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寄席・落語ファン交流会コミュの浅草演芸ホール1月下席昼席

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浅草演芸ホール1月下席
2006年1月22日(日)12:10〜16:22

昨日は黒門亭へも行く気力がうせる位の大雪で(この辺はかなりのものでした。車から察すると10cm以上は積もったはず。23区内ですが。)、このままでは2日間引きこもりとなってしまうため、無理やり外出を企てる。
家を出た瞬間に溶けて凍った路に後悔するも、なんとか辿り付けました。
鈴本と浅草と悩んで、本日の香盤を確認して浅草へ。代演の塊でした。

古今亭菊輔__寿限無(一部改作)
東 京二、たかし__ギターとハーモニカの歌謡漫才
古今亭菊千代_金明竹(大阪弁の商人の前で終わり。これって金明竹で良いの?他のネタ名があるんでしょうか?)
桂南喬____(家に帰るとかみさんが芝居に行って留守で、火がない。そのため七輪に火を熾しながら、かみさんのことをあれこれと。替り目みたいな感じ。)
柳家とし松
柳亭燕路___狸札
柳家三語楼__替り目
笑組
古今亭菊龍__(藪医者が底の抜けた籠に乗って病人のところへ。途中でもはや間に合わなかったため、戻ることに。しかし籠の担ぎ手が足りないため自分も担ぐ羽目に。途中で肥え桶を担いだ百姓が担いでくれたが、肥え桶は籠の中へ…)
柳亭左楽___(間抜けな泥棒の子分を引き連れて仕事に入るも、いちいち大声で返事をするは、金盥をひっくり返すわ…)
鏡味仙三郎社中
春風亭一朝__(歌舞伎の舞台番になった半次が、縮緬の褌を自慢していたが、風呂に入ってあわてていたため褌を締めないままに、すそをからげて舞台番を勤める噺)

橘家文左衛門_寄合酒
三遊亭白鳥__新作(殺しても死なないという生命力を持ったおばさんを自衛隊で活用しようと言う噺)
桂ひな太郎__(若旦那噺。居候の若旦那に意見をしたところ、おかみさんのご飯のよそい方の凄さを説明して、いかにひどい目にあっているかを滔々と語る。)
柳家さん八__漫談
ぺぺ桜井
古今亭志ん五_素人義太夫

この足の悪さなので空いているものと思いきや、ほぼ満席。2階の桟敷にも入っていました。
その割にはいつもながら拍手のない会場です。
出の時くらい拍手をしても良いのに、殆どなし。意地のように真っ先に拍手してあげましたが、効果なし。哀し過ぎる。
にもかかわらず、笑いは多いので本当に不思議な会場です。
今日は初見のネタが多くて、また幅が広がりました。

南喬師匠。初見ネタ

とし松師匠。いつもながら安心できるのですが、口上の「どうやっても回ります」が未だにピンと来ません。
三語楼師匠。最近師匠への遭遇率が高いのですが、ネタも親子酒と替り目の確立も高いように思えます。でも出来も素晴らしかったので問題なし。何度聴いても飽きさせないのは本当に凄い。
菊龍師匠。初見ネタ

左楽師匠。初見ネタ

仙三郎社中。最近は仙三郎師匠、仙一さんのお二人が殆ど。仙三さん、仙花さんが久しくなってしまった。

一朝師匠。一度聴いたことがあるような気がします。まくらはいつも通りの彦六師匠のネタ。

文左衛門師匠。食いつきで騒がしくなるところを、力づくで自分の世界へ持っていくのは見事でした。力量を感じます。この辺から観客も乗って来たのか爆笑の連続。ん廻しの噺ではなく、つまみを持ち寄って酒を飲もうとしたが、寄ってたかって乾物屋を食い物にして、与太郎は広っぱに落ちていたみそを拾ってくる。シチュエーションから当然味噌ではなく”○○こ”と思わせるところで師匠の力量が出ます。観客も固唾を呑んで味噌をなめるシーンがこの噺の肝です。

