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SHADOWRUN 4th ONLINE SESSIONコミュの石頭シャドウラン・シナリオ1:GMプレメッセージ

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    我々は何者なのか。

    我々は何故生きるのか。

    どこから来て、どこへ行くのか。

    我々は何故殺すのか。

    我々は何故愛すのか。

    我々は何故憎むのか。

    我々は何故闇の中を駈けるのか。

    その先に何かがあるのか。

         何もないのか。

    朽ちて消えるその中で、答えを見出す
    ことができるのか。

    我々は生きているその中で、答えを見出す
    ことができるのか。

    シャドウランナー。

      罪無き者達。

****************************************************

SHADOWRUN

       Presented by Stonehead.

      sinario 1

     < Overtune >

*****************************************************

シャドウラン(SHADOWRUN/名詞):非合法あるいは半合法な計画を実行する為に行われる一連の活動。その活動に従事する者達はシャドウランナー(SHADOWRUNNER/名詞)と呼ばれる。

**

<Place>

日本帝国(JIS)、経済特区フクオカ。別名"フクオカスプロール"
重化学工業と軍港、帝国の南の軍事重要拠点
<Time>

2059年6月13日(金)

<casts of shadow>

   <1>

【サージ(軍曹)=武棒振(ボー・バン・タン) 】

戦争は殺しと破壊の宴に過ぎない。英雄などいない。いるのは戦争に祈りを捧げる死の司祭達。全てはシステマチックで、全てはパラノイア。生き延びる兵隊こそが優秀で、個人の技量など広大なゲーム盤において何の役にも立ちはしない。兵士達は最も小さいささやかなチップ。そしてそれは他の膨大なチップと共にレミングの如く投入される。

一瞬先まで笑っていた戦友の頭がトマトのように爆ぜる。

気が付けば股の間が濡れて失禁している。

知り合ったことなど一度も無い赤の他人と土砂降りの雨の中、スコップで殺し合いをする。

爆撃を受ければ後に残るのは巨大な黒い荒野に相応しい黒い死骸で、それが人間のものなのか動物のものかのかメタヒューマンものなのか区別はつかない。

そんな日常。

くる日もくる日も終わることなく。

戦争に祈りを捧げる死の司祭達。

**

サージ(軍曹)=武棒振(ボー・バン・タン)はかつてそんな毎日を生きていた。

「仕事だ。君にしか出来ない仕事だ、軍曹」

彼は戦争に祈りを捧げる死の司祭。彼は殺し、破壊し、全てを終わらせる。

彼は戦争に祈りを捧げる死の司祭。

  <2>

        【サイモン・王 】

21世紀中後期における、覇権国家、日本帝国(JIS)、その南の要、フクオカスプロールにおいて中国閥の力は強い。中国は現在多様な小国家によって分裂し、軍閥による群雄割拠時代となっている。結果として膨大な数の難民が統一韓国、対馬海峡を越え、日本、フクオカに逃げ延びる。そこに地域差はない。そしてそれらを取り纏める長老の一人が、サイモン・王の主である”ベンジャミン・青=青春陽"であった。

サイモン・王はアジアン・マフィアの凶手、暗殺者である。元は支配企業”五行行使”に雇われ、下野後、組織に属することになり、その働きは組織に対して利益をもたらし、彼は組織内でも有数の使い手となった。組織は彼に対する更なる働きを期待するために二人の”部下”を与えた。二人は姉弟で、非常に優秀な凶手でもあった。弟、朱“アレックス”玄星が自分に良い感情をもっていないことは薄々感じられないのはわかったが、やがて王はその姉、朱“アリス”麗鳳の肉体関係を持つようになった。

そして3人は一組のユニットして様々な闇を駆け抜け、様々な仕事をこなした。そして弟は王に対しての感情を表には出さぬようになり、姉との閨の回数は増した。

これが愛なのか、彼にはわからなかった。

姉弟のうち、弟、朱“アレックス”玄星は180cmを越す巨漢であり、銃と載拳道(ジークンドー)の遣い手でもある。

姉は朱“アリス”麗鳳、その美貌と肢体は男の目をひきつける。そして暗器と銃の遣い手であり、メディアに対して顔が利く。王の忠実な部下にして愛人。

**

「仕事だよ、王」

いつもどおり、ベンジャミン・青のの下命を受け、仕事にとりかかる。

「他には誰が?」王は尋ねる。

「越南(ベトナム)の傭兵が一人、畜生の女が一人」
「畜生?」

青は可笑しそうに笑う。しかしその容貌には僅かな翳りがあり、最近しばしば身体の不調を訴えていることを王は知っていた。

「東洋鬼の女だよ、王。」
「女」
「そうだ、そしてその女は道師でもあり、呪師もある。五行を使役し、霊を使うそうだ。気をつけることだね。」

王は今までにマンデイン(非魔術師)としては多くの魔術師と出会ってきた。果たして今回のその女性はどうなのだろうか?

