ドイツ便りコミュの12/7

※　カーン、爆発。
インテルとの試合を引き分けで終え、グループリーグ首位突破を決めたバイエルン。しかし闘将カーンは終了間際の同点ゴールが許せなかった。「こんな調子だったら、すぐに敗退する。」と爆発。「1：0の勝利を台無しにしただけでも充分だった。その数秒後にバイエルンのフリーキックがあった。それをセバスチャン（ダイスラー）がすぐに始めてしまった。そこからまたインテルのチャンスが始まった。想像できるか、負けることもあったんだ。ボールをゆっくり置いて、ポジションに移り、他の選手がボールを遠くに蹴るのを待つべきなんだ。終了のホイッスルまで時間の問題だったんだ。心の中にいる弱いものを乗り越えなくてはけない。インテル相手に1：0の勝利は大事なサインになるかもしれなかった。1：1は余計だったが、評価されうるものだ。でももし1：2とされていたら、それはありえないことなんだ。俺はそうしたのも経験したことがある。わかるだろ、俺が何のことを言っているのか。選手達がこのことをわかってくれることを祈っているよ。そうでないと、ベスト16かベスト8とで敗退する。わからなければ、この壁を越えることはできない。」

※　シュラウドラフ獲得にバイエルンも
アーヘンの代表FWヤン・シュラウドラフ獲得レースにバイエルンも参戦する。マネージャーのウリ・ヘーネスが「ああ、興味を持っているよ。」とコメント。既にコンタクトもあったようだ。シュラウドラフ代理人のシュルテは「いくつかの良いクラブから声が掛っている。夏での移籍の交渉に当たっている。」とコメント。シュラウドラフ獲得に向けてか、冬休みの間にイラン代表のアリ・カリミとペルー代表のドス・サントスがボルフスブルクにレンタル移籍させるようだ。フォルクスワーゲンの新オーナー、マーティン・ビンターコルンがバイエルン・ミュンヘンの顧問会のメンバーのひとりのため。

※　ヘルタで内紛？
ヘルタのクロアチア代表DFシムニッチが、火曜日の練習中にチームメイトのダルダイに手を出し、地面に投げつけた。ダルダイは「シムニッチは一言も謝っていない。僕は怒ってるよ。」とコメント。シムニッチは地元クロアチアのある新聞では「ここが何も変わらないのなら、僕は出て行く。チームは停滞していて、僕には小さすぎる。」とコメントしていた。

※　バスラー「クローゼはインターナショナルレベルじゃない。」
元ドイツ代表のマリオ・バスラーがビルト紙でコメント。「クローゼはバルセロナ戦で証明してしまった。インターナショナルレベルでは足らないものがあることを。相手選手の方がよかった。クローゼは疑うことなくトッププレーヤーだ。しかしそれもブンデスリーガの中で、だ。クローゼはブレーメンに残留した方が良い。クローゼは大きなゲームになればなるほど、小さくなってしまう。それはクローゼが悪いとかではなく、ブンデスリーガのレベル自身に問題がある。我々のリーグのレベルは下がってしまったのだ。」