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自作小説交流館コミュの『やんちゃなアイツ』

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自作小説初投稿です。文章は拙いかもですが、読んだ感想なんかをくれると嬉しいです。わーい(嬉しい顔)

それでは、ストーリーをお楽しみください。<(__)>


『やんちゃなアイツ』


「森村っ、あんたって奴は…いつもいつも困らせるようなことして…」

私、海月菜々美はそぅ叫ぶ。実は、私が吠えるのには理由があった。
その理由とは、彼女のクラスメートであり、異性友達である森村陵亮がいつも私やその他の生徒に対してちょっかいを出してくることだった。
前はそんなことはなかったけど、最近はお調子者になりつつある。

そして、今日に至っては
放課後の教室掃除をまじめにやらず、また遊んでいる。

「森村っ、あんたも少しは掃除手伝いなさいよっ。また先生に怒られるよ」

「嫌だね。女子だけで頑張って。俺は忙しいから」

明らかに忙しいはずかないのは目に見えてるのに、奴ときたら他の男子達と遊び始めた。

まぁ、男子なんて子供みたいなものよね。くだらないことでも普通にバカ騒ぎしてるし…。

と、いつも呆れ返っていた。その時、ふと見ると、男子の中で1人、真面目に掃除をしている人がいた。

それが、湊千尋くん。湊くんえらいなぁ。他の男子達と違って真面目に掃除してるよ。
私は、普通に掃除している湊くんに思わず感心してしまった。
早速私は、湊君に声を掛けた。

「あ、湊君…」

湊君はちょっとぴくっとしたが、すぐに私の方に振り返った。

「あ、海月さん、お疲れ様です」

湊君はかわいい笑顔で言った。しかし、同じクラスで同い年なのになぜ敬語…?