「その女は東洋鬼にして、逆子でもある。」もの思いにふける王に対して青が会話を続ける。「つまりその東洋鬼は父祖からの土地に対して憎しみを抱いているそうだ。なかなかに面白い女ではあるね。」

「名前は?」
「昴。」
「昴宿(ぼうしゅく)」
「そう。大変興味深い名前もあるね。高徳の宿にして鬼子。業も深いことだろう。」

会談は終わった。

            <3>

  【高遠昴(たかとお・すばる)】

おとうさん。

昴が憶えているのは古い家の、遠い風景。

そこは父と母、一人の息子が食事をしている。そこはとても静かで、とても緩やかに、暖かな食事をしている。彼らは微笑んでいる。楽しそうに。幸せそうに。

おとうさん、私を捨てたの。

そこに昴の姿はない。

おかあさん、私を捨てたの。

二人ともわたしを捨てたの?

なんで?

痛い。怖い。なんでわたしはこんな目に会わなくてはならないの?助けて。誰か。
助けて。

それは昴の原風景。恐怖と苦痛。

ああ。憎い。

こんな目にあわせた二人と、そして自分をこんな目にした全てが憎い。

殺してやる。必ず。

**

昴は目を覚ます。

借り受けた部屋の中、その殺風景なコンクリート打ちの部屋には下着姿の昴、そしてベッドと、ノートパソコンの置いてある机と椅子しかない。

濡れた下着が身体に貼りつき、汗が額にかかる。その濡れた身体のまま椅子に座り、パソコンを機動する。その淡い光が真っ暗闇の、月明かりしかない部屋、そしてその中で裸同然の、昴の肢体を浮かび上がらせる。

星宿、星の運行を調べる。肉体は小宇宙。肉は世界。そして星宿は肉体を表す。28宿の動きを調べ、今後の糧とする。

昴は無言で機械を操作する。無表情に。ディスプレイが頬を照らす。

部屋には静寂の中、キーボードを打ち鳴らす音のみが聞こえる。それはまるで。

音が止まる。メールを確認する。

仕事の依頼。

彼女は微笑む。

シャドウラン。

それは彼女にしか出来ない仕事。

月明かりに浮かぶ、一輪の花のように。

コメント(6)

石−SRneo:1:作戦前夜

2059年6月13日午前2時。

フクオカ・スプロール、産業街コクラのとあるバーの個室にて。

防音、対セキュリティーはしっかりしているように思われれる個室の中、5人の
ランナーが一人の男とソファを真ん中にして座っている。

そして男、突き出た腹の、足の短い、中年太りで頭の禿げかかった、銀縁メガネ
のシャイクジン(典型的な日本人サラリーマン)− Mr.ジョンソン −が口を開く。

「いや、まったくもってお久しぶりですな。王さん、あなたたちとまた仕事がで
 きるとは。

 以下が仕事となります。
 
 海ノ中道にソニーバイオテックの研究所があります。

 そこからある人を浚ってきて欲しいわけであります。このクレッドにありますが、まあ少年ですな、データを見た限り。純然たるヒューマン、人間です。
 
 ミサキワタル。この少年の名前ですな。16歳。男性。

 報酬は一人前金で2000。成功後に10000。併せて12000。期限は今日から7日間、正確にいいますと21日の0時までであります。
 
 でまあ今回はですな、方法をやや変えまして、私と皆様とでこの依頼について 検討し、そちらで駄目だしをしていただきたいわけです。何か疑問点や問題 などありましたら、あるいは要望などありましたらご使命頂ければですな、わたくしめがこの短い足と突き出た腹を何とか使いまして見事やり届けていたしましょう。

 なにせ今回は結構大事な仕事になるわけですからして、我々もそれなりにいつものように依頼をしてはいそれまで、おあとよろしく、というわけにはいかんわけです。

 ちょっと今回はかなり強くあなた方とコミット(約束)する必要がある。我々は貴方がたに企画、というか依頼を持ち込む。それを貴方達が駄目だしと検討をする。何か問題や事前調査、他必要なものがあれば我々もできるだけ用意する。

