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自宅にスタジオ作っちゃいましたコミュの建築記(まんぼうスタジオ)第3またまた長文

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96年8月20日 前の家の解体開始

 設計図の完成後、工事会社と契約。工事会社の「松沢建築」

は三澤さんからの紹介で知った。腕のよさで、よこはま住宅倶

楽部の建築家間でも、評判の高い施工会社だ。工事費は着工

時、中間、引き渡し時の3回の分割払いにすることにした。ま

ず前の家の解体をスタート。工事中は、以前、近所で家を建て

替えた人からの口コミで知った、仮住まい専用となりつつある

一軒家に母屋(解体した家)に住んでいた宏文さんの両親と曾

祖母は引っ越した。現場から徒歩3分と近いところだったので

助かった。


96年9月8日 地鎮祭
 
 着工前に安全を祈願するために行うのが地鎮祭。普通は吉日

を選んで、午前中30分ほどで行う。神式の場合は敷地の中央に

祭壇を設けて御供物と斎砂を盛り、四隅に斎竹を立て、しめ縄

を張って地の神を迎える。そして神主のお祓いや祝詞奉上、鍬

入れや玉串奉○を行う。ちなみに山本さんのお宅では、大工さ

んが縄と竹を用意し、神主さんは山本さんが地元の方に依頼し

た。御供物は、米、塩、酒、5種類の野菜、5種類の果物、昆

布、魚、するめ、お榊。また神酒用に湯飲みを人数分用意し

た。その後、近所へあいさつまわり。隣接する家だけでなく、

工事の埃が飛んでいきそうな家や、工事中、車を停めることに

なりそうな家には、化粧占鹸の箱詰めを配った。(石鹸は「こ

れでどうぞ汚れを落としてください」という意味で、配られる

ことが多い)
 
 この土地は、海に近い砂州。雨が降ると水がひきにくい地盤

であることがわかり、基礎

工事は、かなり念入りに行われた。



96年川月23日 上棟式
 
 上棟式は棟上げを祝い、工事に携わる職人をねぎらう祭事。

老舗「飯鉢」から松花堂弁当を取り寄せ、ほかに寿司、オード

ブル、おつまみを用意して、大工さんたちに食事してもらっ

た。その後、近所(地鎮祭のとき石鹸を配った家)にお酒とお

赤飯を配る。御祝儀は大工さんの指示に従った。「上棟式のと

きに初めて、大工さんたちといろいろ話せて、大工さんどうし

の人間関係(親子など)がわかったりして、よかった。家を建

てるのは結局、人。だから、気持ちよくやってもらったほうが

いい。こちらが誠意を尽くせば、向こうも誠意を尽くしてくれ

る」と山本さん。
 
 工事中、大工さんに出す茶菓子も悩むところだが、山本さん

夫妻は、三澤さんから大工さんに聞いてもらった。気遣い無用

とのことだったが、ご両親は、秘かにお茶代を渡していたよう

だ。観察の結果、大工さんたちは、お菓子をあまり食べない

方々だったので、奥様が無理のない範囲で、時折、コーヒーを

ポットごと出し、自由に飲んでもらった。竣工が近くなると、

外壁の色や、内装の漆くいの塗り方を、三澤さんや山本さんも

立ち会って、現場で実際に塗りながら決めた。

コメント(2)

話はつながらないかもしれないですが
オーダーメイドの家ということは
やはり、人と人が相対して
どうするかをきめる過程こそ大事と
思うのです

それは、大手のハウスメーカーの用意する
マニュアルにそったものでなく
あくまでもオリジナルでありたいなと
思うのです
何だか、懐かしいな〜。
本当に設計中の1年間は、楽しかった〜。
基本設計ができるまでの半年と少しの間(だったと思う)
毎月1回、三澤さんがうちに来てくれて、
あ〜でもない、こ〜でもないと
夢を語り合ったものだ。
家ができた時には、皆さんへの感謝を込めて歌も創ったのですよ。「夢がかなう時」だったかな?

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