「湊君はえらいね。真面目に掃除するなんて。他の男子達なんか遊んでるのに…」

「えっ、そぅ?いゃほら、ふざけて遊ぶくらいならさっさと教室掃除やらないとと思ってさ」

「いゃ、まぁそれはそうなんだけど…」

『湊君、本当に他の男どもとは違うよ』と、心の中で感心していると、ふと、湊君が

「海月さんも結構真面目ですよね」

と、言った。だからなぜ敬語なの?
そんなことはさておき

「そぅ?私、真面目そうに見えるのかな…」

などと、湊君と色々会話しているところを、森村に見られていたことには気付いていなかった。



【陵亮(りょうすけ)編】

俺は、教室掃除そっちのけで他の奴らと遊んでいた。

もちろん、海月の注意にも耳を貸さずに…。

しかし、普段ならあいつは俺を追い掛けてはちゃんと教室掃除をするように仕向けてくるのに、珍しく今日は注意だけ…。

どうしたんだよあいつ…。

ふと、海月の方に視線を向けると、あいつは湊と会話していた。何を話しているかわからないが、2人でいるあたりがどうも怪しい…。


もしかして、あいつら…いゃ、そんなことはないか…。しかし、気になる。

帰る時に海月を追い掛けて真実を聞くことにしよう。いくらなんでもあいつに珍しいことがあるのは俺としては逆にかえっておもしろくないからな。

まぁ、海月からしたら「おもしろがられてたまるか」っていう感じなのかもしらんが…。



私は、帰り道を歩きながら溜め息をついた。

『森村の奴…どうしてこうも…。あいつも少しは成長してほしい所よね』

そんなことを思っていた矢先…

「…月、おいっ海月っ」

と、聞き覚えのある声がした。まさか、この声…

「おぅ」

『もっ、森村ーっ!!しかもいつの間に…』

振り返るとやっぱり奴だった。

「いつの間に追い付いたのよ。てかあんた帰る方向逆じゃないの?」

記憶が曖昧だけど、確か他の男子達と帰る時は逆方向から下校してた気が…

「バーカ、途中までは同じだろっ」

「そうだったっけ?なんかもぅ記憶がないなぁ」

「お前、ホント馬鹿じゃねーの?…まぁ、それよりお前さぁ、今日、湊と話ししてただろ?俺、見てたんだからな」

一瞬、どきっとしたけど、まさか、森村に目撃されるとは…。

しかし、私は、動揺するのを隠すために平常心で、
「それがどうしたのよ」

と、言った。すると、森村はこんなことを言い出した。

「まさかとは思うけど、お前、あいつ(湊)のこと好きなのか?」

なんで、そうなるの…?ただ、話してただけなのに…

「別にそんなんじゃないよっ。ただ、湊君とは時々会話するだけで…」

「本当か?怪しいな…」

「ホントだって。嘘じゃないから…」

私はつい、慌ててしまった。そんな私に対し、森村は、

「ふーん、何もないなら別にいいんだけどさ…」

と、「これ以上聞かないでおこう」と言うような感じで、言った。

「あんた、一体なんなのよっ。さっきから」

「いゃ別に…」

私は、はっとした。まさか森村の奴、私に気があるのかな…?でも恋愛感情あるわけでもないし…。

それとも、私と湊君が一緒にいたことを気にしてるとか…?

すると、森村が

「湊かぁ…。今度あいつ狙ってみようかな。狙いやすそうだし」

と、輪ゴムを鉄砲に見立てながら言った。

前言撤回。考えていた私が馬鹿だった…。



しかし、奴をこのままにする訳にはいかないので、私は、森村を説得することにした。

「ちょっと、これ以上被害者を増やさないでよ」

私は、彼の鞄をぐいっと掴みながら言った。

「えっ、なんでだよ?」

森村は不思議そうな顔をした。

「だってあんたのせいでみんな迷惑してるんだからね」

正確に言えば、森村だけじゃなく、他の男子達も含み、彼らの行き過ぎな行動のせいで、何人かの女の子達が迷惑被っているという訳。

私は続けて話した。

「あんたも被害者の身になってみればわかるでしょ。そんなことされるのが嫌なことくらい…って聞いてるの?」

「…」

森村は黙ってしまった。そして、長考の末、輪ゴムを制服のポケットにしまい込み、

「わかったよ。もうしないから」

と、反省した。

「本当ね?」

別に奴を疑うわけじゃないけど、一応確認をした。

「あぁ。だってまさかお前に説教されるとは思わなかったし、お前がそこまで言うのなら、まぁ、考えてやってもいいけどな」

「じゃ、決まりね」

「えっ…何が?」

森村は、「何が決まりなのかわからない」というような顔をした。

「明日からきちんと掃除してね。もちろん、ふざけ合い無しで。約束でしょ?」

森村は、そう言われて一瞬ギクッとしたが、すぐさま気を取り直すも、少し焦って

「わかったよ。これからはちゃんと教室掃除するから」

と、言った。

「これで一件落着だね。そういうことで、森村はパフェ奢りね」

私は、ある意味罰ゲームを与えるかのように言った。

「はぁっ!?なんで俺が奢りなんだよ」

「文句言わないの」

「わかったよ。その代わり、今日だけだからな?」

なんだかんだ言いつつも、彼はパフェを奢ってくれるみたい。


まぁ、とりあえずは彼の悪戯を阻止できたけど、森村も案外かわいい所もあるかもしれない。


終わり

コメント(6)

ものすごく「ゃ」「ぅ」「ぁ」など、小さな文字が気になります。
善し悪しではなく、ただ気になっただけですが。

タイトルに「やんちゃ」とあったので、どれだけやんちゃっぷりを発揮するのかと思いきや、あまりその行動にスポットが当てられてなかったように思います。

一部三人称を除く地の文が「海月菜々美」がメインですが、【陵亮編】は「森村陵亮」がメインだと思いきや、すぐに「海月菜々美」に戻ったりと、ちょっと不安定な感じがしました。

あとルビ振りが「あいつ(湊)」は「湊(あいつ)」と逆の方が効果的ではないでしょうか。


ストーリーの流れはよかったと思いますが、「え? ここで終わるの?」と、もうちょっと先まで読みたかったです。
【陵亮編】があるということは、【湊編】とかもあるんですか?
> DDDさん
小説を読んでくださり、なおかつご指摘ありがとうございます。<(__)>

小文字は小説ではあまり多用しないですよね。これについてはまた投稿する時に改善しておきます。

陵亮くんについてですが、よく、考えたら自分でもやんちゃの程度が「ちょっとショボイな」と感じました。冷や汗(←もう少し大袈裟な方がいいですか?)

