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ドイツ便りコミュのブンデスリーガ第7節

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※ バイエルン、ボーフム戦に本気
ここまでリーグでのホーム3試合でまだ1勝のバイエルン。バイエルン監督のユルゲン・クリンスマンはホーム戦前だというのに選手を全員アラバマ・シェラトンホテルに前泊させた。リーグ2連敗中。3連敗はなんとしても避けなければならない。相手が15位のボーフムだとしても「組みやすい相手などはいない。我々はどんな相手にも敬意を持って準備をしていく。ボーフムはカウンターの強いチームだ。」と警戒していた。

ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼはチームメイトにもっと走れと要求。「それぞれは他の選手のためにいなければならない。自発的に道を切り開こうという意志が欠けている。ボール保持者とボールを受ける選手だけが動いている。それでは足らない。もっとフリーランを繰り返して、第2、第3のオプションをもてるようにしなければならない。ボーフム戦気合を入れて望まなければならない。」とコメントしていた。そんなクローゼのコメントを受けてか、フィリップ・ラームは「僕らはもっとチャンスになるボールをペナルティエリアに送らなければならない。」とコメント。(10/4)

※ バイエルン、まさかの同点
前日はホーム戦にもかかわらず、全員ホテル泊にし、ベストメンバーで望んだにもかかわらず、ボーフム相手にまさかの引き分け。完全にスタートダッシュに失敗したバイエルン。31年ぶりのひどいスタートだ。ゼ・ロベルトが2ゴール、ファンボイトンが1ゴールを上げながら、消極的な守備が響いて3失点。昨シーズンわずか21失点だったバイエルンがここまで7試合で既に13失点、勝ち点わずか9で11位に沈んでいる。ビルト紙は「クリンスマンのミス」として次の4点を挙げた。
1:キャプテン
クリンスマンはマルク・ファンボメルをキャプテンに指名しながら、このキャプテンをベンチに置き続けている。DFBスポーツディレクターのマティアス・ザマーは「バイエルンにはヒエラルヒーがかけている。キャプテンは監督の後ろ盾が必要だ。」とコメント。
2:交代選手のミス
ボーフム戦で素晴らしい動きを見せていたゼ・ロベルトを74分に交代。その後動きの落ちたバイエルンは同点に追いつかれた。
3:GK
カーンの後継者ミヒャエル・レンジングは未だに首脳陣を満足させるプレーができていない。昨日のボーフム戦でも同点ゴールは防げたものだった。
4:FW
クリンスマンはトーニとクローゼを完全に信用している。トーニはここ5試合ノーゴール、昨日も絶好のチャンスを外し続けた。しかし最後までピッチ上にいた。クローゼも調子は上向きだが、コンスタントにゴールをとっているわけではない。そのためMF,DFの選手がゴールをきめなくてはならない状況に陥っている。

カールハインツ・ルンメニゲ「完全に試合を掌握し、3−1とリードしながら最後には追いつかれてしまった。まるで理解できない結果だ。終盤あまりにも軽率にプレーしてしまった。今日勝ち点2を失ったことは非常に痛い。今日勝っていれば4位か5位になれていたはず。この結果は痛い。」

ウリ・へーネス「今日の試合に関しては今のところ何もいえない。試合を完全にコントロールしていた。3−1とした時点で失点されるサインなど何もなかった。それに今日は4−5点きめるチャンスもあったのに。」

ユルゲン・クリンスマン「ここ3試合のブンデスリーガでの試合結果には全く満足いっていない。今日も3−1とリードし、さらに得点を重ねるチャンスがあり、決めていれば勝負が決まっていたのにきめられず、結果追いつかれてしまった。非常に腹立たしい。3−2となった段階で無駄に前に走るのではなく、しっかりと勝ち、勝ち点3を持って帰ることを考えなければならなかった。ファンの不満はもちろん理解できる。しかしブンデスリーガではいつも思ったとおりの結果が得られるというわけではないのだ。」

※ 1899ホッフェンハイム、暫定首位
2部リーグからの昇格ホッフェンハイムが暫定ながら首位に立った。ホッフェンハイムは1昨シーズン3部リーグから2部昇格を果たし、続けて昨シーズン2部リーグから1部リーグへの昇格を果たした。かつてカイザースラウテルンが2部から昇格後ダイレクトに1部リーグで優勝を果たしたことはあったが、3部リーグからとなると前代未聞。このままホッフェンハイムは首位の座を走り、ドイツサッカーの歴史に名を刻むのだろうか。

ホームタウンは人口3272人(2008年)の地図で見つけるのもやっとの町。1990年までは8部リーグの常連だった(都・県リーグクラス)クラブだが、そこから少しずつ昇格を繰り返し2001年には3部リーグまで辿り着いた。2005年そこからセンセーショナルな発展をとげ、今年国内最高峰の1部ブンデスリーガまで上り詰めた。この発展のきっかけには2人の人物が大きく関わっる。 一人はディートマー・ホップ会長。 彼はソフトウェア会社SAPの会長であり、世界の億万長者の一人。彼は自分の資産でこのクラブを買い取り、選手補強やスタジアムの改築のりだした。そのお金を出し惜しまない運営方法は時に批判され、敵地では"チェルシーのまね"、"サッカーは金だけじゃない"とやじられることもある。またホームスタジアムのチケット代が他のクラブと比べて高いことからホームサポーターからもクレームの声も上がっていたりする。それでも着実な補強と運営方針で昇格チームとは思えない基盤を築いている。現在3万人収容のスタジアムの建設中で、ホーム戦は隣町のマンハイム市のカール・ベンツスタジアムを借りている。

