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自作小説交流館コミュの『幽霊は傘をささない』

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 大学の推理小説サークルで書いたものです。ジャンルは安楽椅子探偵モノのミステリーになります。冒頭は『九マイルは遠すぎる』のオマージュです。
 お時間のあるときに読んでみてください。感想や辛口の批評をいただけたら嬉しいです。

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 土曜日の夜、大学の同級生である森本と将棋を指すのが私の習慣である。その嵐の夜も、私は森本の家を訪れた。
「いらっしゃい。コーヒーと紅茶、どっちがいい?」
「ココアを頼む」
 今淹れるから、と部屋に通されたが、ただ待つというのも退屈なので、転がっていた地方新聞を手にとる。連日の嵐による事故で幼稚園児が亡くなったという記事が一面を飾っていた。人命に係るニュースは、鬼の首でも取ったかのように報道する、何とも悪趣味な新聞である。
 一通り読み終えたとき、森本がマグカップを二つ持って現れた。
「さて、お前も少しは強くなったかな」
 意地悪そうに笑う森本に多少腹は立ったが、現在八連敗中の私には言い返す資格がない。私がムッとしながら卓に着くと、森本も対面に座った。対局開始である。
 学校の成績なら私の足元にも及ばない森本だが、なぜか将棋だけはめっぽう強い。「将棋の神がついているのさ」と森本はいう。どうも彼は、神とか悪魔とか、UFO、はては血液型占いまで、何の根拠もないオカルトを信じてしまう傾向があるようだ。
「これで詰みだね」
 森本に言われて局面を見ると、いつの間にやら王は逃げ場を失っていた。これで九連敗である。どうにも気がおさまらない。
「嵐が強くて外に出るのは面倒だ。どうだい、もう一局」
「いいね。僕の十連勝を今日のうちに決めておくか」
 何とも癪な言い方だが、九連敗中の私には言い返す資格がない。
 最初に私が歩兵を動かすと、森本は突如悲鳴を上げた。
「うわっ」
 何事かと顔を上げると、森本の目は盤面を見ていない。どうやら私の華麗なる一打に肝をつぶしたわけではないらしい。森本が見ているのは、もっと上、私の背後。
 振り向くと、そこには窓があった。窓の向こうには、闇と雨と、そして何やら白いもの。白い物体が、ゆらゆらと浮遊していた。
「なんだ、こんなものに驚いたのか」
 立ち上がり、窓に近づくと、森本は大声で制した。
「やめろ、窓を開けるな。そいつが入ってきたらどうするんだ」
「そいつ?」
 振り返ると、森本はすっかり青ざめている。
「ほら、聞こえるだろう。恨みがましい叫び声が。窓の外にいるのは、幽霊だよ。嵐で死んだ子どもの幽霊なんだ」
 確かに、絶え間なく鳴っている音は人の叫び声に聞こえないこともない。子どもというのは、さっきの記事の事故死した園児のことだろう。
 私は呆気にとられてしまった。森本のヤツ、ここまで重症とは。
「バカバカしい。この音は風が建物の間を通り抜ける音だよ。叫び声なんかじゃない」
「じゃあ窓の外のあいつは何だよ。どう見ても幽霊じゃないか」
「あれだって科学的に説明のつく現象だよ。幽霊なんてのは理由探求を放棄した愚か者の戯言にすぎない」
「愚か者だと? じゃあお前、僕が幽霊の存在を立証したら、土下座して謝ってくれるんだろうな」
「いいだろう。話してみたまえ」
 これは面白い。私は再び腰をおろした。将棋では負け越しの私だが、こういった討論で森本に負ける気はしない。彼の自信満々の理論を木っ端微塵に打ち砕くのが、私の趣味のひとつなのだ。
「聞いて驚け。僕は幽霊に会ったことがあるんだ」
 別に驚きはしない。
「ちょっと待った。まず、幽霊の定義をしっかりさせておこう」
 話の腰を折るのも、私の趣味のひとつなのだ。
