Propertiesコミュの10/13 東京財産スポーツＷＥＢ（速報版）

好投手相手に大奮闘も終盤逆転負け・・村上財軍初陣飾れず

◇春光スポーツ倶楽部◇14:00　晴　臼井主審

Ｔ１２３４５６７　　Ｒ
Ｐ１００１１００　　３
Ｓ０００２０３×　　５　

勝　すっげぇいい投手
負　石川
本　石川１号

激動の監督交代劇から２週間。ついに村上財軍の幕開けだ。
天気は絶好の秋晴れ、相手は財軍に野球の厳しさを教えてくれたソフィアファイヤーバーズ
と初戦にふさわしい舞台が整ったこの日。

「前日は感情の高ぶりとオーダー検討で眠れなかったわぁ。」と関西なまりで気持ちを吐露
した村上。それでも、試合前の円陣では、「今日は９名しかいないから、けっして無理なプ
レーはしないように。新布陣で慣れないポジションもあるかと思うのでエラーはしょうがい
ない。相手は強いけどいつもどおりのプレーで勝利を目指そう。」とマウンドで快速球を投
げ込んでいる相手投手を尻目に穏やかな表情で、力みのない言葉で気持ちを伝えた。

そんな落ち着いた村上の新オーダーが初回から機能する。
１番花澤、２番弓田が速球をもろともせず左翼へはじき返すと財軍創設時からチームの柱で
あり続ける３番島谷が遊撃手直撃のタイムリー内野安打。あっという間の先制劇だ。
４回にはこの日新妻を球場へ招待した左釜が右翼線タイムリー、同点に追いつかれた５回には
石川が同期の村上監督へ贈る勝ち越しのソロＨＲとビュンビュン投げ込む相手投手に怯むこと
なく立ち向かっていく。
「ようあの投手から、あのストレートからヒットを打つわ。。」と驚嘆の村上監督。相手が強
くても自分たちの野球をやり続ける。タクトをふる身になって初めて知る財軍のたくましさか。

試合はあえなく６回に石川がつかまり逆転負けとなったが、あのソフィアとがっぷり４つの好
ゲーム。相手が油断という隙をみせた前回対戦の勝利よりも、ある意味価値のある敗北。
初対戦のとき大敗して感じたのは「レベルの差」。でも今日は感じたのは競り負けた「悔しさ」。
試合前の予想通り新布陣にミスもあった。好ゲームとはいえ事実敗北した。村上財軍の初戦は
けっして完璧ではない。でもこの「悔しさ」があればチームには必ず新たな財産が蓄えられる。
これからどんな財産が貯まるのか・・いよい第３世代となった新財軍のスタートだ。
（東京財産スポーツＷＥＢ）10月13日 21:24　更新