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盆栽コミュの盆栽購入に税金500,000,000円投入

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私は、明確に大反対します。

税金とは誰のお金なのか、よく考えてもらいたいものです。
さいたま市は、病院の不足、道路整備のおくれが著しいです。
諸問題山積のなかで、これはやってはいけないことです。

盆栽村の盆栽屋さんが買わないようなものを、なぜ市が買う。

コメント(33)

最近よくニュースで報道してますよね。
まぁ揚げ足を取るみたいで申し訳ないのですが、国or地方自治体に租税として納付した金銭=税金なので、この場合の税金はさいたま市のお金になっちゃうんですよね。だから市民に反体派が多くても強気な市議が多いんです。もともとは市民の手にあったお金なんですが…。


あと、盆栽市の業者さんは買わないのではなく『買えない』のです。

高木さんは高齢の為に盆栽の売却を望んでいる様で、
・ちゃんと盆栽の管理が出来る場所に
・全国に逸品を散らばせない為に全てまとめて購入する事
を売却先の条件にしたそうです。

そこへたまたま、さいたま市から打診があったとの事。

さいたま市側は『この先行投資』をすれば、数年後にはペイ出来ると考えているのでは?

ここの高木盆栽美術館閉館トピにも少し書きました。

(もし情報が異なっていたら、分かり次第訂正したします)
盆栽を育てる以前に、息子さんをしっかり盆栽好きに
育てるべきでしたね。ラジコンオタとかじゃなくて、、、

息子さんには一度お会いしたことがありますが、まったく
といっていいほど盆栽にはご興味がおありにならないようで、、、
ある意味、大変残念なことですね。
30億円相当の盆栽がある家に生まれたかったです。
息子さんは盆栽に興味をお持ちになっていないのでしたか…せっかく高木盆栽美術館をリニューアルしたばかりなのに残念ですね。
正直僕は、回収見込みがあるならいいと思います。あくまでペイできるならですが・・・市側としては何とかして新たな財源を作りたくて仕方ないのかもしれませんね。今のままじゃさいたま市の借金は増える一方でしょうから
 
最近、話題になってますね。まあ、盆栽のアピールには、

良いんですけどね。 もっと騒いで盆栽が広まればいいですけ

ど。  まあ、いろいろあるんですよね。言いたくても言えな

いことが。。。
賛成です。世界の盆栽ファンの聖地になればいい。
青龍クラスになったら値段なんてあって無いようなモンだろうし、
5億でも買えるなら買っておくべきだと思うなぁ。
紆余曲折あって済州島あたりの美術館に収まるよりは、
さいたまにあって欲しい。

現状でも盆栽村は世界的な盆栽の聖地なワケだけど、
極論すれば陳列された商品を観賞しているんであって、
商業ベースでない公的な美術館が一軒くらいあったほうがいいと思う。
盆栽は、世界の共通語。
日本の代表的な伝統的文化。
大事な大切なものを、いくらお金がかかっても残してほしいと願う一人です。
公共の盆栽博物館が、日本にないのが不思議ですよね。
テレビで見ていても興味のあるか方・ない方で
かなり意見が分かれる見たいですね。

施設全体でいくらかかるのか分からないのですが、
五億なら他の無駄と言われる公共事業よりは安いのかな・・・

実際に広く一般的、若い方たちにすばらしい日本の文化として
すこしでも分かってもらえるような施設になればいいなと
思います。

もし完成したら行ってみたいです。
盆栽は日本の文化です。
しかし、税金とは性質がそぐわない。
判らない人には、判らない。
税金でやるべき分野ではないでしょう。
我々趣味人が、政治とはかけ離れた世界で伝承するものでしょう。

評価額数百億の盆栽がたった5億ならバーゲンです。
それをたった5億のはした金を投じることも出来ない日本人ばかりなら、日本も終わりです。
死んでもいいから、金があるなら買いたい。
このニュースは実に興味深かったです。

盆栽が日本の文化であるのは、すばらしいことですし、
それに力を入れるのは、いいです。
でも、税金を盆栽のみに注ぐのは、やっぱりまちがっていますよね。
日本文化だったら、もっとたくさんあるのに、ここでは盆栽のみ・・・税金を払ってる人からしたら、ちょっと、納得できないですよね。
もし、発展させたいとしても、もっと、別のやり方があると思うんですけどね。
でも、きっと、出来たら行ってしまう自分がいます。
盆栽大好きですし、5億という値段はその価値から言って
決して高いものでもないと思いますし、
将来性を考えるとなかなかいい投資にはなると思いますが(笑)
なんだか違和感を覚えますね。

よく開発途上の国々を助ける時には
魚を与える事ではなく
魚の釣り方を教える事が大切
といいます。

この考え方はここでも同じ事言えると思うんですけど、
ただ盆栽を高い金出して買ってそれで聖地だってのも
なんか考え方が貧相というか趣がないというか。。。
それがなくてはその地が聖地にならないのか?