「幽霊ってのは、生きているかのようにふるまう死人、という定義でいいかな」
「そうだね。だけど死体が動いたらゾンビだから、むしろ死者の魂というべきかな」
「オーケー。じゃ、議論を始めようか」
 森本は妙にトーンを落として語り始めた。
「あれは、七月十一日の朝九時のことだった。僕は商店街を歩いていて、文房具屋の前のところで、旧友のAに会ったんだ」
「その友人Aが幽霊だったってわけか」
「まあ最後まで聞けよ。Aは体中血まみれで歩いていたんだ」
 森本がAに出血の理由を尋ねると、Aは自分の歩いてきた方向を指さし、さっきそこの交差点で交通事故にあった、と言った。森本が病院まで送ろうかと提案すると、Aは軽傷だから問題ない、自分で行ける、と申し出を断った。
「それで放置したのか。交通事故というのは轢かれた直後はショックで痛みに気付かないものだ。断られても付き添うのが常識だろうに」
「僕だって急いでいたし、彼は本当にピンピンしていたんだよ。あ、そうそう、別れ際に傘を貸してあげたんだ」
「傘を?」
「その日は雨が降っていて、Aは傘を持っていなかったからね」
 そういえば、森本はいつも折りたたみ傘を二本携帯している。オカルトは信じるくせに、天気予報は信じないらしい。
「僕はその日、問題の交差点は通らなかった。だから、事故の現場をこの目で見ることはなかったんだ。事故の全貌を知ったのは、次の日の新聞だった」
 翌日、つまり七月十二日の地方新聞に、Aの交通事故の記事が小さく載っていたという。
「僕は我が目を疑ったね。だって、そこに書かれていたのは、Aが事故で即死したというニュースだったんだから」
 その記事は、前日の午前八時五十五分に、例の交差点でAが事故死したことを伝えていたという。
「僕が出会ったのは、事故死したAの亡霊だったんだ」
 なるほど、確かにこういう経験をすれば、幽霊を信じたくなるのかもしれない。
「以上か?」
「いや、もう少しだけ。さっきAに貸したって言った傘だけど、緑色に赤の水玉模様で、独特のデザインだから、他の人とかぶったことはないんだ」
「君のセンスを疑うよ。押しつけられた友人もたまったものではないだろう」
 森本は目を丸くした。センスがないのはお前だとでも言いたげに。断じてそんなことはない。森本は続ける。
「新聞を見てすぐ、前日Aとあった場所に行ってみたんだ。そうしたら、僕がAに貸したはずの傘が、そのままそこに置いてあったんだよ。あれは間違いなく僕の傘だった」
「ほう」
「で、ここからが僕の推理なんだけど」
 一つ咳払いをした後、森本は得意げな顔で続けた。
「人が傘を使う理由って、雨を防ぐためだよね? つまり、雨が降らない場所なら傘は必要ないワケだ」
「もっともだな」
「Aがなぜ傘を置き去ったのかというと、傘の必要ない場所、つまり雨の降らない場所に行こうとしていたからだと思うんだ。それがどこだかわかるかい?」
 私は目いっぱいいぶかしげな顔を作って、答えた。
「天国?」
「そう、その通りだよ」
 森本のトーンが上がった。
「天国ってのは雲の上にあるだろ? だから雨は降らないんだよ。Aは天国へ行く最中だったから、傘を置いて行ったんだ。どうだい、幽霊がいるという動かしがたい証拠だろう」
 私はあまりに呆れて、一瞬気が遠くなった。
「君の理論は明らかに破綻している」
 森本が不敵な笑みを浮かべる。
「その破綻とやらを指摘してもらおうか」
「まず、君は幽霊の実在を証明しようとしているにも拘らず、天国の存在を前提としてしまったこと。誤った仮定からは、いかなる結論をも導けるからだ。仮に天国というものが存在するとしても、君の推理が成立するためには、天国に雨が降らないということ、そしてその事実をAが知っていたということ、の二点が満たされなければならない。それは非常に低い確率だろう。さらに言えば、君の主張からすれば、天国では傘が不要だが、それでもなお地上では必要なはずだ。とすれば、Aは天国で不要になってから傘を捨てるか、あるいはそもそも君から傘を受け取らないというのが自然じゃないのか」
