ドイツ便りコミュの10/4

※　ブンデスリーガを救え。
チャンピオンズリーグではバイエルンがインテルを破り、ブレーメンがバルサを追い込んだ。ＨＳＶもまだグループ突破のチャンスを残している。しかしチャンピオンズリーグでのドイツ勢の出場権が3から2になる危険が迫っている。各国のチャンピオンズリーグの出場チーム数は過去5年間のＵＥＦＡランキングによって定められる。ドイツは現在5位にランクされているが、そのすぐ下にはルーマニアとポルトガルが迫っている。既にＵＥＦＡカップではシャルケとヘルタが敗退し、重要なポイントを失った。残された5チーム(上記3チーム＋フランクフルト、レバークーゼン)はそれぞれ結果を残す必要がある。厳しいグループに入ったフランクフルトは確かに痛い。しかし会長のブルーフハーゲンは「ブンデスリーガのためにも出来ることはすべてやる。」と責任を感じている。レバークーゼンのキャプテン、カールステン・ラメロウも「もちろんＵＥＦＡランキングは大事だ。行ける所までいってみせる。」と気合を入れていた。

※　ダイスラー、練習復帰
ようやくダイスラーがトップチームに帰ってきた。Ｗ杯前の膝の怪我から実に203日ぶり。早速全体練習で2ゴールを決めるなど動きは軽い。監督のマガトは「プレーの質はまるで失われていなかった。｣と嬉しそうにコメントする。ブンデスリーガ復帰までは大事を取りあと2－3週間はかかりそうだが、あと少しというところまできた。「ここにまた帰ってこれて、それだけで嬉しいよ」とダイスラーはコメントしていた。

※　メルテザッカーを呼ばないわけ
復帰戦となるバルセロナ戦で見事なプレーを見せたメルテザッカーだが、代表チーム復帰はまだ時期尚早と捉えられている。「これは私の決断だ。ペル(メルテザッカー)の将来に葉とても多くのことを望んでいる。今余計な負担はかけたくない。」と監督のレーブは言う。メルテザッカーの代表落ちはハノーファーにも痛い。ブレーメンへの移籍の際、今シーズンのチームへの代表選手手当てはハノーファーが受けることになっているからだ。一試合の代表戦に月50000ユーロ入ることになっている。今回2試合の欠場となるのだから100000ユーロ損したことになる。

※　ヘスラーが技術コーチに
ドイツサッカー史上最高のテクニシャンの一人に数えられるトーマス・ヘスラー。90年ワールドカップ優勝メンバーが新しいポストで仕事を始める。１ＦＣケルンのテクニカルトレーナー。育成部門での技術力強化がその目的となる。ヘスラーは「まだ何の話も出ていない。｣が、代表チームにおけるテクニカルトレーナーの座も希望している。「ワールドカップを見てわかるように、コーナーだけからでは何も生み出せないのだ。」とさらなるテクニック向上の必要性を説いていた。

※　ベッケンバウアーが謝罪
開催を危ぶまれている南アフリカワールドカップ。様々な憶測が飛び交う中、ベッケンバウアーが自分のコメントで迷惑をかけたと南アフリカワールドカップ組織委員会に謝罪の手紙を送った。「私のコメントが間違って報じられてしまったことを申し訳なく思います。今後も2010年南アフリカワールドカップをバックアップするために、自分に出来ることは全てやります。」また開催不可能となった際のドイツ代替え開催の可能性については改めて否定した。

※　バルサのＦＷ候補にマカーイの名も
バルセロナのエース、エトォーの怪我で長期離脱となったためにチームは新しいＦＷをピックアップしている。グッジョンソンとサビオラではエトォーの穴を埋められないと判断された時には新ＦＷ獲得に動く。うわさに上がっているのが現バイエルンのマカーイ。スペインのラコルーニャ時代には多くのゴールでファンを魅了していたし、ライカールトは同胞のオランダ人。急展開もありえるかもしれない。