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英語教育コミュの発音記号

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中学で非常勤を始めましたが、生徒が発音記号を習っていないことが分かりました。英語に力を入れている学校ですし、CDなどで発音をチェックすることは簡単になったものの、記録を残しておくために発音記号はやはり大切だと思うのですが、注意を要する発音の単語など皆さんはどのように指導なさっていますか?

また、入試などではリスニング問題重視傾向が出ているようですが、発音自体の問題、例えば、下線部分の発音、仲間はずれを探せ、みたいな問題などは今ははやらないのでしょうか?

ご意見、現状など、教えていただきたく、よろしくお願いします。

コメント(166)

113 しゅう(秀)さん、

>「正しい発音」「読み方」

教室で教える英語の発音に「正しい発音」以外はありません。教師が聞いて、英語の発音として満足できるかどうか、それだけです。日本語英語が何を指すのかよく分からないけど、英語として認められる発音ならいいし、違うならダメです。

ちゃんと通じない英語を教えるなんて、ありえないでしょ?

>フォニックスは時間がかかる

時間はかかります。発音を身に付けるのも時間がかかります。それは発音記号を教えても同じことです。

>発音記号を1年から

それは、何度も言うように、危険です。
ローマ字で親しんでいるとはいえ、あらためて「英語の文字」として、読み方(フォニックス)を教え、書き方もちゃんと教えるわけですから、学習者には負担なんです。それを、同じ文字を使いながら、使用方法も発音も違う「別の記号」を教えるわけですから、1年からなんて、とてもじゃないけど危険です。

また、仮に教えるのであれば、ちゃんと教えないと役に立ちません。そうでないと、みなさんが指摘する「発音記号を見れば正しい発音をたたき出す」ことなんて出来ないと思いませんか?

>「知らなきゃよかった」?

私は、英語の辞書の発音記号は体系的には教えてもらってないですね。もっとも、フォニックスも教えてもらっていません。

両方を知った上で言いますが、中学の1年から(私は中学で始めて英語を学びました)正しい発音矯正を受け、フォニックスを教えてくれていたらよかったと思います。つづり字の規則は、経験的に学んだものの、ちゃんと教えてくれた方がよかったです。実際に中学3年間は辞書を引いた覚えがないし、それでも別に困りませんでした。だから、中学3年間は発音記号なしでも全然オッケーというのを体験しています。

発音記号(というより、IPA)は、大学の音声学で習いましたが、大教室の概論ではやはりダメでした。調音音声学の訓練も受けましたが、単位外の補習授業だったために時間も短く、また理解をするのに時間がかかりました。音声学やIPAが分かるようになったのは、自分で教えるようになってから、ですね。大学院での勉強が足りませんでした。

発音記号の知識は、決して無駄じゃないですが、以前[r]でお話したように、便宜的な表記(または音素を考慮に入れた表記)で書かれる以上は、何語においても、実際の発音を十分に反映しません。では、IPAの精密表記ならいいかというと、これも実際には現しきれない部分が残ります。

だから結局、実際の音声を聞いてみるまでは、正確な発音は分からないし、正確な発音を聞いて初めて、発音記号の表記が生きるのです。こういうと発音記号の有効性を認めたようですが、実際には正確な発音が分かれば、今度はつづりをすぐに読むようになるので(でないと役に立たないですから)、発音記号のことは忘れてしまいます。今は、ハンガリー語を勉強していますが、発音記号は一切見ませんよ。

ということで、今となってはメシの種でもあるので「知らなきゃよかった」とは思いませんが、少なくとも中学3年間は全く不要だというのは、自分で体験しています。

中学で英語ができた自分が言うのだから間違いないですが、私よりも英語ができない人が発音記号を知っていても無意味です。
115 グラスパンダさん、

引用始まり
>でも発音記号で読ませても、最終的に身に付かなかったら、一緒でしょ?
>だから、身に付けさせれば、発音記号でもフォニックスでも同じじゃないですか?

えっ?
ということは発音記号を教えてもいいってことになりますが。
papatanakaさんの主張は「発音記号を教えてはいけない」ではないのですか?
ええ、まあ、「身に付けさせれば、発音記号でもフォニックスでも同じ」ならもう結論は出たことになりますが。

終わり

勝手に解釈しないで下さい。結果が一緒なんだから、記憶の負担になる発音記号はいらない、と言ってるんです。同じ結果に到達するのに、負担の少ない方を選ぶのは当然じゃないですか。

もうひとつ、発音記号とフォニックスというのは、どちらを使うかというものではないんです。フォニックスは教えるべきだし、発音記号は使うべきじゃない。フォニックスを全く教えないよりも、フォニックスも発音記号も教える方がいいけど、そうすると発音記号を使う意味がなくなります。だって、つづりから発音が分かるんだから。

発音記号に頼ってしまうと、つづりを見て発音を知ろうという意識がなくなってくるし、場合によっては英語の文字の仕組み(子音字と母音字があることとか)に気づかないまま、上級に進んでしまうのです。だから、最初から英語の文字を教え、音を教え、そしてつづりと音の関係を教えるのです。

>自主学習

めぐみさんへの答えで書きましたので、参照してください。
また初級では、生徒が知るべき単語は、全て最初に教師が導入しますから、読み方が最初から分からないことはありません。フォニックスで読めないものは、その都度説明を加えますので、これも説明不足にはなりません。

で、何度も言うように分からなくなったら、聞けばいいだけのことです。どうして、そんなに「生徒が質問する」ことを嫌がるのか、その理由が分かりません。

ちなみにfindですが、手元の逆引き辞典(持ってますか?>グラスパンダさん)を引くと、bind, find, hind, behind, kind, mankind, humankind, unkind, blind, color-blind, mind, remind, grind, windとあって、「風」のwindだけが例外みたいですね。

orangeは、規則どおりです。
-母音+子音+Eの規則は、例外が多いのです。

ただし、-oneで「オウン」と読まないのは、one「1」、done「doの過去分詞」、gone「goの過去分詞」とその派生語だけなので、この3つだけ「例外」扱いではダメですか?

また英語以外の言語を知っていると分かりますが、ヨーロッパの言語では、「行く」系の動詞は不規則なのが多いのです。doも非常に頻度の高い動詞ですから、記憶の妨げにはなりません。

私達はルールに固執して議論をしていますから見落としがちですが、実際には生徒は「単語」を覚えていきます。単語を覚えたら、その語に関してはフォニックスは忘れてもいいのです。

例えば、辞書を持っていない時に(よくありますが)、未知の単語を見たとき、フォニックスを知っていれば、読み方の見当はつくけど、フォニックスを習ってなくて、発音記号だけ知っている学生は、お手上げ・・・じゃないですか?(実際には、他の知識を総動員して読むでしょうが)。

ま、これは余談でした。

>ルールの数

グラスパンダさんのいうビギナー向けのフォニックスが分かりませんが、竹林先生か、手島先生のだったら良しとしましょう。

私の引いた「20」という数ですが例えばルール1は、規則的な発音をする子音字のルールです。全部で18個です。グラスパンダさんのいうルールの数は、どういう数え方でしょうか?それが分からないと議論になりません。

とりあえずこれで。
次、115 グラスパンダさん

英語の文字と発音記号は別物なんだから、「たまたま形が同じ、発音が同じ?」だからといって、ごちゃまぜにして教えないで下さいね。

発音記号は、一見英語の文字に見えるけれど、
・大文字/小文字でペアになっていない
・筆記体とかブロック体にならない
・必ず[ ]に入れて使う
・普段は、発音記号で単語や文を書かない

といったお約束があるんです。覚えることは沢山あるんですよ。

>says, said

まず、「どちらも授業で導入するまでは自分で覚えなくて良い」し、「復習の時の思い出せなかったら聞けばいい」のです。いずれにせよ、sayは基本語中の基本語ですから、無理なく覚えられます。っていうか、覚えてもらわないと困る。

また-aysになる単語で、saysと同じ発音になるものは、中学生では出てこないと思いますよ。(逆引きで確認しました)だから、saysだけ例外。

saidに関しても、少なくとも-aidで終わる単語で、saidと同じ発音になるのは、一つもないので、saidだけ例外、でいいんじゃないでしょうか?(同じく逆引きで調べました;ちなみに13000語程度の見出し語があります)

>小学生から文字指導

やめてくれー、と思います。小学校からの英語教育、現行のままでは百害あって一利なし。間違いなく英語嫌いが増え、中学の英語教師が大変苦労します。

もしやるのであれば、少なくとも高校までの英語教育を一貫して考え、カリキュラムを作り、専門の教師を養成しないとだめです。

ローマ字は仕方がないけれど、大事な文字指導をよく分からない教師にまかせられません。だから、「小学生からの文字指導」に頼る考え方には、賛成できません。

さて、最後になりましたが、私が大学で英語科教授法の授業を受けた時に聞いた印象的な言葉があります。「どんな教育法を実践している姿を見せても『生徒がいいから』『先生がいいから』『環境が恵まれているから』で終わってしまう。」ということです。グラスパンダさんからまさに同じ言葉を聞いて、あらためて恩師の偉大さを思い知りました。

