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「美しい沖縄料理」教室コミュのムーチー

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昨日、1月26日は「ムーチー」でしたね。食べましたか?

「ムーチー」は「もち(餅)」のことです。「カーサームーチー」とも言います。「カーサー(葉)」に包んでつくるからです。もち粉と砂糖だけの単純な餅なのですが、月桃(サンニン)の葉に包んで蒸すことによって、とてもよい香りが付きます。
また「ウニ・ムーチー」とも言います。漢字で書くと「鬼餅」です。子どもが大好きなお菓子なのに何で「鬼」が出てくるのでしょうか? 不思議ですね。その謂われを知っている人に聞いても、恥ずかしがって教えてくれません。ちょっとエッチなお話がありますが、それは「鬼を喰らう口」として載せる予定です。お楽しみに。
沖縄ではひと昔前までは旧暦の12月8日に各家庭でムーチーをつくる習慣がありました。子どものいる家では、その子の年の数だけムーチーを天井から吊るしました。これはサギムーチーと言われます。今ではつくる家庭が減って市販のものを食べているケースが多いようです。でも誰にでも簡単につくれるおいしいムーチーですから、ぜひつくってみましょう。

【材料】(6個分)……もち粉(または白玉粉・白玉もち粉)=1・5カップ(約130グラム)、水=150? 砂糖=好みの量(目安は0・5カップほど) うっちん(うこん)=少々 月桃の葉=6枚(ムーチーの数だけ。ただし葉が小さいときは2倍) ひも 黒糖・紅いも・フーチバ(よもぎ)などを加えてもよいでしょう。

【つくり方】
(1)月桃の葉はきれいに洗い、根元を下にして立てて水を切り乾かします。清潔な布や紙で水気を拭き取ってもかまいません。
(2)もち粉は、もち米を精白し水に漬けてから細かく砕き乾燥して粉にしたものです。白玉粉は、ややつくり方が異なり、もち粉より上等で高級和菓子の材料にも用いられます。でも、地域によってもち粉を白玉粉と呼ぶこともあります。ムーチーには安いもち粉で十分ですが、たまたま白玉もち粉というのを見つけたので使ってみました。
(3)もち粉は1カップが100グラム弱あります。粉状の食材は重量で計ったほうが正確ですが、ムーチーづくりではテーゲーでいいので容量で計ってもかまいません。普通は1カップでムーチー3個が目安ですが、今回は小さめにつくるので1・5カップで6個にしました。水はもち粉の半分の量を用意します。実際には少し残ります。
(4)ボールにもち粉と好みの量の砂糖を混ぜます。かわった味や香りや色を楽しむなら黒糖・紅いも・よもぎ・島菜(からしな)などを加えます。今回は、半分にうっちん(うこん、ターメリック)を加えてみました。そこに水を少しずつ入れ、お玉・木べら・大さじなどでこねます。耳たぶくらいの弾力になるまで水を足してこねます。お玉を持ち上げてタラタラと流れ落ちるのは水が多すぎます。こねたらボウルにラップをかけて、生地(きじ)を30分ほど寝かせておきます。
(5)月桃の葉を裏返します。
(6)生地(こねたもち粉)を、つくる個数に応じて等分します。裏側にした葉の上に、お玉または大さじなどで乗せて長方形に形を整えます。うまくいかなければ手に水を付けて形を直します。乗せる位置は、あらかじめ葉を折り曲げて線をつくっておくとわかりやすいです。
(7)葉を左右・上下に折り曲げて、生地を包み、ひもで結びます。輪ゴムを何本か使ってもOKです。
(8) 蒸し器で蒸します。小さくて薄いものなら20分で十分です。大きくて厚ければ30〜40分くらい蒸しましょう。月桃の葉の色があせて茶色っぽくなります。
(9)よく冷ましてから開いてみると、おいしそうなムーチーができていました。もしも、もちが葉にくっ付いてうまくはがれないときは冷蔵庫で少し冷やします。さて、ムーチーの食べ方ですが、もちろん、そのまま頬ばってもいいのですが、食べやすいように盛り付けてみるのもお洒落です。
(10)月桃の新しい葉を敷いて食べやすい大きさにしたムーチーを乗せます。黄色いものは、うっちん入り。できあがりです。めしあがれ。

