元気の出る聖書の言葉コミュのミカ書２章

ヤコブよ。わたしはあなたをことごとく必ず集める。わたしはイスラエルの残りの者を必ず集める。わたしは彼らを、おりの中の羊のように、牧場の中の群れのように一つに集める。ミカ書2:12

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腐敗と不正、搾取と強奪が満ち、強者が弱者を食い物にする社会、ワインをもらって依頼者に都合の良いことを告げる預言者が幅を利かせる紀元前８世紀のイスラエル。主は、ミカをとおして彼らに滅びの宣告をなさいます。

しかし、滅びは滅びで終わらず、その後に新しい時代が到来するという希望をも語られました。

それは、悪い世の中にも、主が取っておかれる「残りの者」がいるからです。打ちひしがれた者たち、自ら誇れるものはなく、ただ主を仰ぐことしかできない者たちのことです。

主は、このような者たちをご自身のために取っておかれるというのです。

主イエス様は言われました。「羊は、彼の声を聞く。そして彼は自分の羊の名を呼んで連れ出す。・・・わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」ヨハネの福音書１０章

自分が「残りの者」に含まれるのか不安を感じる時、イエス様の声に耳を傾けましょう。きっと呼んでくださる声が聞こえるに違いありません。この方は、ご自分に頼る者を決して見捨てることも、見放すこともないからです。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り１２／１５

天のお父様、尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と恵みの中に握り、御前に引き出してくださったことを心から感謝いたします。

主よ、あなたは「残りの者」と言われました。自分を見ると、自分がそれに含まれているのか、不安と恐れを覚えます。

主よ、自分で自分を救えない、この哀れな私を憐れんでください。

どうぞ、不安を覚える私たち一人一人にあなたの声をかけ、あなたのそばに置いてくださいますよう、あなたの御手に握られている安心を与えてくださいますよう、心からお願いいたします。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億