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ロナウジーニョ大好きコミュのロナウジニョのコメント!!

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マジやっぱり話す内容からも常人じゃないって感じる…




――ロニー(ロナウジーニョの愛称)、世界のベストプレーヤーと言われる気分はどうだい?

ロナウジーニョ: 何だか不思議な感じだよ。ただサッカーをしてきて、成長してプロになって、そしたら予想していなかった世界が見えるようになった。子どものころはあれこれ空想するものだけど、時として現実が空想を凌駕(りょうが)することがある。僕の場合がそうだ。時々、僕は夢の中にいるように感じるんだけど、この素晴らしいサッカーに感謝するばかりだよ。

――君の母国はこれまで数々のベストプレーヤーを輩出してきたよね

ロナウジーニョ: その通りだ。もし、ブラジルのようにサッカーの伝統のない国に生まれていたとしたら、現在の僕はないかもしれないね。ブラジルでは、子どものころから先人たちをお手本として、ボールを使って多くのことを学ぶ。僕個人について言えば、小さいころすでに兄のロベルトはサッカー選手だったから、家でもサッカーに親しんでいたし、ほかの選手のことも知ることができた。そういう環境にいなかったら、キャリアを築くのはもっと難しかっただろうね。でも、僕のプレースタイルや独自のリズムなんかはずっと変わらなかっただろうな……。

――ブラジルはいつの時代もW杯で優勝候補と言われる

ロナウジーニョ: それは、僕らのこれまでの歴史によるんじゃないかな。ブラジルには、サッカーにおける“モンスター”がたくさんいる。ペレに始まって、その系譜のリストは膨大だ。そして僕らはW杯で何度も優勝してきた。元来攻撃好きで、かつては守備の仕方が分からずに負けることもあったけど、僕らはいつでもスペクタクルなサッカーを特徴としてきた。

――何がブラジルにそのようなサッカーをさせるんだろう?

ロナウジーニョ: それは、純粋なテクニックの追求だね。僕らブラジル人はグラウンドであれビーチであれ、何時間でもボールを触っている。そうやって年々競争の精神が芽生えてきたんだ。特に1950年代以降だね。それ以前はそれほど勝っていないから。良い組織やプロ意識、質の高いプレーヤーの増加といったあらゆることがベースとなって状況が改善され、試合にもほとんど負けないようになったんだと思う。

――そうすると、戦術を細かく指示したり、走ったりマークに付けと言ったりする監督にはうんざりすることもある?

ロナウジーニョ: そういう時もあるけど、普通のことだよ。誰かがやらなければいけないことでもあるしね。サッカーは集団スポーツだし、プレーにもいろいろある。ただの遊びであれば、ビーチに行けばいい。それでも、娯楽の要素は常にあるべきだと思う。もしプレーが楽しめなくなったら、サッカーなんてやめた方がいい。そこに意味はないからね。勝つためだけにプレーしているわけではないんだ。

――時々君のプレーを見ていると、スポーツ選手に必要なものすべてを完ぺきに備えているように思えるんだ。あらゆるタイトルを獲得し、ベストプレーヤーとしての地位も得た。そして、君の笑顔! これらをどうやって手に入れたんだい?

ロナウジーニョ: 自然にだよ。考えた上のことではないんだ。僕はいつもサッカーを楽しんでいるけど、これはずっと変わらないんじゃないかな。僕の本質だからね。 サッカーは美しいものだ。だからこそ、僕はかかとでボールをけったり、ボールを足の側面から反対側に移動させたり、フリーキックの精度を高めたりすることができるのであれば、そうするように努力するだけだ。そうでなければ、誰が僕のプレーを見にスタジアムへ足を運んだり、テレビで試合を見てくれるんだい? 選手はファンのことも考えなければならないし、さっきも言ったけど、僕らブラジル人はそれが肌に身に付いているんだ。

