベンヤミンがゴール左上隅に鋭いシュートを突き刺して2-0。誰もがこれで勝負合ったと思ったことだろう。しかしカールスルーエは49分右サイドゲーレッツからのセンタリングに新加入のデンマーク代表DFミヒャエル・グラーブガールドが足を出すが、こぼれだまは相手FWのセバスチャン・フライの足元に。フライがエリア内から叩き込んで2-1。さらに53分には中盤からダ・シルバがスルーパス。ボールを受けたフェデリコが反転からシュートすると、対応が遅れながらも必死につめたグラーブガールドの足に当たりボールはゴールに吸い込まれ同点。僅か5分で2点差を取り返したカールスルーエに対し、HSVは精神的に持ちこたえきれない。76分マルコ・エンゲルハルトからの執拗なチェックにいらだったFWムラダン・ペトリッチがエルボ−でふりほどくと、審判のトルステン・キンへーファーはレッドカードを出した。一人少ないHSVに対し、ファンの声援をバックに攻め立てるカールスルーエ。92分シュティンドルの右サイドからのフリーキックに高い打点のヘディングであわせたのはまたしてもフライス。貴重な貴重なロスタイム弾にチームマネージャーのロルフ・ドーメンはグラウンドに飛び出すと何度もガッツポーズを繰り返し、顔を手で覆った。ドーメンは「本当に重要な勝利。」とコメント。前半戦のHSVとの試合では逆にロスタイム弾で負けていただけに「少なくとも今回はハッピーエンドで終わったね。素敵なリベンジだったよ。」とコメント。一方収まりがつかないのはHSV。監督のマルティン・ヨルは「自分たちで自分たちを負かしたようなもの。単純にばかげたミスで負けた。精神的な弱さでは何もできない。」とコメント。またレッドカードを受けたペトリッチは試合後すぐに審判室に向かい、説明を求めた。ペトリッチは「僕は殴ったりしていない。まとわりつかれたのを払いのけようとしただけなんだ。」とコメント。今後の出場停止処分についてはDFBがどういう判断をするのかによる。

※ ホッフェンハイム、何とか引き分け
首位チームホッフェンハイム対最下位チームのグラッドバッハ。しかし1年前は構図が全く逆だった。ともに2部リーグを戦っており18節終了時でグラッドバッハはダントツの首位、ホッフェンハイムは7位で昇格への可能性を残したチームの一つにすぎなかった。そんなライバル意識が最下位ながらもグラッドバッハに負けられない強いモチベーションの元になったのだろう。首位チーム相手にもかかわらず、果敢に攻めていく。44分バウムヨハンが25mのミドルシュートを決めてグラッドバッハ先制。ホッフェンハイムは69分怪我から復帰のオバージがペナルティエリア内でたおされPKをえるが、主審のルッツ・ヴァーグナーは副審のトビアス・ベルツの話を聞き、このPKを取り下げた。怒りが収まらないのはオバージ。「明らかなPKだよ。ガラセクはボールにじゃなく、僕にタックルしてきた。」と話すが、キャプテンのテーベルは「あれはPKではなかった。オバージは倒れるのが早すぎた。」と話し、監督のラルフ・ラングニックも「あれはオバージのミス。PKが欲しくてたまらなかったのだろう。」と話していた。ホッフェンハイムは89分に途中出場のウェリングトンがセットプレーからのこぼれだまをヘディングで押し込んで、何とか勝ち点1を獲得した。

※ ゴメス、ドイツ代表FW争いに勝利
シュツットガルトのマリオ・ゴメスはレバークーゼンのドイツ代表FWコンビシュテファン・キースリング、パトリック・ヘルメスの前で2ゴールを上げ、ドイツ代表戦でのスタメン争いで一歩リード、したと言い切れないところにゴメスの代表での弱さがある。シュツットガルトではエースストライカーとしてゴールを量産。公式戦26試合で18ゴール。しかし代表戦となるとここ11試合で僅かに1ゴール。それでもゴメスは「調子はいいよ。好調だと思う。代表チームでプレーしたいものはコンスタントに長い間好パフォーマンスを披露しなければならない。それが僕の後半戦の目標なんだ。」とコメント。代表首脳陣もクラブチームでのゴメスを代表でも期待しているだけに、水曜日のノルウェー戦でひと暴れといって欲しいものだ。

※ フランクフルトでまたファンが落ちる
ドルトムントでファンが入り口ゲートから階段下に落ち死亡した事故からまだ日がたたないうちに、新たな事故が起こった。フランクフルトファンのカイ・Gは試合前にゴール裏の柵から8m落下。フランクフルトファンは皆ショックを受け、誰もがドルトムントでの悲劇を思い浮かばたことだろう。ただ無事を祈った。カイはゴール裏で救急隊員からの措置を受けていた。しばらくの間意識不明の上体だったが、しばらくすると意識を取り戻し、しゃべることもできるようになっていた。30分過ぎに救急車で病院に送られた。応援を自粛していたフランクフルトファンは、ハーフタイムに経過が良好であることを聞き、後半にはスタジアムはまたいつもの雰囲気に戻っていた。試合は2:2で引き分け。

