ドイツ便りコミュの8/15

※　マガト、補強、補強、補強。
マガト監督の元ボルフスブルクは次々と戦力を補強している。「私がここに来る前に選手は売られていた。何かを変えなければならなかった。」マガトが就任時にドイツ代表のマイク・ハンケ、ホフランド、アルゼンチン人ストライカーのクリモビッツと主力の放出ばかりで、ヘルタから若手のデジャガを獲得していただけだった。その後２２５５万ユーロをかけて１２人の選手と4人のアシスタントコーチを獲得した。そして今週、新たにサンパウロのブラジル代表MFジョシュ（Josue)を獲得した。移籍金は２００万ニューロ。「しっかりとしたパスでプレーを作る戦術家。」とマガト監督は評価している。ジョシュは土曜日のデュイスブルク戦から早速出場の予定だ。「まだ他に選手の獲得はありうることだ。」とマガトは語っている。

※　ラキティッチに殺人脅迫
シャルケの新加入選手のイバン・ラキティッチが殺人脅迫をされていることがわかった。ことの発端はスイスーとクロアチアの2重国籍を持つラキティッチの将来的にクロアチア代表でプレーしたいと表明したこと。それ以来スイスのラキティッチの家族の元へは脅迫電話や手紙が送られてきていると言う。ラキティッチの父ルカは「私は息子をとても心配している。毎晩電話がなるんだ。罵られ、侮辱される。私たちの神経ももう持たないよ。」とコメント。さらに恐ろしい手紙が送られてきた。「息子のうつっている新聞の切り抜き写真が入っていた。写真の上には誰かによって書かれた×印。そこに"イバン、お前は死ぬ"とも書かれていた。」ルカの不安は家族の安全だ。「１２歳の娘と妻もいる。息子は今ゲルゼンキルヒェンにいるから大丈夫だが。水曜日に警察に行き、助けを求める。この悪夢が終わってくれるのを祈っている。」

※　ドル、コバチにカツ
スタートダッシュに失敗したドルトムントは次戦ライバルのシャルケとの一戦に挑む。監督のドルは『シャルケでは別の我々をお見せできると思う。デュイスブルク戦は一度きりの取りこぼしだ。」とコメント。デュイスブルク戦で３失点全てにからんだ新加入のロベルト・コバチに関しては「ロベルトが自分のミスについてしっかりと反省していることを祈っている。彼はヨーロッパでの自分の名声を守らなければならない。あと2段階はギアを挙げなければならない。デュイスブルク戦のようなプレーは２度と許されない。」とコメントしていた。

※　ディエゴ　VS　モドリッチ
今日行なわれるチャンピオンズリーグ予備選のブレーメン対ディナモ・ザグレブとの一戦は両チームの司令塔にかかっている。ザグレブの司令塔ルカ・モドリッチには長年ブレーメンも興味を示している逸材。「ベルダーは集中的に彼のことを観察していたが、最終的に他の選手を選んだ。」と強化部長のマミッチ氏。ブレーメンはポルトからディエゴを獲得し、ディエゴはブレーメンで復活した。しかし来シーズン以降もディエゴを留まらせておくのは難しい。ディエゴの後継者としてモドリッチ獲得は大いに有り得る話。ブレーメンマネージャーのアロフスは「今のところこのポジションは埋まっている。しかしモドリッチはディエゴやファンデルファールトのレベルに到達できる将来性がある選手だ。」と評価。ザグレブ監督のイバンコビッチは「ディエゴはモドリッチを小さくしただけ。ルカのほうが明らかに強い。世界で５本の指に入る１０番の選手だ。」と話している。