 それでも駄目な部分は残念だがあなた方にも動いてもらう。

 そして、実際の行動はあなた方行う。その際のサポート、実働部隊はいろいろな事情がありむりですが、他のサポート部隊であれば用意できます。

 今回はまあそれくらいに重要な仕事だ、と認識していただければ幸いであります。」

 **

そう言ってMr.ジョンソンは立ち上がり、お辞儀をし、両の手で大事そうに名刺とデータ・チップ、クレッドスティックを差し出す。その姿はまさにシャイクジン。

「私の名前は”スマートマン”、”Mr.スマート"とでも及びください。ジョンソンでも結構ですが。今回の仕事のアドバイザー兼サポートを兼ねます。今宵の打ち合わせ、そう打ち合わせですが、これが終わり次第私も動きます。恐らく以後の連絡は秘書を中継することになるでしょう。

  でまあ、まことにもって残念なのですが、我々は実働はできんのです。そこらへんはご了承ください。

  この名刺に終了後連絡してほしい番号が書いてあります。また、チップ内にはターゲットのデータが入っておりますし、バイオテックの住所と地図がまずあります。ここから始めましょう。

  でまあ、もうしわけないんですが、さっそく今回の依頼に関してまず皆さん自己紹介と、質問と要望というのをですな、まず御願いしたいわけです。
 
  今回の仕事は諸事情により恐らく王さんのところの3人の方々以外のお二人は面識がない。でなので、できればですな、自己紹介なども一発やっていただけれるとですな、私としては非常に助かります。

  あとはまあ、この仕事は外から戦争するか、中から秘密裏に潜入するかのどちらかになると思いますな、個人的には」

**

 Mr.ジョンソンが置いたチップの内容は以下の通り。

 * ソニーバイオテックの住所と地図(これは次にアップします)

* ターゲットのデータ

* 期限は6月21日、午前0時まで。既に前金として一人2000新円は支払い済みです。

**

どうも。GMです。今回はジョンソンのやり方を少し変えてみました。命令だけで終わりではなく、協力者的態度です(見た目はそうです)。

ではこれからどうぞよろしく御願いします。自己紹介と、この依頼に関する質問、あれば要望などをおっしゃってください。それでジョンソン側で何を用意すればよいのかがわかりますので、その用意を行います。また、技能を使ったロールをしたい場合もその旨おっしゃっていただければ、随時ロールし、その結果をお伝えします。基本的にGM側でロールすることになります。

また、今晩でシーンは変わりますので、カルマも補充されます。ロールの際カルマを使うかどうかもどうぞよろしく御願いします。

以上どうぞよろしゅう。期限は6月29日(水)まで。

それでは自己紹介ということで。

軍曹「通称はサージ。もっとも元はカンパニーマンだ。サイバー化はあまりしてないがね。火器の扱いには長けているつもりだ。まあ宜しく頼む。」

話を聞いて、ジョンソン相手に。

軍曹「準備したいものは、プランを練っていく課程でおいおい確定していくだろう。支援が十分なほど、ミッションの成功率は高まる。ま、お互いのために宜しくお願いしたいものだな」>ジョンソン

ターゲットの情報を確認します。

軍曹「まず確認しておきたいのだが、”浚う”という事だが、ターゲットはこの”転職”を不承知ということで宜しいのかな?
又はターゲット側にも転職への動機となるものがあるのかね。

ターゲットが協力的なら話は簡単だが、非協力的だとターゲットの抵抗力に関して詳細な情報が欲しいところだね。ガンをつきつければコントロール出来るのか。実は厄介な相手なのか」

軍曹「まあ、後は基本的な事として火力で押してクルードにいくか、なんらかの手法で密かにテクニカルにビズを行うか。そのへんを決めていこうじゃないか?>ALL その為にもセキュリティ情報など頼むよ>ジョンソン」

とまあこんなところで。
遅くなりました。

******

「いや、まったくもってお久しぶりですな。王さん、あなたたちとまた仕事ができるとは」
 
 その言葉に,王は何も言わず少し目を細めることで応える。
 相変わらず喰えない奴だ。内心そう思う。
 つい半年前,ジョンソンに会った時はヤクと,そしてそれ以上にやっかいな奴と事を構えた。
 今度は,キッドナップ,しかし情報はほとんどない……日本じゃ「雀の涙」と言うのだったか。ジョンソンの態度が妙に協力的なのも気にかかる……罠か?

