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銀河英雄伝説コミュのハイドリッヒ・ラング氏を弁護する

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彼は決して善人ではないかもしれませんが、かといって本質的な悪人でもありません。
ただ、オーベルシュタインやルビンスキーらに内務官僚としての野心を利用されたにすぎないのです。
ロイエンタールを謀反に追い込んだことも彼だけに非があるわけではありません。
いくら公の場において不適切な発言をしてしまったとはいえ、公衆の面前で下衆呼ばわりされれば誰だって根に持つでしょうし、ましてや相手が自分より強い人間、格上の人間であればなおさらその恨みは深刻なものとなってしまいます。
ロイエンタールがラング氏に対してもう少し言葉を選べば、彼自身もあのような悲劇的な最期を迎えることはなかったでしょうし、またラング氏もおのれの個人的な憎悪に目がくらんで一官僚としての道を踏み外すことはなかったでしょう。
もしラング氏が悪党だというならば、彼を都合のよい駒として利用したオーベルシュタインや、彼の人格に致命的な傷を負わせてしまったロイエンタールもまた一定の批判を受けてしかるべきではないのでしょうか。

コメント(29)

はじめまして。よろしくお願いします。
ラングの怨恨を決定的にした、ラインハルト不在の軍幹部の会議のとき、ラングの出席を認めたオーベルシュタインが、まず非難されるべきだと思います。

会議の後のラングとの会話の中で、オーベルシュタイン自身がその点を反省していましたが、ラングが参席できる階級でない点は明らかだったわけで、その点を忘れていた上司の責任でしょう。

またロイエンタールが、あのように感情的に叱り付けることができたのは、「ラインハルトの不在に甘えて」普段からの、悪感情を叩きつけた一面がありそうです。ラングに出席と発言の権利がないにしても、ミッターマイヤー以下の軍幹部が出席している正式な会議のなかで、公然と「怒られてしまった」らラングでなくても恨みを抱くのではないでしょうか。

あの会議での、ミッターマイヤー、ビッテンフェルトら実行部隊の気持ち(ラングへの反感)は、ロイエンタールと同じだったと思います。だからと言って、正式な会議であのように口汚く、感情的な表現を使っていい筈はないし、意見する相手もオーベルシュタインであるべきだったと思います。冷静に言えばオーベルシュタインも非を認め、ラングに退席を促したはずです。

ラングの恨みにも”やむを得ない所”があると思ったので、その一点だけは弁護します。
この人、有能な官僚で、職務に忠実な人だったと思いますよ。
ロイエンタールとの確執の前までは、
秘密警察みたいな組織が、ローエングラム王朝のような体制に果たして必要かはさておいて、確執前のラングは、その中で、自分の職責をきっちりと果たしていた。
ロイエンタールとの確執後、自分の弱さに負けて、ラングが変質しちゃったんですよ。
ラングのような仕事は、公正さを一番要求されるのに、自分の感情で、それをねじ曲げ、正確な情報を伝える事が出来なくなった。
それが故に強烈なダメージを帝国が与えられたとすると、処罰もやむおえなかったかも。
本来自分のやっている事は必要悪だという事を認識してたようなので、途中で変質しなければ、それなりの地位を維持できたはずの人だと思います。
少しレンネンカンプに似ているかも知れませんね。
自分で泥沼に入ってしまったんです。
 ロイエンタールの下衆とかの発言ですが、あれを「今の日本で、実際に」口にしたとしたら、非難されるのはロイエンタールの方でしょうね。しかしゴールデンバウム朝が「地位や身分が上の人間は何をやっても許される」という社会であることはラインハルトやロイエンタールのような人間にも一定の悪影響を与えているはずで、それに原作執筆当時「パワハラ」なんて言葉はどこにもありませんでしたし(笑)。
 ラングだってその優秀さを認められてはなはだしい不正がなかったからこそ生き残れたのでしょうし、「ラインハルトやロイエンタールより家庭人としてはよほど正常」という一節もありました。そう悪く書かれてるばかりでもないと思うんですがねえ。

 それにしても、ここの書き込みを読んでるとロイエンタールが地位をかさに着て、格下の、取っ組み合いになったら百回やって百回勝てる文官を感情的に罵倒するロクデナシに見えてくるのはどういうわけなんだか(笑)。
ラングの死後、ムーミン谷への復興資金を毎月欠かさずに、寄付していたことが解った。
いくら捨て去ったものであれ、郷愁の念は忘れ得ぬものだったのであろう。
皇帝不在に甘えてという指摘がありますが、その不在に付け込み重鎮面で列席したラング氏は増長の極みではないでしょうか?

