元気の出る聖書の言葉コミュの変わることのない愛

【変わることのない愛】

大水もその愛を消すことはできません。洪水も押し流すことはできません。人が愛を得ようとして、自分の財産をことごとく与えても、ただのさげすみしか得られません。雅歌8:7

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人は、愛を勝ち取ろうとして、多くの努力をしたり、犠牲を払ったりします。プレゼント攻勢をかけたり、体を提供することもあります。また、親の愛を得るために、良い子であろうと頑張ったり、必死で勉強する子供もいます。

しかし、もし、愛が対価によって得られるものであるのなら、愛は自己の力と思いが尽き果てる時に死にます。そのような愛は、自己を超えることが出来ないからです。

聖書は言います。真実の愛、愛という実存は、自己を超えると。私たちの力と思いが尽き果てるとき、なお、私たちに注がれ、私たちを握って放さない圧倒的な愛があると。

神の愛は、私たちが聖書を読むから注がれるのではありません。祈るから注がれるのではありません。教会で奉仕をしたり、人を助けるから注がれるのでもありません。

私たちが聖書を知らなかったとき、祈りを知らなかったとき、何も出来なかったとき、神様が私たちのところにやって来て、愛を注ぎ、救ってくださった。私たちの行動や状況にかかわりなく、一方的に注がれる愛、この愛を受けて、私たちは変えられたのです。

私たちは、また聖書を読めなくなる時や祈れなくなるときが来るかもしれません。クリスチャンだった私の祖母も、最期、認知症になりました。しかし、そのことで神の愛が変わることはなかったのです。

一度私たちを握った愛は、私たちを取り巻く状況がどのようになろうとも、私たちの状態がどのように変わろうとも、決して変わることはない。キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことができるものは、この世にもあの世にも存在しないのです（ローマ8:39）。

安心してこの方の愛に自分を任せることが出来ますように。安心して、今日一日を過ごすことが出来ますように。あなたのために祈っています。

岩本遠億

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 10月25日 07:30

＞安心してこの方の愛に自分を任せることが出来ますように。安心して、今日一日を過ごすことが出来＞ますように。あなたのために祈っています。
　走れメロスの小説で、太宰は、真の友情をつきつめたんでしょうね。親友セリニンチウスの為、命を
　掛けれるか？　明らかに、聖書のイエスの愛を、意識してますね。太宰先生で、もっと謙遜になり、
　教会の門を叩いて、牧師が本当に、神を信じて、教会が太宰ために祈ったならば、心中などしないで
もっとすごい、作家になっていたでしょうね。

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