少なくとも、私の知る英語教師の教育がもたらした効果は、全て彼らの努力の賜物です。環境その他の要因ではありません。グラスパンダさんのことを知らないので分かりませんが、同じ努力をすれば、きっと成功すると思いますので、どうぞおやりになってください。
次、116 グラスパンダさん、

>「完璧な発音」

すでに別の方への回答で書きましたが、英語の授業では、「英語として通用する発音」を教えないと意味がありません。(英語を教えていて、通じない発音を教えてどうするの?)英語として通用する発音なら、教師はOKを出すし、そうでなければ、矯正する、これでいいじゃないですか。

>生徒に音声学

生徒には音声学の知識は「全く」必要ありません。

・フォニックスで、どのつづりの時はどう読むかを知る
・教師の発音を正確にまねる

この2つです。tr-のときは「チュ」みたいになる、というのは音声学的な知識ですが、発音は身につけるべきもので、例えばtryの発音が出来るようになれば、あとはこんな知識は忘れてもいいものです。

教師には音声学の知識が必要です。これは絶対に必要です。英語教師は竹林先生の『英語音声学』(研究社)を読んでください。『英語音声学入門』(大修館)もありますが、こちらは大学生用のテキストですので、プロ用ではありません。『英語音声学』を読めば、生徒が英語の音声について聞く全ての質問に答えられます、といっても過言ではありません。

英米の(英語)音声学の本でもいいですが、日本語の音声と比較した論が書かれていないので、自分で調べる必要があります。日本語の音声学を知らないと二度手間になりますので、竹林先生のを読むほうが早いです。

日本語音声学の知識は、参考にはなりますが、英語を教えるならば英語の音声学を学ばないとダメです。少なくとも私はそう考えます。(もしくは、調音音声学のトレーニングを受けているなら、まあいいかなと思います)

>学校の先生が教えることが限られている

そりゃそうですけど、英語は実質的に中学から始まりますから、責任持って教えてあげてください。事実、中学3年までの単語と文法があれば、かなりのことが出来ます。世界を広げるのは高校以降でもいいので、せめて中3までは、グラスパンダ先生の手の中で、使える英語を教えてやってください。
118のしゅう(秀)さん
トピずれなのに申し訳ないですが・・・。

いくらCDや他のメディアで正しい発音が聞けるからといって、やはり言語を教える教師は、ちゃんと発音でき、音読ができ、話せる人じゃないと困ると思うんだけど・・・。

もっとも正しい発音というのもよく分からなくて、いわゆるネイティブの発音も多様なので、ネイティブだからいいというわけでもないのは、多分分かると思います。

私の考えでは、大切なのは、容認される範囲に入る発音が出来るかどうかだと思います。ネイティブが聞いて、あまり抵抗なく、英語の発音だと思ってもらえる発音。もっとも、ネイティブにもいろいろいるから・・・。

そこで、教室では教師が判定するんです。キミの発音はOK,キミはだめ、と。だから教師は自分で発音が出来ないといけないし、教えるテクニックも必要。

日本人訛りの英語や、いわゆる「ブロークン」な英語でもいいけど、できるだけいい発音で、出来るだけ文法的に正しく話さないと、結局は、信用されないと思う。どの程度の付き合いをするか、ということもあるけど。

会社の取引があったり、その人の技術が必要な場合は、たしかに英語のレベルはどうでもいい。しゅう(秀)さんが見た、「海外で活躍する日本人」はそういう人だったりしない?

私達はいろいろな場面で人と出会うけれど、普通は親しくなったりはしない。だから、外見とか雰囲気、振る舞い、そして言葉はとても大事だと思う。

あと、英語教師がダメなのが国の責任ってどういうことですか?
反論したいのだけど、その前に詳しく聞いてみたいと思います。
122 Kylieさん、

もし私が英語教師だったら・・・

まず、読み方はカタカナで書きません!以前示した例は、あくまでも「もし書くならば」という話です。基本は英語の文字/つづりと直接英語の音声で指導します。それがフォニックスです。

読み方を「必ずカタカナでつける」とすると、Kylieさんが直面しているのと同じ、「ローマ字読み」という弊害を生む危険があります。

さて、新出単語は音声で導入するし、教科書や教材、手作りの復習用問題で扱わない単語は教えないし、覚えて欲しくないので、「読めない」ことはありません。

うっかり読みのキュー?を書き忘れた生徒は、その子の責任だから、私のせいにしないで。もっとも、聞きにくれば教えてあげますが、なんで聞くのはいけないの?


>カタカナと英語の発音の差

これはKylieさんの幻想です。
音声は文字で表せっこないし、単語を離れた音声もまた存在しないので、カタカナで書こうが、発音記号で書こうが、単語を知っていれば、ちゃんと読めるし、単語を知らないと、あいまいにしか読めない。

知らない単語でも、フォニックスを知っていれば、辞書に頼らずつづり字からかなり正しく読める。それに対して、発音記号に頼り切っている子は、辞書がないと読めない。実際には、すでに知っている単語の知識もあるから、まあ助かることもあるんですけど・・・というのは、上でも書きましたので、以下省略。


フォニックスが発音指導の中心ではないのは、私も同じです。だって書字規則ですから。単語のつづりを見て、正確に読む能力をつけるためのルールなので、ただの発音指導よりももっと実際的です。

そして、やはり指摘しておきたいのは、子供達がフォニックスの知識を持ち、語末が子音であることに気づいても、やはりKylieさんの発音が悪ければ、いい発音にはならないでしょ、ってことです。


>発音記号を教えることによって起こる弊害

・いつでも発音記号を知りたくなる;発音記号を見ずには読めなくなる
・発音記号で、音声を正確に表記できると思ってしまう

こんなところでしょうか。

ついでだから書いておきたいのですが、英語教育で目指すのは、例えば単語を覚えることですよね。音声的に発音でき、正確に書けることを目指す。

発音を覚えてもフォニックスを知らなければ、つづり方は分からないわけです。フォニックスを指導すれば:

<音声>  <つづり>

と直接結び付けられますが、発音記号を導入すると:

<音声> <発音記号> <つづり>

と間に、発音記号が介在することで、結びつきに気が付きにくくなるのです。フォニックスと発音記号の両方を教えれば、という考えがあるけど、つづり見て発音が分かるんだから、発音記号はいらないでしょ?というのが私の考えです。


単語を覚えるとき、口で唱えながら書くことってありますよね。pleasureなら、pl-ea-sure (例えば)プーレージャとやりながら書けば良いんですが、フォニックスの考え方でやると、これが自然に出来るんです。

これ、発音記号を調べさせたり、調べてノートに書く訓練をしていると、うまく出来ないんですよ。だって、普通は発音記号とつづりを結びつけて考えないでしょ。


逆にディクテーションの時や、たまたま見つけた単語をノートにメモするときにも、フォニックスをやっていて、音声とつづりが結びついていると簡単なんです。ディクテーションももちろん単語を知らないと書けないんだけど、音でつづりが限定されるので、攻めやすくなります。

また「音」でしか知らない単語のつづりの見当をつけることも出来ますから、辞書が引けます。発音記号に頼って、フォニックスの規則を知らない子は、「音」でしか知らない単語は、辞書で引けないんですよ。(高校生のころの私がそうでした;みじめだった)

ということで、発音記号をどうこうというよりも、フォニックスの知識があると得るものが多くて、それが分かれば、発音記号はいらない、無駄だ、というのが私の考えです。上に挙げた以上の弊害は思いつきません。

日本語の発音指導方法について、意見を言ってもいいですか?
言っていることが矛盾だらけですよ。

>フォニックスも発音記号も教える方がいいけど、
>そうすると発音記号を使う意味がなくなります。
>だって、つづりから発音が分かるんだから。

綴りから発音がわからない単語があると
自分自身認めているじゃないですか?
そのわからない単語についてはどうすればいいのですか?
と聞いているのにこれには一切答えてくれませんね。

それに、発音がわからない単語については
「知っている人に聞けばよい」
だから発音記号を知らなくても読めるようになる
というようなことをおっしゃってますが、
これは常に周りに正しい発音ができる人がいる
という前提での話でしょ?

今私は部屋で一人です。
あえて他に他にいる人と言えば、
イチロー、井口といったメジャーリーガーですが、
ブラウン管の向こうテレビ中継です。

この状況で、
loseとroseとlooseのどれがどう発音するのかを知ろうとしたら、
sayとsaysとsaidもどれがどう発音するか忘れてしまったら、
どうすればいいのでしょうか?
オーストラリアに留学している知り合いがいますから、
その人に国際電話で聞けばいいのですか?