個人的には聖地を名乗るのであるなら、
そこに住む人々の心で育んでいってほしいもんです。
盆栽自体もまた長い年月をかけて育まれたものなわけですから。

そういうところにこそ市民の税金はかけるべきであり、
そういった国宝級のお宝の管理は何やらもっと違うところで
すべきのような気もします。
5億だして買うのもいいけれど
同じ5億だすなら国宝級のものを作っていける人を育てるのに使う、ってのも有りかと

でも公的な美術館もあるといいし、できたら行ってみたいし
自分の中でも意見がわかれるところ
盆栽愛好家でもなんでもない、政治家が「街おこし」のネタに
なるから、500,000,000円なんて安いから、という発想
に違和感を覚えます。これで聖地になるんですかね、本当に。

さいたまアリーナとか、何百億円もの巨大なハコものつくり
まくる前に、この盆栽を手放す話があればあったら、イケた
かもしれないな、などと不謹慎にも思ってしまいました。
スポーツにまったく興味のない人間からみたら、ああいう施設の
方がムダにみえてしまいますからね。そもそも2ケタ違いますし。

どなたか、ポケットマネーで、ポンと500,000,000円出す
という方が、このコミュ参加者のなかにいらっしゃいませんかね。
で、盆栽町に土地も買ったるわ、という方 (w

私は、この計画に反対ではあるのですが、、、、、
盆栽ファンとしてしっかり意思表示していかないと、
盆栽に興味のない方から、盆栽なんてやっぱりムダとか
言われてしまいますからね。
まぁ、結局買い取った盆栽を、うまく活用できるかどうかにかかっている気がしますが。
盆栽の購入賛成です。

BONSAIに限らず、日本語がそのまま世界の共通語になっている分野(MANGA、ORIGAMIなど)を何故もっと力を入れて世界へ売り出さないのか不思議です。

現在は盆栽という単語が世界共通語になっていますが、近年中国が国をあげて盆栽に力を入れているという噂などを耳にすると、盆景という中国語がそれにとって変わる日も近いのでは・・・などと考えたりします。

昔、英国病とよばれたイギリスがデザインという文化の力をもって戦略を打ち出したように、日本ももっと自国の文化を発信したほうが今後の経済戦略としても有効なのではないか、などと考えたりします。

博物館というものは永遠にコレクションと研究を継続する施設なので、草物盆栽やマン盆栽などの新しい文化も取り入れて、世界へ発信できるような施設にすれば面白いと思うのですが。。。
他にどなたも5億円出して買おうという人がいないのだから、
そもそも5億円の価値なんて、ないのではとも思うのですが。

正直、盆栽美術館をやっていたくらいの人なら、全部まとめて
さいたま市に寄贈なんて考えはないのですかね。本業が思わしく
なくて穴埋めに手放されるというのであれば寂しいことです。
 今朝テレビでこの話題やっていましたね。
もう5億円分の宣伝効果はじゅうぶんあったとか、どこかの大学教授のコメンテーターが言ってましたね。盆栽美術館って簡単にいいますが、育てる人の人件費、管理費が、その後の税金投入もなく入場料だけで賄えるとでも、みなさんお考えなんですかね。
 僕は、b2さん、kanjuさんの意見に同感です。盆栽好きな方ならおわかりだと思うのですが、年がら年中入場料払って、他人の盆栽をしょっちゅう見に行くような方って少ないと思います。みなさんはこれまで市ヶ谷の高木盆栽美術館に、何度足を運ばれたことがありますか?そう考えると、とてもペイできる施設にはなるとは思えません。動きのまったくない盆栽は、旭山動物園と同じようにはならないです。5億円の盆栽が、後々借金の形になってしまうようなことにならないとも限りません。国宝級の盆栽とかいわれていますが、本当に国宝級なら国がとっくに買い上げていますし、全部まとめて5億などという叩き売りはしないと思います。それより、なぜ個人のお金持ちの方が買い取ると名乗りを上げないのか本当に不思議です。僕にはよくわかりませんが、盆栽愛好家のなかでも、このコレクションはそれほどの価値はないといわれている方もおりますね。僕にお金があったなら、不謹慎かと思われるのを承知でいわせて頂くと、このコレクションをすべてパラダイス山元さんにマン盆栽化してもらいたいです。
憶測やメディアの一方的な情報で批判するのはいかがなものか・・・。
ここは建設的な意見交換の場で中傷の場にしてはもらいたくないものです。
>メタトロンさん
はじめまして、こんばんわ。僕は、どなたの批判も、中傷もせず、素直に自分の意見を書き込んだつもりだったのですが、どこの部分が憶測で一方的に誰かを非難とか中傷したように感じられたのでしょうか。できるだけ蟠りを解いていきたいと思います。このニュースのおかげで、世間の目がこれまでにないほど盆栽へと集まっている割に、みなさん傍観されているだけだったり、無関心を装うのはどうかと。結論はどうであれ、せっかく盆栽のコミュニティがあるのですから、それぞれの立場の意見を自由に議論できる場所にはしておきたいと思いますが。私は、反対でも、賛成でもありません。あれば1度くらいは行くだろうし、建たなくても別に困りません。

