ドイツ便りコミュの3/21

※　代表チームはカジノでリラックス
昨日からスタートした代表チームの合宿。選手達は早速厳しい雰囲気の元、試合に向けて緊張感を高めていくのかと思いきや、昨日の夜はリラックス。バラックら選手は宿泊するビラ　ケネディのカジノホールでブラックジャック、ポーカー、ルーレットに興じた。代表マネージャーのビアホフ氏によると「我々は大事な一戦の前にリラックスした雰囲気を作り出したい。U21の選手もみんなそろっていた。」とコメント。もちろん金銭を賭けての参加は禁止だが。またチェコ戦ではラームが右に回り、ヤンセンが左に入るも野と思われていたが、昨日行なわれた練習では新参のカストロが右サイドに入り、ラームが左に入った。今年いちばんの試合といわれるチェコ戦で、19歳の新鋭がデビューする事もありえる。レーブは「まずは練習を見てからだ。(デビューさせる)勇気は持ち合わせている。」とコメントしていた。

※　カーンが謝罪
ＵＥＦＡが告発していた前週の欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦後にカーンとルシオがドーピング検査で原則ルールに違反していた件に対して、カーンが謝罪をした。「自分のイライラをそうした形で出してしまった事はよくないことだ。申し訳ない。」と話した。ミラン戦での出場停止の可能性に関しては「何か責任をとらなければならないということはない。自分はプレーすると思っている。」とコメントしていた。

※　キャプテンアンケートではブレーメン優勝
昨日のビルト紙のインタビューでベッケンバウアーは優勝チームにシャルケを挙げた。今日は1部全18チームのキャプテンの意見。8人がブレーメン、6人がシャルケを挙げた。「僕らが優勝する！僕らの思いは強くなっている。シャルケとの勝ち点差は大きくない。｣(ブレーメン、フランク･バウマン)」「ブレーメンが優勝する。残りの対戦相手が有利だから。」（HSV、ファンデルファールト)「ブレーメンはリーグでいちばん魅力的で攻撃的なサッカーをしている。それは報いられなければ。」(グラッドバッハ、オリバー・ノイビル）「シャルケは素晴らしいファンを盛っている。それにスロムカはぼくらの元アシスタントコーチだし。」（ハノーファー、アルティン･ララ）カーン、ハイン（ビーレフェルト）、ツデーベル（ボーフム）の3人は答えを控えた。レバークーゼンのカールステン･ラメロウは「バイエルンが優勝する。彼らを忘れてはいけない。」とコメントしていた。

※クローゼ、ブレーメン残留か
数ヶ月前から、ブレーメン側はクローゼの契約延長のサインを取り付けようとしている。現在の契約は2008年までだが、新しい契約は今年7月から2010年までの3年間。年俸も2800万ユーロから4200万ユーロに大幅アップする。2008年のヨーロッパ選手権を機に外国へ移籍することを防ぎたい考えだ。強化部長のクラウス・アロフスは「彼は我々の元にいてくれると信じているよ」と断言。クローゼ自身は慣れ親しんだブレーメンでの将来のほうにより魅力を感じているようだ。マンUやバルセロナといった国際クラスの強豪から特に誘いが来ていないせいもある。ただし彼の不調は相変わらずで、アロフスは「彼がゴールを決めてくれないことには契約に響く可能性もある」ともクギを刺した。

※ゲカス獲得合戦
ボーフムのストライカー、テオファニス・ゲカス(26)。現在シュトゥットガルトのゴメスとともにブンデスリーガの得点王に並んでいる（13ゴール）。彼の獲得合戦が白熱してきており、ボーフムが降格した場合には一層ヒートアップするだろう。シュトゥットガルト、レバークーゼン、ドルトムントに続きヴォルフスブルクも関心を示している。ボーフムのアウゲンターラー監督は「彼とは既に話をした。」とコメント。