 私が話している間、森本の顔から自信が消えていくのがわかった。このしゅんとしたいじけ顔を見るのが私の生きがいなのだ。
「で、でも」
 やはりまだ歯向かってくるようだ。
「だったら、お前はどう説明するんだ、Aが傘を置いて行ったわけを」
 さて、ここからだ。幽霊がいないなんてことは分かり切っている。だがそれを主張するには、森本の奇妙な体験にうまく説明をつけなければならない。
 森本の話には、少々の違和感があった。通常とは違う何か。小さな、一握りの相違点。この違和感の正体さえつかめれば、真相に近づける気がしていた。
 何気なしに、部屋の中を見回す。森本がせわしなくこちらを見ている。と、視界の隅に何かがとまる。それが何であるかを認識したとき、私の中の論理の糸はつながった。か細い可能性であった。だが、それを追わなければ、待っているのは屈辱的な土下座である。
 私は森本をまねて、咳払いを一つした。
「では、傘のことはひとまずおくとして、君の出会ったのが幽霊でなかったことを証明しよう」
「やれるもんならやってみろ」
 冷めたココアを一口すすり、腕時計に目をやる。
「ところで、今何時だ?」
 森本はキョトンとしながら、柱時計を見た。
「八時、半だ」
「そう、八時半。だが正確には、八時二十六分だ。人が八時半と言ったとき、それは八時二十五分から三十五分を指すのが普通だな」
「それがどうした」
「八時半”頃”と言ったときには、範囲はもっと広くなる。人によって違うが、広くて十五分から四十五分といったところか」
「それがどうしたんだよ」
「君はAと出会った時刻を”九時頃”と表現したね。これが、Aが事故にあった八時五十五分より前のことなんじゃないかと思ってね」
「バカな。証拠でもあるのか」
「君は急いでいたと言ったね。七月十一日といえば金曜日だ。平日の朝に急ぐ理由と言ったら、九時に始まる大学の授業しかない。私の記憶する限り、君は1限に遅刻したことはない。そして、商店街の文房具店から学校までは、どう急いでも十分以上かかる。よって、君がAに出会ったのは、八時五十分より前であったことになる」
「ぐぬ」
 森本はうつむいて、今にも泣きそうだ。
「君は急いでいたために、九時という時刻を強烈に意識していた。さらに、Aと出会ったのが事故の後だと考えたほうが、さまざまな出来事に筋が通る。そんな思いが、君に誤解を生じさせたのだろう」
 森本は真っ赤になって顔をあげた。
「お、お前の言うことは、全部仮説にすぎない。あの日は僕が驚異的なスピードで走って、五分以内に学校に着いたかもしれないじゃないか。だいいち、もしAに会ったのが事故前だとすると、おかしな点がいくつもある。まず、Aは事故にあう前だというのに、なぜ血まみれだったのか。しかも、彼は『さっき事故にあった』と僕に言ったんだ。それに、歩いていた方向もおかしい。あの後事故にあったのなら、Aは交差点に向かって歩いていたはずじゃないか。でも実際には、Aは交差点の方から歩いてきたんだ。どう考えても矛盾だらけじゃないか」
 森本がいつもの三倍くらい早口になっている。よほど悔しいのだろう。彼がまくし立てている間、私はどういう順序で説明すればインパクトが強くなるかを考えていた。
「まず、どうして血まみれだったのか、だが、これはもちろんケガをしていたからだろう」
「でも、事故にあうのはその後なんだろ?」
「そう、事故にあうのは君と出会った後。とすると、Aが君に語った『さっき事故にあった』という言葉は嘘だったことになるね」
「嘘じゃなかったじゃないか。Aは実際に事故にあっている」
「その通り。Aの嘘は本当になっている。では、こう考えてみたらどうだ。Aは君についた嘘のつじつまを合わせるために、あえて事故にあった、と」
「なんだって」
