●A Cataligue of the Compositions of Fredrick Delius Sources and References
ROBERT THRELFALL Delius Trust:London 1977 ※上記のカタログの後、Delius研究の権威であったROBERT THRELFALL氏が出版したカタログ。RACHEL LOWE氏のカタログが作品に対して散文的な解説であったのに比して、Deliusの作品を種別毎に分類、さらに各々の作品の出版経緯、作成年等が詳細に記載されている。206ページ。(464/1000)
●"A Descriptive Catalogue with Checklists of the Letters and Related Documents in the" Delius Collection of the Grainger Museum
RACHEL LOWE Delius Trust:London 1981 ※オーストラリア・メルボルンのUniversity of Melbourune,Grainger Musieumに残されているコレクションの調査。親交のあったGraingerとの書簡が主だが、DeliusやJelka に対するGraingerの暖かい思いやりがその短い書簡から切々と伝わってくる。233ページ。(32/500)
●Frederick Delius A Supplementary Catalogue
ROBERT THRELFALL Delius Trust:London 1986 ※ROBERT THRELFALL氏が、その後の研究成果なども取り入れ出版した補完カタログ。形式は彼の前カタログと同じように非常に見やすくなっている。 ちなみに、私の所有しているカタログはROBERT THRELFALL氏がRACHEL LOWE氏に贈呈したものらしい。最初のページにROBERT THRELFALL氏の自筆で To RL in part a supplement to "RL Cat", in part one to "RT Cat". with warmest regards from RT 21 may 1987 と書かれている。両者の親交が伝わってきて面白い。贈呈後、RACHEL LOWE氏が鉛筆で疑問箇所等に追記している。252ページ(3/1000) 出版したときに、1/1000は本人、2/1000は家族、そして3/1000は親友、恩師にという事なのだろう。この貴重な本は今は私の手元にあるので、死ぬまでに音楽大学等に寄贈せねばなるまい・・。
●ROBERT THRELFALL Delius' Musical Apprenticeship
The Delius Trust London 1994 ※DeliusがLeipzigに音楽学生として滞在していた1886-1888までの習作を集めたもの。現存作品のイメージや遺棄されたイメージを含め大変面白い。参考スコアや写真も多く含まれている。大判161ページ。大量に現存するので欲しい方は注文されたら良いだろう。私は同じ本を4冊も買ってしまい、置き場に困っている。
【カタログ以外の主要出版物】
●DELIUS AS I KNEW HIM ERIC FENBY
London G.BELL & SONS LTD 1936 ※言わずと知れたFENBY氏の名著だが、初版本で手に入れることができた。貴重な本なので、これも保管に困っている。
●Delius A life in pictures
Lionel Carley Robert Threlfall Oxford 1977 ※学生が寝転びながら読めそうなDeliusの写真集。ほーおと感心するがたまには音楽を聴きながらいにしえのFDに思いを巡らせるのも悪くはない。
●DELIUS A Life in Letters 1862-1908 LIONEL CARLEY
Harvard University Press 1983 ※続編も存在するが460ページはなかなか読み応えがある。FDの交友関係が分かり興味深いが、一つ一つの書簡の最後に細かく解説している誠実な著者である。
上記以外にもPeter WarlockとFDとの関連を描いたBarry Smith氏の著書、"Frederick Delius and Peter Warlock" Thomas Beechamとの演奏、録音とFDの交友などを描いたLyndon Jenkins氏の著書"While Spring and Summer Sang"などは記憶に新しいところだ。