ドイツ便りコミュの2/5-6

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※　審判のミスがなければ
ボーフム戦、審判の明らかなミスジャッジがなければブレーメンは首位バイエルンと同勝ち点にとどまっていた。次節がバイエルンとの頂上決戦になるだけに、審判のミスでの敗戦は本当に痛い。チームマネージャーのアロフスは「これまで経験した中でもっとも明らかなミスジャッジ。」とコメント。インターネットサイトwww.wahretabelle.de では審判のミスがなければ本当はこうだった、という順位を計算している。それによるとブレーメンは現在バイエルンよりも勝ち点3上のトップ。GKティム・ビーゼは「それは非常に興味深い話。」とコメントしていた。今シーズン、ブレーメンは５つのPKを見落とされ、さらに3つのオフサイドゴールが認められているという。代表MFで現在は怪我で離脱中のトルステン・フリンクスは「ああいうミスジャッジはタイトル争いに響くかもしれないのに。ボーフム戦のミスジャッジはひどいよ。自分のキャリアの中で一番はっきりしていたオフサイドゴールだ。あれで笛が吹かれないなんて。悲しいよね。」とコメントしていた。一方審判のバイナーは「適切な判定をしていれば。穴があったら入りたいくらいだ。」とコメントしていた。

※　リベリー、復帰まで3週間
バイエルンのフランス代表MFフランク・リベリーが太ももの負傷で3週間離脱することがわかった。リベリーはロストク戦で先制ゴールを決めた後「トーニのスルーパスで抜け出たときに違和感を感じた」と「大事をとって」（アシスタントコーチ、ミヒャエル・ハンケ）前半だけで交代した。日曜日フランス代表に合流したリベリーは代表の医療スタッフに最低3週間かかると診断された。ヒッツフェルト監督は「いい知らせではない。ほかの代表選手が怪我することなく戻ってきてくれるのを祈っている。」とコメント。リベリーは次節ブレーメンとの頂上決戦、UEFAカップのアバディーン戦、リーグのハノーファー戦を欠場する模様。場合によってはHSVとの試合も欠場するかもしれない。

※　ビアホフ「欧州選手権のほうが難しい」
代表マネージャーのオリバー・ビアホフが選手らに警告。「自分のフィットネスは自分で責任を持って整えなければならない。動物的本能で気をつけなければならない。欧州選手権はワールドカップよりも難しい。最初からギアを入れていかなくては。しかし周りの気持ちはワールドカップのときより下がってきているように思える。全員がこの警告を理解してくれることを望んでいる」

※ マニャン、シュツットガルト残留
シュツットガルトのスイス代表左サイドバックのルドビッチ・マニャン（２８）が来シーズン以降もシュツットガルトに残るとチームホームページで発表した。今シーズン限りで契約が切れ、さまざまなオファーが届いていたそうだが、マニャンはシュツットガルトを選んだ。新しい契約は2010年まで。年俸は200万ユーロに上がるそうだ。


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※　ヒッツフェルトインタビュー
スイス代表監督に内定したヒッツフェルトがビルト紙のインタビューに答えた。

ースイス代表監督を引き受けるにあたっての感想は？
「非常に大きな挑戦で、すごいモチベーションになる。初めて代表監督になり、サッカー協会で働くことはとても刺激的なこと。」

ークラブレベルではすべてのタイトルを手にしました。
「自分の功名心は新しいものに向けられたということだよ。目標は2010年南アフリカ大会出場だ。若い選手とこの目標に向かって進むのは楽しみだ。それにクラブチームで年間70試合もこなさなければならないほどの、激しいストレスもない。

ースイスはあなたにとって2番目の故郷ですよね。今も国境近いレーラッハで暮らしている。
「スイスはもちろん私にとって心を占めるもの。1971年FCバーゼルでプロ選手としての最初のスタートを切ったし、1983年FCツークで監督としてのスタートを切った。」

ー今週末のブレーメン戦について
「今後の展開を占う一戦になる。勝てば心理的にも非常にプラスになる。」

※　オーストリア、ドイツにあやかり直前合宿？
現在FIFAランキング90位の欧州選手権開催国のひとつオーストリアはやれることは何でもやろうと必死だ。かつてケルンやグラッドバッハでもプレーしていた元オーストリア代表のトニー・ポルスターが「サッカー協会の人間はあらゆることでドイツのまねをしようとしている。欧州選手権開催の前にはサルディーニャ島で休暇合宿も開く。 そして奇跡を祈るんだ。」とコメントした。代表チームに関しては「かつては国外でプレーするスター選手がたくさんいたのに。今はキャプテンのイバンシッツがパナシナイコスでプレーしているだけ。しかもレギュラーじゃない。」と嘆く。今日の代表戦について「ドイツは有力なのは当然。しかしドイツはライバル国だ。1:1の引き分けに持ち込むことを望んでいる。ドイツは欧州チャンピオンにもなれるが、私たちは予選で一勝を上げれば満足かもしれない。」と話す。オーストリア監督のヒッケルスベルガーも「ドイツ戦に勝ったりすると、また世論が優勝候補だ、とか騒ぐから。」とコメントしていた。

※　バラック「頭の怪我は大丈夫」
9ヶ月ぶりに代表チームにカムバックした代表キャプテンのミヒャエル・バラック。プレミアリーグのポーツマス戦で負傷したと部の怪我が心配されているが、試合時には特定のネットで覆い保護するという。バラックは「頭の怪我は大丈夫。傷口はしっかりと保護されているし、プレーもできる。ヘディングするのも問題ないし、不安もない。久しぶりの代表戦を楽しみにしているんだ。」とコメントしていた。

※　シャルケ、チーム内で乱闘騒ぎ？
シュツットガルトとの試合を4-1で勝利し、好調をキープしているシャルケ。この試合デンマーク代表のペーター・レーベンクランツが負傷でメンバー入りをしていなかった。オフィシャルな理由は股関節周りの打撲。しかしこれにはチームメイトが絡んでおり、シャルケはそれを試合後まで黙っていた。土曜日に行われた紅白戦でカルロス・グロースミュラーがレーベンクランツの股関節あたりに思いっきり空手キックを叩き込んだという。レーベンクランツはデンマーク紙のB.Tに「チームの雰囲気のことを考えて黙っていたし、これ以上コメントすることもないけど、非常に怒っている。」とコメント。デンマークジャーナリストはグロースミュラーが同胞のヴィセンテ・サンチェスにプレーさせるために同じポジションのレーベンクランツを狙ったんじゃないかという邪推まで出る始末。一応グロースミュラーは「謝罪をしてくれた。」（レーベンクランツ）し、この問題は解決している。