「そう考えれば、Aの歩いていた方向にも説明がつく。つじつまを合わせるんだから、君に言った通りの場所で事故を起こさなければならない。だから、Aは君と別れた後、例の交差点まで引き返したんだ。といっても、事故の時刻だけは多少ずれてしまう。しかし、朝のあわただしい時間なら、出会った時刻を正確に憶えているはずがないし、五分程度の誤差なら記憶が自動修正されるだろう、とAは読んだわけだ」
「あの事故はAの自殺だったというのか。あいつはそんなことする奴じゃ……」
「もちろん、自殺ではないだろう。自殺なら、こんな手の込んだことをするはずがない。引き返さず、進行方向の交差点で死ねばよかったのだから。Aは君に言ったとおり、軽傷で済ませるつもりだったんだ。打ち所が悪くて死んでしまったのは、Aの誤算だろう」
 森本は顎に手を当て、考えるしぐさをして見せた。
「お前の言うことは確かに筋が通っているが、しかしAの行動の理由がわからない。あの程度のうそならば、後で謝れば丸くおさまったはずじゃないか。車に飛び込んでまで嘘をごまかす理由なんてあるのか?」
 私にはそれに心当たりがあった。
「君が嘘をつくのはどんなときだ?」
「自分に都合の悪いことを隠すとき、かな」
「そして、君はAに会ったとき、最初に何と尋ねた?」
「『そのケガはどうしたのか』と……あ!」
 この瞬間、森本は幽霊実在説を捨てたように見えた。
「わかっただろう。Aが嘘をつき、体を張ってまで隠したかったのは、血まみれだったその原因」
「なるほど」
 大きく手を打った後、森本は私の推理力に劣等感を抱いたのか、納得してしまった自分に怒りを感じたのか、顔を付してしまった。
「だ、だけど」
 森本は弱弱しく声を振り絞った。
「命を投げ出してまで隠したかったケガの原因っていったい……」
 私の心当たり、それは、さっきの違和感の正体。非常に乏しい確率であった。しかし今や、答えはそれしかないようにも思われた。
「例の、七月十二日付の新聞を見せてくれないか」
 森本はうなずくと、部屋を出て行った。
 さっき、森本は友人Aの事故の記事が「小さく」載っていたといった。しかし本来、その記事が小さいはずがない。あの新聞には事件・事故の欄があるが、いつもネタが少なく、些細な事故でも大げさに取り上げている。死亡事故ともなれば、一面を飾る大きな記事になるはずだ。それが小さく載っていたということは、前日ほかに大きな事件があったということだ。
「持ってきたぞ」
 森本が小走りで持ってきた地方新聞には、案の定、交通事故の小さな記事と、殺人事件の大きな記事。
 殺人事件が起きたのは、七月十一日の午前八時前後。場所は、Aの事故現場から2?ほど離れた住宅地。殺人現場に残った痕跡から、犯人は被害者との格闘で深手を負って逃走したらしいとのことだった。
「Aは犯行時の負傷を、事故によるケガでごまかすつもりだった。しかし、事故にあう前に君に出会ったしまった。そこで咄嗟に出たのが、あの嘘だったってわけか。警察には後で連絡しておこう」
「まさか、Aが幽霊ではなく殺人犯だったとは……」
 森本は口をぽかんと開けていた。
「ところで、Aが傘を置いて行った理由を聞いてないぞ」
「それくらい、自分で考えろ。そんなことより」
 私は窓に近づいた。
「君の幽霊実在説は破れたんだ。あれも、ちゃんと説明のつく現象に決まっている」
 いまだに白いものはそこにある。どうせ、窓の曇りか光の加減だろう。
「でも、どう見ても幽霊だぞ」
「君なあ、今の議論から得た教訓は何だ?」
 窓の鍵を回す。森本は考えているのか、少し間をあけてから答えた。
「見たものをそのまま信じちゃいけない?」
 なるほど、森本にしては気の利いたまとめ方だ。ほめてやろう、と思いながら窓を開けると、案の定、そこには幽霊などいなかった。そこにあったのは、布団。庭の木に布団がかかって揺れていたのだ。
 どうしてこんなことに、と見上げると、この嵐だというのに、二階の窓が開け放してある。森本の注意力のなさには驚かされるばかりだ。
「いや、本当に怖いのは、幽霊なんかじゃなく人間だってことさ」