僕らはすべてを手にしている


トリッキーなプレーやテクニックで魅せるロナウジーニョ【Photo:AFLO】


――君のキャリアを見てみると、つらい時期などなかったようにも感じるけれど、実際は……

ロナウジーニョ: もちろん僕にだって、つらい時期はあったよ。サッカー選手としての僕が形成されたポルト・アレグレのクラブ、グレミオを離れた時とかね。出発の時は、葛藤(かっとう)や期待が入り混じった複雑な心境だった。

――そして君はパリ・サンジェルマンへ向かった

ロナウジーニョ: そう。そこでも決して簡単ではなかったよ。常にプレーできたわけではないし、いろいろ言われたりもした。だけど、もう過去のことだ。

――ルイス・フェルナンデス監督は君をレギュラーとしては見なしていなかったし、君のプレースタイルも尊重しなかったよね

ロナウジーニョ: それは昔のことだし、今はすべてがうまくいっている。僕はむしろ今この瞬間のことや、いいことだけを話していたいんだ。

――君が(バルセロナではなく)レアル・マドリーに行く可能性もあったっていうのは本当かい? だけど、ペレス会長(当時)がデイビッド・ベッカムの方を好んだと……

ロナウジーニョ: そう言われているみたいだけど、何も知らないんだ。僕はバルセロナでプレーできてうれしいし、今は歴史を築いているという実感がある。

――バルセロナは今季チャンピオンズリーグの決勝にまで上り詰めたけど、それは12年ぶりのことだよね

ロナウジーニョ: そうだね。ずいぶんと長い時間がかかってしまった。今回僕らは、バルセロナのプレーぶり――チームスピリットやまとまり、ボール支配などを見てほしいんだ。僕らはいつもお客さんにスペクタクルを届けようと努力しているし、僕らのサッカーが世界中で評価されるといいと思う。

――FIFAの最優秀選手に2年連続で選出されたことについては、どう感じている?

ロナウジーニョ: 世界中のキャプテンや監督の投票で最優秀選手に選ばれたことには、本当に満足しているし誇りに思っている。彼らが2回も僕を選んでくれたなんて信じられないよ。その地位に恥じないように責任を果たさないとね。

――そういう意味では、今回のW杯はこれまでの君のサッカー人生の総決算になるだろうね。前回大会にも出場しているけど、君はまだ若かった

ロナウジーニョ: そうだね。だけど、僕は前回のW杯にも出場できたし、優勝した日は信じられなかった。大勢の人が僕らを待っていてくれて、祝福を受けたことは忘れられないよ。非凡なロナウドを擁していた僕らブラジルは、世界の人々を驚かせることができたと思う。準々決勝のイングランド戦で、GKのシーマン相手に決めた不思議なゴールもよく覚えているんだ。あの時のブラジルは素晴らしいチームで、フェリポン(ルイス・フェリペ・スコラーリ)という偉大な監督に率いられていた。

――でも、今回のブラジルはさらに上をいくんじゃないかい? 70年代にはトスタンやジェルソンといった“クラック”(名手)がいたけれど、今のチームは1970年メキシコ大会で優勝したチームより強いと言われている。というより、歴代のブラジル代表の中でも最強との呼び声も高い

ロナウジーニョ: そう言われるのは光栄だけど、その答えはピッチでのプレーで証明しないとね。W杯は精神的にもフィジカル的にも、リフレッシュした最善の状態で臨まなければならないし、僕らはそうできると信じている
 今のブラジルは前回大会の確固としたベースがあって、さらにカカ、アドリアーノ、(前回は開幕直前にけがで離脱した)エメルソンらも加わった。1994年のアメリカ大会ですでに優勝を果たしている経験豊かなカルロス・アウベルト・パレイラ監督や、マリオ・ザガロがいて、彼らの知識がすべて蓄積されているんだ。僕らはすべてを手にしていると言えるけど、それでも(優勝までは)7試合を戦わなければならない。

――サイドバックのカフーとロベルト・カルロスの年齢や、ロナウドが最近いい状態にはないという批判については心配している?

