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ドイツ便りコミュの5/14-16

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※ シュツットガルト、優勝への立役者
最終コトブス戦に勝利すれば優勝文句なしのシュツットガルト。もはや誰もがシュツットガルトの優勝と信じている。監督のフェーは若いチームにコンディションとコンビネーションを植え付けた。ミュンヘンからフィジカルトレーナーを呼び、スピード系のトレーニングに取り組んだ。守護神ヒルデブランドはシュツットガルトでの最後のシーズン。一時期は調子を崩し、ドイツ代表の座も危ぶまれていたが、終盤は後ろからチームを鼓舞。ボーフム戦の87分には素晴らしいセーブでチームを救った。「クロスボールが入ってきたとき、そこにボーフムの選手がいるって考えてなかったんだ。瞬間的に反応して、お腹でブロックした。その後は全ての感情が飛び出してきたよ。僕らは優勝するよ。」とヒルデブランド。ケガから復帰のゴメスは貴重な同点ゴールを決めた。「本当だったら僕にはまだ30分もプレーする体力はなかったんだ。もうへとへとだけど、ものすごく幸せだね。」とゴメス。そのゴメスが離脱している間、攻撃陣をリードしたのがブラジル人のカカウ。ボーフム戦も1ゴール1アシストの活躍。信心深いカカウは終盤特に相手チームの脅威となり続けていた。若いヒルベルトは移籍後一年目でレギュラーを取り、ドイツ代表まで上り詰めた。CBのデルピアには、バイエルンやユベントスが興味を示していると言う。トラパットーニ時代のスター選手、トマソン、リュボヤ、グロンキアなどを一気に放出し、メキシコからパルドとオソーリオを連れてきた。全てが上手くかみ合い、15年ぶりの優勝まであと1歩というところまでやって来た。

※ シャルケファンの失望
土曜日の試合後、ドルトムントファンからは「お前たちはずっと優勝できない。」とブーイングを受けたシャルケファン。2001年2005年に続き、あと一歩で優勝のところまで来ながら今シーズンもほぼ無冠が決まった。元シャルケ監督のノイマンは「神はシャルケファンじゃないんだ。いつもシャルケを。」とこぼし、元シャルケマネージャーのアザウアは「何の気持ちも感じさせない試合だった。タイトルは飛んだ。ファンの皆を気の毒に思う。」とコメントしていた。バイエルンのファンボメルも「信じられない。僕もチャンピオンになれるというときを何度も経験したことがある。そんなのときにそれを手放したりしてはいけないんだ。」と話していた。監督のスロムカは「我々がまだ優勝できると信じるのはもう難しい。2位の座を確保し、コトブスに希望を残す上でもビーレフェルト戦は勝たなくてはならない。」と話していた。ファンはそれでも昨日練習場に姿を現し、『まだ信じている。」というプラカードを手にチームを見つめていた。

※ ブレーメン、クローゼの不調
勝たなければならないフランクフルト戦でもクローゼの動きは精彩を欠いていた。後半戦わずか3ゴール。去年26試合で25ゴールを挙げ得点王に輝き、ワールドカップで5ゴールを挙げ得点王になった男は完全にフォームを崩してしまっていた。足のケガに謎のバクテリア感染、そしてバイエルンとの交渉ポーカー。一度ならず何度も失ったリズムは確実にクローゼを弱らせていたようだ。最後まで信頼し起用した監督のシャーフだが、フランクフルト戦後のスタンドには頭を振るファンたちの姿ばかりが目についた。

※ 優勝皿はシュツットガルトに
DFL(ドイツリーグ協会)は今度の土曜日、オリジナルの優勝皿をシュツットガルトに運ぶ。優勝が決まったら、1992年優勝メンバーのギド・ブッフバルト、DFL取締役会長クリスティアン・ザイフェルト、DFLマーケティング・コミニケーション部長ティム・ベンダーより優勝皿がシュツットガルトに授与される。またザイフェルト氏の代理として金融部の役員ホルガー・ヒエロニムスとクリスティアン・ミュラーがトルフィーのコピーをシャルケに運ぶ。シャルケが逆転で優勝した場合、後日優勝皿は届けられる。


※ フェー「我々はそんなに馬鹿じゃない。」
今週末の最後の決戦を前にシュツットガルトのフェー監督はシュツットガルトから150kmほど離れた自分の家で寛いでいた。『月曜日は家族と犬のジョージと過ごす日なんだ。大体90分は散歩をするね。」と話す。フェーは若い選手に責任感と自信を与えた。そして規則違反には厳粛に対応した。前半戦のベストプレーヤーの一人だったコートジボアール代表左サイドバックのボカが、中断中のテストマッチで一度凄く遅刻したときがあった。その日以来彼はレギュラーメンバーから外された。さらにチームつくりの秘訣として「その選手の背景に興味を持つんだ。どんな育ち方をしてきたのかとか。実家はどういう感じなのか。問題なかったのかとか。』と話す。そうして毎日つぶさに観察してきた選手への信頼は深い。「チームにはこのチャンスを手放すような愚か者はいないよ。最終戦を前に1位に立っているのは僕らだけなんだからね。」と話す。

