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±0 プラスマイナスゼロコミュの本日の日経夕刊に掲載されています。

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NIPPONのカタチ
人とモノしっくり。
2006/01/06
日本経済新聞 夕刊

 奇抜ではない。でも、どこかに新しさがある。工業デザイナーの深澤直人(49)が仕上げた製品は、私たちに不思議な感触をもたらす。人間とモノとの関係を分析し、新しいカタチを提案する。深澤の哲学はいたずらにカッコいいモノばかり作ろうとする今のデザインに疑問を投げかける。
  昨年、自身が立ち上げた家電・家具ブランド「±0(プラマイゼロ)」の加湿器が話題を呼んだ。ツルリとした陶器の質感と、水滴のような造形が特徴だ。昨年度のグッドデザイン金賞を受賞した。
 「独特の質感は、部屋に潤いを与えるイメージをもたらす。加湿器に典型的な形がないだけ、それらしいデザインを模索した。目指すのはみんなが『あー、そうなんだよな』と思ってくれるデザイン。今までの工業デザインは新鮮な刺激を与えるものが必要だと考えられてきた。でも、生活の中に奇抜な商品が入り込んでも、実は受け入れられないのではないか」
 「人間とモノとが意識せずに調和している関係こそ重要だ。この無意識のつながりをとらえ、造形するのが僕のデザイン。従来のマーケティングでは商品の不満を定量分析し、それを改善しようとする。でも商品そのものが気に入ってもらえているかは、その物差しではわからない」
  代表作の一つ、無印良品の壁掛け式CDプレーヤー。換気扇の羽根のように、ぶら下がったひもを引くとCDが回る。ほかにも皮をむいたジャガイモから着想したKDDIの携帯電話、ブラウン管を模した「±0」の液晶テレビ。私たちとモノとの、今まで気づかなかった関係を浮き彫りにする。
 「モノと人との普遍的な関係に気づいたのは一九九〇年代半ば。それまでは『自分のデザインはこれでいいのだろうか』と悶々(もんもん)としていた。半年ごとに手を替え品を替え、今はこれがカッコいい、と提案する毎日。評価されてはいたが行き詰まりを感じていた。無印のプレーヤーを作って吹っ切れた」
  「無印良品」を展開する良品計画のアドバイザリーボードに名を連ね、経営者と共に毎年六千点の商品を検討する。デザイナー自身も経営に関与した製品作りが必要だと主張する。
 「モノがあふれている今、生活者は製品一つひとつについて、自分にどれだけ適合しているか吟味し始めている。従来は作る側も使う側も、デザイナーはセンスのいいものを提案していればよいとの認識だった。これからは企業が何を考えているのかを理解し、それ自体も表現できなければならない」=敬称略
【図・写真】従来のイメージを覆すデザインの加湿器。常識にとらわれない発想の中に商品化のヒントがある

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写真がとっても綺麗でした。

コメント(6)

会社で読みました!
写真素敵でしたよね^^
私も会社で記事を読みました!写真もきれいでしたね。
ところで、リンクを貼るなら問題ないかと思いますが、新聞記事の完全引用は、ちょっとまずいかなと感じました。
著作権もありますので。
でも、トピ立ていただき知ることができたので…
気に障ったらすみません。
marieさん、比呂さん
写真が本当に奇麗な感じでいい記事でしたね。
比呂さん確かに著作権の問題危険ですよね。
どうしたらいいでしょうか?
問題であれば是非削除してもらいたいです。
軽卒なことして申し訳なかったです。
わお!
すばらしい内容。
きっとわたしみたいにこの記事すらしらない方もいると思うので
ちょっとリンク先がないか探してきます*

それにしても。
写真みたいです。
今日の日経夕刊をバックナンバーみたいに買えるところ
・・・ないよなあ。
ああ、見たかった。
めいさん
近所の図書館にあると思いますよ(^^)b
みなさま、ありがとうございます。
かってなことしたばかりに、、
申し訳ございません。
ご迷惑おかけしております。。

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