「鬼を喰らう口」をご期待ください。

コメント(15)

ムーチーは大好きなので、今年は自分で作ってみました。
紅芋フレークと黒糖を入れてみました。
あの香りが良いですよね。
はい、月桃の香りが大好きです。
ムーチーを食べたあと、お風呂に入れたいくらいです。
「ムーチー」のつくり方を詳しく紹介してあります。
また、ムーチー伝説「鬼を喰らう口」もどうぞ。

http://okinawa.rik.ne.jp/contents/culture/cook/055/index.html
月桃の葉は年中あります。
いつでも、いいように思います。

写真は赤く色づいた実です。
月桃の花の次に、実がなり出しました。
まだ緑色の実です。真っ赤になる前に、
月桃がいっぱい咲く庭とも、お別れになります。
庭の月桃たちが懐かしいです。
散歩していると、
京都でも月桃を発見しました。
それから、京都には「もち」がたくさん。
いつか紹介しましょう。
ムーチーを月桃の葉で包んで蒸すと、葉の色はあせてしまいます。
でも、その分、ムーチーに香りが移ったような気になります。
今年は、紅芋と黒糖の2種類を作りました♪
いつか、おうちの月桃の葉で包むことを夢みて
月桃を種から育て中です芽
どのくらいの時間がかかるのでしょうか。
でも、毎日、少しでも育っていないか見るのが楽しみになりますね。
種から芽が出て、やがて「葉」も「花」も「実」も、
大きな喜びを与えてくれます。
どのくらいかかるのでしょうねぇ。
あと数年は、お店で買うことになりそうですが^ ^
花も実も楽しみです♪

芽が出た紅芋を植えておいたら、すくすくと成長し花を咲かせています。
季節外れのお芋掘りも楽しめるかも?
「ムーチー」にまつわる鬼伝説には、いろいろな話があります。でも、兄が鬼になってしまった理由も、妹に簡単に殺されたことも釈然としません。そして、さらに、この話に「ムーチー」が重大な意味を持っていることも曖昧です。そこで、これらの伝説を基礎にして、こんな話をつくってみました。いかがでしょうか。

「お兄さんは、ムーチーがとっても好きだったわ。ほかの食べものは、自分ががまんしてでも、母や私に食べさせてくれたのに、ムーチーだけは、誰よりもたくさん食べたっけ。」

むかしむかし、ある村に兄と妹が住んでいました。とても仲のよい兄弟でした。兄は妹をかわいがり、妹は兄になついていました。でも、暮らしはとても貧しかったのです。とし老いた母親を養わなければならず、いつも借金をかかえ、年貢も払えませんでした。そのため金貸しや役人たちにひどい仕打ちを受けていました。そんなわけで、小さかった妹は住み込みで働きに出ることになり、兄と妹は別々に暮らさなければならなくなりました。

その後も、兄はあいかわらず食うや食わずの生活でした。さらに、母親が病に倒れ、やむなく鶏やヤギを盗んで食べさせました。しかし、そのうち、動物の味と血の味に魅せられ、ついには人を殺して食べる「鬼」になってしまったというのです。そして、母親まで食い殺してしまったと……。

村の人たちは不安な日々を過ごしていました。その噂を聞いた妹は心配になりました。
「妹思いのやさしかったお兄さん。鬼になったなんて、そんなはずはない」
と思いつめた妹は、兄の住む山の上の洞窟へ走りました。そして、こっそり中をのぞきこんだところ、兄の顔や姿は、やさしかった面影は消えて、まさに鬼そのものに変わっていたのでした。

「このままでは、村の人たちがもっともっと殺されてしまう。それに、鬼として生きていても、お兄さんがかわいそう。」
そう思った妹は、鬼になった兄を殺すしかないと考えました。涙をこらえ、兄を殺す計画を立てました。

この続きは上の「4」でご覧ください。
上の[4]は「りっく(RIK)」の終了により、
サイトも削除されてしまいました。

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