元気の出る聖書の言葉コミュのマタイの福音書１２章

イエスは答えて言われた。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。だが預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」マタイの福音書12:39

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人は、神が存在するのかしないのか、神が愛なのかそうでないのかを自分の判断基準によって決めようとします。

「私が納得するしるしを見せよ。私が納得する教えを語れ。そうすれば、神を信じてやろう」と。

人は自分に都合の良い神を求めているのです。自分を主とし、神様を僕としたい。イエス様は、これを「悪い、姦淫の時代」と糾弾なさいました。まさに、心の高慢、これが「悪い、姦淫の時代」を形づくるのです。

イエス様は、その時代に与えられるしるし、イエス様が神の子であるというしるしは、「預言者ヨナのしるし」だと仰いました。「ヨナのしるし」とは、低められることによって現わされる神様の御業です。

謙遜の極致である十字架と復活だけがあなたがたに与えられるしるしなのだと。

私たちに都合が良くても悪くても、自分の価値観に合っていても合っていなくても、イエス様は、私たちのために低くなり十字架の恥辱と苦しみを受け、地獄に落ちて私たちの罪を贖ってくださったのです。私たちに永遠の命を与えるために甦ってくださったのです。

悪い私たち人間を贖うために、自らを低くしてその罪の代償を支払い、私たちを救うという神様のご意志は貫かれたのです。

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祈り３／２２

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛と慈しみの中に置いてくださることを感謝いたします。

主よ、私たちは、自分の都合、自分の考えにあなたを合わさせようとしています。そんな私たちをあなたはお叱りになりますが、しかし、そんな罪にまみれた私たちを贖うために、十字架にかかってくださいました。

主よ、御前にひれ伏します。罪をお赦しください。

あなたの十字架を仰ぎ見させてください。

あなたの十字架の血潮を受けて、私もあなたのお心を知る者となり、それを行うものとなることができますように。

主よ、今日も被災者の方々と共にあってください。必要なものが一刻も早く届き、希望を回復することができますように。援助のために遣わされている方々を強めてください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億