※ バイエルン、ドルトムントに勝利
ホッフェンハイム、ヘルタ、HSVが勝ち点を伸ばせなかった今節、しっかりとドルトムンと相手に勝ち点3を奪ったバイエルンが2位に浮上、首位ホッフェンハイムとの勝ち点差を1とした。先制点はドルトムントだった。開始僅か90秒シュバインシュタイガーの軽率なドリブルからボールを奪ったドルトムントはパスをつなぎ、トマシュ・ハイナルがバイエルン守備ラインの裏へスルーパス。バイエルンCBのマルティン・デミチェレスは芝に足を取られて転倒、ボールを受けたネルソン・バルデスはフリーで抜け出し、ボールを左足でゴール左上隅に流し込んだ。早すぎる失点にしかしバイエルンはあわてることなく、攻撃を仕掛けていく。この日抜群の切れを見せていたフランク・リベリーのドリブルをきっかけに何度も決定機を作っていく。少なくともミロスラフ・クローゼは3度GKとの1対1の場面があったが、ドルトムントGKのローマン・バイデンフェラーが好セーブで阻止。ルカ・トーニもフリーでヘディングシュートの場面を迎えるがゴール上に外す。24分シュバインシュタイガーのFKのこぼれだまをクローゼがリベリーにつなぐ。リベリーのミドルシュートをGKがはじいたところに詰めたのはゼ・ロベルト。ぎりぎりオフサイドのポジションだったが審判はゴールを認めた。

この一連の流れでクローゼがリベリーにボールをつないだとき、ドルトムントMFのケビン・プリンス・ボアティンが猛然な勢いでクローゼにチェック。勢いそのままに体制を崩して倒れたクローゼの太腿を踏みつけてしまった。試合後フランツ・ベッケンバウアーは「あれは完全に故意に踏みつけた。飛び越えようという意思は全く見られなかった。選手生命に関わる危険なプレーだ。出場停止処分をしなければならない。」と私見を述べた。クローゼ自身も「完全に故意だと思う。僕もこの世界は長い。何が故意で、何が故意でないのかはわかっているつもりだ。あのプレーは故意に行われたものだ。」とコメント。ドルトムント監督のユルゲン・クロップは「ケビンのことをつるし上げるなんて信じられない。あれは決して暴力行為などではない。ケビンは倒れたクローゼの向こう側に飛び移ろうとしていた。攻撃的な表情はしていない。」とバイエルン側の攻撃に対抗。ボアティンはクラブ側が”落ち着いていないので”、という理由でインタビューは全て拒否してバスに乗り込んだそうだ。

後半はオープンな戦いとなり、両チームともにチャンスをつかむ。より多くのチャンスを作ったのはやはりバイエルン。しかしいい形は作っても最後のシュートはバイデンフェラーに防がれてしまう。74分トーニにかわり、ランドン・ドノバンが出場。クローゼはトーニに手を差し出したが、トーニは拒否。「後で話をしてみるよ。」と試合後のクローゼ。

87分、右サイドからのセンタリングをドノバンと競り合ったドルトムントのサンターナはボールを大きくクリアーできない。こぼれ玉にいち早く反応したクローゼは右足でダイレクトにシュート・ボールはバイデンフェラーの股間を抜けてゴールに吸い込まれた。さらにロスタイムに入った91分、左サイドを突破したリベリーのグラウンダーのセンタリングにまたしてもクローゼが右足であわせてゴール。結局バイエルンが3-1でこの試合を物にした。

ユルゲン・クリンスマン「今日は試合前に多くのパターンを考えていたが、開始直後の失点でひとまず取り返さなければならなかった。試合をひっくり返すのに充分なゴールチャンスがあったが、試合終了間際まで待たなければならなかった。ぎりぎりだったが、勝つべくして勝った試合だ。素晴らしいプレーを見せてくれてた。非常に満足している。」

ミロスラフ・クローゼ「僕が2点きめたというのは確かだけど、一番大事なのは試合に勝ったということ。ハンブルクでのひどい試合の後、僕らはプレッシャーを受けていた。僕らにとっても、今日自分たちのプレーをして試合に勝ち、勝ち点3を手にしたというのはいいこと。今日はいい日だったといえるね。」

ユルゲン・クロップ「非常に腹立たしい気持ちで一杯だ。なぜならここで負けるということは絶対にそうならなければならないものではなかったからだ。チャンスや支配率のほとんどはFCバイエルンが握っていた。だから彼らにとっては勝つべくして勝った試合といえるだろう。しかし勝ち点1を持ち帰るだけのことはできたのではないか。」

ロマン・バイデンフェラー「バイエルンは激しいプレッシャーを仕掛けてきて、多くのゴールチャンスを生み出していった。僕らは大事な場面で必要な幸運から見放されていた。ゴールに飛んでくるボール全てをふさごうとしたけど、すべては上手くいかなかった。」

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ドイツ便り 更新情報

ドイツ便りのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング