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黒船レディと銀星楽団コミュのLive Report 渋谷7th FLOOR (2006/11/28)

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〜アルバム発売記念演奏会第3弾 !! 〜
2006年11月26日(日)
渋谷7th FLOOR
東京都渋谷区円山町2-3 O-WESTビル7F
開場18:30 開演19:00 
について、感想は後日として、とりあえず、演奏曲目のみご紹介。

A.鳥になりたい
B.moon & mars
C.パティシエ
D.海はもうすぐ
E.Make up ! swing
F.古本屋のワルツ
G.すずの兵隊
H.いちばんほしいもの
I.Gambo!
J.上海
=アンコール=
K.アマポーラ
L.チャイナ・タウン、マイ・チャイナ・タウン
M.桃の花

以上、13曲という豪華な演奏会でした。

コメント(5)

紅之豚さん>
毎回レポートありがとうございます。
とても行きたく、でも一身上の都合でどうしても行けなかったんですけど、内容を見ると、やっぱり行きたかった!

後日の感想も待ってます。
曲目を見ているだけで、ワクワクしますね。
その場に居合わせなかったことが残念でなりません。

アンコールのアマポーラってどんな感じだったんだろうなぁ・・・
タイトルに(2006/11/28)と入れてしまいましたが、ライブは11月26日でしたね。失礼しました。

演奏のレポートの前に、「ものスゴい銀星楽団」ゲスト・メンバーの紹介というか寸評を試みてみましょう。

☆ Bass:玉木勝、クリスタル卿
選り取り見取り?の銀星楽団ベースの中で、今回のベースはクリスタル卿でした。「古本屋のワルツ」はベースによるイントロが重要ですが、クリスタル卿の「古本屋」は、初期のキャプテン・タロー(磯和太郎)のベースと並んで、僕のお気に入りです。今回の編成では、比較的サポートに徹した感じでした。

☆ Cello:嶋田拓夫、ブルー・ローズ公爵
今回の「古本屋」は、なんと言ってもチェロが入ったことで、雰囲気が随分と違いました。いつもはベースが二役をやるわけですが、ベースとチェロが別々になることで演奏に厚みが増しましたね。「すずの兵隊」でも、この曲の叙情的な雰囲気を醸し出すのに一役をかっていました。公爵はステージでは初お目見えだったのではないかと思いますが、銀星楽団らしい上品な演奏でした。

☆ Flute:太田朱美、ラビットお嬢様
個人的には、今回のライブの中で事前注目度ナンバーワンでした 。ライブハウスで渋くジャズを吹いていたときには、ニコリともせず寡黙な感じでした。その彼女がCD録音に参加されたと聞き、発売前のスターパインズで流れた「いちばんほしいもの」でのフルートの音色を聴き、銀星楽団のステージではどんな感じになるだろうかと期待していました。
いや〜、ヨカッタ。あけみちゃんが「ウサギの耳」を付けて登場したのにも驚きましたが、フルートの入った「いちばんほしいもの」はよいです。「フルートが入るとピアノの出番が減るなぁ」と想ったこともあるのですが、あの曲の軽やかでコケティシュな女の子の感じを出すには、太田さんのフルートが絶好ですね。身体は小柄ながら、となりの「将軍」(後出)に勝るとも劣らないパワフルな演奏を聴かせてくれました。渋いジャズのときには見られなかった明るい彼女の笑顔と、ハジケた感じが素敵でした。

☆ Trombone:桧垣真一郎、マグナム将軍
初めてお眼にかかりました。何がマグナムなのか?ともかく体が大きかったです。黒船レディのブログにある集合写真を見ていただけば分かるとおり、リリー婦人とは頭ひとつ分身長が違います。で、ホーンですから当然パワフルと思いきや、意外と?繊細。随所に小技を効かせながら、銀星楽団的ホーン・セクションを奏でていらっしゃいました。舞台の上では想ったよりも大人し目の感じでしたが、随所で見せ所・聴かせ処も作ったりして、ナカナカの「曲者」と拝察しました。違うステージでも聴いてみたいですね。