ロナウジーニョ: そんなのおかしいよ。カフーとロベルト・カルロスのこれまでの貢献を考えたら、(その能力を)疑うなんてばかげた話だよね。ロナウドの場合は、世界のベストプレーヤーだと思うし、W杯でもゴールを量産して、歴代の得点王記録を塗り替えるんじゃないかな。あと3点取ればいいんだし、彼はもっとゴールを決めると思うよ。

日本にはコンフェデで随分苦しめられた


サッカーを心から楽しむその笑顔は、見る人を幸せにする【(C)Getty Images/AFLO】


――もしブラジルがW杯で優勝して、君がMVPに選ばれたとしたら、サッカーにおいてこれ以上何を望む?

ロナウジーニョ: (望むことは)たくさんあるよ。僕はまだ年齢的に中堅だし、もっと勝利をたくさん重ねたい。プレーを楽しむことしか考えていないけど、ブラジル代表でもバルセロナでも、もっとトロフィーを獲得したいね。

――君はバルセロナというクラブを世界的に有名にしたよね

ロナウジーニョ: バルセロナはとても居心地がいいんだ。街も気に入っているし、家族もそばにいてくれる。クラブからの待遇も別格で、いい条件で契約も結んでいるんだ。若いフランク・ライカールト監督は僕らのことをよく分かってくれているし、サッカーを知っているテクニシャンのチームメートもいる。これ以上、望むことはないね。

――今年は君にとって“ドリームイヤー”となるかもしれないね。すでにリーグ優勝を果たして、チャンピオンズリーグも決勝にまでたどり着いた。そしてW杯……。世界のベストプレーヤーとして3冠を達成するのも夢じゃないよね

ロナウジーニョ: そうなったらいいね。そんな夢が実現したら、それこそ素晴らしいことだよ。でも、ただプレーあるのみさ。

――ジネディーヌ・ジダンの引退については残念に思う?

ロナウジーニョ: 本当に残念だけど、人生とはそういうものだ。僕はジダンのプレーが大好きだし、彼は常にお手本にすべきプロフェッショナルな選手だと思う。ジダンが僕のことを好きなプレーヤーの一人だと言ってくれたことを知って、この場を借りて感謝したいくらいだ。彼のプレーは見ていて楽しいし、寂しくなるだろうね。でも、選手が現役引退を決めたからには、それを尊重しなければならない。

――本大会のグループリーグの組み合わせについてはどう考えている?

ロナウジーニョ: どこもそうだけど、注意を払わなければいけないグループだと思うよ。誰もが大会前からブラジルを本命だと言うけど、どのチームも油断できないライバルだからね。
 オーストラリアは成長著しい。ヨーロッパのリーグでプレーしていて経験のある選手も多いし、強くて統制が取れている。何より、ウルグアイをプレーオフで破ったんだから、ほかに言うことはないよ。
 日本には、昨年のコンフェデレーションズカップで、僕らブラジルは随分苦しめられた。それに監督のジーコは僕らのすべてを知っている。そして、クロアチアはいつの時代も強敵だ。

――本大会で活躍する選手は誰だと思うかい?

ロナウジーニョ: 一人は間違いなくメッシだね! まだ若いから、バルセロナでも僕はいつも彼を守ってきた。でも、メッシは“スーパークラック”になると思うよ。というより、すでになっているね。

――優勝候補のチームは?

ロナウジーニョ: いつもと同じだと思う。W杯だからといってサッカーが変わるとは思わないし、その素晴らしさは今後も続いていくんじゃないかな。

――優勝トロフィーを手にする自分を想像する?

ロナウジーニョ: いつも、それを夢見ているよ。そうなることを願っているんだ……。

(インタビュー:セルヒオ・レビンスキー/提供:スポーツナビ)

コメント(2)

>ボコさん、
マジですか!!??あのハゲちゃんに、ダメだし?
なぜに?

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