ドイツ便りコミュの猛練習

※　メキシコはハードトレーニング
アルゼンチンとの準決勝で１２０＋PK戦まで戦ったにもかかわらず、ドイツとの３位決定戦を目の前に控えているにもかかわらず、メキシコ監督ラポルぺは昨日選手たちに１４６分間にもわたる練習を課した。昨日のライプツィヒの気温は３０度を超えていた。しかし今大会で旋風を巻き起こしているラポルペは涼しい顔で「このぐらいの気温は普通だよ。メキシコの方がはるかに暑い。」とコメントする。３位決定戦に向けては「我々は３位の座が欲しい。そうしたらドイツの人々は我々を来年のワールドカップまで忘れないだろう」とコメント。メキシコにとって朗報はコロッチーニの強烈ダブルエルボーを食らって出場が危ぶまれていたモラレスが出場可能になったことだ。

準決勝のアルゼンチン戦で１２０分間＋PK戦、さらにドーピング疑惑で２人の選手が帰国（あとで実際にドーピング結果が出た）、さらに出場停止選手、怪我の選手のためにフィールドプレーヤーはわずか１４人。そんな中１４６分間の猛練習、で３位決定戦も１２０分間戦うことになったメキシコ選手。やっぱ練習しすぎだろ。でもこれをトーナメントと見ずに集中した合宿期間と見たらそうしたのもありえるかな。ピッチサイドで煙草を吹かすラポルペ監督、ブラジルを破るなどピッチ上でも世界にアピール。大会終了後ラポルペは「ドイツ、アルゼンチンとアンラッキーな形で負けて残念だ。しかし今大会に我々以上のチームはなかったな。」と言い放って帰っていった。たくましいお方だ。