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集まれ!日本一コミュの4階建ての擬洋風木造建築

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擬洋風建築……
洋風に擬えて日本の大工がこしらえた建物である。

山口県上関町室津。
瀬戸内海にのぞむ小さな港町だ。
その家並みのなかで、異彩を放つ建物がある。

「四階楼」。文字どおりの4階建て、木造漆喰塗りだ。
明治12(1879)年、廻船問屋が住宅兼店舗、
客の宿泊用として建てた。
要した費用は当時の金で3千円、いまの金額に
換算して約1億円。

見ものは内装の鏝絵だ。
3階の壁は唐獅子牡丹の取り合わせ。
4階の天井には大きな花弁のなかで
鳳凰が舞う。

瑞鳥の下は18畳ひと間。
その四方の窓には赤・青・緑・黄の
ステンドグラスを使っている。
なんでもフランス製だとか。

訪れたとき、折から差し込む光が
畳に色模様を描いていた。
ガイドは「午後4時半ごろには、
部屋の奥まで鮮やかに染め上げる
のです」と話す。

天下泰平の象徴、鳳凰。
百獣の王、獅子。
花の王、牡丹。
吉祥のシンボルに囲まれて
主はどんな思いで目の前の
海峡を眺めていたのだろう。

擬洋風木造の4階建ては
全国で四階楼しか確認されて
いない。
昨年12月、この建物は
国重文に指定された。








コメント(4)

(四階楼ギャラリーへようこそ)

<追記>
四階楼の1階には菊水文様の鏝絵があります。
そのほか、随所に細工を見ることができます。
写真でご紹介します。

左・菊水
中・2階の窓(折り畳みは当時としては画期的?)
右・廻り階段(らせん状に2階から3階へ、
       3階から4階へ)
はじめまして。外装、内装ともとても新しい感じがする建物ですね。(リニューアルされたのでしょうか?)ステンドグラスのお部屋の天井が低いようですが、実際はいかがですか?明治12年で木造4階建てとは素晴らしいですね。いつか実際に見てみたいと思います。
ありさんへ
 ご感想、ありがとうございます。
 大正14年から平成3年まで、旅館として利用されて
 きました。
 平成10年から2年かけて保存修復工事をしています。
 4階の鳳凰は元来、金色だったのすが、そのとき茶色に
 されたようです(写真)。
 天井は手を伸ばせば届きます。
 ことに1階、2階などは頭のすぐ上に天井があります。
 2階の天井は一風変わっていて和紙を張っています。

 室津は柳井からバスで50分程度です。
 上関名物は魚のすり身を揚げたてんぷらや甘露しょうゆ、 
 これからはフク料理です。

 家を囲む練塀で有名な祝島は室津から船で40分です。
 

 
 
そうそう書き忘れていました。
四階楼で案内の女性が塩茶を振舞って
くださった。

なんでも、ホンダワラを使って作った
藻塩の茶だそうで、湯のみのなかに
その海藻が入れてある。
ほのかに潮の香が漂う。

1年前から地元の主婦たちが
取り組んでいる。
商品化はしていない。
試供品の第1号を頂戴した。

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