元気の出る聖書の言葉コミュの詩篇５６篇

あなたは、私のさすらいをしるしておられます。どうか私の涙を、あなたの皮袋にたくわえてください。それはあなたの書には、ないのでしょうか。詩篇５６篇

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ダビデは、大巨人ゴリアテに主の御名によって立ち向かい、小石の一撃で倒した英雄です。しかし、嫉妬するサウル王に命を狙われ、逃亡した彼は、涙を流しながらさすらいの日々を過ごすのです。

彼は祈りました。私の涙を覚えて下さい。どの一粒も忘れないでください。

主の御名を呼びながら流す涙。主の皮袋が一杯になるほどの涙を流したのがダビデでした。

主の前に出る時は、ありのままの心でいられるからです。主が共にいてくだされば、勇者として戦うこともできるし、苦しい時は苦しいと言うこともできる。主の前で泣くこともできる。主が喜びを満たして下さる時は、歓喜に包まれます。

自分の心を押し隠しながら生きている私たち。主は、「わたしの前に来なさい。わたしがあなたと共にいる。あなたの心はわたしが全て知っている。あなたが泣くとき、わたしも共に泣き、あなたが喜ぶ時、わたしも共に喜ぶ。そしてさらにわたしの喜びと力をあなたに注ぐ」と仰っているように思います。

人知れず流す涙の一粒一粒。主はそれを全てご存じです。安心して主の前に涙を流すことができるのです。

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈って下さい。

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祈り５／２８

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの憐れみと慈しみに包まれ、御前に祈りを捧げることができ、心から感謝いたします。

主よ、あなたは、私たちの心の扉を開いて下さる方。苦しみの中にあって堅く閉じた私たちの心を温かく包み、私たちの心の底にある思いの扉を開き、ありのままの思いを聞いて下さいます。

主よ、あなたの御前に流す涙の一つ一つ。一粒も無駄に消えていないことを感謝します。すべてあなたの皮袋に蓄えて下さっています。そして、その一つ一つにあなたは解決を与えて下さいます。

主よ、どうぞ、さすらいの涙、苦しみの涙を流しながら生活しているお一人お一人を覚えて下さい。今日一日を支えて下さい。お一人お一人の心を包んで下さい。あなたの御前に安心して涙を流すことができますように。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億