※ ベッケンバウアー「シャルケ優勝は1%」
「ドイツで悲劇のクラブを挙げるとしたらシャルケとなるだろう。2001年は最後の数秒でバイエルンに優勝を取られたが、今年はバイエルンがまるでフォームを取り戻せない中、直接対決でブレーメン、シュツットガルトを撃破した。それがボーフムとドルトムントに足を取られるなんて。恐らくシャルケは唯一の優勝するチャンスを逃したことになる。現実的に見てシュツットガルトの優勝は99%だろう。シュツットガルトにはシャルケのリンコルンやブレーメンのディエゴといった選手はいないが、ゴメス、カカウ、ヒルベルトといった攻撃的な選手を並べ、調和のとれたチーム作りがされた。シーズン前は誰も予測していなかった。シャルケは1%の奇蹟のためにビーレフェルトに勝たなければならない。子のクレイジーなシーズンのあとならもう何があっても私は驚かないだろう。しかしもしシュツットガルトが取りこぼしたとき、シャルケが自分の手でそのチャンスを逃したら、それはもう悲劇ではなく愚かなことだ。」

※ クローゼ失速はおかしな噂のせい?
バイエルンとの契約交渉やケガ以外にクローゼには家族の問題があった?キッカー誌やベルト紙でも『クローゼにはプライベートな問題」や「シルビア夫人との関係に問題?」というかかれ方もされていた。もっとも酷いのになると出所不明の噂で「シルビア夫人が他の選手パトリック・オボモエイラと関係に落ち入り、妊娠してしまった。クローゼは家をでたそうだ。」というもの。クローゼの弁護士ブルグハルト・ベスターホーフ氏は「子の噂は現実に全く即さない。」と断言。噂の被害にあったオボモエイラも「全く、この噂がどこから出てきたのか興味があるよ。真っ赤な嘘だよ。吐き気がするほどのね。こんなことが起こるなんて悲しいよね。クローゼの家族の皆も迷惑を受けて、同情するよ。」と話していた。この噂はこれで収拾がついたようだ。

※ ドルトムントの選手がアンチシャルケTシャツ
ダービーで2‐0と快勝したドルトムント。チームからは特別ボーナスとして総額25万ユーロが出されたそうだ。またクリストフ・メッツェルダー、ローマン・バイデンフェラー、セバスチャン・ケールの3人がアンチ・シャルケTシャツを自分たちのホームページで販売し始めた。Tシャツには「ハートブレイクの王者」「2‐0』と書かれている。値段は20.4ユーロから。

※ フライ手術
ドルトムントのスイス代表FWアレクサンダー・フライが腰関節症の手術を火曜日に受ける。復帰までは3ヶ月かかる見込み。

※ ハーグリーブス移籍に前進
マンチェスターユナイテッド移籍を熱望し、マンチェスター側も2500万ユーロのオファーを出し続けていたが、ようやく移籍が決まりそうだ。この数日の間に両チーム間で合意に達し、あとはクラブ所有者のグレイザーの合意だけだそうだ。


※ ブラッターバイエルンを批判。
FIFA会長のヨゼフ・ブラッターがビルト紙の取材に応じた。「シーズン最後まで緊張感溢れていいね。ちょっと前まで友人でシュツットガルトファンのマイヤー・フォアフェルダー(前DFB会長)は、今回はシャルケ優勝を許すと言っていたんだよ。彼らはもう何度も優勝に近づきながら叶えられてなかったからね。ドイツのスタジアムにはいつも多くの観客がいる。他のリーグには見られないことだ。ドイツ代表も強くなった。でもプレーヤーはどこにいる?かつてドイツといえば選手の輸出国だった。今ではミヒャエル・バラックぐらいだろう。あとビッククラブでプレーしているGKか。バイエルンは正しいプレーヤーを見つけたのか。自前のユース選手を使うのはチームを良くするよ。バイエルンだってユース育成にお金を費やしているだろうに。その選手たちは起用しなければどこに行くんだ。」

※ スロムカギブアップ?
まだ優勝の可能性を残しながらシャルケ監督スロムカはもうギブアップ?「ここまで抜かれなかったのは我々がラッキーだったからだ。今また奇蹟を祈ったら笑われ者だよ。」とコメント。事実上の終戦宣告か?ドルトムントとの試合後は「34戦最後の笛を審判が服まで我々は戦い続ける。」とコメントしていたが。心理合戦のためのトリックか。勢いがあるとはいえ、首位に立ったシュツットガルトにはプレッシャーが生じるだろう。「シュツットガルトが土曜日に8連勝を達成し、優勝を決めれば、それはものすごく報いられるものだろう。」とスロムカは言う。シュツットガルトが引き分けた場合、シャルケはビーレフェルト戦で4点最上の点差を付けて勝つ必要がある。今シーズン4点差以上の勝利は一度だけだ。


※ シュツットガルトにプレッシャーなし。
優勝に向けて最後の週のトレーニングが始まっている。フェー監督は昨日77分間の練習を課した。グラウンドには1500人のファンが来た。選手たちの表情は良さそうだ。フェーは「出来るだけ多く笑っていようとしている。」と明かす。「皆僕らが何のプレッシャーもなくリーグを戦ってきたと思っているがそれは違う。最初はUEFAカップ出場権を、次にチャンピオンズリーグ出場権を守ってきた。今度守るのは首位の座だ。」と話していた。

※ シュツットガルトが優勝
ビルト紙オンライン版で行ったアンケートで80%がシュツットガルト優勝を確実と見ている。ギド・ブッフバルトは「間違いなくこのまま行き、祝宴を挙げれると確信している。」と話す。シュツットガルト市内にあるシュロース広場には大型スクリーンが設置され、優勝が決定したら選手たちは車でその広場まで移動、優勝をファンと一緒に分かち合う。シュツットガルトの選手は優勝したらそれぞれ10万ユーロの優勝ボーナスを手にする。ドイツカップで優勝したらさらに75000ユーロ。キャプテンのメイラは「僕らは大きな家族のようなものだ。ここにいる選手は皆チームのために全力を尽くせる奴ばかりだよ。」と話していた。

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