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幸福へ、1枚の切符コミュの生まれ変わる幸福駅 2013

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幸福駅が取り壊されましたexclamation



といっても廃止されるわけではなくリニューアルです。



広尾線は昭和4年(1929年)に帯広〜中札内間が開通しました。
当初は幸福町に駅はなく、臨時乗降場が開設されたのは戦後の昭和25年。
さらに正式に駅として昇格したのは昭和31年です。
広尾線が廃止されたのが昭和62年なので、幸福駅は31年間の歴史を歩んだことになります。


昭和48年3月にテレビ番組で幸福駅が紹介されたのをきっかけとして、名前の縁起の良さから全国的にその名が知られ、幸福駅は同じ帯広市内にある愛国町の愛国駅とともに一大ブームを巻き起こしました。


「愛国から幸福ゆき」の切符は今もお持ちの方がいらっしゃると思いますが、テレビ放映のあとこの切符を求めて全国から多くの人が帯広を訪ねてこられました。
昭和49年に発売された切符の数は300万枚。
その後4年間で1000万枚もの切符が売れたとのことです。


駅舎には訪れた人々が自分の名刺や使用済みの定期券などを記念に残すようになり、建物の中は壁が見えないくらいにビッシリと貼り付けられています。
これも幸福駅の名物として、新しく建てられる駅舎にも今まで通り名刺などを貼れるようにするとのことです。


広尾線の廃線に伴い、幸福駅が廃駅になったのは昭和62年2月2日。
その後、駅周辺は「交通公園」として整備され、今でも多くの人で賑わっています。
なかでも平成14年から始められた「幸福駅ハッピーセレモニー」というウェディング体験は2695組もの夫婦やカップルが参加して、幸せな時間を過ごした思い出の地となっています。
今もなお、年間10万人余りが訪れる幸福駅は平成20年に愛国駅とともに「恋人の聖地」に選定され、帯広を代表する観光地として歩み続けています。


幸福駅が建てられて57年。
老築化が進む駅舎は安全の確保とさらなる魅力アップを図るため、「幸福駅再生プロジェクト」が結成され、「古くて新しい」をコンセプトに建設が進められています。
木材はできるだけ再使用しながらも、耐震性の確保、駅周辺の整備、ウェディング用のドレスハウスや愛の泉と呼ばれる小型噴水、さらに無料で使えるWi-Fiスポットの新設などが決定されています。


完成は11月16日。
生まれ変わる幸福駅をぜひご覧になりに帯広にお越しください。

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