職務の上からもラング氏に出席する資格はありません。
地球教討伐決定をした会議では、帝国内に敵拠点がありラング氏は秘密警察の長として過激派の情報を知る立場にあり、故に出席を許されたのでしょう。
しかし、レンネンカンプ横死をどう扱うかの会議では、同盟に対しどのような対応取るか、すなわち、軍事行動を起こすかどうかの会議であります。
軍政家でも、財務担当者でも、まして実戦部隊指揮官でもないラング氏は居る意味がありません。

更に発言内容が「皇帝が決めた事だから」というのは、直前までの議論の流れを止めてしまう発言です。
皆、それを百も承知で、にも関わらず職責を果たせなかったレンネンカンプの行動を咎めているのです。
その後の再布告でその点を形上、ラインハルトは非を認めています。
元々、それを狙った人事ではありましたが・・・

もしあのまま好きに発言させ続ければ、ロイエンタールでなくてもビッテンフェルト当たりが殴り掛かってるでしょう。また、その後に不敬罪で処罰されていたかも知れません。
第一に出席させたオーベルシュタインが非難されるべきですが、余計な事を言ったラング氏も同様に非難されます。
逆に、ロイエンタールの罵声があればこそラング氏出席と発言はうやむやにされたのですから、むしろ感謝するべきです。
怒鳴られれば怨恨が残るのは仕方ありませんけど。
>8 >アルバトロス第三戦隊さん

初めまして。ご意見、ありがとうございます。
ロイエンタールの発言を「皇帝不在に甘えて」というのは、適当な表現ではなかったかもしれません。

戦闘時も日常生活も冷静で感情に流されることのない(ように見える)ロイエンタールが、激昂して「下衆」という言葉まで使ってしまったのが、常の彼らしくないと思ったのが、出発点です。

ラングを「下衆野郎」だとは、実行部隊の全員が思っていることでしょう。それでも、あの場で罵倒したのがロイエンタールだったことに無理にでも理由を見つけるなら(オーベルシュタインへの批判を含む行動をミッターマイヤーに先んじて行うなら)やはりカイザーの不在は必要だったと思います。

逆の状況を想定すると(カイザーが臨席していた場合)ラングの発言をカイザー自身が一喝することはあっても、ビッテンフェルトでさえ発言に配慮するように思えます。まして、ロイエンタールがあのように人を辱める意図とも取れる発言をするとは思えないのです。

ラングの非難の矛先がミッターマイヤーだったことが、ロイエンタール激昂の一番の理由でしょうが、「カイザーの不在」の状況は必須だったと思います。

トピの主旨に戻すと、ラングは「カイザーが居ないことをいいことに、あのような辱めを与えられた」と思ったのかもしれません。それが逆恨みであるにせよ、やはりお偉方の集まった会議で、まるで子供のイタズラを叱り付けるように怒鳴られては、大人としてのラングに恨み(あるいは、わだかまり)が残るのは無理もない、かと思い、一言弁護しました。

長くなりましたが、今後も意見交換よろしくお願いします。
すいません、弁護してどうしたいんですか?
どこにも「ラング一人が悪い」なんて記述ないですよねえ。
「僕ラング大好きです。ロイエンタールは許せません」という人が出てくればいいんですか?