辞書を引いて、発音記号を調べる以外に、
正しい発音を知るすべがあったら教えてください。

あなたがおっしゃっているのは、
一度習った発音は忘れない、
予習復習を含めて自主学習は必要ない、
すべて理想論、机上の空論です。
>発音記号を教えないメリット

・記憶の負担

この部分も矛盾しています。
賛成とか反対とかいう意味ではありません。
papatanakaさん自身が発言されている中に明確な矛盾があります。

フォニックスにはルールがあります。
フォニックスのルールを学ぶには、ルールを学ぶという負担があります。当然記憶の負担です。しかし、フォニックスのルールを学ぶという負担を負ったあとで、フォニックスのルールの適用をすれば、多くの単語が読めるようになるというメリットがあります。
発音記号も同様です。

つまり、
フォニックスのルールの習得(負担)→その適用(負担の軽減)
発音記号の習得(負担)→その適用(負担の軽減)
という仕組みです。

ルールや発音記号を覚える点に関しては、負担になるのは当然です。でもその後で覚えたルールの適用があるのですから、最初の負担はそれで帳消しになります。それどころか、コスト以上にパフォーマンスがえられます。

これは、フォニックスも発音記号も同じですが、フォニックスのルールを学ぶ負担は少なく、発音記号を学ぶ負担は大きいというのは腑に落ちません。始めに基本を学ぶという点では、フォニックスも発音記号も同じです。にもかかわらず、発音記号だけが負担になるというのはおかしいです。負担になるという点ではフォニックスも同じなはずです。フォニックスは負担にならず、発音記号は負担になる。そう思っているとしたらそれはあなたの個人的な感想の域を脱していないでしょう。もちろん、フォニックスが負担になる子どももいれば、発音記号が負担になる子どももいます。でもどっちもいるただそれだけの話です。総じて、フォニックス/発音記号を学ぶことが負担になるという子が、どちらかの方が多いとかいうことはできるでしょうが、あなたが個人的に勝手に決めつけることではないと思います。明らかに客観性に欠けます。

それにフォニックスのルールは20程度だとおっしゃいましたが、私の知っている限り、基本的なフォニックスのるーるだけでも40はあるはずです。その適用例などまで一覧にしたら100は下らないと思います。一方発音記号は先に挙げたように12程しかないはずです。

>発音記号は、一見英語の文字に見えるけれど、
>・大文字/小文字でペアになっていない
>・筆記体とかブロック体にならない
>・必ず[ ]に入れて使う
>・普段は、発音記号で単語や文を書かない

>といったお約束があるんです。覚えることは沢山あるんですよ。
とありますが、冗談ですよね?
これはいたずらに発音記号は負担が多いと誇大広告しているようにしか見えません。
発音記号は記号ですから、大文字小文字なんて概念はそもそもありません。筆記体とかブロック体という概念もありませんよ。記号はあくまでも記号であって文字ではありません。「+(プラス)」とか「−(マイナス)」に筆記体とかあるんですか?あったら教えてください。発音記号に関してのみ無いモノを有るかのように偽って負担が多いかのように発言するのは、はっきり言っておかしいです。これはもはや論理ではないです。
根本的に議論がかみ合っていないことは、
・音声学
・フォニックス
・発音記号
それぞれがカバーしている領域は違うのですが、
発音記号は何もカバしておらず、
フォニックスのみがすべてをカバーしているかのように語っている点です。

もちろん総じて、フォニックスがカバーしている領域は多いとかそういうことは言えるかもしれませんが、フォニックスですべてをカバーできないことは明白です。そのフォニックスでカバーしきれないところを発音記号で補えるのでは?という話です(例えば忘れてしまった単語やフォニックスのルールをもってしても読めない単語。それからフォニックスのルールを忘れるということも十二分にあり得ますからこれも考慮しなければいけません)。

このフォニックスがカバーしきれないところについて、誰もが納得できるような説明がないとpapatanakaさんの言っていることに説得力が出ないと思うんです。いつまでたっても「知っている人に聞きましょう」では話になりません。

それから、
>この2つです。tr-のときは「チュ」みたいになる、
>というのは音声学的な知識ですが、
>発音は身につけるべきもので、
>例えばtryの発音が出来るようになれば、
>あとはこんな知識は忘れてもいいものです。
それから、これは音声学の話ですよね?
これはフォニックスを知っていたからといって解決する問題ではないです。もちろん発音記号を知っているからといって解決する問題ではありませんが。しかし、ちょっとまえに発音記号を知っていても正しい発音にたどり着けないとおっしゃっていましたが、もちろんそれはその通りですが、「例えばtryの発音が出来るようになれば」というのはフォニックスの知識でなく、音声学ですよね?

これは、
発音記号でカバーできない音がある→音声学が必要
と、究極的には音声学が必要と言っているように聞こえます。
それができないから、フォニックスないしは発音記号を教えるほかないんじゃないんですか?

それから、
フォニックスでもカバーできない発音がある。
同様に、発音記号でもカバーできない音がある。
発音記号でカバーできない発音の例として「try」をあげていらっしゃいますが、これってフォニックスでもカバーできませんよ。
なのに、前者は良く?て、後者はダメ!
なんて明らかにおかしいです。
paptanakaさん、

何度も皆さんもご指定されていらっしゃると思いますが、papatanakaさんがご指摘されているようなフォニクス指導の効用は、皆さんご承知の上で「発音記号」について意見を述べられているのですが、お気付きになられませんか。といっても、これまでのpapatanakaさんの様子から、様々な教育機関で実際に英語教育に携わっていらっしゃる先生方や研究者の方々の意見に耳を傾けられる様子が見られないので、もう、何を話しても無意味なきがします。


>まず、読み方はカタカナで書きません!以前示した例は、あ
>くまでも「もし書くならば」という話です。基本は英語の文
>字/つづりと直接英語の音声で指導します。それがフォニッ
>クスです。

>読み方を「必ずカタカナでつける」とすると、Kylieさん
>が直面しているのと同じ、「ローマ字読み」という弊害を生
>む危険があります。
 
 
「必ず」カタカナをつけなくても、これまでpapatanakaさんがおっしゃったような、

>カタカナで発音を書く、と書いたところでは、ちゃんと「た
>だしxxと書いたときにはxxと発音する」と、特定のカタ
>カナと特定の英語の発音を結びつけることを書いています。
>どうかよく見てください。

>またカタカナで表せない音をどうやって表すか、ですが、2
>つ方法があります。ただし、大前提として、単語の導入の際
>に正しい発音を教えているという、当然のことをやっていま
>す。

>1)適当な書き方を考える
>2)スペルとあわせて区別させる

>1)の方法だと、たとえば:
>bed ベッド
>bad べぇあド とやっていれば、授業の記憶と合わせて解決
>できると思います。

>2)だと
>bed ベッド
>bad バッド と書かせて、ただし「eとaの発音は違うよな」
>と思わせながら発音させるわけです。


のようなやり方をその時々でやっていたら、生徒たちはどの単語にもカタカナを降るようになると思いますよ。この単語にははカタカナをふっていい、これは駄目という風にはいかないでしょう。


>さて、新出単語は音声で導入するし、教科書や教材、手作
>りの復習用問題で扱わない単語は教えないし、覚えて欲しく
>ないので、「読めない」ことはありません。

本当にそんなふうにお考えなのですか? ご自分の意見を突き通す為におっしゃっているようにしか思えません。それから、知らない単語の「読み方」を調べる為に辞書を引くことさえ、悪い、とおっしゃっているような印象さえ受けますが。


>>発音記号を教えることによって起こる弊害

>・いつでも発音記号を知りたくなる;発音記号を見ずには読
> めなくなる
>・発音記号で、音声を正確に表記できると思ってしまう

>こんなところでしょうか。

これは、papatanakaさんの、お言葉をお借りすれば「幻想」でしょう。発音記号はあくまでもそれぞれの単語が未知の物であったり、読み方が定着していない単語の確認の為のもので、それ以降は発音指導の分野になります。がどの音を持つのかを確認する為のものです。読み方を知ってる単語にいちいち発音記号をつける生徒はいません。「発音記号で、音声を正確に表記できると思ってしまう」生徒なんて、いませんって。


>発音を覚えてもフォニックスを知らなければ、つづり方は分>からないわけです。フォニックスを指導すれば:

><音声>  <つづり>

>と直接結び付けられますが、発音記号を導入すると:

><音声> <発音記号> <つづり>

>と間に、発音記号が介在することで、結びつきに気が付きに
>くくなるのです。フォニックスと発音記号の両方を教えれ
>ば、という考えがあるけど、つづり見て発音が分かるんだか
>ら、発音記号はいらないでしょ?というのが私の考えです。

ここも何度も皆さんおっしゃっていますが、フォニックスが全ての単語をカバーできない以上は、<音声>と<つづり>の間の媒体がいる訳で、それが<発音記号>になるんですよ。この部分に<カタカナ>を持ってくることの弊害を考えたら、<発音記号>の方がスッキリいくと思うんです。


>日本語の発音指導方法について、意見を言ってもいいです
 か?

日本語教育については、英語教育よりも経験値が低いので、大歓迎です。色々な指導方法を聞いたり、学んだりしていいとこ取りの授業を目指していますので。


すみません、オーストラリアは今日はANZACデーで、非常に大切なフットボールの試合が見逃せないので、お返事は遅くなると思いますが、ご了承くださいませ。

ではでは、、、
>単語を覚えるとき、口で唱えながら書くことってありますよね。
>pleasureなら、pl-ea-sure (例えば)プーレージャ
>とやりながら書けば良いんですが、
>フォニックスの考え方でやると、これが自然に出来るんです。

ですから、どうしてそのように我田引水な話になるのですか?

