ゴルフクラブ屋のひとりごとコミュのﾊﾟﾀｰﾌｨｯﾃｨﾝｸﾞ・番外編

僕がゴルフに関して大変お世話になっている方のうちの1人に、ゾディアの宮地啓介さんという方がいらっしゃいます。

ネツクンさんが管理人の、コミュニティ「ZODIA｣をご覧になって頂ければ、宮地さんとはどんな人だかわかります。

彼に、月に一度だけ僕の店にｸﾗﾌﾞﾌｨｯﾃｨﾝｸﾞｲﾍﾞﾝﾄに来てもらっているのですが、そのときのﾌｨｯﾃｨﾝｸﾞぶりが凄まじい!!

お客さまに対するパターのフィッティングを、はじめて見たときは唖然としました。どんな風にフィッティングするかというと･･･

お客さまのパターをお預かりするなり、いきなり、ヘッドを床にガンガン打ちつけ始めました!　そして一言、

「これでよし。新しいものを買わんでもええよ。」

そのお客さまは、抜群に構えやすくなったパターでアドレスしてみて、大変満足されていました。

あとで、宮地さんに何をしたのか伺ったところ、「魔法をかけた。」とおっしゃっていました。　なんだかよくわからないのですが、要はフェースアングルをその人の見方に合うように直した、とのことです。

やはり、宮地さんは次元の違う世界にいる人だなぁ、と感じましたね、この瞬間は。

青木功プロのクラブを任されるほどの実績がある方なだけあって、パターのシャフトに対するこだわりも半端ではありません。

｢パターのシャフトに一番合うのは６番アイアン用のシャフト」と、宮地さんは言い切ります。　５番でも７番でもなく、６番なんです。

宮地さんのようなレベルになれば、もう直感で、そのゴルファーにどんなパターが合うか瞬時にわかってしまうのですが、僕のレベルだとそうはいきません。

ゆっくりゆっくり、やるしかないのです。

明日は土曜日。たくさんのお客さまがお店にいらっしゃいます。少しでも、お客さまのゴルフが楽しくなるよう頑張ってフィッティングしていこうと思います。