ストーリーの主人公は菜々美ちゃんですが、急に「陵亮目線」だったり、主人公目線に戻ったりして、確かにアンバランスですよね。あせあせ(飛び散る汗)
以後気をつけます。m(__)m

【陵亮編】等の表記ですが、確かにこれだと彼の話になってしまいますよね。私自身はそんな意味ではなく、「〇〇目線」という感じで表記していたので、【〇〇編】と続く訳ではないです。

他者目線の表記の場合、「〇〇目線」か「side 〇〇」の方がいいかもしれないですね。今度からそのようにします。
ルビ振りも「湊(あいつ)」のように改善しておきます。


何か色々ご指摘くださってありがとうございます。そんな意見も出してくださると「ここはもう少しこうした方がいいな」と改善に気付かせてもらえますので、逆に有難いです。
私自身は話を造るのは好きですが、今回の作品にDDDさんからご指摘を受けて、自分の文才力はまだまだだなと改めて思いました。
今後、これを励みに色々改善しつつ頑張っていきますのでよろしくお願いします。<(__)>
自分も未熟なので、あまりえらそうなこと言えませんが…もう少し「、」や記号(…、!、?)を使ってみても良いかもしれません

例えば最初の台詞
森村っ、→森村!

にしてみると、あぁ、怒ってるんだなってはっきりします

「、」で文を区切ると、そこが少し強調されますし、読みやすくなる

!や?も、言葉の強弱つけるのに便利

しかられるよ。
よりも、しかられるよ?

のほうが自然に感じます

…と、個人的に気になったところでした(・ω・`)
> 憐さん
憐さんも私の作品を読んでくださり、なおかつご指摘ありがとうございます。<(__)>

確かに点や記号をもう少し多めにして自然な感じを出した方がいいかもしれないですね。(O_O)

何か、文章表現に自然な感じがなさすぎて申し訳ないです…顔(願)
森村君は海月ちゃんのことが好きなのでしょうか。というのが第一の感想です。

イマイチキャラクタの心情が掴めず、話の展開についていけませんっでした。細かい描写があると良いと思います。

・・・偉そうにごめんなさい。あせあせ(飛び散る汗)


でも、こういった男女の隔たりって、過去に確かに経験してるんですが、
なんで昔は男子はああなってしまうのでしょうね。

僕の周りの男子は、僕も含め、若干没個性的に全員森村君タイプでした。
クラスメイトのたくさんの海月ちゃんたちに、本当に苦労をかけたきがします。

反省しないとですね・・・。
> 1O0O11さん
ストーリーを読んでくださってありがとうございます。<(__)>

陵亮は菜々美に対しては特別な感情を持っている訳ではないので、恋愛的に好きとかいうのではなく、普通に異性友達という感じです。わーい(嬉しい顔)

キャラクターの心情が掴みにくかったのには、申し訳ないです。顔(願)私の表現力の足りなさが原因です…(恐らく)

いえいえ、「偉そう」だなんて、そんなことはなく、むしろ読んだ感想をくれて嬉しいです。わーい(嬉しい顔)


男子って女子の好き嫌い関係なく結構ちょっかい出してたりしますよね。私も小・中学校の時に好きでもない男子によくからかわれていたので、なんとなーくわかるような気がします。f^_^;


学生時代当時は女の子に迷惑かけていて、今となってはそれが反省点であってもそれはそれである意味思い出になりますよね。わーい(嬉しい顔)

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