>これ、発音記号を調べさせたり、
>調べてノートに書く訓練をしていると、
>うまく出来ないんですよ。
>だって、普通は発音記号とつづりを結びつけて考えないでしょ。

そんなことありませんよ。
綴りを見ながら発音記号を書かせればいいだけの話です。

それから、
「フォニックスの考え方でやると、これが自然に出来るんです。」
そんなことはないです。
もちろんそういう子は出てくるでしょうが、すべての子がそうなるわけではありません。
というよりも、ここがそもそもおかしいんです。
さもフォニックスを教えたら、すべての子が
「pleasureなら、pl-ea-sure (例えば)プーレージャとやりながら書く」
みたいにおっしゃっていますが、絶対あり得ないです。
フォニックスを教えても、何も考えずにただ記号を書いているだけの子もいます。実際につづらせる時には、発音と綴りをバラバラに書く子はいます。英語が得意な子上位1/3以外の子がそうですよ。
フォニックスを教えたからといって、それがすぐに綴りに生かせると思ったら大まちがいです。失礼ですが実際に子どもに教えたことがあるのでしょうか?

結局、子どもが発音と綴りの関係を意識して書かせるようになるまで指導をしなければできるようになりませんよ。個別に見て回って、個別に「pleasureなら、pl-ea-sure (例えば)プーレージャとやりながら書くといいよ」と教えても、次の単語から発音を考えずにまた記号だけを書き出しますよ。そういう子が大半です。フォニックスを教えたからといって、即すべての子が発音と綴りの関係を意識して書けるようになると思ったらとんでもない誤解ですよ。
それに発音記号を教えたからといって、綴りと発音の関係に気づけないわけでもないし、意識して関連づけて書けないわけでもありません。慣れてくれば綴りを見て発音記号を書けるようにもなりますし、その逆もできるようになります。

何度も言いますが、フォニックスは万能ではありません。フォニックスを教えることは、「pleasureなら、pl-ea-sure (例えば)プーレージャとやりながら書くといい」という発想には結びつきますが、それだけですべての子がそのようにつづれるようになるわけではありません。それから、授業中に先生が「pleasure」の発音指導をしても、それを聞きそびれていた子はどうすればいいのですか?
ひとクラス40人もいて、一度の授業で何個も単語を習ったらこのようなことは日常茶飯事です。授業中先生の話を聞いていない子もいますし、そもそも先生の話が聞けない子もいるわけです。いかなる理由があれ、そういう子でもきちんと基礎基本の学力をつけることが教師の役割です。「こういう教え方をすれば、子どもはこうなる」という見切り指導が一番危険です。授業論、指導論ありきで、1回の授業がドラスティックにドラマのように完結する授業がよい授業とされていたのです。しかし、実際には子どもがどこでどのように躓いているのかということを教師がチェックすらしていなかったのです。昨今の学力低下の主な原因の一つがこのような授業展開だったんですから。

いくら教師が授業中に正しい発音をしても、それがすべての生徒に伝わるわけではありません。それに前回、前々回指導した発音に関してはどうでしょうか?授業の仕方を工夫したところで、救える子は限られています。結局、聞きそびれや忘れてしまった等といった理由で、わからない単語が続々と出てきます。

それでも「先生に聞けばよい」のですか?
そんなこといちいち先生に聞いていたら、授業中質問だらけですよ。それに、A君が聞いた後でまた同じ質問をB君がする。そしてC子さんもする・・・。
「教師として、生徒から同じ質問を何度もされることほど疲れることはありません」
授業の進行にも支障が出てきます。

私が考える最適な指導法は、どれだけいっしょうけんめい指導しても、指導漏れや聞きそびれがあるという前提の上に授業を組み立てることです。授業中どんなに正しい発音を徹底して指導しても、欠席した生徒がいればその子には指導は伝わりません。聞きそびれや忘却ということを前提に、指導漏れに対して2重3重にカバーをかけておくことが大事です。子どもが単語の発音を忘れてしまった時、あるいはこれってどう発音するんだっけと迷った時に、「なすすべがない」状況を作ってしまってはマズイのです。もちろん、わからないからといってすべて人から教えてもらうという依存された状態になってもいけません。自ら辞書を引くなどして、自ら考えたり調べるという主体性も大切です。
136 Kylieさん、

私がみなさんの話に納得しないのは、みなさんの音声学や発音記号に対する理解が間違っている(と思う)からです。掲示板での限られた議論ですが、みなさんの知識の量や幅は感じられます。実際に、Kylieさんと私は、子供に対するフォニックス指導が発音向上にひと役買う、という点で一致しました。

正しいと思えることを書いてくれれば、私も納得します。
繰り返しますが、私が納得しないのは、みなさんの知識や論理が間違っているからです。


>カタカナ

カタカナを振らせても、私の発音は変わりませんし、子供達の発音も気が付けば矯正します。それで「カタカナ読み」はなくなります。本当です。

発音のキューというか、手がかりのためには、カタカナだけでなく、導入の終わった文字や単語もつかいます。(前にも「hは読まない」とか「fと書く」とか書いたと思います。)だから、私が使うのはカタカナだけではないのです。

ただ、私が教える以前に誤った発音を身につけている場合には、矯正は非常に難しいです。


フォニックス(何度もごめんなさい、でもやっぱりこれを出さないと話が出来ないんです)で読める単語には、カタカナを振りません。フォニックスで読めるよね、と。子供達にもそうさせます。だから、読めない単語だけにカタカナや他の文字/単語を書きます。また、もちろんカタカナ読みを抜けられない子供には、それをやめさせ、文字/単語に移行させます。これなら、発音記号よりも直接的で、差が少ないでしょ?



>語いの制限

たしか中学の話をしていましたよね。だから、私の回答もそれを念頭に入れています。

初級の語学を教える時の基本中の基本ですが、語いは制限しないとダメです。辞書も、使い方を指導してからでないと利用させません。(中学3年間では、辞書は使わせません)

自分で勝手に見るのは制限のしようがありません。


>発音記号の害
高校時代の友人で、授業の予習を完璧にする子がいました。彼女のノートは発音記号だらけでしたよ。英語科だったので、英語が出来る子は沢山いました。だから、予習をした単語なら、どんな語でも発音記号をつけていましたよ。「習慣」になるってのは、そういうことなんです。

「発音記号」を教えるときに、教師はどうやって教えますか?「発音記号を知っていれば、辞書を引けば、単語の正しい発音が分かるよ」って言いませんか?子供達は、その気になりますよ。現に、このトピックに参加している私以外の人が、そういう風に思っていませんか?単語の正しい発音は、辞書の発音記号を見れば分かる、って。「三つ子の魂」ですよ。怖いんです。根が深いから。


>音声とつづりをつなぐ媒体

発音記号が実際の音声を表しえない、というのは納得しますか?
かなりうまく行く場合もありますが、そうばかりではありません。

そうすると、カタカナを使っても、IPAの記号を流用した「発音記号」を使っても、実際の音声とは差があるのは分かりますか?だから、どっちでも一緒なんです。「一緒」だから、新しい記号を使わず、カタカナでやります。

実際に、日本国中で多くの先生が発音記号を教えないで、ちゃんと英語を教えていますよ。私の幻想でも何でもないことなんです。他にもやっている方がいるから言えることなんです。

発音記号がスッキリというのは、あくまでも既習者(そして英語を高い程度身に付けた)私達が考えることです。初学者にとっては、どっちでも一緒です。

日本語教育については、またあらためて。

オーストラリア、なつかしいなあ。
家族を連れて行きたいです。
133 グラスパンダさん、

真剣にアドバイスをしてもいいですか?
療休を取ってはどうですか?
偏執狂とか、誇大妄想の疑いがあると思うんですが、大丈夫ですか?

>綴りから読みが分からない単語

最初に音声から導入すると言いましたよね。次につづりを教えます。フォニックスの知識で読めればいいし、読めなければ補足します。語いは私が制限しているので、読めない単語にいきなり出会うことはありません。

子供が自分で知らない単語を見つけてきたら、発音が知りたければ知ろうとするだろうし、分からなければ聞こうとすると思いますよ。でも、授業で扱う語い以外は、テストにも出せませんし、普段の授業では考慮しません。


>周りに人がいない

あのね、私がグラスパンダさんを誇大妄想と呼ぶのは、まさにこれです。
私達は、中学の英語の授業の話をしていたのではないの?中学の英語なら、週に何回か授業で顔を見るでしょ。なんで、今部屋に一人でいて、しかも近くに誰も聞ける人がいないあなたのことを心配しないといけないんですか?

お願いだから、論を勝手に膨らませないで下さい。あと、一度答えたことを、何度も答えさせないで下さい。

もう一つ。ルールが身に付き、語いが増えてくれば、いろんな状況に対応するようになります。いつか書きましたが、フォニックスで読めない語の多くは、初級の最初に集中しているし、後は頻度が多くて記憶の負担が軽いか、固有名詞です。だから、語いが増えるにしたがって、読めなくなる語はどんどん減ります。

固有名詞その他は、ネイティブでも確認しないと読めません。そんな語を、私達が読めるはずもありません。知っていてもいいけれど、知らなくてもいいと思います。

1度導入した単語の復習を授業や単語テストでしないとは書いていないし、復習教材とどなたかへの回答で書いたので、復習をさせていることは分かると思います。
>ある綴り = 発音記号 = 音

>ある綴り = 音

なんかこの構図もおかしいですよ。

正しくはこうじゃないですか?

