ちなみにMichael Swan(2005), Practical English Usage Third Editionによると?と?の意見が書かれていました。 自分の考え方としては、受験英語として勉強してきた経験上、最近までは?でした。 カナダで現在語学留学をしているのですが、そこの先生は?の意見を使っています。
がちゃさん。
なるほど。そういう観点からの見方もありますね。
でも、switch the light offは確かにoffに強調があるようにも
取れますけど、switch off the lightはlightに必ずしも強調は
無いと思います。
私はswitch off the lightは無標語順で、switch the light offが
有標語順だと思います。
ググってみますと、switch the light offは約9100件、switch off the lightは約92000件程度で、switch the light offは、その後ろにoff, then on.などと
続くケースが散見されることから、やはり有標語順だと思いますが、
でもswitch the light offも私の予想以上に多く使われていますから、
がちゃさんの言うとおり、場面ごとに使い分けられているんですね。
switch off itが不可な理由は何でしょうか。itが旧情報だから、というのは
理由にはならないと思いますよ。もしoffが前置詞だとしたら前置詞の後ろに
代名詞が来ることは幾らでもありますから。
switch off the light だけでなく、switch the light off の語順も可能であるということは、
off が副詞として機能している証拠であると言えます。
たっちんさんのおっしゃるとおり、switch off the light の表現に関しては、
どちらかというと<無標である>という表現が適切なのかもしれません。
ただ、switch off the light という表現が<有標である>場合も十二分にあると思われます。
例えば He switched off the light. は "What did he switch off?" に対する答えでしょうし、
He switched the light off. は "What did he do to the light?" に対する答えでしょう。
ただ、そうすると例えば give up に関しては、
give 〜 up という語順は通常しないため、up が前置詞となりますが、
安藤先生の著書の中では give up の up は副詞として扱われています。
そして、up が副詞であるならばなぜ give 〜 up の語順が不可なのかという問いに対しては、
<動詞と副詞の結びつきが緊密であるものに関しては、たとえ句動詞であっても、
副詞を名詞のあとに置きにくいものがある>、と書かれています。