シネマ・アフリカコミュの★日本発アフリカ映画応援企画第１段！★

新企画【日本発アフリカ映画応援企画第１段！】が明日午前10時半からです！

作品は昭和初期に実在したエチオピア皇族と日本の令嬢黒田雅子の世紀の婚約話を追ったもの。
母国を離れ日本へ移住したエチオピアの青年が両国の歴史と友好関係に迫ったドキュメンタリー。
http://www.cinemaafrica.com/?p=803

監督はアディスアベバ大学在学中から映像製作をはじめたダウィットさん。
さまざまな困難に出会いながら、そして日本へ移住後も夢をあきらめることなく映像を作り続けています。
日本への移住後の生活は「アフリカパラダイス」を地でいくような困難な日々であったと聞いています。
でも「両国で闇を見たからこそ日本とエチオピアの光を描きたかった」といい、前向きに進み続ける姿に打たれました。

映像製作者としてはまだまだ若手であり技術や日本についてなどまだまだ学ぶべきことは多いでしょう。
ただ私たちの映画祭の一角で応援企画として上映することで、観客のみなさんからたくさんのアドバイスや批判、励ましをいただき、今後の成長に活かしていけたらと願っています。
どうぞ日本発アフリカ映画の新たな一歩を記す上映に足をお運びいただければと思います。

＊同時上映
「さよならを言いたくて」1998年ナイロビ米大使館爆破テロを舞台に、行方不明の母は探す少女、イスラム教徒のテロ捜査員、自爆テロ犯の人生が交錯する。感動のヒューマンドラマ。アフリカ映画アカデミー賞受賞作品
ケニアワヌリ・カヒウ監督（プンジと同監督）

明日の上映メニューは、以下にて。

１０:３０　ダウィットさんの「ヤルク・フィキル」とトーク、そして「さよならを言いたくて」
１３：３０　抱腹絶倒の社会派コメディ「アフリカ・パラダイス」そしてケニア初のSF短編「プンジ」
１６：３０　南ア大ヒットコメディ「マックス＆モナ」そして、ジンバブエからの短編コメディ「アパートに住む魚」
http://www.cinemaafrica.com/?p=836