綴り−−−−−−音
  \      /
   発音記号

「綴り→音」
というケースはフォニックスの恩恵かもしれませんが、
ですがこのケースはここでは全く議論の対象にならないんです。

議論の対象は、
綴りから音がわからない単語はどうするのかという問題です。

これはフォニックスを学んでいるからどうこうできる問題ではありません。英語等言語、あるいは忘れてしまうという学習者の性質からして、起こりうる事態なんです。

ですから、
「綴り→発音記号→音」というルートを認めるざるをえないんですよ。papatanaka自身もこのような迂回ルートの必要性自体は認めているんです。
しかし、
「綴り→先生→音」というルートが良いとか
「綴り→カタカナ→音」というルートなら良い
なんてのはナンセンスです。

「綴り→発音記号→音」というルートはいつまでたっても「綴り→発音→音」というルートのままで、
「綴り→カタカナ→音」というルートは、その都度ちゃんと矯正するから「綴り→音」というルートに変わる。

だからカタカナの方がよい
といったようなことおっしゃっていますが、

だったら「綴り→発音記号→音」というルートも
その都度「綴り→音」というルートに修正すればイイだけの話
じゃないですか?

カタカナルートは修正できて、発音記号ルートは修正できないというのは全く根拠がありませんし。

それから、弊害といういうかロスというか後で修正しなきゃいけない点は、カタカナも発音記号も同じですよ。どっちもデメリットはあります。でも現に綴りから読めない単語が学習者の前にたちはだかるんですから、それは仕方がないですよ。

ただカタカナよりも発音記号の方が優れている点はあります。それは辞書を引けばわかるということです。カタカナを書いていてもわからないものはいつまで経ってもわからないままですよ。「rose」が「ルーズ」なのか「ロウズ」なのかさえわからないままです。英語を学習する者が最も困ることは、「rose」という単語が「ルーズ」なのか「ロウズ」なのかということさえわからないことです。「rose」を「ルーズ」と読んでいたとしたら元も子もないですよ。完璧な発音以前の問題として、根本的な間違った「読み」を身につけていたとしたらそちらの方が問題です。そういうことがないようにするには発音記号を教えるほかありません。
>真剣にアドバイスをしてもいいですか?
>療休を取ってはどうですか?
>偏執狂とか、誇大妄想の疑いがあると思うんですが、
>大丈夫ですか?

そういうのは誹謗中傷にあたりますよ。
言っていることが、
私の方がおかしいか
あなたの方がおかしいかは、
ここの住人に聞いてみればわかることです。
失礼ですが、papatanakaが決めることではないと思いますが?

>中学の英語の授業の話をしていたのではないの?
>中学の英語なら、週に何回か授業で顔を見るでしょ。
>なんで、今部屋に一人でいて、
>しかも近くに誰も聞ける人がいないあなたのことを
>心配しないといけないんですか?

「習ったけど忘れた」、「習ったけどわからない」、
学習者にとって当たり前のシチュエーションだからです。
なんで私の妄想になるんですか?
>カタカナを使っても、
>IPAの記号を流用した「発音記号」を使っても、
>実際の音声とは差があるのは分かりますか?
>だから、どっちでも一緒なんです。
>「一緒」だから、新しい記号を使わず、カタカナでやります。
一緒なら発音記号を使っても一緒じゃないですか?
それにカタカナだと汎用性も再現性も全くありません。
「rose」が「ローズ」か「ルーズ」か「ロウズ」なのかわからなかったらどうするのですか?カタカナでルビ打っても無駄ですよ(その場しのぎになってしまいます)。そのルビを打ったものが前の学年で使っていた教科書とかだったらどうするんですか?調べようがないですよ(再現性)。

>実際に、日本国中で多くの先生が発音記号を教えないで、
>ちゃんと英語を教えていますよ。
>私の幻想でも何でもないことなんです。
ですからそれが幻想であり、我田引水な話です。
もうしわけないですが論理の組み立てがそもそも間違っています。
残念ですが、このケースから読みとれる論理は何もありません。
発音記号を教えた群と教えない群で、英語のパフォーマンス力がどのように違うかを比較対照実験しないとわからないことなんですよ。発音記号を教えなくても上手に教える先生がいたとして、その先生が発音記号も教えたらもっと成果が上がったとしたら、これはあなたの主張が間違っていたことの何よりの証拠になりますよ。
みなさま

ここまで大変興味深く議論を読ませてもらっておりました。
僕はフォニックスでも発音記号でも「ネズミを捕る猫はいい猫」と思っていますから,要はどっちかでなければいけないと言う風には思っていません。

しかしbreathとbreatheの発音を示すときに,thinkのthと,thatのthと,言葉で説明して,実際に発音して説明はできますが,例えば「シィ」とか「スィ」とか,「ズ」とかそういう風にカタカナで黒板に書く勇気はありません。やっぱり説明をくわえながら発音記号を使います。全てを発音記号で表すわけではないので特に負担にはなりません。
ほとんどの英語教師はフォニックスと発音記号の組み合わせで「発音の説明」をしていると思います。
そもそもトピ親さんの質問は,中学で習っていないこの発音記号にどのくらい頼っていいのか,と言うことだと思うのですが,全てを発音記号で記述する,と言う遠大な計画を立てるのでなければ,「美味しいとこ取り」で,いいと思います。

そういう意味で言えばグラスパンダさんの説明の方が説得力があると感じています。

それよりも,papatanakaさんの独善的で高圧的な言い方が気になります。
多くの人がそう思っているんじゃないかとおもいますが,人を納得させるのは知識以外の能力も必要なんだなと,僕は勝手にいい勉強をさせてもらいました。(ペコリ)
134 グラスパンダさん、

なんでもいいけど、発音記号っていう話から、フォニックス攻撃みたいになってませんか?どんどん熱くなって、話が膨らんだり、勝手に結論付けるのが、グラスパンダさんの悪いところですよ。

私はワインを飲みながら、ゆっくりと始めます。

>フォニックスのルールを覚えるのが負担 という話

「ルール」と名前がついていますが、何のことはない、ほとんどは「このつづりはこう読む」、という話です。最初は子音字、母音字、その後は二重母音という風に「文字」や「つづり」の読み方を覚えていきます。chをチ、ckをク(カタカナ表記は便宜上のもの)と読める習慣がついたら、もうそのルールは身に付いた、つまり忘れていいのです。

chなりckの発音表記はしません。基本は全部口頭練習で、そのかわり何度もやります。そのうち読めるようになります。そしたら、もう忘れていいのです。ルールは身に付いたら、負担にならなくなります。

それと平行して、学習が進むとどんどん単語を覚えます。そう、結局「単語」を覚えるのです。文字をひとつひとつ読むような時代は、案外さっさと終わるのです。やがて、単語が記憶に定着すると、その単語を手がかりにして読むようになります。こうやって読める語が増えるのです。

・・・きっとまた、「読めない語はどうするんだ」ってなるんだろうなあ。
不毛だなあ。

アルファベットを唱えさせるとき、日本語にない音があるからといって、発音記号は書かないでしょ。あれと一緒です。フォニックスはそれを延々とやる作業です。アルファベットを覚えてしまったら、大変だったことは忘れるし、覚えてしまった知識を次に使えるでしょ。

日本語にない音声が云々、というのなら、アルファベットの読み方から発音記号を、とかそういう話にならないとおかしくないですか?


発音記号を覚える負担は、「発音記号からつづりが分からない」という点に尽きます。発音記号とつづりを結び付ければいい、といいますが、それはフォニックスです。発音記号とフォニックスを教えると、作業が(つまり発音記号を覚えるという作業)が一つ増えるのです。これは労力の無駄です。

こんなことを言っている私だけど、フォニックスの効果を認識するまでには何年もかかりました。だから、みなさんが納得できない気持ちは分かる。分かるけど、本当に初級では発音記号はいらないんです。(上級になったら・・・みなさんが指摘したように「なんとなく」覚えられますから、これも教えなくてもいい。もっとも高校は私の専門外なので・・・)

教師である以上、理想と信念を持ってやっているし、発音記号を使わずに教えた子供達の発音がよく、フォニックスを学んだ子供達が、つづりをみて読むことが出来ている以上、それ以上の「証明」は必要ないんじゃないかと思う。客観性どうのこうのというけれど、私が教えた子供達が出来ているのだから、どうでもいいと思う。

>フォニックスのルールの数

何度も書きましたが、私は、竹林先生のフォニックス以外は受け付けていません。私が使うのはこれですし、この本には20のルールが載っています。ただし、一つのルールには複数の文字がありますので、例を一つ一つ挙げれば、確かに数は増えます。

グラスパンダさんの資料の出典が分からないと、そのフォニックスがいいのか悪いのかが判断できません。


>記号について

グラスパンダさんは、発音記号を使って単語を書こうとしたり、筆記体が書けるようになった生徒が、発音記号まで筆記体で書いたのを見たことがありませんか?

