ジャンヌ・ダルクコミュのジャンヌ・ダルク　と　魔女裁判　

小学生の時に　映画で　ジャンヌ・ダルク　を観て　すっかり　ジャンヌに　恋慕　してしまった。

　長じて　パリ　への旅行時　電車に乗って　彼女　終焉の地　「ルーアン」を　訪れ　火刑台の遺構を拝見し　６００年前（１４５６年）の　往時の悲劇を謹んで　偲んだ！

　ご承知のように　英軍に捕らえられた彼女は　過酷な「魔女裁判」　に掛けられ　火刑台の露と消えた。
　処刑の2５年後に　ローマ教皇カリスティウス３世によって　処刑裁判の無効が宣告され　以来　救国の可憐な英雄として　ヨーロッパ史に顕記されている。（現代のフラン人は　無関心であるが！）

　　かように　地球上　最も　野蛮なヨーロッパ人は　１３世紀フランスの　トゥールーズから魔女裁判を開始し　総人口１億人の数パーセントを　拷問し火刑に処し　たとのこと。　　あのマルティン・ルター　でさえ　魔女の存在を信じていた　らしい。

　　女性の調達に不自由していた　僧侶達や　男機能が役に立たなくなった老男達が　集団で魔女達を拷問し　レイプして　証拠隠滅のために　火刑を行ったそうだ。
　　これ　まさに　中世の閉塞感打破と　教会の権威維持のために　ゲルマン民族とキリスト教会　の女性蔑視が展開した　　　十字軍のイスラム・ユダヤ・東方教会民族略奪や　スペイン人の　中南米民族壊滅や　ナチのユダヤ民族殺戮　に並ぶ　世界史上に突出した　恥辱溢れる　蛮行・愚行　である。

　