>くまちゃんさん
はじめまして、こんばんわ。この盆栽は、なにかオークションできない理由でもあるのでしょうかね。高木盆栽美術館の方が海外へは売りたくないとか。5億円で売却するというリリースも、情報の元ネタも、探してみたのですが見つからないので、噂話みたくなっていることも問題を複雑にしていませんかね。盆栽界のオープンになってはいけない暗部みたいなことなのでしょうか?
「How much?」と露骨に聴くことは、日本の盆栽界ではタブーなのでしょうか。なんか、そのあたりのやりとりの仕方も別にトピたてて、新参者にもわかりやすく教えてあげて下さい。これからも、よろしくお願いします。
マン盆太さん
タイミング悪くマン盆太さんの下に書き込みになってしまいまして見方によってはマン盆太さんの意見に対して書き込みしたみたいになってしまいました。
決してマン盆太さんの書き込みに対してのコメントではありません。
ご理解のほどをm(__)m
>メタトロンさん
こちらこそ、申し訳ありませんでした。わざわざご丁寧にありがとうございました。
アンケート機能を使って投票を試みようと思ったのですが、β版の無料会員は使えない機能なのですね。どなたか、この件のアンケートを立ち上げて頂けませんでしょうか?
このトピに関して予想外の進展がありましたので
トピ主の責任でご報告させて頂きます。
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本2007年5月12日(土)
『盆栽5億円で購入へ さいたま市 開館予定の施設で展示』

 さいたま市は二〇〇九年度開館予定の盆栽関連施設(同市北区)の展示品として、盆栽や盆器など五百二十三点を五億円で購入する方針を決めた。「市文化財産等取得基金」を取り崩す予定で、六月定例市議会(六月六日開会予定)に提案する見通し。市民や市議の一部から反発を受けて購入を先送りしてきたが、相川市長は「文化を守り育てるのが自治体の大きな仕事」として決断した。毎年ゴールデンウイークにさいたま市北区の「盆栽村」で開かれる「大盆栽祭り」。今年は約23万人が訪れた
 十一日の臨時会見で相川市長が明らかにした。購入するのは、高木盆栽美術館(栃木県下野市)所蔵の盆栽百点、盆器三百三十三点など計五百二十三点。中には樹齢千年の盆栽も含まれる。同美術館は一括管理を条件として、五億円での譲渡を提案していた。
 会見で相川市長は「(五億円を)福祉に使えという声も出てくるが、文化を守り育てるのも自治体の大きな仕事」と理解を求めた。市によると専門家の鑑定の結果、五百二十三点の評価額は二十億円ほどに上るという。同基金は昨年十二月、従来の美術品等取得基金を廃止し、新設された。その際、三億円を積み増し、基金残高を五億三千万円にした。盆栽購入で五億円を取り崩すため、今後「機会をみて積み増す」(相川市長)という。
 盆栽購入について市は当初、昨年九月市議会への提案を予定。だが市議から「削られる予算も多い中、市民感情が許さない」「買った盆栽で“盆栽のまち”を名乗るのでは趣旨が違う」など、反発の声が上がったことから、提案を先送りしていた。
 今年四月に市議選を終え、市議の反発は沈静化。十一日に開かれた文化振興議員連盟(五十六人)では反対意見は出なかった。青羽健仁議長も「市長の購入方針に協力したい」としている。
 また市は今年二月中旬から一カ月、盆栽関連施設基本計画についてパブリック・コメントを実施。意見を寄せた二十三人のうち、施設建設に反対したのは四人。残りは「市の特色づくりになる」など賛成意見だった。
 施設は北区土呂町の県有地(六千二百平方メートル)に市が建設する。運営方法については指定管理者制度の導入も視野に検討中。完成後は年間十五万人から二十万人の来訪者を見込んでいる。