少なくとも彼がある業種において特筆すべき能力をもっていたことは間違いない。
でも私心を挟んで身を破滅させたことも確かであり、「人気が出ない書かれ方」をしていますよね。
彼を主人公にして山崎豊子さんあたりに書いてもらったら、それはそれで面白そうだと思いますが。

まあ結局、嫌な奴という一言で片付けたいのが本心ですね。
ミッターマイヤーが批判対象であった事は大事な一因ですが、あのままラングの意見である「皇帝にも責任がある(ラング自身はその事を意識してません)」に他の提督が乗れば、皇帝批判になります。
オーベルシュタインですら(ラインハルトの人事の真意を知ってますが)レンネンカンプを擁護しヤン一党に責を問うという姿勢で居るのに、道具扱いのラングがそんな批判をして無事で済むでしょうか?
更に、その時誰かがその発言を封じなければ出席者全員が不敬罪に問われかねません。
結局、ロイエンタールでなくとも誰かがラングを黙らせなければならなかったのです。

回廊の戦いの直後、不平を漏らした士官をミッターマイヤーが平手打ちにした様に。
すいません、弁護できません。

あのAAをみたらいつも笑ってしまうので。

彼は…「ふつうのひと」だったんです。
弁護=無罪を主張、というのは本来の弁護士が何故必要か、という事からズレているんだけど…。

一方的な糾弾、弾劾、予断を持った見方ではなく、ラングの罪の5W1Hと経緯を振り返ったら、言わなくていい事を言ってしまい、その意味する事をロイエンタールが鏡となり返しました。

ラングは自らの職責で「自分が摘発される側になったらどうなるのか」を考える事が出来ず、立場と状況を冷静に判断出来なかったのでしょう。

有能な官吏だった。
だが、それ以上ではなく、新帝国での自らの役割を見誤り、ルビンスキーの掌で踊らされ堕ちていったのです。

ラング自信の虚栄心を満足させるための所業が新帝国にどのような影響を及ぼすのかの想像力がなかったのです。
ラングの世界はデスクワークの回りと家庭だけの“庶民”だったのです。

悪逆非道の人間ではなく、悪徳にも徹底できなかった。

ですから、弁護するとしたら(正しいかは別として)以下です。
「オーベルシュタインには監督責任がある、何故、ラングを"泳がせた"のか?」
かとゆーて、ここで内務尚書の監督責任を問うのもなんか妙な気はしますね(笑)。
ここまで読んで、オーベルシュタインはラングの直接の上司ではない、ということを思い出しました。

ラングは内務省の役人で、オーベルシュタインは軍務尚書だから、オーベルシュタインはラングの上司ではないですね。

そうすると、ラングの過失をオーベルシュタインにぶつけるのは筋違いですね。

あまりにもラングとオーベルシュタインが密着しているので、その点を忘れていました。お騒がせしました…。
あ、私がオーベルシュタインの監督責任って言及しているのは、ラングの罪そのものではなく、軍務の管轄にラングを敢えて関わらせてしまったことです。

何故、あの場にラングを連れてきたのか?と。
ここはどうもラングが居る必然性が感じられません。
軍務尚書の権限で連れてくるのは違うだろう、と。
※作劇の都合上、が正解でしょうけど…。
>19 ※作劇の都合上、が正解でしょうけど…。

それを言ってしまうと…、

ロイエンタールが、彼らしくなく激昂してしまった作者側の理由……という、
読者としてアンタッチャブルな考えを起こしてしまいそうです。

ラングが「親友ミッターマイヤーを卑怯な論法で論破しようとした」ことが
ロイエンタールにあの態度をとらせた、ということで良いように、今は思います。

ロイエンタールですが帝国軍の将帥の中では、一番魅力を感じています。
(トピずれ、以上にします)

どうでしょう?