コメント(9)

読みました。

自分には書けない推理モノ。
久々に読むとすごく新鮮でした。

良くできていると思います。
推理小説は自分のジャンルと違うのでああだこうだと口出しできるモノではありませんが、会話文にもう少し感情を感じられるように「!」や「……」などがあるといいかもしれません。

生意気なことを書きましたが、面白く、勉強になる作品でした。
>DDDさん
読んでくれてありがとうございました!

どんな激辛激烈批評批判あるいは辛辣悪辣罵詈雑言が矢のごとく飛んでくるかと息巻きながら覚悟していたのですが、まさかお褒めいただけるとは何たる幸福身に余る栄誉。
天使のごとき褒め言葉、ありがたく頂戴し、新たな創作意欲の肥料とさせていただきます。

私エクスクラメーションマークや三点リーダといったハイカラな記号を小手先で器用に操るのが実に苦手でして、いえそれはもう目でピーナッツを噛むと同等あるいはそれ以上に苦手でして、今後は逃げ続けてきた「努力」とやらにもう一度挑戦してみようと思う次第でございます。とりあえず明後日くらいから。

不肖ながら、あなた様の作品も拝見したいと思っています。もしよろしければ、その上で意見なり感想なりコメントなんぞ差し上げたいと思うのですが、いかがでしょう?
>牛削りさん

偉そうなこと書いておきながら、大した作品は書いてませんわーい(嬉しい顔)
短編や中編ばかりなのですが、よろしければ読んでみてください。
読ませていただきました。

実際には事件に出くわしていないのに、その事件を推理してしまう・・・。
話の内容もつじつまがあっていたし、書き方もよかったです。

短編ではなく長編にして、伏線を張りながら書いてほしいものです。

では、次回作期待しています。
> あかんべーさん
心温まる感想をありがとうございました。
実はこの話、部誌に掲載する都合から、原稿用紙20枚程度という枚数制限があったのです。だからお気づきのように、満足な伏線が張れませんでした。不出来をテーマや枚数制限のせいにするのは未熟なことですよね。反省して出直してきます。
このコミュニティに参加してから、色んな方の作品を目についた順にどんどん読ませていただいています。勉強になります。


二人のキャラクタがすごい面白くて、会話のテンポも最高でした。非常にわかりやすく、読みやすかったです。

個人的好みではこれ以上無理に伏線などは用意せずにシンプルな形のままでいた方が好きです。
>1O0O11さん
感想ありがとうございます。
会話文には苦手意識を持っているのですが、気に入っていただけたようで何よりです。
この二人をもっと活躍させられたらな画策中なんですが、いかんせんまともなネタが浮かびません。ミステリって難しいなあ。
こんにちは。作品読みました。

事故死したはずのAさんがなぜ傘を置いていったのか、実はAさんは「幽霊」ではなく、「殺人犯」だったなどの議論話は結構「深いなぁ…」と。わーい(嬉しい顔)

亡くなった人が幽霊として出てくる話について普通はそこまで深い議論はしないと思いますが、2人のやり取りを読んで「そんな考え方もあるんだな」と感心しました。わーい(嬉しい顔)
> 坂田ちゃんさん
返信遅れてすみません。読んでくださってありがとうございました。
この作品のテーマが、「何気ない会話が驚くべき真相につながっていく」というものだったので、坂田ちゃんさんのように楽しんでいただけて本望です。
今後も推理過程を楽しめるような作品を作っていきたいと思っています。

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