ドイツ便りコミュの9/29

※　レーブ、この二人も代表に。
バイエルンがインテルに勝ち、ブレーメンはバルセロナをあと一歩というところまで追い込んだ。バラックのチェルシーも勝利、レーマンもアーセナルで勝利。ドイツ代表メンバーはそれぞれのチームで素晴らしい活躍を見せた。そして新しいスター候補も現れた。バイエルンMFアンドレアス・オットル（21）とブレーメンのアーロン・ハント（21）。ハントはクローゼと2トップを組み出場。テュラム、プジョールら世界のトップDF相手に一歩も引かずに立ち向かっていった。オットルは怪我で離脱中のハーグリーブスのポジションでスタメン出場。フィーゴを始めスターぞろいのインテルに一歩も引かなかった。彼の活躍にベッケンバウアーも「オットルは最も目立った選手の一人だ。しかも彼は最も若い選手の一人だから驚きだよ。常に動いているし、ボールをもらえる位置にいる。」と好評価。監督のマガトも「すばらしい。エクセレントだった。」と褒める。当のオットルは「まだ祝うだけの理由なんてないよ。試合に勝ったけどタイトルを取ったわけではない。」と冷静。この二人の新星をドイツ代表にという声が高まってきている。

※　バイエルン現在一位
2試合を終えた時点で2勝6ゴール無失点。全体で1位にたっている。シーズン前マネージャーのヘーネスは「グループリーグを突破したら満足だね。目標のチャンピオンズリーグ優勝は延期だね。数年後かな。」とコメントしていた。しかし強豪のインテルを破ったことで風向きも変わってきたか。監督のマガトは「これで顔を上げてピザを食べにいけるよ。この勝利が始まりだ。ブンデスリーガでも自分達のリズムを見つけ、このままやっていけると思っている。」とコメントしていた。

※　メルテザッカーのドイツ代表復帰はまだ
3ヶ月ぶりとなる実戦でいきなりバルセロナの強力攻撃陣を相手に素晴らしい守備を見せたメルテザッカー。しかしブレーメン監督のシャーフは代表復帰はまだ時期尚早と見る。「代表監督のレーブに電話をかけて、今彼を代表に呼ぶことは意味がないといったんだ。ペル（メルテザッカー）も同じ考えだといっていた。」これを受けてレーブはグルジア戦のメンバーからメルテザッカーの名前を消した。

※　ブレーメン２重ショック?
バルセロナ相手に勝利という金星をあと一歩で逃したブレーメン。強豪相手に素晴らしい試合をした満足とあと２分こらえられなかった悔しさが交錯する。試合後にはボロフスキの怪我も判明。足の故障で数週間の離脱になりそうだ。そんなブレーメンに更なるショックが。試合後にバルセロナがミロスラフ・クローゼとコンタクト。２００７年夏に移籍するかもといううわさが。クローゼは来年１５０万ユーロの移籍金でクラブを移れる。クローゼは「名誉なことだよ。世界のトップクラブから評価対称になってるのはね。」とコメント。

※　ドル「監督の座に固執しない。」
一向に調子の上がらないHSV。監督のドルの苦悩も大きい。「もうこれ以上だめだと思ったら潔く脱帽するよ。こんな状況で監督の座に固執しようとは思わない。チームからのバックアップを感じられなくなったらやめるだろう。でもチーム全体で私をバックアップしてくれている。勝利を待ち望んでいるよ。土曜日にはフランクフルトを必ずやっつける。」そんな中エースのファンデルファールトの復帰が近づいてきた。「調子はいいよ。来週にはハンブルクに戻る。復帰は１０月半ばか終りかな。」

※　アザモア骨折
シャルケのドイツ代表FWアザモアがナンシーとのUEFAカップの試合でナンシーのディアケタの危険なタックルを受け左足の脛骨とヒ骨を骨折した。すぐに病院に運ばれ緊急オペが行われた。数ヶ月間の離脱が予想される。シャルケキャプテンのボルトンは「あんなのはこれまで見たことがない。全てが壊れていた。何であれほどのファールをしながらナンシーの選手はイエローだけだったのか理解できない。」とコメントしていた。