また生徒は、どうやって「文字」と「発音記号」を区別しますか?[ ]の有無ではないですか?そうでなければ、混同しませんか?辞書の発音記号は、お約束どおり[ ]内に書かれています。それを教えないと、辞書が使えないので、[ ]というルールは少なくとも教えないと、よくないと思います。

中学1年生に「記号」といった概念は難しすぎるように思います。「+(プラス)」など、他の文字と違っていればいいけれど、英語の文字といわゆる発音記号は似ていますので、子供達は簡単に混乱します。

とりあえず。
135 グラスパンダさん、

>議論がかみあってない

議論がかみ合っていないのは、あなたが音声学、フォニックスを学んだことがなく、発音記号の性質(これは音声学で学ぶことですが)を誤解しているからです。

百歩、いえ千歩譲って、私達の「理解が違う」という言い方も出来ますが、私にはどうしてもあなたが音声学やフォニックスを学んだとは思えません。また学んだと言われても、これまでの発言を見る限り、納得できません。

私と同じ土俵に立つためには、まず同じレベルの知識を身に付けてください。
そうでなければ、「知らない」という謙虚さを示してください。


フォニックスは不完全である(例外もある)ことはすでに私もどこかで認めたと思います。それを補うのが、授業での教師の指導であり、授業中配るプリント(ノートは使わせず、全部プリントに記入させます)の記述です。

そして、「分からなかったら聞く」。なんで、これがいけないんでしょうか?
私にはそれが不思議でなりません。(何度も書いたのですが・・・)

同じ質問を何度もされたら、それは自分の教え方が悪かったので、もう一度復習をするなり、ことなるアプローチで教えればいいのではないですか?教育効果や生徒の力量も考えて、一定数の質問は絶対に出ますし、逆に質問が出ない方が、アヤシイです。本当に分かっているのかどうか。


>tr-の発音

tr-/dr-の発音は、英語を「身につけた」人なら、身についているはずです。「日本語英語」というものがあれば別ですが少なくとも英米人(英語のネイティブスピーカー)の標準的な発音に従えば、これを身につけないで「英語を学んだ」ということは、流行の言葉で言えば、「ありえない」です。

教師がtr-/dr-のフォニックスを教えるときに正しく発音し、それを定着させればいいのです。アルファベットの音を教えたように、生徒に教えれば、簡単に身に付きます。音声学なんかではありません。これを音声学だというあなたが、どうかしています。

もちろん、前にも書きましたが、教師の側には音声学の知識が必要です。でも、生徒の側には知識としては、一切必要ありません。発音を教える際にも「チュ、チュ、try」で大丈夫です。

>tryの発音

子音字+yの単語の発音を考えてみてください。語いは、中学・高校の範囲内とします。

by, fly, dry, fry, shy, my, sky, try, why

不規則なのは一つもありませんよ。つまり、規則的に読める語だということです。
tr-が破擦音になるということは、実際に発音して、定着をはかります。(用語はもちろん教えません。)だからtr-yで、普通に(つまり破擦音で)読めます。
らららんさん

まだこのトピ見てますか?
それともあほらしくなって,とっくにどっかに行っちゃいましたか?

僕の意見は,「必要なところだけ発音記号を使えばいいんじゃないの?」と言うことなんですが,
日本語でアとか,エとか,オとかしか書きようがない母音は[o]とか[a] とかAの横棒がないのとか,Cの裏返しのとか全部では無いにしても,発音しながら同じ発音をする代表的な単語を並べて,発音記号を書いてやるのは効果的だと思います。

それよりも実は学校で大切なのは,他の先生はどうされてますか,と言うことだと思うんです。
いくらひとりの先生がすばらしいことをやっても,実は場合によっては全体のためにならない事もあります。
非常勤の先生だと,尚更そこの所が難しいところではないでしょうか。

常勤の教員の気持ちとしては,ぜひそういう疑問は遠慮無くぶつけて欲しいところです。

もしかしたら,以前発音記号について既に議論がなされていて,決着がついているかもしれないし,発音記号は用いないと言う取り決めがされているかもしれないし,担当教員の独自性に任されているかもしれません。
あるいは誰も発音記号まで時間が無くて手が回らないってこともあるかもしれません。

また,生徒が使っている辞書はどうでしょうか。辞書の発音記号表記については高校でもずいぶん議論があります。
カタカナ表記を嫌う先生も多いけど,背に腹は代えられない,(読めない発音記号より,少々不正確でもカタカナ(場合によってはひらがな交じり)も致し方なし)という意見もあります。
また故若林俊輔先生のような発展的な考え方もあります。(三省堂 VISTA)
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/dicts/vista.html

おそらく辞書の選定をするときに英語科の中では一応の議論があったはずだと思います。


音声学やフォニックスを専門に勉強していない教員でも十分教員の資格があるわけで,そのような教員には英語を教える資格がないと言ってしまったら,そもそも日本の英語教育は成り立たないわけです。
現実問題どこの学校も臨採や非常勤の先生に頼る部分は非常に大きくそういう先生にぜひ頑張ってもらわないと,と強く思っています。

我々はモグリだろうが何だろうが,そういう先生達の支えになりたいと(仕事の上でも,精神的な点においても)思っています。

いろいろ納得のいかないこと,うまくいかないことがあると思いますが,お互いがんばりましょう。…ね。
 ところで・・・果たして『単語の読み方』『発音』の学習は生徒にどれだけ「必要とされている」のかな?


 今の中学・高校生とその親たちは、ほとんどが「テストで点を取る為の学力」そして「高校・大学入試の為の学力」を求めます。『リスニング問題』が出るので必要ではあるけど、比重としては『読解力』『文法力』が大きいですよね。


 なので、この場をお借りして皆さんに質問します。公立の中学校では『単語の読み方・発音』の指導はどの程度、そしてどのように行われていますか?
 「英語教師が駄目なのは国の責任」は正確には「駄目な英語教師がいるのは〜」もしくは「駄目な英語教師がいるとしたら」です。

 もちろん僕が日本中の英語教員の事を知っているわけではないので、「そういう話をよく聞く」という事でしかないです(だとしたら本当は発言すべきではないのかも。ただ一般論として)。

?不適格な人間を『英語教員』として認めた(免許を与えた)
?そもそも適格な英語教員を育てる環境が整っていない。
?優秀な教員でも、仕事が多すぎて「教える事」のみに集中できない。

 全てが教員個人の責任ではないということです。まあ最終的な責任者を考えると「国民」なんですけどね。トピずれになるのでこのへんで。
>みなさん、多くの書き込みありがとうございます。

>えぐさん、問いかけありがとうございます。

HP参考にさせていただきます。

現場にある人々は理論と実践もバランスや柔軟性が必要でしょうし、何よりも生徒に目が向いていることが大切なのではないかと思います。

公立中学と私立では事情がかなり違いますし、それぞれの先生や学校の事情や考え方でやり方は違って当然だと思います。ただ、ここでブレインストーミングされたことが皆様にも役立てば嬉しく思いますし、私個人としては、発音に関しては初期に認識を高めておくことは生徒に必ず利するものと考えていて、その上で、様々な実情にも興味がありますが、特に皆さんが実際に発音指導でどういった工夫をされているのかに関心がありました。

二日前くらいでしたか、多くの参考になるコメントを頂き、私なりに発音記号の導入についてはイメージが浮かんだので、発音担当のネイティブの先生とも話をしました。1年の時から発音記号の載った教科書を使っているので触れていないないのがアッと驚きだったわけですが、時間さえ許せば導入することで問題が生じることはなさそうです。特に気をつけるべき発音に関して私が説明をし、ネイティブの先生がモデルを示して練習する、ということでやってみよう、と話がまとまりました。取りあえず、LとRの違い、Cとsheの違いも認識すらない生徒がいるので、認識を喚起しよう、という程度です。その場でマスターということではなく、週に1度か2週間に1度5分〜10分でもやれば一部の生徒であっても意識が少し変わることを期待します。私が中学生の時には何度も似かよった発音を識別する問題をやり、私はかなりに楽めたので(少数派でしょうか?^^)、ああいった教材も捨てたもんじゃない、と思うのですが、現在はどうやら不人気のようですね。自分のできる範囲で、できることからやってみたいと思います。

話は変わって、しゅう(秀) さんが「発音指導、公立中学では?」という問題提起をされているので、公立中学で指導されている先生方、コメントお願いします。
さあ、今夜も始めますか。

140 グラスパンダさん

>つづり→音 の議論

この議論の前提になっているのは、フォニックスを教え、発音記号に頼らずに発音を知るという訓練を、「最初から」つんでいるかどうか、です。教師の助けやカタカナで補うことがあっても、多くの場合は、つづりを直接読む訓練をするわけです。

もっとも、その前に文字を見せないで、口頭で発音練習を繰り返してから、つづりを見せますが。(これをやらないと、発音が身につきません。)

それに対して、発音記号に頼る教育をしていると、人間はどうしても楽な方に行くので、つづりを見て考えようとしなくなる。分からなければ、辞書を引きたがる。だから、本当は早い段階で辞書なしで読めるようになるにも関わらず、その事実に気づかないことが多い。