 他の二人が自己紹介(マギらしい女が名乗った時には,口の端をわずかに上げた)とともにジョンソンに尋ね終わるのを待って,口を開く。(スキルソフトの効果で)よどみも,訛もない日本語で,口元に笑みを浮かべつつ。

「私は……ああ,既にそこにいらっしゃるミスターが言ったとおり,王とお呼びください。
「この二人は(と後ろに控えている姉弟に視線を投げかけて),私の,まぁ,助手です。何分,見ての通り私は非力なものですから(苦笑)。
「さて,ミスター(と,眼鏡を拭きつつ,ジョンソンの方を向いて),今回のビズは面白い。実に面白い。急な引き抜き,ターゲットや周辺状況の情報は極めて乏しく,計画の叩き台すらない。終いにはミスターが積極的に我々に絡んで,“ここで”“我々と”“話し合って”計画を立案しようとはね。
「(拭き終わった眼鏡を掛け直して)つまりは,何もないところからプロジェクトを立ち上げると,では,現在の条件では,ちょっとコスト的に見合わないですね……本件の遂行は重要要件なのでしょう?」

細い目をさらに細めて,ジョンソン氏を見る。口元に笑みが浮かんでいるが,眼鏡の奥の瞳は笑っていない。

#ギャラの値上げを試みます。金額もそうですが,それ以外にも,「実働以外のサポートは用意する」という点について,具体的にどの程度まで可能か確認したい。[交渉]技能は持っていないので[礼儀作法/企業]で代用(TN+2),同時に[心理学]で,ジョンソンの思惑に探りを入れられれば,とも。
それぞれに,カルマプールを使用します。

#現在,メモリ内に[日本語]と[心理学],チップジャック内に[韓国語]をインストールしています。

まずは情報です。これがなくては動く方向を決めようにも決められない。
(部屋にノックの音、しっかりした作りゆえに音もよくは響かない。部屋のメンバーの警戒心が高まる中ジョンソンは扉までやってきて、部屋に女性を招きいれる)


『あ〜おくれてごめんな〜』
やけに明るい調子で黒い肌の女性が部屋に入ってくる。
『ウチの力を借りたいっちゅう話しできたんやけど
・・・まだセーフ?(ジョンソンの目を覗き込むように)』

Mrスマート「いえいえ、お待ちしてましたよ。Msディアナ」
『いややわ、そんなかしこまった言い方しないでー。』

(おそらくあきれているだろう)周りを見回して
『ウチ、ディアナいいます。宜しゅうに。
遅刻した分くらいはしっかり働くさかい、堪忍なぁ』

といってソファーに座ります。
座っておもむろに
『・・・ウチが呼ばれたってことは、荒事ってことやね?
焼き加減を聞かん事にはどうにもならんしなぁ。
クライアントのご要望次第でどんな焼き加減にでもするけど、どないするん?』


たかどのより>>>PLとしては今すぐ何か判定を試みようというつもりはありません。とりあえず初めてなのでなんともいえないのですが、こんな感じでよいのでしょうか?
的外れなときは遠慮なく教えていただけると助かります。

お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。

**

特に問題はありませんのでUPしました。どうぞよろしく御願いします。
遅くなりました。以下、PCとしての書き込みです。

(いちおうノックをしてから部屋に入る。全員の注目する中、わざとらしく手を広げてみせる)
「いやわりい、悪い、悪かったよ。ちょいと遅くなったけどよ、まあ勘弁してくれよ。どうにか間に合ったろ? それに、遅れたぶんの仕事はきっちりするからよ」

「俺の名前は陽(ヤン)だ。陰陽の陽。もちろん偽名だけどな。俺の本名なんて、聞いてもしょうがないだろ?」

「さて見たところ、ここにはサムライもいればメイジもいる。小耳に挟んだんだが、今回の依頼人はデッガーまで借してくれるそうじゃないか? そんな中で、俺のできることなんてそうそうないよな? そう、あんたらのお手伝いだ。偵察? 情報収集? なんでもいいぜ、俺に任せてくれればあんたらの仕事をさらに完璧に仕上げてみせる。俺はそのためにここにいる。
 ただ、一つだけ頼みたいことがある。
 俺を裏切るな。そうすれば、俺もあんたらを裏切らない。難しいことじゃないよな?」

「さて質問だ。俺は何をすればいい?」

特に判定はしません。周囲の反応を見ます。
こんな感じでよろしいでしょうか?

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