元気の出る聖書の言葉コミュのマタイの福音書１７章

それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。マタイの福音書17:1-2

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イエス様は、生ける神の子キリストとは、人の罪を背負い、十字架に付けられ殺される者、しかし、三日目に甦らされる者であると仰いました。ご自分に与えられた使命は徹底的に低められ、卑しめられ、全人類にかけられた呪いのすべてをただ一人で引き受けることなのだと。

それに対し、ペテロは「イスラエルの王になるべきあなたに、そんなことが起こるはずがない」と言いますが、「サタンよ、引き下がれ」と厳しく叱責され、混乱と悲しみ、恥ずかしさに動揺してしまいました。

そんなペテロとヤコブ、ヨハネを連れてイエス様は高い山（ヘルモン山）に登って行かれます。そこで彼らは、目が開かれ、イエス様の本当のお姿、太陽のように光り輝く神の子の姿を見るのです。

十字架に付けられ殺される神の本質的な姿はどのようなものなのか。彼らはそれを見、神様の声を聞いた時、うつ伏せに倒れてしまいます。それほど強烈な畏怖すべき経験でした。

この方は、単に人として十字架の苦しみと呪い、恥辱を受けられるだけではない。全てを圧倒する絶対的な栄光の神がこの方なのだ。

十字架の贖いと復活の力を経験するためには、この方の本当の姿を知ることが必要だったのです。

今、聖霊が私たちにこの方の本当のお姿と十字架を啓示してくれると聖書は語ります。聖霊を求め、今日もイエス様を見上げて歩みましょう。主は必ず応えてくださる。

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祈り３／３０

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛と慈しみの中に置いて御前に引き出してくださったことを心から感謝いたします。

主よ、私たちはあなたの弱い、卑しめられ、苦しめられた十字架のお姿しか思い浮かべることができなくなっているかもしれません。

しかし、主よ、あなたは全てを圧倒する絶対的なお方。聖なる神、栄光の主です。

主よ、聖霊を送ってください。あなたの栄光のお姿を見させてください。あなたの栄光と存在の絶対性を知ることなく、私たちはあなたの十字架の力を本当に体験することもできないのです。

主よ、あなたの栄光と絶対性は、私たちを打ち倒すでしょう。しかし、あなたの本当のお姿に触れたいのです。そこだけに私たちの望みと救いがあるからです。

主よ、聖霊を注いでください。聖霊によって私たちを満たしてください。

震災の苦しみと悲しみ、痛みの中にある方々のそばにいてください。あなたご自身がお一人お一人の存在の下に立ち、下から支えてください。

必要な物、必要な人々が届けられますように。必要な愛と言葉によって、慰めと希望が与えられて行きますように。

支援するすべての人々の上にあなたの愛を注いでください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億