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左右のふしぎ大好きコミュの地名と「左」

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島根県津和野町の左鐙。
これで「さぶみ」と読む。

国道187号線の標識で発見、
すぐさま横道にそれて左鐙地区へ。
地区の鎮守は応神天皇・神功皇后
などを祀る左鐙潮山八幡宮だ。

それにしても、なぜ「左の鐙」か。
写真を撮っていたら、近くで女性の
声がする。主婦が2人、立ち話を
していた。
この機を逃しては、と地名の由来を
尋ねてみる。

「むかし、殿様が馬でここを通りかかったとき、
左の鐙を落としてしまったから」

しかし、殿様がどこの誰だか、分からない、
という。

その晩、益田市内で地域づくりのメンバーと
会合を開いた。そこでも「左鐙」について
聞いてみた。
すると異口同音に「それは平家伝説に基く」と
答える。落ち武者が鐙を落としたのだそうな。

これ以上の詮索は無用だろう。
「左鐙」が当て字の可能性もあるのだから。
ただ、言い伝えにしても気になるのは、
右ではなく左の鐙としている点。

左でなければならない理由があるはずだ、と
考えている。



コメント(5)

「左鐙」って漢字だと「ひだり」にとらわれてしまいますが
「さぶみ」としたとき「さ」ってどうなんでしょうね。
地名って仮名にすると意外なことが感じられますよね。

「山形」「酒田」「新潟」はすべて「カタ」なんですね。
東北から北陸にかけて広大な干潟地帯だからひょっとしたら
上記はすべて「潟」を表しているかもしれないという話を
聞いたことがあります。特に「酒田」はなるほどと驚いたもんです。「サカタ」の「サ」とは?これは「砂州」つまり「砂」の「サ」。
そう考えると「さぶみ」の「さ」って??
「左鐙」はおそらく当て字でしょうね。
しかも、本来の読みが「さぶみ」だったかどうか。

たとえば、「さび」と呼ぶ地区があったとします。
が、どうも語感が悪いと感じて、たまたま鐙伝説が
あったので、それにあわせて地名を変えたとか。

もし、「さび」や「そぶ」なら、タタラ製鉄との
関連が出てきます。

地名コミュを立ち上げますか?
音「さ」は「神の」という意味だと聞いたような。
「さけ」「さくら」「さち」・・・
>地名コミュを立ち上げますか?
いいですね〜!
地名の解釈について私は、歴史学などほとんど不勉強で
民映研の姫田さんからの影響が大きいです。
姫田さんからよく言われたのは、
【「地名」はまず仮名でよみ、その土地の立地条件、自然条件から考えろ】
ということでした。
そしてその論拠とすべきは、基本的には土地の人の言葉。
少なくとも漢字渡来以前からあると思われる地名はこの見方、けっこう妥当かもですね。

>「さけ」「さくら」「さち」・・・
「さくら」で思い出しましたが、猪の生首を捧げて神楽(カグラ)を舞うことで有名な宮崎県鏡見では山の中にある猪のヌタ場(身体の洗い場)のことを「カクラ」と言うそうです。カグラとカクラ、宮本常一先生もなにか接点を感じられていたそうです。
地名を調べるときは、まず鏡味完二・明克父子の著書
「地名の語源」を見ています。
「カクラ」の項に「小集落・狩場」とあります。
いずれも中九州方言だそうです。
ヌタ場のカクラはこれですね。
カクラは、ある範囲を表す表現だったのかもしれません。
「シマ」や「マチ」もそうですが。

なお、「カグラ」には「断崖」の説明があります。

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