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本2007年5月17日(木)

『購入費提案、見送り 5億円盆栽 所有者死去でさいたま市』
 
 十一日の臨時議会で、二〇〇九年度開館予定の盆栽関連施設の目玉として、高木盆栽美術館(栃木県下野市)から盆栽や盆器など五百二十三点を購入する方針を固め、購入費約五億円を六月定例市議会に予算提案することを明らかにしていたさいたま市は十六日、盆栽所有者の高木禮二氏(80)が亡くなったとの報告を受け、同議会での提案は見送ることを決めた。
 同日開かれた定例会見で、相川宗一市長が明らかにした。同市長は「盆栽購入に対する基本姿勢は変わらないが、乗り越えなければならない壁は多くなった」と述べた。
 高木氏の死去の報は、市の担当者らが面会を予定していた十四日、同氏が名誉会長を務める明光商会の最高顧問で弟の三郎氏から伝えられた。高木氏は三日死去したが、故人の希望で公表しなかったという。担当者が高木氏と最後に面会したのは二月半ば。三郎氏も同席し、譲渡品の確認などを行ったという。市と高木氏は先月末までに譲渡品の目録作りを終えているが、譲渡に関する書類などは交わしていなかったという。
 市が購入を予定していた盆栽など五百二十三点は、総額二十億円以上との鑑定結果が出ているが、名品の分散を恐れた高木氏が一括管理を条件に約五億円での譲渡を提示していた。
 相川市長は、今後について「相続税の問題などもあり、遺族の意向を確認する上でもしばらく時間がかかるかと思う。盆栽購入に対する基本姿勢は変わらないが、状況を確認しながら対応したい」などとした上で、盆栽関連施設の建設などについては「影響はない」と述べた。
どうなったか気になっていたので、情報興味深く拝見しました。やはり散逸は免れないのでしょうか。。。

中国など国外に流れてしまったりして、見る機会が少なくなってしまうのは残念だなぁと思います。。。
話がいつのまにかこんがらがってきたようですね。五億円での譲渡は無理じゃないですか。それにしても、盆栽関連施設の建設などについては「影響はない」という発言、中身の展示内容も決まっていないうちにハコだけは造ってしまおうって、いよいよ市長の魂胆がバレてきましたね。盆栽を愛している姿とはとてもお見受けできません。
盆栽に血税5億円! 伝統をめぐって論争勃発

 盆栽は、今や日本が世界に誇る文化でもある。「BONSAI」は国際語として定着し、全世界でファンが増えている。その一方で、盆栽をめぐって、ある論争が繰り広げられている。
 埼玉県さいたま市の旧大宮市内には、その名も盆栽町という地名があり、盆栽専門に生産する業者が軒を並べている。盆栽のメッカとして、海外からも多くの愛好家が訪れている場所だ。伝えられるところでは、関東大震災(1923年)後に、東京の盆栽業者が大挙して、この地に移ってきたのが地名の由来とか。その後、40年に旧大宮市に編入されてから、盆栽町という名に生まれ変わった。現在は、6軒の「盆栽園」がある。
 その盆栽町があるさいたま市が、昨年暮れ、鑑定評価が総額20億円という盆栽約100点などを5億円で購入することを決めた。同市文化振興課によると「市の文化振興上、観光資源の充実を図ることに必要なため、購入を決定した」そうだ。
 購入する盆栽は、「MSシュレッダー」で知られる明光商会の創業者、故・高木禮二氏が収集したもので、「高木盆栽美術館」(栃木県下野市)に飾られていた。その高木氏とさいたま市との間で、売買交渉が始まったのが06年だったが、高木氏は昨年5月に逝去。その後、同氏の盆栽を遺産として引き継いだ遺族との交渉がまとまって、さいたま市が購入を決めた。市によると、購入するのは盆栽だけでなく、高木氏が長年にわたって収集した鉢や浮世絵なども含まれているという。
 20億円のものが5億円ならば、かなりお得な買い物に見える。だが、「たかが盆栽、されど盆栽」。5億円もの血税をはたいて盆栽を買うことに、違和感を覚える市民は少なくなかった。「盆栽なんかに、無駄遣いだ」「もっと安く買えないのか」「高木さんの盆栽の中には、そもそも地元にある大宮盆栽組合から買った盆栽もある。市内の民間団体が売った盆栽を税金で買い戻すのは、おかしな話だ」などの意見が噴出してきた。市議会でも反対の声は上がっている。一方で、「盆栽町にふさわしい、いい買い物だ」「5億円は高くない」という賛成派の声もある。
 当のさいたま市はというと、「市民の反応はさまざまですが、市では安く購入したと思っており、町の活性化につながります」と強調。さらに市は、購入した盆栽を展示する施設を盆栽町に建設するという。「完成は09年中を予定しています。名称も建設費も未定です」(さいたま市文化振興課)
 ちなみに高木氏は、1928年生まれの立志伝中の人物で、56年に複写機の現像液の製造販売を無資本で創業、60年1月にMSシュレッダーを発売した。20代の頃の趣味はハーレーダビッドソンで、その後、盆栽収集を始めた。そんな高木氏は社長時代、「私には経営の師匠はいません。盆栽を観て、育てることによって、経営に通じる大切な心を学んだのです。盆栽は、人生そのものです」とまで語っていた。盆栽に大変な愛着を持っていた経営者だったわけだ。
 1年以上の議論を経て、盆栽の購入と施設建設を決めたさいたま市だが、市民の不満はそれだけではなかった。盆栽と施設の維持管理費が毎年約9000万円かかることがわかったのだ。この金額は、同市全域の私道整備助成金の年間予算と同額。市民の間からは「道路整備の陳情を出しても、『お金がない』と門前払いなのに……」との声も出ており、そんな財政事情では盆栽どころの話ではないと言いたくなるのも無理はない。
 一方、高木氏は生前、「(盆栽の価値がわかる)識者がいないのが問題。日本の伝統文化は、国家予算をかけても守るべき」といった旨の持論を力説している。韓国の企業が盆栽コレクションを買いたいと言ってきたときには、「100億円なら売る」と言った高木氏にしてみれば、5億円で売却することは、寄付するに等しいと思っていたようだ。今では草葉の陰で、「維持費くらいは、なんとかしろ」と言っているかもしれない。
 守るべきは、市民生活か? 伝統文化か? 論戦は、まだまだ続きそうだ。
(舘澤貢次)http://www.cyzo.com/2008/03/post_378.html