☆ Baritone Sax:菅野浩、ポールお兄様
廣田ゆりさんとのトリオなどでお馴染みだったのですが、当日は余りみかけない大型で古風な?感じのバリトンを演奏されていました。廣田さん作曲の「11月」の演奏などで相性のよさは知っていたので、「Gambo!」を始めとした黒船ワールドの曲にも何の違和感もなく溶け込んでいました。「いちばんほしいもの」でも低音の魅力を聴かせてくれましたね。

☆ Drums:大澤公則、チェルシー王子
銀星のドラムといえば、この人。「チャイナ・タウン」では、チェルシー、ベンの両王子による「鳴り物コンビ」がステージを盛り上げてくれました。

☆ Percussion:井谷享志、いたにょん閣下
一曲目、「鳥になりたい」のパーカッションは僕の好みの感じでした。プリンセス桜のボサノバ感の強い「鳥」も印象的でしたが、それとは違ったキラキラした感じが新鮮でした。
逆に「月と火星」「アマポーラ」ではボサノバ風味を強めに出して、いつもの銀星とは違った味わいでした。

☆ Wash Board:久保 勉(ヤング☆ナッツ)、ベン王子(皇子?)
「海はもうすぐ」と「メイクアップ・スィング」の2曲について言えば、ベンちゃん王子抜きでは聴けなくなってしまいましたね(笑)。ステージではソルト・リバー伯爵に対して「あの人のドコが伯爵なの」などの暴言で笑わせてくれました。
あと「楽器じゃなくて、日用雑貨でゴメンナサイ」の迷言も。

少人数?のコミュということで、公式BBSやブログでは書きにくいところまで書いてしまいました。「独断と偏見」100%ですので、笑って読み流してください。

曲の感想についても近々(笑)。
しまった・・・
次回は横浜でみまーす。
曲の紹介に入る前に、もうひとつだけ。
今回、「黒船レディとものスゴい銀星楽団」のステージの前に、枕本トクロウさん(ピアノ弾き語り)と吉田wanさん(チェロ)のコンビによるショート・ステージがありました。
枕本さんのステージを観るのは初めてでしたが、自作の歌をかなり自由に、多分に即興的な調子で歌われている感じでした。特筆すべきは、このコンビが「ポーラ・スター」を歌ったこと。もちろん、八神純子のではありません(笑)。黒船レディ作詞の「ポーラ・スター」です。枕本さんにより、換骨奪胎?のアレンジをされていたのですが、これがヨカッタ。

この歌が「黒船レディ」の中では異色の曲だということは、前から感じていました。
作曲がリリー婦人ではないということもありますが、それだけではなく、詞の面でも風変わりです。黒船レディの歌(詞)は、多くが抒情的。つまり「こころ」や「気持ち」「気分」を歌ったものですよね。その中で「ポーラ・スター」だけは、理念的というか思想的な色合いが濃い歌であるように感じています。言い換えれば、抽象度が高く、普遍的な意味があるということです。だから、人によって、幅広くさまざまな解釈があり得る。そんな歌だと感じています。
ポーラ・スター(北極星)である「あなた」と人生の航路を進む「わたし」の間の関係には、無限のバリエーションがあり得ます。それは、「先生」と「生徒」かもしれないし、「先輩」と「後輩」かも知れない。「死せる者の遺志」と「生ける者の意志」かも知れないし、「イエス・キリスト」と「信徒」かも知れない。

そう考えると、この歌は、色々な人が色々な意味や気持ちを込めて歌える歌なんだろうなぁ、と思えてきます。銀星楽団の歌の中には「これはもう、黒船レディと銀星楽団でなきゃダメ」というのも何曲かあります。しかし、こと「ポーラ・スター」について言えば、いろんな人が歌うのを聴いてみたいと思っていました。
そんな中での、枕本さんの「ポーラ・スター」だったので、即興的な奏風にもかかわらず、とても印象的な演奏となりました。
枕本さんの解釈は、「同じ道(たとえば音楽)を進む二人」で「一里塚(たとえばCDの発売)に達したあなた」と「まだ、そこに至らないわたし」という、言葉にしてしまえばオーソドックスなものですが、それを「どう歌うか」が、見せどころ、聴かせどころでした。
普通のステージだったら、これを聴いただけでも満足して帰れたことでしょう。

というわけで、次こそ「曲」のレポートに入ります(笑)。

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