ルビンスキーと共謀してニコラスを忙殺してますし、そのルビンスキーは地球教と関わりがあったのですから。
皇帝ラインハルトが襲われた事もあり、地球教関係には容赦しないはず。
それ以外にも、色々ヘスラーが調べ上げていますから。
 始めまして。結構思ってたことだったので書き込みします。
 このトピックの主張には感情の面で同意しますね。ロイエンタール元帥の罵倒は社会人としても行きすぎであり、恨みを買っても仕方がないのもの。ラングの仕掛けた反乱への策謀もあくまで元帥が自己抑制をすれば防げたものであり、なおかつ違法行為がラングにあればラングが処断されて終わりでした。
 
 ラングがロイエンタール元帥の死を知ってから死ねたのはせめてもの幸福かもしれません。社会福祉体勢が貧弱な帝国においては彼の福祉への寄付はかなりの貢献であったはず。戦乱の人でしかなかったロイエンタール元帥よりも平時の人材としては有用であったかもしれませんね。
しかし汚職の面があったのも事実で処刑は厳しいにしても法にのっとって処理されたとは言えるでしょう。
 
 ロイエンタールよりラングがまだしも好ましい、と思いますね。あくまで感情の面でですが。
正直ロイエンタールの場面は議論以前からおかしい気はしてました。

正直統帥本部長としても確執を狙った上での凶行だと思わざるえません。
その理由としては議論が始まる前に何故ラングの入出を黙って黙認したのか。
上級大将以上の列席しか出来ない場所でラングが発言するまで気付かなかったのか。
そこまで上級大将は多くはないですし、ラングとしてもオーベルシュタインの隣に座っていた筈です。
もう一つは三長官としての椅子の座り方。三長官と言えば帝国を支える身であればこそ、三長官の座る席も決まっていた筈です。
以上の点からしてもラングの出席をわざと黙認して、ラングが口に出した途端に罵声を浴びせる。それと同時にオーベルシュタインの発言権を無くす為の手だったのではないかと考えます。
元々、オーベルシュタインやロイエンタールには強い確執があった点からしても偶発的な事故とは考え難いです。

オーベルシュタインもラングを囮に発言権を封じられた事で、してやられた、と考えた気がします。
ラング自身はいずれにしてもボロは出してましたでしょうが、その会議の場では被害者ではありますね。
私は皆さんのように深い考察などは出来ないのですが、ただ一つ。

ロイエンタールは私情を挟みすぎて、罠にはめられ、死んだのだと。
(ラングへの叱責は正しかったかもしれないが、ミッターマイヤー以外にラングが意見していたならば、あれほど強い罵声を浴びせたとは思えないのです)

軍人讚美者なら、
一見哀れな道をたどりつつも、立派な戦いを終えて死んだ人間のように思われますが、
彼のあの「黙れ、下種!」という台詞を聞いたとき、
私はロイエンタールに幻滅しました。
要は彼は結局、カイザー、ミッターマイヤー、そして自分のことしか考えていなかったんだなと。
「廷臣たる自覚がなかった」
というべきなのでしょうかね?

彼は「同志」として王朝に貢献しようとしていた、
けれどそれにも私情(カイザーに対しての思い入れ)が含まれてしまい、結局のところ
「軍人として役に立ち」
「廷臣としては不十分」
だった部分を露見させてしまったのが、あのシーンのように思えます。

その点で言うと、まあカイザーの威を借りたりしてましたが、
福祉事業に貢献していたラングの方が
「ネズミだけど市民のお役に立ってます」
と言うことになるのではないのでしょうか……。
ライハルト、オーベルシュタイン、ロイエンタール、キルヒアイス。

この四名は幼少期に、貴族制度の牙により人生を変えられた。あるいはかなりの悪影響を受け、ゴールデンバーム朝とルドルフを怨んでいました。
その内のラインハルトが他の三名の助力もあり王朝を打倒しましたが、キルヒアイスを除いて他の三名は誰が主犯になってもよかったのです。まあ、オーベルシュタインは黒子役が好きですが。

従って、ロイエンタールの離反は遅かれ早かれだったのかもしれません。

そういうそもそもの火薬庫に、ラングや地球教やルビンスキーに日をほうり込まれただけなのかもしれません。
ラインハルトの施政下でたたでさえ批判されやすいポストなのに、背任罪に問われるような行為を敢えて行う向こう見ずさがラングの真骨頂なのではあるまいか

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