バンドメンバー募集～鹿児島～コミュのEARTHSHAKER 30th Anniversary Tour

日付が変わり、遂に明日２１日（土）の開催となりました。

モーリーさんが素晴らしい『アースシェイカー論』を投稿されたので、紹介します。

『繰り返しになるけど２１日は「聞いた事が無い」って方ほど、聴いて欲しい。必ず、その人が今、聴いている音楽の原点があると思うから』
・・・と、締めくくっています。
全く同感で、感銘を受けたので、転載させて頂きます。

アースシェイカー３０周年記念ライブは全国どこの会場も大盛り上がり！！
セットリストを見ると約２時間も演り、アースシェイカー３０年間の集大成となっています。

チケットはOAバンド・メンバー、プレイガイドで取り扱っているので、ロックファンなら、万難を排してのご来場を心よりお待ちしております。

↓モーリーさんの日記より
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いろんな友達がアップしてるので、今日は「私的EarthShaker論」など＊あくまでも私論ですｗ

２１日のライブは楽しみにしてる人が多いと思いますが、自分は出来たら「アースシェイカーなんて知らない」「聞いた事も無い」「昔のバンドでしょ？」って人ほど、是非体験してもらいたい。

８３年、NWOBHMの影響で盛り上がってたHR/HMの世界だったけど、ここ日本ではHR/HMは「洋楽絶対主義！」が色濃く残ってた。８１年にデビューした「LOUDNESS」が日本にもこれだけのバンドがいると世論に知らしめ、日本のHR/HMシーンを引っ張ってた。
しかし、その「LOUDNESS」もHR/HMマニアの中での存在であり、一般の人には浸透してなかった様に思う。
その中で、伊藤政則のプロデュース、二井原が在籍していたとの事で、注目されていたシェイカーがデビューしたのだけれど、リアルタイムでその時代を体験した俺的には、ある意味「日本のロックが変わった」エポックメイキングな出来事だったと思う。

なぜなら「EarthShaker」こそが歌謡曲、J-Rock、そしてHR/HMの垣根を取っ払ったバンドだと思うから。
それまでの日本のロックバンド特にHR/HM系は洋楽至上主義だったので、演奏はともかく、歌は英詩か、英詩っぽく聞こえる日本語、メロディは洋物のメロディの模倣、韻も洋物を意識していたものだった。あのLOUDNESSもその域は越えて無かったと思う。

しかし、「EarthShaker」のデビューアルバムを聴いた時、その考えは吹っ飛んだ。
下手すりゃ「くさい」と言われかねない程の、フォークのラインとも言えるはっきりしたメロディラインで、日本語の一音一音、歌詞をハッキリと伝える歌。ある意味、歌謡曲に近いキャッチーな歌」を、メロディアス、メランコリックかつハード然としたバックに乗せて、彼らはデビューした。

今では、ビジュアル系だ、メロコアだ、J-ROCKだJ-POPだと言われる音楽の「キャッチーな歌メロをハッキリした日本語でRocKな演奏に乗せる」という当たり前の事を彼らが初めてやったと思う。

実際、HR/HMバンドで初の武道館を成功させたのも、当時のオーディエンスが「普通」の少年少女だったりしたのもその象徴だったと思う。

彼らはそれまでの日本のバンド（特にHR/HM）が「歌を楽曲の一部として演奏に載せる」のに対し「歌を伝えるために全面に押し出す」という歌謡曲では当たり前の事をHR/HMの中で成し遂げたと思う。

繰り返しになるけど２１日は「聞いた事が無い」って方ほど、聴いて欲しい。必ず、その人が今、聴いている音楽の原点があると思うから。

～Kagoshima Rock Fest Presents～
★EARTHSHAKER 30th Anniversary Tour★
「THE EARTHSHAKER」

《OA》
★魔笛
★FAKESHAKER
★RUI-Z

2013年9月21日（土）　鹿児島CAPARVO HALL
開場18：30　/　開演19：00

チケット代金：前売5,800円　/　当日6,300円　別途ドリンク：500円
店頭・ローソンチケット Lコード：87071
十字屋クロス、ウィッキーズハウス他
問合せ：ウィッキーズハウス　℡：099-227-0331