こういうことがあるのです。

それならばフォニックスを教える際に、発音記号を教えるのでいいじゃないか、と言われると思いますが、本来発音を表しているつづりの他に、もう一つ発音を示す記号を与えることで、フォニックスの意味が薄れちゃうんです。そうなると、生徒は必ずフォニックスをおろそかにします。だって、辞書を引いて発音記号を見たほうが簡単ですから。だから、発音記号を使い始めると、つづり離れが始まるのです。本来、発音を示していたつづりの前に、発音記号が、発音を示すものとして立ちはだかるのですから。で、私の書いたような図になるわけです。

つづり 発音記号 音

こうなってしまうと、間に割って入った発音記号を抜きにしてつづりに向かうのは大変なんです。

そうそう、発音記号を知っていて、フォニックスをおろそかにした人は、辞書がないと不安になり、単語の正確は発音は分からないと思います。また、「たとえ読めなくても」発音記号を見るだけで、「正しい発音が分かった」と安心します。


roseは、どの段階で出てくるか分からないけど、oはデフォルトで「オウ」だし、-ose(-ooseはのぞく)で、「オウズ」にならないのは手元の逆引き辞典の13000語中、

dose
whose
lose
purposeだけなので、きっとフォニックスの知識で読めますよ。

グラスパンダさんの出す単語の多くが、フォニックスの知識で読めちゃうことが証明できるので、ちょっとおかしいですね。

発音記号を覚えたって、そもそも単語を知らないと発音できないし、辞書がなきゃ発音も分からないし、発音記号の発音が出来ないと、正しい発音をしているつもりで、いい加減に読んでしまうという悲劇になります。
らららんさん、

私からのお願い。もしフォニックスを学んだことがなかったら、ぜひ学んでみてください。授業で使うかどうかは、この際お任せしますので、ご自身は、十分に知識を付けてください。

『英語のフォニックス』竹林 滋 The Japan Times
残念ながら絶版ですが、図書館か古書で、どうにか手に入ると思います。これ以外は、手島良先生のならいいけど、その他はダメです。

もうひとつ、ご自分の発音に自身があればいいですが、そうでなければ、ALTに頼んで、ご自身の発音を磨いてください。ALTが来たときのモデルリーディングも、らららんさんが行って、ALTの発音に必要以上に頼らないようにしてください。でないと、発音に関して、らららんさんを信用しなくなります。信用されなくなると、授業をやるのがしんどくなります。
142 グラスパンダさん

カタカナでいいことはすでに書きました。

>カタカナを振ったのが去年の教科書だったら

ほんとにまあ、よくここまで考えるなあ・・・と、もう呆れ返ってしまいます。子供の論理ですね。

「分からなかったら、誰かに聞く!」もしくは「自分で調べる!」 自分で調べても(例えば発音記号が読めなくて)分からなかったら、やっぱり誰かに聞けばいいんじゃないですか?


あと、おかしいので長くなりますが、全部引用します。

「>実際に、日本国中で多くの先生が発音記号を教えないで、
>ちゃんと英語を教えていますよ。
>私の幻想でも何でもないことなんです。
ですからそれが幻想であり、我田引水な話です。
もうしわけないですが論理の組み立てがそもそも間違っています。
残念ですが、このケースから読みとれる論理は何もありません。
発音記号を教えた群と教えない群で、英語のパフォーマンス力がどのように違うかを比較対照実験しないとわからないことなんですよ。発音記号を教えなくても上手に教える先生がいたとして、その先生が発音記号も教えたらもっと成果が上がったとしたら、これはあなたの主張が間違っていたことの何よりの証拠になりますよ。 」

そもそも、何かと比べるという話をしていないのに、実験しろだのなんだの・・・。

私と同じグループに属している先生方が教えて、それぞれ効果を自分で確認しているんだから、いいんじゃないですか?あなたは、発音記号を教えて効果をあげているんだから、それでいいんじゃないですか??比べる必要は、ありますか?
137 グラスパンダさん、

>プーレージャが自然に出来る

(これで、何の話か思い出してください)

「出来る」と書きましたが、「みんなが出来るようになる」とは書いていないですよ。

フォニックスは書字規則というのは何度も書きました。
例えば、教師のpleasure(便宜的に、プレジャとします)という発音を聞かせて、生徒に書かせてみます。教師はpl - ea - sureと区切りながら発音します。何度かやったあとで、教師自身が黒板に書きます。

こうやることで、どうやるかを見せ、pl-という音声とpl-、eaという音声がea、-sureという音声がsureというスペルであることが分かります。フォニックスを重視した教育方法では、常につづりと音を結びつけて提示したり、練習したりしますから、プーレージャ式の書き方が、「自然」なんです。

>つづりを見ながら発音記号

これは意味がない、もしくはよけいな作業であることが多いです。

pleasureを考えても、plの発音は[pl]しかないし、eaは[イー]か[エ]、sureは[ジャ]しかないんです。もしこの単語が授業で導入されるのであれば、最初に音声で導入すれば、[エ]の発音は問題ないし、知らなくても、"Thank you." "My pleasure."という会話を知っているかもしれないし、プレジャーボートという外来語を知っているかもしれないから、その子は分かるかもしれません。

そうすると、つづりのままで発音が(ほとんど)分かるのに、発音記号を書くのが無駄だということになります。

つづりと発音の関係を意識して書くように指導するのは当然のことだし、それがフォニックスそのものです。定着や確認のために小テストもしますし、宿題もします。そんな当たり前のことを言われても困ります。


>発音を聞きそびれていた子

授業中は前を見ているようにしつけますし、見ない子供には見ることを要求します。最初の授業から癖をつけておけば、こちらが注目してほしいタイミングでちゃんとこちらを向くようになります。LDとかその他の障害のある子供は、その限りではありません。が、参加しますよ、気が向けば。

でも、授業中の教師の指示に従わない子のことは、考えていてもしょうがないです。こちらは全ての組み立てを考えて授業を作っていきます。注意を向けさせるように努力もします。でも、聞かないものはしょうがないです。

逆に教育の効果というのがあります。みんな100点のつもりのテストを作っても、ある程度の分布をなすことは、テストを1回でもやってみれば分かります。指導しても身につかない子はいます。(それが塾のせいだったりして困りますが)


>授業中質問だらけ
>「同じ質問されると疲れる」

質問をさせるタイミングは、授業の最後か、授業後と決まっていますので、授業中には聞けません。やることが決まっているので、聞かせません。同じ質問が多いということは、その事項が理解されていない、定着していないということなので、一定以上の数だったり、分かっているべき子が分かっていない時には、改めて説明したり、小テストをしたりします。

>欠席した子

理由にもよりますが、休んだ子のことはしょうがないじゃないですか。
聞きにくれば教えますし、意識的に声もかけます。でも、それ以上はできません。


人に聞くのは悪いことではありません。多くの場合、これが一番手っ取り早いし、教師に聞けば、普通は間違った解答を得ることもありません。「分からないときに聞ける」のは、学力を伸ばす重要な能力です。分からないことに気づき、それを知ろうという能力は、全ての子供が持っているわけではありません。だから、いいんじゃないですか?質問する子が伸びる、というのを感じたことはありませんか?

主体性は結構ですが、初級の語学は、とにかく、語いや文法事項を限定した上でやるのが一番なんです。復習や宿題の範囲では、辞書を引かないように語いには意味をつけているし、教科書にも載っているし、指示したことをやってくれればいいと思います。
発音指導について、ですが、こんな例はどうでしょうか?

・単語の導入時、単語(つづり)を見せない。

単語の導入は、必ず音声のみでやります。教科書は閉じさせ、資料にも視線をおとさせません。教師の方を向かせて、やります。

多くはオーラルイントロダクションの中でやるので、意味を知る手がかりになるものは、板書してあるか、イラストや写真が貼られています。

最初から文字を読ませると、「読もう」とするので読みがたどたどしくなります。文字を見せないでリピートさせると、驚くほど上手にリピートできます。(すでにカタカナ語の発音イメージが入ってしまっていると、大変だけど)

つづりを教えてからは、フラッシュカードを見せたり、ちらっと見せてすぐに隠したりして発音を練習させます。

中学で3学年ですが、学年を超えた指導方針の統一は、かないません。別の学年を見ると「愕然とする」ほど発音が悪いですが、救いようがありません。

いい発音を求めるけれど、授業時間中、ずっと発音をしているわけではありません。

また、今の教科書は総じて内容が薄く、文法事項はともかく「読解」の能力を付けられるようなものではありません。
>papatanaka さん

中学校の教室でフラッシュカードとういと、相当サイズを大きくする必要がありますね。自作する必要があり、絵をどうするかがネックとなりそうですが、ゆとりができれば工夫してみたいと思います。

フォニックスのお薦め、発音に関して、などなど、色々参考になる例をありがとうございました。色んなコンビネーションを試してみたいと思います。m m
フラッシュカードは、それなりの大きさで大丈夫ですよ。頭の上でまとめて掲げて、ほんの一瞬だけ見せます。(本当のflash!)のんびり見せると、スピード感が損なわれて、発音ものんびり読むやつが出てきます。