[写真左]1998年、クリントン大統領(当時)に小渕首相(当時)
から「BONSAI」がプレゼントされた

[写真右]盆栽町の盆栽園が集まる一帯は「盆栽村」として、
観光名所になっている


久々にニュースになっておりましたので、念のためコピペしておきました。
高木盆栽美術館に行った事があります。
興奮のあまり脳溢血になってしまうかと不安になるほど
それはそれは素晴らしいコレクションでした。
これが5億で買えるなら、まさに寄付していただいたも同然だと思います。
なお、この盆栽コレクション、決して買い手がつかないわけではありません。
実際、高木さんが亡くなっていったん話が宙に浮いていた時期、
ある盆栽園の園主が、さいたま市が買わないなら自分が買う、と言っていました。
もちろん十分商算が見込めるからです。
ただ、何億ものお金をぽんと出して買いたがっている人が必ずしも盆栽愛好家とは限りません。
生きた盆栽は、あっという間に駄木や枯木になる可能性もあります。
毎日毎日手入れをして盆栽をはぐくんでいる人たちにとって
盆栽の売買は決してお金の問題だけではないのです。

さいたま市の盆栽町はもともと盆栽のメッカであり、
盆栽園側の働きかけや協力があって、やっと市議を動かしたという経緯があります。
盆栽町は昨今、土地の値段が上がり、代替わりに当たって相続税が払えず、
土地を手放さざるを得ないのが実情で、
盆栽園の存続も決して容易ではありません。
盆栽美術館を作るだけではなく、盆栽の後継者を育てるアカデミーを創るなど、
盆栽業者の側でもいろいろと次なる構想を抱いて日々試行錯誤や努力をしています。

盆栽美術館ができれば、入場者はかなりの人数が見込めると思いますよ。
海外でのBONSAI愛好家が、今でも毎日のようにツアーを組んで訪れていますから。
国際交流のイベントも開かれるようになるでしょうし、
盆栽大学の創立も夢じゃないかもしれません。

とりあえず、みなさん、高木盆栽美術館に足を運ばれてみてはいかがでしょう?
地の利は悪いですが、その分静かで、実に贅沢に盆栽を堪能できます。
あのコレクションが散逸して、金持ちの私邸に収められてしまえば
私たち一般人には、目にも触れない遠い幻の存在になってしまいます。
でも、盆栽美術館ができれば、誰でもお小遣い程度の入場料で心行くまで楽しめるんですよ!
盆栽は購入にも維持にもたいそうなお金がかかります。
そういうものにこそ税金は投入すべきではないでしょうか?

盆栽愛好家の一人としては、
まずは盆栽の明るい未来の第一歩としてこの美術館を応援したいと思っています。

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