元気の出る聖書の言葉コミュの第一歴代誌１９章

この後、アモン人の王ハナシュが死に、その子ハヌンが代わって王となった。ダビデは「ハナシュの子ハヌンに真実を尽くそう。彼の父が私に真実を尽くしてくれたように」と考えた。・・・ハヌンはダビデの家来たちを捕らえ、彼らの髭をそり落とし、その衣を半分に切って尻の辺りまでにし、彼らを送り返した。I歴代誌19:1-4

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ダビデは、生前自分を助けてくれたアモン王ハナシュの死去の知らせを受け、新王ハヌンに慰問団を送りました。しかし、若くて思慮のないハヌンは彼らをスパイと決め付け、恥辱を加えて送り返します。

ダビデの怒りを買ったと考えたハヌンは、アラムに援軍を要請し、イスラエルとの全面戦争に突入します。しかし、主はダビデと将軍ヨアブに勝利をお与えになり、アモンは打ち負かされ、イスラエルの支配下に置かれることになるのです。

真実な思いに対して疑いと恥辱を返すことによって自らの敗北を招いたハヌンは、何と愚かなことでしょう。相手の真実な思いに対しては、真実をもって応えたいですね。

神様の真実な御思い、慰めの言葉、神様から遣わされる人々。そして何よりも神様がご自身の真実の全てをかけて送ってくださったイエス様。

イエス様を否定し殺したイスラエルの歴史は、ダビデに打ち倒されたハヌンよりも更に悪意に満ちていましたが、私たちは、決して「私は彼らとは違う」とは言えないでしょう。私たちは、神様の真実に対して鈍感かもしれません。

真実に対して真実をもって応える。私たちは、もう一度神様にこの心のうちを探っていただく必要があるようです。

「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。」詩篇139:23-24

心からあなたのために祈っています。私のためにも祈ってください。

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祈り７／５

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日も御前に引き出してくださいました。あなたの恵み、ご恩寵を心から感謝いたします。

主よ、この心を探ってください。あなたの真実をないがしろにするところがないでしょうか。人の真実を踏みにじっているところがないでしょうか。あなたの前に謙り、今日、誤りを正すことができるよう、導いてください。

今日、痛みの中にあるお一人お一人を、あなたの子供一人一人を憐れんで下さい。全ての中に、あなたのご臨在を満たし、あなたの平和を来たらせてください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億