もう一人はラルフ・ラングニック監督。 StuttgartやSchalke04などのトップクラブを指揮し、"プロフェッサー"という異名もとる監督がいきなりアマチュアチームの監督になったのは、ドイツでは大きな驚きだった。しかし彼の指導の元プロフェッショナリズムを植え付けられた選手は目覚しい発展を遂げ、ついには一部の1位まで上り詰めた。

フランクフルトとの試合でも試合の主導権を握っていたのはホッフェンハイム。セネガル人FWデンバ・バの活躍で2:1で勝利を収めた。

ラルフ・ラングニック「思っていたとおり難しい試合になった。これまでの相手よりも、自分たちのプレーを見つけるのに間違いなく多くの問題が生じた。最初の20分間はなかなか試合に入れなかった。前半終了間際になり、先制点を挙げるいいチャンスをつかむことができ、その流れを後半に引きつぐことができた。同点とされてから試合はオープンな展開になり、我々の若い選手たちはそれでも最後まで戦い続けた。終了間際の動転にされかけたシーンについては、どうやってイベルツベルガーがライン上で素晴らしいヘディングクリアーを見せてくれたのか、もう一度テレビで見てみないと。デンバ・バは素晴らしい選手。もっと成長してくれるはず。」

イベルツベルガー「同点に追いつかれたシーンは自分のミスだったので、最後のところでチームを救うことができてよかった。後ろをしっかりと固める相手から勝ち点3を取るのが難しいことはわかっていた。」(10/5)

※ ドルトムント、不運のノーゴールで引き分け
UEFAカップウディネーぜ戦でPK戦まで持ち込みながら力尽きたドルトムントは、仕切りなおしのハノーファー戦で審判の判定になかされた。序盤からチャンスを作るドルトムントは10分パラグアイ代表FWのネルソン・バルデスが左足で先制ゴール。勢いに乗るドルトムントは17分ハンガリー代表MFトマシュ・ハイナルの左CKをペナルティエリア中央でクロアチア代表DFロベルト・コバチがフリーで強烈なヘディングシュート。ハノーファーのドイツ代表GKロベルト・エンケはボールに触ったものの止めきれず、ボールはゴールラインの後ろへ。あわててかきだすエンケ。主審のボルフガング・シュタルク、副審フォルカー・ベッツェルともに何故かノーゴールの判定。ものすごい勢いで主審を取り囲むドルトムント勢。ドルトムンと監督のユルゲン・クロップは両手を広げて「こんだけ後ろまで入っていたじゃないか。」とヴェッツェル抗議。しかし受け入れらずに試合は続行。結局試合は25分にハノーファーFWマルセル・フォッセルに右足でボレーをきめられて1:1の同点で終わった。試合後ハノーファーGKエンケは「あれは入っていた。」とコメント、主審のシュタルクは「後で映像で見てみると明らかにミスだった。今後二度と起こってはならない。」と話していた。

※ グラッドバッハ監督解任
今期ブンデスリーガ監督解任第一号はボルシア・メンヒェングラッドバッハのヨス・ルフキーとなった。一年で2部から1部に引き揚げたが、根気はここまで7試合で6敗の最下位、ドイツカップでもコトブス相手に敗れている。ケルン戦後は「私はあきらめたりはしない。今後も私はチームを見ていく。もちろんそれは私にきめられるものでもないが、私はあきらめるという言葉を知らない。」と話していたが、首脳陣は見切りをつけた。今後はとりあえず強化部長で元ドイツ代表のクリスティアン・ツィーゲが暫定監督のポストにつき、新監督を探すという。ツィーゲは「我々はチームとクラブにあった監督を探している。しかしあわててというわけではない。なにがなんでもすぐに獲得を、ではなく、そのために私は暫定ながら監督としてトレーニングを見る。」とコメント。

※ HSV、ロスタイム弾で首位
HSVはクロアチア代表ムラダン・ペトリッチのロスタイム弾で辛くもコトブスを振り切った。コトブスは金曜日の練習後控え室で主力のランゲロフとスケラがけんか。両者ともメンバー外の処分をチームから受けた。主力を2人欠きながら、コトブスは粘った。54分パウロ・ゲレーロの右足シュートをコトブスGKのトゥルンメルがファンブル、イビツァ・オリッチが流し込んでHSV先制。コトブスは74分この試合初めて作ったチャンスを得点に結びつけた。きめたのはジェリッチ。このまま終わるかと思った90分、トロコフスキの右CKに合わせたのはエースのペトリッチ。高い打点で捉えたヘディングシュートはゴール右に突き刺さった。

※ クリンスマン「戦うよ」
バイエルンの面々は昨日世界最大のビール祭りオクトーバーフェストにでかけた。クリンスマンは「ボーフム戦の引き分けは確かに痛いものだった。この結果をうけてオクトーバーフェストに来たくはなかった。」とコメント。ボーフム戦での敗因として交代選手のメンタルを上げた。「交代で入った選手はそれまでの80分間34歳の選手(ゼ・ロベルト)チームのために働いたような気持ちがまるでなかった。みんながみんな、今日は4点5点と取れる日だと勘違いをし、攻め込んでは失点し、攻めこんでは失点した。」と話していた。カールハインツ・ルンメニゲは「我々は完全な信頼をクリンスマンにしている。しかしすぐにでもまた連勝街道に戻ってくれなければ。」とコメント。ウリ・へーネスは「クリンスマンのことを話すのはシーズン終了の6月30日だ。」と話していたが、今度のHSVでも負けるとなると事態はあわただしくなってくるかもしれない。(10/6)

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