白鳥師匠。浅草ではどうかと思ったのですが、最高でした。会場も流れが良くなってきました。

ひな太郎師匠。白鳥師匠があまりにも盛り上がったので、その次でどうかとも思ったのですが、これまた見事なものでした。前にも聞いているんですが、ネタ名が見つかりません。

さん八師匠。昨年の紀宮清子さまのご結婚式の最後に、父親挨拶で天皇陛下が挨拶した時のことを想像して、ご存知天皇陛下の物まねで。

ぺぺ桜井師匠。この方も力があります。あっという間に自分の世界へ。

志ん五師匠。最後の最後にとどめの大爆笑ねた。あの目が非常に効果的でした。

やっぱりホールだけじゃね。寄席も行かなきゃ。

コメント(8)

ざびさん、浅草の雰囲気がよくでていますね。
浅草は芸人の数が多いので、拍手するのが面倒になるんですよね。周りが拍手しないと自分も拍手しない・・

ネタは私の推測できる範囲で、
南喬師   『今戸焼き』
一朝    『蛙茶番』 
ひなた太郎 『湯屋番』?
白鳥    『おばさん自衛隊』
久藏さん

ネタ名ありがとうございます。
他の方からも教えていただきました。

「湯屋番」は、殆ど導入部分のみ。
これだけでも15分近く話しています。しかも面白い。
ひな太郎師匠の噺で、全編を聞いてみたいものです。
ざびさん

『湯屋番』? と"?"をつけたのは、『紙屑屋』かもしれないと思ったからでして・・・(わたくしには導入部分だけでは、ふたつの噺の区別がつかない)。導入部分だけで15分もかけたとは、おそらく、当日の池袋『落語会 さきがき』にかける噺の稽古だったんでしょうね。
そういえば『落語会 さきがき』には若旦那が行っているはずですが報告ありませんねぇ・・・
久藏さん

なるほど。若旦那噺なのでこの先の展開によって変わりますね。
ネタ帳にどう書かれたんでしょうね。
こんちは
左楽師匠のは出来心の序の部分で切ったって感じですかね。

今戸焼が聴けるんですか。そういうのは寄席でしか聞けないからなあ。
その後他の方のご指摘ですと

菊龍師匠:ちしゃ医者
左楽師匠:やかん泥

というコメントもありました。
どちらも噺の本題に入る前で終わったような感じでしたし、私の噺の内容の書き方も悪いので、本当のところは「?」なのかもしれません。
それにしても決してメジャーな噺ではないのに皆さん良くご存知ですね。
ざび様

左楽師の噺は『やかん泥』のようですね。左楽師は師匠の八代目文楽(黒門町の師匠)の噺をかけることが多いようです(私が浅草で聞いたときも『馬のす』でした)。
改めて黒門町の『やかん泥』を聞いてみると、
・親分、子分の泥棒が台所道具を盗んでいたときに子分が金盥をはなしてしまった。
・眠れず書見をしていた隠居が泥棒と気がつき、六尺棒、はげ頭に鉢巻をして登場
・はげ頭をみた子分が『おおきなやかんだ』
(左楽師はさげまではなしたのでは?・・・)

それにしても黒門町は名人です。聞きなれたマクラからさげまで爆笑させられっぱなしでした。丑三つ時の街の風景も面前に浮かびます。おかげさまで、楽しいひとときを過ごせました。お礼申し上げます。
久藏様

「やかん泥」そういわれますと、確かにしっかりさげまでいったように思います。
ただ、金盥に行くまでをしっかりやった感じでしたので、それ以降はあっさり終わった感じがしていました。
それで印象に残った金盥までを書いたんだと思います。

半端に書いて、良くご存知の方からご指摘を受けると、本当に迷惑をおかけしているなと反省しきりです。

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