それとは別に基本的な単語を入れるための単語カードを300枚くらい作ります。B4の厚手の紙です。スティックフィギュアやコピーでも大丈夫です。これは「音」を入れるだけなのは、つづりは教えないし、テストもしません。ただ、絵を見せて単語がクチをついて出てくるか、です。あくまでも「音」の練習。意識的に日本語に外来語で入っているような単語を入れたりしますが、複数形をやらないうちは、複数のものは避けます。「どう書くの?」といわれても、文字を導入する前は書かせません。

授業中に黒板に描く予定の絵は、事前に描いたり、コピーしたりして、画用紙に貼り、裏には黒板に貼れるように、板状の磁石を付けておきます。

その場で絵を描きながらやる方法もあります。
この資料、おすすめです。>らららんさん

1000 pictures for teachers to copy
by Andrew Wright
Nelson

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補足:

フラッシュカードは、基本的に発音、意味、つづりの導入が終わって、復習で使います。文字の高さが10cmくらいあれば、大丈夫です。

1回の章の新出語が6こだとしたら、1単語1枚で作ります。

重ねて持って頭の上に挙げ(胸の高さでも)最初は、文字の面を天井に向け、生徒に見えないように。で、一瞬だけ90度傾けて生徒に見せ、全員で言わせます。2周くらいしたら、トランプみたいに順番を入れ替えて、もう1回。また順番を変えてもう1回。

"Are you ready? Let's go!"と初めて
("Are we ready? Here we go!/ OK, let' start.とかでもいい。)

単語を1個読むたびに、"Good!" "Very Good!" "Excellent!" "Fantastic!"とかを言う。で、この隙にカードを変える。

声が小さかったら"Louder(, please)." もう1度読ませる時は"Once more(, please)."

2周目に行くときは、"OK, let's do it one more time."とか。全部終わったら、"Good job."とか。

こうやれば、フラッシュカードの練習は日本語なしで出来ますよ。これらの指示は、最初の1,2回だけ日本語をつけ、後は英語で通します。中1でも、これで英語で出来ますよ。

カードは、課(レッスン)ごと、章(セクション)ごとでまとめておくと、課が終わったときにまとめて復習とか、中間テスト前のそうまとめとかに使えます。
補足2:

156に書いた「単語カード」ですが、単語の意味を示すイラストだけを書いた紙芝居のようなカードだと考えてください。
つづりは絶対に書いてはいけません。単数・複数に注意して、複数を導入しない間は、単数(もしくはいわゆる不可算名詞)だけにします。

例えば、サッカーをしているイラストを見せ、最初は教師が"Soccer"といい、それをリピートします。(いい発音で言い、生徒にもいい発音で言わせる−ま、適当なところで)

同様に、野球、バスケ、テニス、水泳、ゴルフ、柔道、剣道、相撲などを作る。

これは紙芝居のように1枚1枚めくって、フラッシュカードと同じ様にリピートさせる。こちらはあくまでも「適当な声を出し、グループで読む」練習と、「なんとなく知っている英単語を増やす」のが目的なので、覚えることは要求しないし、つづりも教えない。

実際の生活でも、「知ってるけど、書けない」「聞いたことはあるけど、自分では書かない・書いたことない」っていう語があるので、そのつもりで。でも、スポーツの名前を知っているだけで、(よくある例だけど)likeを入れたときにI like 〜.とカードを見せながらリピートさせられる。(likeを導入したときに、知っている単語があまりにも少ないと、全然練習できないし、その都度練習用の単語を入れていくと、時間もかかる)

スポーツ、果物・食べ物(ただし単数形;複数形を導入したら複数と2種類作れる)、飲み物、色、車や自転車など身の回りのもの、教科の名前、学校の部屋の名前、一般の建物(station, store, gym)とか。目標300くらいだけど、結構すぐにいきます。

授業の最初の「発声練習」のつもりで、「カードを見て、単語の「音」だけ覚えようね。テストはしないけど、覚えてね。」ということで、とにかく「音だけ」をどんどん入れる。外来語として入っている単語を選ぶと、例えばスポーツの名前とか、色の名前はすぐに反応する。

1回の授業で20個やれば、週3回x5週の15週で300個読める。作るの大変だけど、がんばって!(教材費として紙代をもらう方が大変かも・・・)
私は、フォニックスも発音記号も、両方共大事だと思っています。

海外にて発音矯正専門のコースで学んでいた時に、解ったことがいくつかあります。

まず、発音記号は、IPAといわれる、アルファベットと音の関係を纏めた国際標準のものがあるけれど、各出版社が独自のものを使って辞書を作っていることが多く、辞書を引く際にちょっと困ったりすることもある。しかし、基本になるものがわかってさえいれば、とんでもない程大きく間違えた発音にはならずに済むということ。

フォニックスを知ることによって綴りと音の関係がわかりやすくなる。また、音節が数えやすくなり、比較級や最上級に関してミスが少なくなる。また、ワードやセンテンスのストレスに関しても同様であること。(逆にフォニックスを知らなければ、そういった点で苦労してしまう場合もある)

事実として、カナダでは、小さい頃からフォニックスで綴りと音の関係を学ぶので、発音記号を知っているのは、TESOLや言語学、音声学等を学んだことのある人である場合が多い。(フォニックスは、発音のみの為に学ばれているわけではない)
しかし、これは第一言語が英語だからそれで済むわけで、日常的に英語環境に居ないのであれば、フォニックスのみでは足りないこと。

ighという綴り以外は、この綴りだから必ずこの発音になるというものではないということ。(例えば、Peteやathlete等、-e- + final -e-のように、綴りと音の関係が30%強しか当てはまらないものもある)

英語の音を発音する際に使う舌の高さや位置、口の開き方、唇の形と、日本語の発音の際に使われるそれらは、例え似たような音であっても、異なる場合が多いこと。

等々、たくさんあるのですが、アルファベットと発音記号の関係を知っていれば、少なくても、初めて見る単語であったとしても、辞書を見れば、どのように発音するものなのかを知ることができますよね。

初めて発音する単語に、音がわかるようにふりがなをつける際には、カタカナではなく、発音記号を使うべきだと思います。
理由は、カタカナの読める英語ネイティブに、カタカナでふりがなをふった英文を読んでもらうと、限りなく、カタカナ発音の日本人に近くなるからです。


日本人が特に苦手で、th, f, v, w, mとnの使い分けや l, r のような、外から見ても解りやすいものや、shとsのように、外からは見えないけれど間違え易いものに関しては、教える側がきちんとやってみせられるようにしておくことが大事だと思います。

Minimal pair等を使って、違いを実際に体験する方法が良いと思いますよ。
発音記号(おそらく、いわゆるIPA)の利便性については、音声学や音韻論の議論についてはそれを認めますが、初級の外国語学習、例えば、ここで議論になっていた日本の中学での英語教育には不要だというのが、私の立場です。

フォニックスの知識「だけ」で読める単語の割合(?)が少ないという指摘はこれまでもありましたが、実際には、

1)「読めない単語」の多くが学習の早い段階で出てくる。学習の早い段階で出てくる単語は教師がより丁寧に指導するので、混乱が少ない。

2)実際に単語を読む場合には、その時点でのすべての知識を総動員して読むので、実際の「読める確立」は高くなると考えられる。

という理由から、問題にならないと考えます。

逆に、初級の段階でフォニックスを意識しないで教わった子供達には、なかなか英語の文字と音の対応が身につかないように感じられます。

日本人学習者向け、それも私個人が授業で持ちいるルビを、外国人に読ませて云々では、意味がありません。ルビは必ず振らなくてもいいし、振る場合には事前に、実際の発音との対応を指示してから振ります。

逆に発音記号で書かれた場合、正しい発音を「知る」ことが可能かもしれませんが、実際の発音が分からなかったり、教師が正しく発音できなかったら、何の意味も無いように思われます。

>教える側がきちんとやってみせられるようにしておくことが大事

これは同感です。非常に大事だと思います。
ここをCDやALTに頼るようではダメだと思います。
フォニックスと違って、発音記号は紛らわしいので、よほど慎重に勉強しないといけないですよね。

個人的に愚痴らせてもらうと、英和辞典の発音記号は「音素」ベースになってないから嫌い!

例えばアメリカ英語の記号は、hooked schwa(逆さeに尻尾付)に、: ←この長音記号がついたものとついてないものは「同じ音素」です。ネイティブにとって同じ音。

一方イギリス英語では、schwa(逆さe)に、: ←これがついたものとついてないもので、「違う音素」です。ネイティブにとって全く違う2つの音。

こういうとこしっかり教えてもらってる学習者はどのくらいいるのでしょうか??

紛らわしいから改良してあげないと、という学習者への配慮はないのでしょうか??


どんなに訴えても、どうせ日本人は、誰もわかってくれないんですよね・・・。
みんなでよってたかって、音素の概念なんか必要ないとかなんとか・・・

誰もわかってくれないのは知ってるけど、ただ愚痴ってみただけです・・・たらーっ(汗)
カタカナで教えてもいいんでないかい??


I love you.
アイ ラブ ユー

みたいに。

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